その日の夕食は、ナルトとサスケの愚痴大会だった。散々待った挙げ句、第一印象は嫌いときたもんだ。カカシ先生ぇ、過去に辛いことがあったのは理解するけどさあ。そんなの皆あるんだよ。せめて遅刻はしないでね。
ナルトとサスケは同じ班になった。残りの一人も原作通りの春野サクラ。ちなみに、ナルトとサスケは悲しいキスはしていない。無意味に張り合ってないからね。
でも、サクラはサスケLOVEで、ナルトはお気に召さないらしい。まぁ、この頃のサクラは一般家庭出身で忍としての心構えが足りない。
二人が一緒に暮らしてると知って、ナルトに詰め寄ったんだと。そこに、山中いのが加わりもう滅茶苦茶。
すごい疲れた顔してるな二人とも。おかずを増やしてあげよう。
翌朝にぎり飯を三人分持たせて、ナルトとサスケを見送った。最初は本当に持って行って良いのかと遠慮していたが、腹が減っては戦はできん!食える時に食え!(あの先生の言う集合時間を信じてはいけない)
ナルト達を見送ってから、ネジと組手をしていると、
リーくんがやって来た。おっ、よく知ってるあの姿だ。んっ?ガイ先生と、テンテンもやって来てる?どうしても、おれを紹介したかった?ネジが呆れてるぞ。嬉しいけど。
「久しぶりだなヒカゲ!」
ガイ先生がナイスガイポーズで挨拶してくれた。
「お久しぶりです。ガイさん」
「お二人は知り合いだったのですか?」
任務の時に、担当上忍だった縁だよ。俺はスリーマンセルから除外されてたから、手の空いてる上忍とツーマンセルばっかだったのよね。(アカデミーが日向の長老達に気を使った結果。別の意味で問題)日向の家を出た弊害だな。今じゃ一人で任務に行かされる。下忍だから、大したものじゃないけど。バイトだな。
「ガイさんがネジ達の担当上忍なんですね?…ネジ何で言ってくれないのよ。暑苦しいから?否定はしないけど…えっ、俺が暑苦しくなったら嫌だ?ならねえよ! ガイ先生は尊敬してるけどさ。まぁ、良いや。リーくんそちらの女性も紹介してくれるかい」
リーくんがテンテンを紹介してくれた。テンテンには丁寧に挨拶された。さすがガイ班の常識担当。
「ヒカゲ。お前の重量装備を見せて貰ったが、中々興味深い。俺用も作ってくれ!」
構わないんだけど、ガイ先生の場合は今ある材料では、先生の修行になるような、重い装備は作れないのだ。ガイ先生は龍玉的に言えば、界王拳(八門遁甲)が使用可能な野菜人クラスなのだ。
俺はその事をガイ先生に伝える。すごく残念ですよね。でも、八門は別として、ほぼ独学と努力で野菜人編時の10倍重力克服した、主人公並みなんだから、すげーんだ。(ヒカゲ比較)
菜っ葉には余裕で圧勝できる。しかも、今よりも強くなるんだよね、この人は。カカシ先生をライバルと呼んでるけど、正直俺はカカシ先生ではガイ先生の足元にも及ばないのでは?と疑問視する。(今のカカシは修行をサボり腑抜けている為)
「…ちょっと、ガイ先生!リー。本題はそれじゃないでしょ」
テンテンが声を上げる。?どういう事。ふーん何々、テンテンにアドバイスを貰いにきた?何で俺に?
俺が困惑してると、ネジが、
「兄さんは、発想がとにかく奇抜で読めないからな」
えっ、俺ってそんなに奇抜かな?ネジもリーも、揃って奇抜ですと、即答。ちゃ、ちゃうねん。前世の漫画とかの影響なんよ!(それが奇抜なのである)
まぁ、良いや、相談には乗るよ。で、君は何が得意なのかなテンテンさん?
「呼び捨てで良いですよ。武器の口寄せなんですけど、これと言って決め手がなくて…」
確かに。ガイ班だから、他の班に比べれば体術は強いだろうが、比較がネジとリーだもんな。砂の姉さんにも完封されちゃうしね。
「簡単なのは口寄せで、岩とか大量の水とかの質量攻撃だけど…これは当人が強くなるわけではないからね。保険としては良いけど、通じない相手も出てくるだろうし…テンテンの強みか……武器を口寄せするんだよね?なら、武器の扱いには慣れてるんだよね?」
下忍の中ではですけど、と俯く。
あれでも、教えてみますかね。