ミズキのボルテージが上がっていく。ナルトはイルカ先生の言葉に、照れて頭を掻いている。
「…俺がバケ狐とかどうでも良いんだってばよ。俺の事を誰も認めない?イルカ先生、ヒカゲ兄ちゃん、ネジにサスケ、四人も俺を認めてくれてるってばよ。だから、俺は木ノ葉のうずまきナルトだ!」
うんうん、良いねえ。ナルトも成長してるなあ。
「糞がーっ!」
クナイ片手にミズキが突っ込んでくる。怒りで我を忘れてる。静めなきゃ!
俺はミズキのクナイを掻い潜り、腹に拳を当てる。
「虎砲!!」
ミズキの腹が陥没する。声も出せず崩れ落ちる。ミズキさん…中忍ですよね?弱すぎない?教師だから、強さいらないとか?…いやいや、イルカ先生は強いし、どう言うことなん?(お前が強いだけ)
後は三代目の部下に引き渡せばまるっと解決!俺はミズキをふん縛って転がす、慈悲はない。
イルカ先生はナルトに立派になったなあって感動してる。
「ナルト、再試験頑張ろうな!」
照れていたナルトは、えっ?と一瞬止まってorzになっていた。まぁ、原作と違って分身覚えてないしな。イルカ先生は公正で、公平な人だからな。仕方ないね。
後日のアカデミー卒業再試験で、ナルトは見事合格した。付きっきりで影分身を教えた。やっぱ、すげえよナルトは。俺影分身修得に数年かかってるんよ?(原作でも、その日の内に修得している)
ナルトが、忍の登録写真を取りに行き、三代目に提出して、(写真は普通に取りました)木ノ葉丸とのファーストコンタクトをとった夜。ナルトが皆に話を聞いてほしいと、言ってきた。九尾の件かな?隠し事とか得意じゃないからね。でも、おおっぴらに話すわけにもいかないな。よし!
俺はお茶でも入れるよと、口では言いながら口の前に指を立てシーッの合図を出し奥の部屋を指差す。
「ナルト、落ち着いて話せるように、奥の部屋に行こう」
ネジが、察してくれた。俺は、茶を用意しながら、奥部屋に入る。
「もう、話して良いぞ。ネジさっきはありがとう」
ネジが得意気な顔をする。この奥の部屋には、四方、上下と俺特製の札が隠し貼ってある。結界のためだ。家は監視されてるからね。この部屋での俺らの会話は、盗み聞くもの達に他愛ない日常会話に変換されて聞こえるる。盗聴防止ね。聞こえないと逆に怪しいからね。作るのに苦労したよ、呪印調べといて良かったよ。部屋に施す呪印だな。札を剥がせば元の部屋になる。
そう言う部屋だと説明すると、三人の尊敬の眼差しが眩しい。皆に茶を配りナルトに話をうながす。
ナルトは自分が里を襲った九尾の狐だと明かした。
ネジがだからかと、納得していた。何でもナルトが普段のチャクラとは別のチャクラを纏っていることがあったと言う。白眼って便利だよな。サスケは写輪眼まだだし。
「……ヒカゲ兄ちゃんは、俺がバケ狐だって知ってたのか?」
ナルトが聞いてくる。まぁ、ミズキの暴露に驚いていなかったし、ナルトに良く瞑想を進めてたしな。九尾に会いに行けたら儲けもんだからな。四代目の子供と知っているのは、ご愛敬ね。(イタチ経由)
「うーん。知っていた訳じゃないけど、もしかたら、そうかな?ぐらいだよ。九尾事件の日とナルトの誕生日が一緒だからね。本当は早くに、ナルトを引き取れば良かったと思っているよ。ごめんなナルト」
俺はナルトに頭を下げた。やめてくれってばよ!と、すごく感謝してると言ってくれた。ありがとう。
「二人はナルトになんか聞くことあるか?」
ネジは特にないと、ナルトはナルトだ。兄さんの弟で、オレの弟だと、断言した。キャーネジカッコいいぞ!
「…本当にナルトは九尾なのか?…いや、疑ってる訳じゃない。ナルトは良い奴だし、九尾に思えない」
サスケは本質をついている。ナルトの中に封印されてるだけで、九尾と=ではない。
「ナルトがと言うより、ナルトの中に封印されてる見たいだ。バカが言ってたし、三代目も認めたからな」
それと、九尾をバケ狐と呼んではいけないと思う。ナルトは頭に?を浮かべて、何でと言う。
「考えても見ろ、知らない間に檻に入れられる様なもんだぞ生き物の封印は、誰だって嫌だろ?九尾だって勝手に封印されてるから、暴れるのかもしれないだろ?」
弟達以外には言えない考え方だけどね。(死人が出てるし)斬新な考え方だ。ネジが唸る。本当に外で言わないでくれよとサスケ。仲良くできんのかなあ?とナルト。仲良くなれるよ。確信。
原作が偉大な分絡ませるのが難しい