ガトーの事務所を遠巻きに監視する。こういう時、白眼ないのは不便よなあ。
桃ちゃん達に気付かれる可能性があるので、これ以上近寄れない。二人とも優秀な忍だからね。それとも、もう接触するか?うーん、難しいな。
ガトーに雇ってもらうのも最初は考えたけど、俺が嫌なんだよね。ガトー好かんねん。これ大事!
再不斬さん達がナルト達とファーストコンタクト。
カカシ先生の、初写輪眼ですね。今回は出来るだけ見守る。いざと言うときは、介入するけどね。
概ね原作通りか、違うとすれば、ナルトの手に包帯がない。ビビらずに動けたようだな。流石に再不斬さんとカカシ先生の早さにはついて行けてないけど。タズナさんを良く守っている。
「水牢の術」
カカシ先生捕まってやんの。おっナルトが水分身からの攻撃を避けた。額当て取られてないな。サスケがフォローに入る。強くなってるな。兄は嬉しいですよ。
そこからは、影分身からの陽動、風魔手裏剣、影風車、…カカシ先生を解放。ナルトとサスケの連携が良いと、スムーズよな。サクラはうーん。これからに期待。
後は原作そのまま、白の登場、カカシ先生倒れる、まで同じだ。…しかし、漫画でぼんやり覚えてるとはいえ、こうして間近で実戦見ると違うね。良くビビらずに戦えたな。サクラは置いといて。(主人公は転生の影響か、恐怖に対して、鈍い。チートと言えばチートかな?)
これで、両陣営しばらく動けないな。この間どうすべえ?三人の修行を見守るか?うーん悩みどころ。
結局俺は、再不斬さんのアジトを訪ねる。ガトーには見つからないようにね。
再不斬がベッドで横になっている。白が甲斐甲斐しく世話をしている。夫婦みたいやな。
「再不斬さん?」
「…隠れてないで、出てきな」
気付かれたか、まぁ、こんなに近づいて隠れてたら、気付かれるか。そんな心の内は隠して、
「フム、気付かれたか…」
俺が部屋の影から現れる。白が千本を投げつける。
おっと、危ない。全てかわす。
「何者だ。テメェは、暗殺って訳でもねェみたいだが」
俺を睨み付ける。再不斬さん。
「せっかちな、娘だ」
口調は変えないとね。顔も隠している。分身だから変化でもしない限り、本体と同じ顔なんでね。服装は正装で来たよ。侍風ね。浮浪者の格好じゃ印象悪いからね。
?白からのツッコミが来ないな?ボクは男ですよが来ない。アレー?…まさか、転生でよくある展開ですか。
いや、問題ないけど…
「優秀な忍を誘いにきた。あのような小者ではなく、俺と来ないか」
「ほーう、オレを誘うとは見る目はあるようだな。白の攻撃を躱したところから、それなりの実力もありやがる」
褒められためっちゃ嬉しい。
「だが、駄目だ。あんな奴の依頼でも途中で降りるなんて事はしねェ」
プロだねえ。だからこそ誘う甲斐がある。
「フム、一理ある。では、今の任務が終わったら考えてくれるのか? 考えてやっても良い?、それは、重畳。では、また後ほどにな」
音もなく立ち去る。まぁ、種は撒いたし、介入する気まんまんソングですけどね。
次はナルト達の方ね。会いはしないけどね。あっ、ちなみに木登りは教えてない。体術の基礎ばっかり教えてた。最後に体力が多い方が勝つ!の精神。(脳筋)どうも、担当上忍が教える事になってるみたいだし。
どれどれ?ほーん、みんな順調そうに木登りしてはる。ナルトも集中しとるね。瞑想進めた効果があったかな。
ん?あれ、イナリくんが昼飯もって応援に来ましたよ奥さん。もう心を救ったの?さすが、原作一の人たらし!ナルトの頑張りに周りは共感してくんですよ。しかも、今のナルトは言葉で伝えることも出来る子だ。(勉強やみんなとの会話で語彙力が上がっている)
しかも、イナリくんナルトだけじゃなく、サスケにも懐いてらっしゃる。君本当に復讐者なの?…いや闇落ちよりは断然良いのだけれど。
サクラは、うーん原作よりは強いくらいかな?ナルト達には、追い付いてないな。俺は請われれば教えるのも吝かではないけど、お願いされてないからな…自分から強くなる気がないとね。