日向ヒカゲ忍法帖   作:鍋川太一

24 / 25
 長々説明する意味はあっただろうか?


やれば、出来る!

 俺はちょっと待っててねと、断ってから一本の棒を持ってくる。

 

「これをお勧めするよ。棒術ね」

 

 俺の提案が意外だったのか、皆驚いていた。まぁ、言うてただの棒やからね。

 

「棒術ですか?出来ますけど、もっと威力のある武器が他にあるんじゃ…」

 

 思惑通り!まぁ、そうだよね。でも、今からやる技をよく見ててね。俺は敷地内の、まあまあ太い木の前に棒を持って構える。

 

「捻糸棍!!」

 

 とてつもない威力の突きが木を倒す。知る人ぞ知る技さ!今も珍味はやってるのかな?

 

「…凄い…ただの棒で…この威力」

 

「さすがヒカゲさんです。テンテン良かったですね!」

 

 待て待て、勧めはするけど、体得出来るかは未知数なんだぞ。

 

 ガイ先生は感動したぞと涙を流している。たぶん先生も出来るよ。アナタは努力でやり遂げる。

 

「さっき、テンテンが言ってた通りただの棒さ。それは相手も同じ。ただの棒で何が出来る、と思うハズさ。特に体術を軽視する奴らほどね」

 

 テンテンは何度も倒れた木を確認していた。

 

「でも、棒なのに捻糸・棍なんですね?何か違いがあるのでしょうか?」

 

 それはなリーよと、ガイ先生の解説が入る、助かります。

 

「棒と棍は本来別物なんだ。良い機会だ。詳しく説明しよう。棒状の武器を使うものには、ざっくり三種類ある。棍、棒、杖の三つだ」

 

 さすがガイ先生だ詳しいな。

 

「言葉は分かりますが、違いがあるように思えないんですが?」

 

 まあそうだろうな。明確にこう違うって事もないのでね。前の世界じゃ流派によってもちがうしな。

 

「簡単に言えば、杖は身長よりも、短いもので、棒は身長と同じかそれよりも長いものだ。棍はだいたい棒と一緒だが、しなりをより、持たせるために太さがきんいつではないんだ」

 

 そうなんだよね。もっと詳しく言えば、棍は中央の持ち手が太いものが多い傾向。棒より長いのを棍と呼ぶ場合もある。まぁ、発祥の国が違うから、呼び方が違うだけな気もするけどね。かの国で棍が出来て、それが伝来して棒術になった方が正しい歴史なのかな?

 

 まぁ、だからあの、漫画では棍だったけど棒でも出来る。この世界もわりと何でもありだしね。

 

 俺は、丁寧にテンテンへ捻糸棍を教える。握力と手首の強化に、足腰の強さ、これを持って、強力な回転を棒(棍)に与えるのだ。

 

 テンテンはこれからもチョクチョク習いに来ると、言って頑張っている。

 

「棒の長さとか、太さは、試行錯誤してね」

 

 自分に合う道具を使わないとね。

 

 彼女のイメージには何か棒術ってのがあっただけで、薦めた理由は特にないんだけどね。そう言えば、三代目も棒術?だっけ。…あれは猿だから、猿術?金剛如意だから、如意棒ではあるか。

 

 まぁ、この技は強力だけど、当たらなければ、どうという事はない。訳でして、どんな技も当てなきゃ意味がないんだ。その事もしっかり伝えておく。

 

 何か忍術至上主義みたいなのがあるけど、基本の体術がないと当てれないんだよね。

 

 だいぶガイ班を強化してるけどさ、リーくんとテンテンが砂の姉弟に勝てるかは未知数だ。

 

 あぁ、リーくんには、虎砲は教えてるよ!相性良いと思ってたし。

 

 他作品の技の再現は良好なんだよね。気とかオーラとか、霊圧、霊気、闘気がNARUTOの世界ではチャクラな訳でして、そこまで違いがないように思う。

 

 やろうと思えば亀亀波も撃てる。相性の良し悪しは、あると思います!

 

「まぁ、俺は体術を教えるだけで、忍術はからっきしだけどね。使えてもアカデミーレベルだし」

 

「ボクからしたら、それでも羨ましい話です」

 

 あぁ、リーくんに悪いことを言ってしまった。お詫びにヒントを、

 

「…ごめんね、そういうつもりで言ったんじゃないんだ。それに、リーくんも忍術使えると思うよ」

 

 えっ、とリーくんが目を見開く。俺はチャクラメスを、作って見せる。

 

「ほら、印も結んでないし火とかの属性もないけど、これは立派な忍術、医療忍術ね。リーくんは忍術と幻術が出来ないだけで、チャクラは練れるよね?なら体外にチャクラを放出することも出来るハズだよ。つまり形態変化系の印を必要としない忍術なら、使える可能性があるわけさ」

 

 そうなんだ。八門を開いたリーくんやガイ先生はチャクラが体外に溢れてる。緑とか青とかのオーラみたいなのはチャクラじゃないみたいだけど、チャクラ自体も溢れてはいる。チャクラが練れないなら、木登りも水面歩行も出来ないからね。

 

 まぁ、リーくんが形態変化系の忍術に手を出すかは分からないけどね。

 




 色々説明しましたが、間違っているかも知れないので、この作品ではそうなんだ、くらいに考えて頂けるとありがたく思います
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。