原作開始まで時が進んだ。ネジは一足先にアカデミー卒業し、ナルト達は卒業試験が始まる年、俺は密かに、師匠に会っていた。俺も身体が成長しきったハズなので、影分身用のチャクラ魂を入れ直す為だ。
「それにしても、興味深い術だね」
カブトさんが口を開く。カブトさんや師匠の部下とは良好関係だ。主に影分身がだけど。
「じゃあ、やりますね」
俺は影分身を解く、瞬間俺は意識を失なった。
俺は一室のベッドに寝かされていた。知らない天井だな。…いや知ってるのか?(影分身の記憶)
「気がついたのね。心配したわ」
俺の頭を撫でながら、ママじゃなくて師匠がベッドの横に座っていた。近くにはカブトさんが何とも言えない表情で俺らを見ていた。師匠と戯れると、周りが嫉妬するんですね?分かります。
師匠は何故倒れたか聞いて来た。まぁ、予想はついてるだろうが、本来影分身を俺みたい何年も保ったりしないし、出来ない。衝撃を与えれば消えてしまうからだ。用が終われば術を解くしね。
要は、数年分に及ぶ影分身の情報が一気に流れ込んで頭がパーンくしたのだ。俺はその事を師匠に話す。
「何事にも弊害はあるもの…ねえ。その分リターンは大きいのでしょうけど。調べた限りでは頭に異常はないわ。…体調はどう?影分身は使えるかしら?あの二体をいつまでも放置するわけにはいかないわ」
師匠が指差す方には、俺の影分身用肉体がベッドに寝かされていた。身体的には楽になったかな?チャクラも寝ていたので回復している。(龍玉流の修行により体力オバケと化している)
俺が影分身の印を結ぶ。二体分の肉体が動き出す。やっと本格的に動けるね
「「「ありがとうございました、大蛇丸さん」」」
三人分の感謝が響く、今日はゆっくりしていけるの?とデレている。変われば変わるもんだな。やっぱり、理解者がほしかったんだな。
俺は師匠の所で一泊してから木ノ葉に戻った。まぁ、任務で外出中だったので、心配ご無用!(他国へ一般人の手紙を届ける任務。作者捏造)
一介の下忍ゆえ、帰還が遅れたで候うとでも言うさ。
数年分の経験を得た俺は一気にレベルが上がった。やったね。ナルトのとんでもない修行には負けるけどね。
影分身二体にはそれぞれ違う修行をしてもらった。一体はカブトさんの元で医療忍術を、もう一体は師匠から、剣術を習っている。つまり今の俺は体術と剣術と医療忍術が、一気にあがった事になる。
しかし頭がパンクするのは問題だ。これからの事を考えると、どこかで分身が殺された場合本体は、一気に情報が流れて気絶するんだから。
剣術の分身に各地を廻ってもらい、仲間を集めてもらう。霧隠れの彼とかね。
医療忍術の分身はこのまま、師匠の元でサポートに徹してもらう。カブトさんの助手ポジですね。
ちなみに、悲惨な過去をもつカブトさんの人生は原作よりはマイルドになっている。諸悪の根元ダンゾウによって孤児院のマザー、薬師ノノウは死んでしまった。がノノウさんがカブトさんを忘れるなんて事は無かったし、それにつけ込んで大蛇丸師匠が都合の良い駒にすることもなかった。
大蛇丸師匠が裏で動いた用で、密かにノノウさんに本物のカブトさんの写真を渡していたらしい。カブトさんがノノウさんと同士討ちする事はなかったようだが、戦乱のどさくさに紛れ、致命傷を受けてしまった。ノノウさんの最後の言葉はカブトさんへの感謝とダンゾウへの警戒だった。その後師匠が引き取ったみたい。(恐らくダンゾウの手の者が殺害したと思われる)
師匠丸くなりすぎでは?ダンゾウへのヘイトがうなぎ登りだ。ざまぁ!
経験は得たが、医療忍術はともかく剣術は人前で、おおっぴらに出来ない。やるにしても、修行してるところを見せないと。…気にしすぎかしら?
まぁ、これでまた一段強くなったわけだから前向きにいこう。俺はこれから、木ノ葉内の問題解決にまい進するのだ。
弟達の修行を見なくちゃならないし、家族の温もりもあたえたい。(サスケもナルトも、弟認定)