良いタイトルって何?
目を皿のようにして驚いてる三代目。アンコ姉ちゃんから報告来てるでしょうに…あー助けられると思ってなかった系かあ。
「何をしに木ノ葉に戻ってきた!また妖しげな研究でも始めるつもりか!」
如意棒を構え直す三代目。研究事態は今もしてるけどね。
「まあ、木ノ葉の人間で人体実験はしてましたけどワタシなりに気をつかったと思いますけどねえ…ワタシが木ノ葉からいなくなってからの犯罪率とかお調べになったらどうかしら……そもそもこの木ノ葉崩しに乗ったのは木ノ葉にアナタに恩を売るため。里抜けしたワタシに助けられるアナタの顔が見たかっただけですよ。先生は年なんだからそろそろ引退しないと、あんなに簡単には拐われて正直がっかりですよ」
ため息を吐く師匠。分かるよその気持ち。まぁ観客に被害がいかないようにした結果かなあとは思うけど。
「…恩じゃと…確かに犯罪率は少し上がったが…まさかお主が?そんなハズは…大蛇丸…ワシを殺しに来たのではないのか?お主を火影にしなかったワシを!」
「今のアナタに殺す価値もないわ……確かに当時はアナタを恨みもしましたよ。九尾の事件の時もワタシは尽力したつもりですから…でも今となってはどうでも良い事だわ。…音の里。曲がりなりにも一里の長に成りましたし、頼りになる部下や弟子も増えましたしね。それなのにワタシが里を抜けた理由も知らずに木ノ葉崩しを誘ってくる木ノ葉の裏のジジイ」
胸を張る俺と誇らしげなカブト先輩。
またまた目をみひらく三代目。あー根を基本的には信じてるもんねこの人は。根全体と言うか顎傷ジジイを信じてるんだよね~。
「……根か……まさか…」
もう少し話し合った方がよろしかろうて。根のジジイはもちろんだけど、相談役の二人ともね。…根ジイさんは三代目の事嫌いだろうけどさあ。自分が火影に相応しいと信じてる人だしね。やることが裏目に出るから駄目なジジイだけどね。確かに短期的見れば最良に見えるけど将来的な負債がとんでもないのよね~ジジイだから未来を考えてないのかな?
「それにね、うちはをあんな事にするなんて馬鹿げているわ。過激派だけで良かったんじゃないかしら?それを鏖に近い形なんてどうかしてるわ」
「!お主が何故それを……」
「ワタシにだって独自の情報網はありますよ。そうでなくても、うちは鏖の犯人は知れ渡っているんだから、あれもダンゾウが裏で手を引いたのでしょうよ。だってねえ。いくらイタチくんが優秀でも一晩で一族全てを騒ぎを起こさず手にかける?無理だわ。協力者がいたハズよね」
そうなんだよね。俺がもしイタチと同じ位の忍だったとしても一人でうちは一族全ては殺せない。騒ぎになるし抵抗されるでしょうよ。…実際にはダンゾウってよりも、ぐるぐる仮面一号だけどね。
「さて、言いたいことも言ったし、そろそろ帰りましょうか?里の方も落ち着いたでしょう。遠くにカエルが見えるし、うるさいのが来てしまうわ」
自来也来たんだな。ほぼ口寄せの被害は収まったかな?皆に被害がなければ良いなあ。
「ワシが逃がすと思うておるのか?」
俺は三代目を指差して、
「師匠が助けたのに…恩を仇で返す?」
グッと言葉につまる三代目。まぁ、そういうとこが甘いんだけどね。話し込まないで攻撃すれば良いのに。師匠は無理でも俺とカブト先輩なら倒せるでしょうに。体力落ちてんだろうけどさ。師匠が若いままなのも気づいてない臭いし。節穴か?
詰めが甘いよ。甘すぎて糖尿だよ。
「…貸し一つですよ先生ぇ……帰るわよ皆!」
師匠の合図で結界が解ける。頼んだで鬼童丸!
「忍法・蜘蛛縛り!!」
追って来る暗部を絡めとる。良い術だ。
しかしあの風影モドキはなんじゃらほい!…風影死んでるよなあ。ぶっちゃけ関わり無いから何も感じないけど…我愛羅の親なんよねー。
「あの風影は何者でしょう?」
「さあねえ、おそらく第三者の協力者かダンゾウの手の者でしょう。ヒカゲからの報告にもあった黒い影と言ったところね。カブト」
本当にね?何処のどいつだか…
「師匠!俺ドスくん達の回収に行きますね!」
元の口調で話す。いってらっしゃいの言葉。あっヨロイさんとかは自力で抜け出すから大丈夫よ。嘗めプ癖はあるけど実力的には中忍クラスのハズなので。えっ誰もアイツらは心配してない?それは言わない約束だよお父っちゃん。
師匠達と別れる。そう言えば穢土転生使わなかったな?まぁ、使う必要ないんだけども。
さて、ドスくん達は?…うわぁ蟻を飲み込んでるカエルがいるよ。かなりデカイ蟻のハズだけど!蛇さん潰されてないよね?
俺は蛇の上で自来也のカエルと睨みあってるドスくん達を見つけた。自来也ならどうとでも出来るハズだが?まぁ、自来也はともかく師匠の蛇さんレベルもあがってるからカエルと拮抗してんのかな?
「皆……終わった…帰ろう」
こっちもあらかた終わりました。とドスくん達。
「新手か…ふざけた面しおってからに、お前ら音は何がしたいのだ?砂にくみする訳でもなく木ノ葉の救助活動とはのォ」
あー木ノ葉を害した訳でもないから、どうしたもんかと固まってたんね。敵か味方か見極めてたのかな?
こういうとか三代目にそっくりよねえ。敵と認めたら容赦ないけど…
「見逃す…ダメ?…」
駄目そうね。俺はドスくんに耳打ちする。頷く彼は片腕を挙げて爆音をあげる。同時に煙玉!その隙に撤退!俺らには音が余り来ないように調整済みさ。
じゃあね!蝦蟇仙人さん!しばらく耳は聞こえないよ。