日向ヒカゲ忍法帖   作:鍋川太一

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 なかなか、原作開始までたどり着かない


誘拐事件

 大蛇丸と一通り話して俺は研究室を後にした。途中でみたらしアンコとすれ違ったりしたけど、

特に何事もなく家に帰ることが出来た。

 

 で、概ね原作通りの九尾事件です。ナルトの両親は結局助からなかった。まぁ、波風ミナトでも切り抜けられなかった事件だしな。うずまきクシナは出産で弱っていたし、九尾対策で結界を張っていたのも裏目に出た感じだ。オビトに結界とかは意味をなさない。

 

 被害は原作よりも少ない、大蛇丸大活躍と言っていいじゃん。

 

 それでも四代目が亡くなり、九尾による被害が出て、三代目が火影に復帰した。大蛇丸に譲ってもいいんじゃないかな?活躍したし、大蛇丸の方が他里に睨みを利かせられると思うんだけどな。大蛇丸がまた拗ねるじゃないか。だからかつての弟子に殺されるんだ。

 

 ナルトは三代目預かりになったみたいだ。里の憎しみを背負わされるのかな?俺がいくら日向の一員でも全部の話は降りてこない。まして俺は日向の出来損ない。父さんが知ってることを教えてくれるだけだ。(少ない情報でもありがたい、ありがとう父さん)

 

 

 里が悲しみと憎しみに満ちていく。これで、今年中にヒナタが生まれ、3年後に誘拐事件にネジくんに呪印。それまでに父さんを死なせないように強くならないと。いくら、呪印改ざんみたいな才能があっても直接的な強さじゃないしな。(研究と開発にブーストがかかるのかな?チートと言えばチートかな?チートあったんだ)

 

 そしてヒナタ誕生。俺の強さがどれくらいか分からない。目立ちすぎるのも良くない。まぁ、チャクラメスはできるようにはなったけどね。何でも1日3時間みっちりやればそれなりにはなるもんだ。本職みたいに表面を傷つけず中の筋肉だけ切るとか出来ないけど、それは求めすぎたな。

 

 空掌と回天は形にすらなっていない。体全体に薄くチャクラを纏う程度、これでは某狩人×狩人のオーラを纏うやつ程度だ。噴水みたいに放出出来ないし、弾丸みたいに発射も出来ていない。

 

 悲観ばかりではない。木ノ葉流体術は順調だ。まぁ、日向家で大っぴらに剛拳なんて修行出来ないけどね。父さんが木ノ葉流の情報を教えてくれる。いつかは師を見つけないとな。いくら父さんでも剛拳は専門外だしね。それでも何とか俺のために情報などを教えてくれる。

 

 

 はい、ヒナタ誕生から3年後。俺はアカデミーに入学し、(正確には一年前に入学しているが)ネジくんの額には分家の呪印。悲しくなるな。まもなくヒナタ誘拐事件が起きる。雲隠の忍頭だったかな?顔はなんとなく覚えている。はたけカカシのマネみたいな額当ての仕方してる奴だ。

 

 ヒナタ3歳の誕生日。祝いの席はつつがなく過ぎていく。

 

 皆が寝静まる深夜、俺は昼間に少しずつだが睡眠を取り今は息を殺して潜んでいる。ヒナタの寝床近くに伏せている。ヒアシさんに進言しようかとも思ったが根拠が俺の原作知識です、では俺の正気を疑われる。雲の忍頭は怪しい素振りは見せていなかったしね。

 

 止められるかは分からないが何もしない理由にはならない。父さんを死なせない為に全力でやるだけだ。

 

 忍頭が動いた。アカデミーに入って間もない俺の気配の消し方だからバレる可能性はある、気配の消し方も精一杯修行したけど。相手が感知タイプだった場合は詰む。

 

 忍頭は俺に気付かず、ヒナタの寝ている部屋に入っていく。誘拐することに頭が一杯なのかもしれない。ラッキー感知タイプじゃない。

 

 数分後、ヒナタを抱えて忍頭が部屋から出てくる。ここだ、いくら俺が一生懸命修行したとして忍頭になるくらいの奴に勝てる訳がない、奇襲に全力投球だ。

 

 俺は、忍頭の両手足にチャクラメスによる鉤爪の一撃を入れる。手足の自由を奪う。腱を断つ。今の俺が出来る一番攻撃力が高い一撃だ。

 

 

 

 

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