「お帰りなさい。ヒカゲくん」
ため息をつきながら、師匠は挨拶を返した。
確かにヒカゲだけど、紛らわしいじゃないですかね。まぁ、俺は困ってないけどね。音隠れの皆は、俺達影分身の事知ってるし。外で名前を呼ばなきゃかまわない。
「……っ、伝説の三忍?この人が……」
師匠が初めましてと、二人に挨拶する。初対面だと師匠の笑顔は怖いかもね。
また、ずいぶんな大物連れてきたわね。再不斬さんって有名人ですなあ。まぁ、忍刀七人衆だからね。
「部屋は個室が良いかしら?それとも相部屋?」
そりゃ相部屋で!アナタは少し黙りなさい。うえーん怒られたよ。よしよしと、カブトさんが頭を撫でる。
「テメェが勝手に決めるな!白も照れてるんじゃねぇ!……で本当にオレらを受け入れるのか?…裏切るとは思わねぇのか?」
「もちろんよ。そもそもここは、アナタ達みたいな行き場を失った者の為に興した里だもの。アナタは裏切らないわ。人となりは確認済みだもの」
彼らを連れてきてちょうだい。師匠の言葉をうけて、もう一人の俺が部屋を出ていく。オレの何が分かると!桃ちゃん。
数分後やって来たのは、
「「アニキ!!」」
何とか兄弟の二人。もう一人の俺に頼んで、回収してもらった。人手はいくらあっても良いですからね。
再不斬さんは驚いていたが、どこかホッとしているように見える。何だかんだ、この人は心根が優しいんだよな。部下の兄弟も、道具だといった白も大切にしているんだ。
兄弟と、話した再不斬さんは、…よろしく頼むと、師匠に頭をさげた。
良しひとまず、最初の仲間を得たな。次の旅に備えて、しばし休息だ。
ワタシは春野サクラ。木ノ葉の下忍。激動の長期任務を終えて、木ノ葉に帰還した。無事に帰ってこれたんだあ。やっと実感する。
里の門をくぐると、ナルトが駆け出した。ホントに落ち着きがないんだから。(原作よりは落ち着きがある)
ナルトが駆け出した先には、ナルトと一緒に暮らしてるヒカゲさん。「お帰り」と、ナルトを抱きしめてる。仲良いのよねえ。
ヒカゲさんはサスケもお帰りと、サスケくんを抱きしめた。何あれうらやましいぃー。しゃーんなろー、そこ代われー!
「じゃ、オレは火影様に報告にいくから、今日は解散ね。あー、報告することがいっぱいだよ。みんな良く休むように!」
カカシ先生が、消える。確かにいっぱいよねえ。途中で変なのも出てきたし。なんなのよ、あの仮面の男は。
「それじゃあね、サクラさん。また遊びにおいでよ」
ヒカゲさんの声で我に返る。ナルトがまたねサクラちゃん。サスケくんがまたなサクラと言っていた。
ワタシは二人に返事を返して、家に帰る。ヒカゲさんに甘えてるサスケくんサイコーにかわいい!
また、ワタシ達の日常が始まる。日々任務という名の雑用をこなしていく。この前みたいな任務はない。そうよね、あれは例外よね。
ある日の任務終わり、カカシ先生が、今日は解散を告げる。集合には、遅刻するのに解散だけは早いんだから。それは、ともかく、今日こそサスケくんとの距離を縮めるわよー。
「ねー!サスケくん。これから、二人でぇー、チームワーク深めるってのは……」
「サクラ。鈴取りの時にも言ったが、お前はオレに構いすぎだ。そんな場合じゃないだろ」
サスケくんが、ワタシをしかる。…えっ!好意は嬉しい?しゃーんなろー!……でも、弱い奴を隣に置くことはないって……ワタシがカカシ班で1番弱いって………
サスケくんが、ナルトに帰ろうぜと、声をかける。羨ましい!
「サスケは言葉が強いってばよ。サクラちゃんを大事にしろってば!」
ナルトに庇われてるがなんか複雑。
サスケくんは頭を搔きながら、しょうがねえなあ、みんなで修行するかって言ってくれる。二人きりじゃないけど、贅沢言わないわ!