現場に到着!…多いな…ぶっちゃけ里がどうなろうと知ったこっちゃない。俺は自分と親しいもの達だけが助かればそれで良いんだ。
だが、これを見過ごせば親しい親しくないに関わらず被害が出てしまう。
俺は手裏剣を撃つ!カキンッ!堅いな…俺の手裏剣術では止められない。ならば、倒すことは考えない。動きを止める。
虎爪拳!表面を削るだけか……虎砲!!ってえ!少し凹んだだけで、こっちの拳のダメージがでかい……細い脚でこれだよ!生半可な残撃や打撃じゃダメだ!
フーッ集中!チャクラの爪!
「散魂鉄爪!!」
蟻を三枚におろして行く!虎爪拳よりもかなり強力だが体力もチャクラの消費も多い。しかし、そうでなければ蟻の甲殻を破壊できない。身体を狙うのはチャクラ消費が激しいな。脚だ!脚をバラバラにしてやる!
「ハァ、ハァ、ハァ……どんだけいるんだよ!もう指がボロボロだ。経絡系を使いすぎてるな。……!うっぐっ」
右横から凪払われた!くそ!油断した…
民家の壁に激突する。……コレ俺が弁償すんのかな?ハァ、ハァ、ハァ、ハァ!あーっ左腕がイカれたわ!アバラも数本イってるんじゃね?……頭がボーッとす……る……っ!駄目だ集中を切らすな!
「散魂鉄爪!!」
本日何度目か分からない散魂鉄爪を放つ。くっ脇腹に痛みがはしる。医療忍術で癒してはいるが俺の技量では戦いながらしっかり治せない。精密なチャクラコントロールが必要だから仕方がないけど。片腕イカれてるし。
くそっチャクラが切れる………俺は前のめりに失神した。……ああ、ナルト達は…三代目は…師匠達は……
……、知らない天井だわ。ここどこ?……木ノ葉病院かな……駄目だ眠い……
「……に……ん……い…さ……兄……さ……兄さん!!」
ハッ!…アレ俺は…どう…なった…んだ?
オレは声の方を向く。
「ネジ……無事だったか?」
病室で寝ていたハズのネジに訪ねる。
「…兄さん。今は自分の心配をして下さい!ハァ…いつも他人の心配ばかりするんですから」
ここはと聞けば、木ノ葉病院の特別室だそうだ。え?VIPルーム?なんで?
俺が頭に?を浮かべていると、ネジがヒアシさんの配慮だと言った。?もう俺日向じゃないんだけど?(未来の娘婿なので)
まぁ、良いか。何が起こったか分かる?の質問にネジは
砂の裏切りです。あちらにも色々あるみたいですが。…砂のか、砂と音ではなく。色々ねえ。風影は死んでたのかな?
「とりあえずは終息しました。今事後処理を火影様達が行っています」
…木ノ葉崩し終了まで寝てたのか…で三代目は死んでないと。師匠はしっかり恩を売ったのかな?
「ふぅ、里の被害とかは?あの蛇とか蟻とかね」
ネジの話では被害は最小限に留まったが数人の死者が出たそうだ。もっとも一般人ではなく忍の中かららしいが。妙なのは蛇が音の忍と被害者を避難させてたとかなんとか。
「サスケとナルトは?」
里からはなれた森でサスケと我愛羅が試合の仕切り直しをしていたそうだ。サスケは妙な力も使って我愛羅を止めたが、最終的に我愛羅が巨大な砂の化け物になってナルトの口寄せした大蝦蟇で止めたそうだ。そのご後姉弟に寄り添われて砂に帰っていったみたいだ。
サスケは呪印を使いこなし始めたか。ナルトも自来也に会って蝦蟇との契約済みなようだね。
三代目の方は情報がないらしい。風影に連れてかれる目撃はあったが、おそらく護衛の暗部くらいしか事情を知らないと思うってさ。
何があったんだかなあ。
病室のドアがノックされる。ネジがどうぞと返事する。俺の意思は?いや良いんだよ。ドアが開く。
「「「ヒカゲさん!(兄さん)(兄ちゃん)!!
」」」
病院では静かにね。皆お揃いで。大勢過ぎない?部屋広いから良いけど。
「目を覚ましたんですね!本当に良かった!」
リーくんが涙を流してる。サスケにナルト、サクラとテンテン、猪鹿蝶、ヒナタとシノ……キバは……今回はいるのね。俺とは直接の面識ないハズだけど?付き合いっやつか?
皆それぞれにお見舞いの言葉を言ってくれた。それと無理しすぎだの一言。特にサスケとナルトの目が怖い。分かったから!気を付けるから!
「ヒカゲ兄ちゃんが目を覚まして良かったてばよ!……でも、この後がすごーく大変だってばよ!」
「ヒカゲ兄さん…強く生きてくれ」
え?何この不穏な言葉は?周りのキバ以外の皆も頷いてる?どう言うこと?
爪の攻撃と言えばこれかな