リーは酔拳の動きで椿の舞を躱してゆくが、酒なし酔拳のためか、避けるだけで精一杯なのである。
ボクの役目は勝つことじゃない彼を限界まで足止めすること!そうすれば他の仲間や救援部隊がやってくる。仲間を信じるリー。
「唐松の舞!」
君麻呂が全身から骨を出して華麗に舞う!リーの手足を貫く!
グアッと呻くリー!…ならば、第一開門、開!!表蓮華の動作最初の蹴り上げ!
ガッ!骨で蹴りの衝撃を殺される。がリーの足腰の強さを甘く見るな!
「ウオォー!孤塁抜き!!」
君麻呂の防御事蹴り抜く!相手は吹き飛ばされる!
「グハァッ!……なんと言う…威力…だ…防御事撃ち抜くとは……」
君麻呂が立ち眩み血を吐く。余り無理はできないか…あの人達の言葉を思い出す。
「君麻呂、キミは快方に向かっているけど治ったわけではないよ。だから、無理は駄目だよ」
「本当に無理は駄目だからね!治療や移植に強力した意味がなくなるし、君麻呂に死んでほしくないんだからね!いざと言う時は逃げるのもアリだよ!」
分かっていますよ貴方達や大蛇丸様に恩を返せていないのですから。
「ハア、ハア、ハア…頑丈ですね貴方は…」
今の一撃で決めきれないとは、こうなれば四門まで開くしか…分かリーは思案する。
「…ぐっ、十指…穿弾!」
ここに来て飛び道工!孤塁抜きの反動で避けきれない!
砂がリーを守る!
「何者だ」
均衡が崩れそうになるシカマル。突如風が多由也を吹き飛ばす。
「ぐっ、なにモンだ!」
「「木ノ葉同盟国。砂の忍だ!」」 「砂の…アレ?」
「戦いが終わってるじゃーん!」じゃーんじゃーん…
颯爽登場砂の皆様でございます。
「お前今日は調子が悪いのか?ワタシとやったときよりもキレがないぞ!」
「悪かったな…相手が強えんだよ」
「……砂の彼女がきたのか?他里同士の遠距離恋愛か?お熱いこったな」
「「違うわ!!」」
息ピッタリじゃねえか!こう言う奴らが将来夫婦になるんだよな…(大正解!)
「ってそんなのどうも良いんだよ!大カマイタチの術!!」
チッ…ウチの天敵みたいな術使いやがって…カマイタチ…真空波ってことは音が伝わらねえ!音による攻撃も幻術も意味がねえ!…幻術を隠し札にしたのが仇になったか…とっとと幻術にはめるべきだったな。奴の攻撃がどこまで届くか分かんねえし…撤退だな。
「ワタシから逃げられると思っているのか!口寄せ…斬り斬り舞!!「斬る!!」」
だあー避けきれねえじゃねえかよ!広範囲のカマイタチとか…ここまでか?嫌だな…死ぬのは…
その時登場!
「風遁、爆風障壁!!…ぐっうっ…押し返される…」
「踏ん張れ!キン!ウチの術じゃ防げねえ!お前が頼りだ!」
テマリの術を風の防壁で守るキン。中忍試験を教訓に適正のあった風遁を磨いたのだ。
「ハア、ハア、ハア…ングッ…何とかなった~」
すぐさまキンを掴んで撤退する多由也。
「よくやった!マジで助かった!死ぬかとおもったからな!」
「ワタシの術を防ぎやがった……やられた…」
悔しそうに、しょんぼりするテマリにドキッとするシカマル。新たな扉が開いたかも知れない。
「…何はともあれ、助かった。ありがとうよ」
フンッと鼻を鳴らすテマリ。さっきのしょんぼり顔は見間違いだったか?と思うシカマルだった。
救援に来た我愛羅と君麻呂の攻防は激しかった。リーは貫かれた手足を応急措置していた。
「砂時雨!!」
砂の雨が降り注ぐ!上空に注意がいく君麻呂の足元を砂が固める。
「砂さえあればなんでもできる」
「さすが我愛羅くんです!」
君麻呂が状態2を発動する。
「まだだ、砂瀑送葬!!」
んっ?我愛羅の眉間に皺がよる。圧殺できない?手応えが固い。
砂の塊から君麻呂が、ムリクリ出てくる。
「大した技だ…危うく潰れ死ぬところだったぞ…」
異形の姿になった君麻呂が現れる。今のボクが状態2なれる時間は数分しかない。それ以上は身体が持たないだろう。
しかし相手は、まだまだ余裕がある…殺すわけにはいかない。難しい戦いだ。
「流砂瀑流!!」
砂の大瀑布が君麻呂を呑み込もうする。
「水遁、大瀑布の術!!」
突如巨大な水遁が砂を止める。水を吸った砂は固まりやすい。
「…間に合った?…」
ふざけたひょっとこ面の男が現れる。
我愛羅と、かち合っちゃったよ!君麻呂の身体を心配してたらこれだもんね。
「ひ…ょっとこさん…」
君麻呂今ヒカゲって良いかけたでしょ!
孤塁抜き→白浜もしくは無敵超人