俺は倒れたナルトの側に近づき、ナルトを背負う。俺は今回役に立ってないよな…帰ろうなナルト…サスケ元気でな。
帰還途中でカカシ先生と会ったよ。医療班にもね。
「…サスケは?」
「俺がついた時にはもう…」
カカシ先生はそうかと呟いた。
木ノ葉についたら、俺とシカマル以外は入院しましたよ。
「…ヒカゲさん今回はありがとうございました!」
いやなんで頭さげられてるの?俺と今回なにもしてないやん!
「チョウジやネジ先輩を救ってくれましたよね」
救ったって応急措置しかしてないよ!本当に最低限の!
シカマルはそれでもと礼をしてくれる。こっちがありがとうだよ!
ネジとチョウジは緊急入院!だろうなあ……でも、俺のお陰で死亡のリスクはないらしい。よかったよ!
取りあえず皆命の心配はないのはよかった!少しは役に立ったかな…自信はない。
ネジ達はまだ面会出来ないから、ナルトの見舞いに行くかな…前の反省をふまえてちょっと慎重に行こう!
病室前で恐る恐るノックする。女性の声から返事が返ってくる。サクラの声かな?
「失礼します!…どういう状況ですか?これは…」
サクラとヒナタとカカシ先生と窓の外には自来也…多いな~皆かち合っちゃったの?俺もだけど…
話を纏めるとナルトがサクラに謝っていて、サクラはワタシの方こそ無理言ってごめんなさいと、ヒナタはナルトは精一杯やったと慰めて、それをアワアワしながら見てるカカシ先生と、ニヤニヤ見てる自来也さんかあ…
「…ナルト。ごめんなさい。俺間に合わなかった…」
ナルトが慌てる。そんなことないってばと…サスケを止められなかったのは自分だと…
「ナルトはよくやったよ。他の皆も頑張ったよ」
俺はナルトを抱きしめる。腕が治ってて良かった。まぁ、無理に治したのと医療忍術の連続使用で包帯だらけの腕だけど…
「ヒカゲも来たのはちょうど良いのォ…ワシはナルトを三年間みっちり鍛えたいと思っとる…お前が断っても連れてくがのォ…」
自来也さんの俺を見る目が怖いんだけど血走った目!…あー綱手でさんの件かあ…俺にどうしろと?
ナルトが俺に良いか?って顔で見てくる。
「俺は構わないけど…行くんだったら皆とお別れ会兼お疲れ様会をするのが条件ね!特にネジとヒナタとは確り話すんだよ!砂の皆にもお礼したいしさ」
ヒナタが赤面している。ほほえましいな…サクラには目の毒かもしれんが…まぁ、我愛羅達もしばらく木ノ葉にいるだろうしな。
「「「「カンパーイ!!」」」」
ネジとチョウジが退院した頃、お茶で乾杯。いろんな会の複合です。サスケが里抜けして、カンパーイとは不謹慎かもしれないが、悩みすぎもよくないからな。たぶんサスケも暗いのは望んでない。
「…オレ達も良いのだろうか…」
「この家の俺とネジとナルトが良いと言ってるんだから良いの!君達への感謝表す会でもあるんだからね!」
我愛羅達が恐縮しているが、良いんだよ!助けてくれたんだからさ!
今日のメニューはこちゃ混ぜ御膳!蕎麦にチャーハン、野菜炒めに、生姜焼きでごさーい!サラダもあります。バランス悪!…肉はチョウザさんとアスマ先生提供です。
「ネジとチョウジが元気になって本当によかったよ!」
「後で綱手様達にお礼をしないと…何が良いだろうか」
「ネジ。お礼を言ってヒカゲ兄ちゃん差し出せば十分だってばよ」
「ボクも協力するよ!」
なん、だと!ナルトが最近容赦ないんですけど!ネジもそれもそうか、じゃないよ!チョウジも乗っからないで!
「このチャーハン美味しい!誰が作ったの?」
俺とネジがナルトを指差す。エェッとチョウジが驚く。
「一楽のおっちゃん直伝だってばよ!」
ラーメンは無理でもチャーハンの作り方は教えてもらったみたいなので。(原作の一楽でチャーハンがでるかは知らん)
皆で食事を楽しんでる?。いのがサクラを慰めている。これは、お互いにかな?ネジは黙々と蕎麦を啜っている。ニシン蕎麦じゃなくてごめんよニシンの炊き方なんて分からない…チョウジはドカ食い。もっと食え!シカマルは黄昏てる。反省してんのかな?シノは誘われてないのをキバ問い詰めている。シノ…君は別任務やん。ナルトは頬についた米つぶをヒナタに取ってもらってる。ナルト…わざとやってないだろうな…リーくんとテンテンも隣同士でご飯のシェアしてる…アレ付き合ってるん?
我愛羅は俺の隣で、野菜炒めを食べている。テマリはシカマルをからかっているし、カンクロウはオレナニモシテナイ…とブツブツ言っている。戦闘終了してたらしい。強く生きろ!
で、後日我愛羅達を見送る。テマリとカンクロウとは握手だけだったが(ぎこちなく)…我愛羅が自ら抱き付いてきた。姉と兄がこっちを睨んでますがな…お前達の今までを反省なさい…いつか話を聞きたいと……あー報告にあったバレてるんじゃね?案件か……我愛羅ならいっか?
俺は我愛羅を抱きしめながら、時期が来たらね!とこっそり伝えた。
我愛羅…風影になるのかな?うーん正直なってほしくはない。ナルトもだけど影になってほしいわけでもない。あぁ、夢を否定してる訳じゃないけどさ…火影とか風影とかになることが彼らの幸せなのか?と思ってしまう。
難しいね…