「だー、なんつう重さのやつ着けてんだあの二人は!遊びに行った時より重くなってんぞ!」
「…リー先輩もスゴかったが、あの二人もとんでもない。何故ならあんな重さで動けるだけで人間離れしているからだ」
シノが饒舌~!まぁ、そうなるのはしょうがないけどね。重さはリーくんだけどね。スゴい重過ぎて違いが分からないよね。
二人の戦いはとんでもない。お互い早すぎて忍以外は見えてるのか?
ナルトの拳がネジを捉えたと思った瞬間!
「八卦掌、回天!!」
ナルトが吹き飛ばされる!受け身を取る素早く立ち上がる。続けざまに、
「八卦六十四掌!」
あー滅多打ちだ。ナルトの動きが鈍る。チャクラが練れないからだろう。まぁ、ナルト本人のチャクラがだけどね。
観客席を見やる。えーと、いたヒアシさん。ハナビも一緒ね。…アンコ姉ちゃんの件から、俺を見る目が怖いんだよ。まぁ、それは別の話し。ヒアシさん複雑な顔してるなあ。父さんが生き残るべきだとか思ってそうだな。才能で言えばネジはスゴいからな。今は俺の方が強くても…数年後には抜かれるだろうな。(またまたぁ)
「これでお前はチャクラを練ることが出来ない。……それでも諦めないんだろう、ナルト!」
「あったりめーだ。火影目指すやつが、こんぐらいで諦めるかよ!」
熱いなあ。ナルトはともかく、ネジも冷めてないからな。
ナルトがチャクラを練る!赤黒いチャクラがあふれ出す。…こういう時には白眼ほしくなるな。ネジはやっぱりなって顔。ナルトの九尾を知ってるしね。会場にいる忍達がざわついてら。三代目はどんな顔してるかな?皆ナルトを弟をなめるなよ!
しかし、自来也には会ったのかな?サスケはたぶんカカシ先生と修行だろうし、遅れてるしね。
おっ、ナルトか 息を目一杯吸い始めた?火遁みたいな忍術ですか?
「すーーっ!ガァーーーーーーー!!!!」
グッ、スゲー
ネジがグラつく、忍番音響兵器だもんなあ。あんな回天の破り方があったとは、盲点だった。我愛羅の砂の盾にも有効だろうか?砂なら音も多少遮るかな?それとも反射する?吸収するかも?
ナルトの特攻!今がチャンスとばかりに、突っ込む!
「ウッ、グウッ…八卦…空掌ぉ!!!」
完成させていたか!ナルトはもろに直撃!壁に激突。意識を失なった。
ネジが勝ったか。…二人ともよく頑張った。
「勝者、日向ネジ!」
俺は二人に拍手を送る。
「凄まじい戦いだった。何故なら下忍レベルではないからだ」
「マジかー強くなりすぎだろ…ナルト」
シノとシカマルの感想嬉しいです!
ネジが膝をつく。ギリギリだったか。ナルト惜しかったな。ナルトも強くなったけど、ネジも強くなったからね。二人してタンカで運ばれて行く。
「ちょっと二人の様子見てくるから」
シノとシカマルがいってらっしゃいと見送る。俺は二人に手を振りながらいったん離れる。
医務室は別々か…まずはネジのところからね。
俺はノックして部屋に入る。医療班の人達が通してくれた。ネジは俺を見て嬉しそうに、勝ちましたと言った。俺はネジの頭を撫でて良く頑張ったなと労う。
ガチャ!
「日向様!」
俺はドアの方向をみた。ヒアシさんだ。ハナビも一緒かい。
ヒアシさんは医療班に外してくれと頼み彼らは出ていった。
「ネジおめでとう。ワタシに祝われても嬉しくないかも知れないが……」
俺達は何も言わない。本題はそれじゃないだろうから。
ヒアシさんは、床に手をついて、
「お前達の父ヒザシの事、すまなかった。許してくれとは言わない。今更何をと思うかもしれない。それでも、本当にすまなかった!」
頭を下げるヒアシさん。ハナビは、父様…と呟き自分も頭を下げようとした。コラコラ君はそんなことする必要はないんだよ。俺はハナビを止める。でも、と言うハナビ。君は悪くないの!ネジは、
「兄さんに聞いて、父さんの事は知っています。だから、アナタが父さんを身代りにするつもりがなかった事も知っています。…直接謝ってくれただけで十分です。頭を挙げて下さい。ハナビ様アナタには悪いところなどありませんよ」
「俺も同じですよ。ヒアシさんが当主してではなく。父さんの兄として謝ってくれた。それで、十分です。ハナビもね」
これで、ようやくヒアシさんを伯父さんと呼べる。これで良い。