日向ヒカゲ忍法帖   作:鍋川太一

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日向流体術

 自分の戦闘スタイルを決めていく。実はいくつか案がある。柔拳と剛拳の融合だ。この世界は柔と剛が独立しすぎている。日向は剛拳を使わないし、ガイ先生やリーは日向一族じゃないから柔拳は適正がないと思っている。

 

 俺の考えは違う。日向が剛拳を使わないのは日向としてのプライドと白眼という血継限界があるので単に使う必要がないからだ。ガイ先生達が柔拳使わないのは、日向の血継限界だから、はなから使えないと思いこんでいるからだ。

 

 確かに経絡系を見切ってチャクラを流しこむのは無理でも八卦空掌や回天ならば全身のチャクラ穴からチャクラが放出出来れば可能なハズだ。(簡単に出来るとは言ってない)

 

 だから俺は二つをのいいところ取りをし、俺なりのオリジナルを作り出す。そもそも体術にこの二つしかないのがおかしい。日向以外の体術が剛拳なわけではないと思っている。要は剛拳の代表が木の葉流体術なだと思う。

 

 次に注目するのは、形態変化と性質変化だ。原作を見るに日向一族が五行遁を使っている記憶がない。柔拳があるから使う必要がないのか、そもそも使えないのかわからないが恐らく前者だろう。

 

 つまり血継限界があるとはいえ、形態変化だけでも木の葉にて最強(笑)までにはなれるということだ。まぁ日向の柔拳が陰陽遁のどちらかだったらお手上げだが修行の感じからしてそんなことはないと思う。

 

俺が注目したのは医療忍術のチャクラメスだ。これは精密なチャクラ操作による形態変化だ。これを自分の体術に落とし込む。そうすれば八卦空爪なんてのも出来るかもしれない。そのためには精密繊細な医療忍者なみのチャクラコントロールが必要だけど。

 

チャクラコントロールの修行をみっちりやらないとな。目標は全身のチャクラ穴からメスが出せることだ。

だから俺は性質変化を捨てる。形態変化に重点置く。

 

 日向流のチャクラコントロールがあれば簡単な医療忍術くらいは使えるようになるかもしれない。それも目標だ。

 

 

  

 翌年ナルトが生まれた。九尾事件はほぼ原作道理に起こった。少し違うのは大蛇丸が事件解決に尽力したことだ。これは俺のせいと言うか、お陰なのか?ナルトが生まれる半年前に俺は大蛇丸とファーストコンタクトしたのだ。

 

「アラ、あなたが日向の出来損ないね?」

 

「そうですけど?ずいぶんはっきりとおっしゃいますね、大蛇丸さん」

 

 何で俺に話しかけて来るんだ?才能大好きな大蛇丸が、事実出来損ないの俺に。俺は全く気にしていないけど。俺が困惑していると笑ながら語り出す。

 

「噂の日向が始まって以来のあなたを見ておこうとおもってね」

 

「そうですか。感想はどうですか?」

 

「あなた全然気にしていないのね。普通名門に生まれて出来損ないと言われれば 落ち込むものだと思うのだけど?」

 

「事実なので。落ち込んだところで白眼は使えなですから」

 

ぶっちゃけ俺は全く落ち込んではいない。血継限界は確かに便利で強いんだろうが、歴代火影全員が血継限界な訳でもないんだ。比較対象がおかしいかもしれないが。

 

 

個人的には、大蛇丸と話してみたかったしな。まぁ恐ろしい対象であるのは間違いないですけど。

 

「まあいいわ。ワタシが興味あるのはその額の「場所を変えましょう」…そうねついて来なさい」

 

 

 大蛇丸に案内されたのは、彼の表向きの研究室だろう。さまざまな薬品の臭いが鼻を突く。

 

「ここなら余計気を使わなくてすむわね」

 

「ありがとうございます。早速ですがよく気付きましたね?うちの年寄り連中は気付いていないのに…」

 

俺の額といえば日向の呪印だ。俺は修行のかたわら日向の蔵書と木の葉の図書館を駆使して、呪印について学んだ。もっとも呪印なんてものがそのまま本や教材になっているわけがないので、かなり苦労したのだが、こちらの才能はあったようで、些細な記述からら呪印について読み取ることができた。日向の禁書庫に何度も忍び込んだりした。そんなことが可能なのかと思うかもしれないが、ナルトが火影邸から影分身の巻き物を持ち出せたことから、結構防犯はザルなんだ。そもそも火影邸や日向がの禁書庫に忍び込む奴がいると思ってないんだ。そりゃナルトが影分身の巻き物なんて禁術書を持ち出せるわけだ。ここに火影や日向の驕りが見える。

 

 

「気付くわよ。ワタシもそれを研究しているもの」  

 

 かなりあっさり、言ったな?まぁ、俺のやってることが事だけに俺が誰かにしゃべる可能性がないと見たんだろう。

 

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