綱手さんに呼び出されたヒカゲです…気が重い…
火影室のドアをノックして、ヒカゲです。入りなの声…
「…来たか…まずは、先の任務ご苦労だった」
ありがとうございます。と返事をするけど、なにこのメンバーは……
綱手さんとシズネさんは分かるんだけど…アンコ姉ちゃんとハナビまでいます…怖いんですけど!
「ヒカゲ。単刀直入に聞くが…サスケの里抜けを手助けしたな。嘘は通じないぞ!暗部からの報告があったからな…」
あー…やっぱし見られてたか…どうすんべ!アンコ姉ちゃんが複雑そうな顔してる。まぁ、音=大蛇丸師匠だからな。ハナビはヒカゲ兄様…と心配そうな顔。すまんなハナビ…しかし、手助けと言っても直接音に行けとは言ってないし…
「…沈黙は肯定と取るぞ!…何でそんなことを…ネジやナルトが命をかけて、サスケを取り戻そうとしたのに…お前が二人の気持ちを分からないハズがないだろう?」
俺は頭を掻きながら…
「…まぁ、そうですね…俺はサスケの気持ちも分かるんでそうしただけです。ネジやナルトに恨まれてもね…ですがね…ウチの弟達を侮らないでくださいよ…気付いてますよ。俺が手助けしたかなんて」
「ちょ、ちょっと待って下さい!気付いてたって…それが本当なら、なんでナルトくん達は…」
「それが、兄さんだからですよ」
振り返ればネジとナルトがいた。ほらね二人は俺の弟だからな。
「綱手の姉ちゃん。オレらは、ヒカゲ兄ちゃんがサスケの手助けしたって、ちゃんと分かるんだってばよ…」
「兄さんは自分のやりたいことを、オレ達はオレ達のやりたいことをしたまでです。思うところはありません。」
俺は嬉しいんだけどこの状況は顎傷に筒抜けだろうな~、綱手さんの火影直属の暗部はともかくね。ここで、サスケ里抜けのザル警備にかんして話すのは得策じゃないな。
「俺を拘束しますか?」
ナルトがヒカゲ兄ちゃん!と声を大きくする。
「本来なら厳罰ものだが…そこまではしない色々な功績もあるからな…しばらく自宅謹慎だ!修行も駄目だ!この馬鹿者!」
まぁ、妥当かな?手助けと言ってもリュック置いといただけだし……あぁ、サスケとの会話を聞かれたのか?音に行けば強くなれるって言った時かな?サスケの里抜けはスルーするくせに…
たぶん根の暗部だろうな…ネジはさほどの監視対象じゃないだろうけど、イタチの同期で厄介者の俺とか、うちは一族のサスケや九尾の人柱力たるナルトは火影の暗部以外の見張りはいただろうな。まぁ、火影の暗部も四六時中見張ってないんだろう。見張ってたらサスケを止めてただろうし…拘束と言う形で。
「では、謹慎に入らせて頂きます。失礼いたします。ネジ買い物頼むな。ナルト修行に行く時の見送りが出来なくてすまない…」
ネジは気にしなくて良いと、ナルトは家で見送りしてくれれば良いってばよ!と笑ってくれた。俺は火影室のから家に戻る。綱手さん達に挨拶して、弟達はついてきた。
残された綱手さん達は複雑で困惑した顔。
その日の夜ネジとナルトに盗聴防止部屋にて、
「…二人は本当に思うことはないのか?サスケを送り出したようなもんだし、二人は死にかけてるし…俺を恨んだっていいだよ?」
「恨んだりする訳がない!兄さんはいつも言ってただろ?何かを成すには覚悟がいるって。サスケも覚悟を持って里をぬけた。兄さんも覚悟を持って里抜けを促した。オレもナルトも覚悟を持ってサスケを止めに行った。それだけだよ」
うんうんとナルトが頷いている。オレは幸せ者だな。俺がやろうとしてる事はこの忍界でできる限りの死人を出さないこと、それに尽きる。まぁ、エゴだな…ぶっちゃけ、好きなキャラが死ぬのが嫌なだけだ。イタチとかネジとか鬼鮫とかね。彼らは死ぬ必要があったか?そんなことはないハズだ。この世界が悪いんや!
自分勝手よな~守れなかった人がいると言うのに…とにかくカグヤの復活は阻止したいな。
俺なりには頑張るけど、適度に緩くね!さもないとペインみたいに世界に痛みをとか、グルグル仮面とか、クレイジーサイコ┌(┌^o^)┐みたいに過激派になってまうからな。
この世界に転生して初めに決めた通り好きにやるだけだ。そのためにもマダラとまでは行かなくても火影クラスの力量は欲しいところだな…無理じゃね?
はあ~ネジ達連れて師匠の所に行きたいな~反対されるかな~
師匠のところで人助けをしたい本体