起爆札の衝撃で、崖に落ちる。赤丸を庇った形だ。原作通り…
キバの攻撃の悉くを止めてしまう左近。まあ、実質右近と二人がかりだが…
左近はキバをボコりながら考える。あの連中の中であまり脅威に感じない奴だと…(ヒカゲの指導がないからね)
「どうなってやがる。確実に当たったハズだ!」
そりゃ右近が受け止めてるからなと。それにヒカゲ分身の指導により原作みたいに右近の頭が出ていない。右近が頭を出していたのは周囲の状況を把握するためだったが、ヒカゲの
「だったら頭全部出すんじゃなくて目とか耳だけで良くないか?」
この言葉により、見立たない場所に目と耳と鼻を出すことに成功した。さながら人面疽である。
キバは牙通牙で挟み撃ちにしたが、左近と右近に止められる。なんだその身体はとキバは驚愕する。
「チッ、ばれちまったか…いちいち説明はしねえぜぇ!」
キバと赤丸が蹴り飛ばされる。左近は動かずに右近が蹴りを出した形だ。
「ほれ、どうした?さっさと立ち上がれよぉ」
こいつ弱すぎねえか?攻撃力はともかく直線的すぎんだろ。読みやすく躱しやすいぞ!呪印使うまでもねえか?…いや相手を嘗めすぎるのはダメだな。
「来ねえならこっちから行くぞ!多連拳!!」
キバが吹っ飛ぶ。左近達のこの技は使い勝手がすこぶる良い!
「ワンワン!!」
赤丸が鳴く。アレをやろうと!…渋る、そんな主人に噛み付く!
腹を括るキバ。左近の攻撃を、受け止める。今だ赤丸!
ダイナミックマーキング!!
「くっ、なんだこりゃ?犬の小便??」
「人獣混合変化!!双頭狼!!」
なんだ、隠し球持ってんじゃねえか!
「牙狼牙!!」
…早えな。右近!一気に状態2だ!
左近達を牙狼牙がかする。脚がズタズタになる。二撃目を躱そうとするが双頭狼のヨダレで滑ってしまう。
ここだとばかりにキバ達は牙狼牙を直撃させる。相手を真っ二つにした勝利を確信するが、
「悪りいな。元から二人なんだよ」
左近と右近に分かれる二人。内心ニコイチで助かったと思っている。
「クソッ、もう一度だ!牙狼牙!!」
分かれた状態でアレをくらうのは不味いなあ。
「阿!」「吽!!」
「口寄せ、羅生門!!」
口寄せされた巨大な門に激突するキバ達!気を失いかける。
左近と右近が同時に襲いかかる!キバ達の変化が解ける。赤丸がキバを庇ったダイナミックマーキング!
「ぐっ、また、小便かよ…ガァー目が焼けるー!」
「赤丸!」
「よそ見はいけねえぜ!」
右近がキバに襲いかかる!コイツの身体に入り込めば楽だろうが、下手すると殺しちまうからなあ。それに、覚悟ガンギマリだったらヤベーしな。
「多連釘拳!!」
キバが血を吐く!相手を貫通するかのごとく衝撃が突き抜ける!キバは気絶し、赤丸は起き上がれない。
「フゥー、良い技だったぜ。強えじゃねえかよ…羅生門が無かったら死んでたじゃねえか…左近大丈夫かあ?」
左近がああ、川で目を洗ってくるわ!と答える。
「クゥン…」
「安心しな死んじゃいねえよ。つーか、殺すのが目的じゃねーからな。足止めが目的だからよ。まあ、無理だろうが追ってくんなよ犬ッコロ!」
主人の安否を心配した赤丸が鳴くが右近が死んで無いことを告げる。
「右近先輩!」
声の方向を見れば、ドスとザクがそれぞれに次郎坊と鬼童丸を背負っていた。その後をキンが着いてきている。
「お前らか…悪りいな回収任せちまってよ」
いえいえこれも立派な任務ですから。と返事が返ってくる。
「悪りいけどよキン。多由也達のほうに方に向かってくれや。念のためにな」
了解ですとキンがこの場を離れる。
「まあ、オレらの最強がいるから、心配してねえけどよ…しっかし次郎坊と鬼童丸がやられてるとか、どんだけ強えんだよ木ノ葉の忍びはよ…しかも下忍で!オレの戦った奴が最低ラインか?」
ブツブツ言い始める右近。んっ?ああ、左近が戻ってきたか、
「くそ、油断したわ。ちゃんと治療受けねえとしばらくマトモに見えねえよ…」
どんだけ強力な小便だよ。何食ったらそんなの出んだ?
まあ、取り敢えずは任務完了だな。オレらもまだまだ、だな。
「よし!お前えら、帰還すっぞ!左近はオレの中でしばらく休め!」
すまねえ兄貴と左近が言い、合流しなくていいのか?と聞いてくるが、あの二人ならよオレらがいるとかえって邪魔だろ?回収役は行かせたしな!違いねえなと左近は右近の身体に入り込んだ。
多連釘拳→連続釘パンチ