ひょっとこと二人で師匠の研究室に戻る。しばし師匠に任せます。
「改めてよろしく。疲れてるでしょうから積もる話は明日でも良いわよ」
サスケは今で構わないと言う。
「それじゃあ…うちはの事件について話しましょうか」
えっ?と驚くサスケ。師匠はうちはの事件の真実を話し始める。うちはのクーデターにイタチの決断等々。サスケの顔色が悪くなる。そりゃなあ~復讐相手がサスケを救ってたなんてさあ。
「…嘘だ…そんなハズは…え?父さん達がクーデター?…確かにあの時期…皆ピリピリしてた?イタチ…兄さんは里からの命令?えっ?」
混乱してるな。俺でも混乱するよ…イタチは罪深いなあ。
「証人もいるわよ」
師匠に促される。さあ、覚悟決めますよ!
俺達は仮面を外す。
「なっ…ヒカゲ…兄…さん?…どうして?えっ…しかも二人?…これは幻術か…?」
「幻術じゃないのはサスケが一番わかるだろ?正真正銘ヒカゲだよ」
さらにサスケは混乱してしまったな。さもありなん。誰でも混乱するよ。
「…双…子?いや…三つ子…?」
「どれもハズレだ。サスケ。俺達はヒカゲなんだよ」
俺達はヒカゲであってヒカゲ?みたいな存在だな。
「俺達はね。ヒカゲと師匠…大蛇丸さんとの協同で開発した新種の影分身なんだ」
…それが、なんで…音の里にかって?里の外を自由に回れる自分が欲しかったのさ。
俺は日向に生まれてから…この世界はどこか歪だと感じていた。まぁ、もともと漫画だからストリート的にしょうがないんだろうけどさあ。この世界の当事者になるとねえ。日向の体制…宗家と分家これも、?みたいなこ事が多い。なんで呪印は分家だけなのか?白眼を守るのなら宗家分家関係なしに呪印あった方が良いよね?そうすれば白眼は流出しない。分家だけの時点てさあ、分家を宗家の弾除けくらいにしか思ってないんだよな。でヒナタの誘拐事件で父さんが犠牲になった。決定的だったね。三代目すら疑問に思ってないんだから…
酷な事を言えばヒアシさんに呪印施して、引き渡せば良かったよな?宗家の血筋を守る意味合いが薄いんだよ!ぶんけだってさ、スッゴい才能ある人は何人もいたのに分家だからと前に出ない。まぁ、呪印で勝手なことが出来なかっただけかもしれないけど…
うちは事件も矛盾ばかりだし…恐れすぎだし、写輪眼獲得の為にわざと皆殺しにしたんじゃないかと疑ってしまう。クーデター起こされないように、配慮できたでしょうが!うちは怖いよ病は不治の病なん?
ナルト事もおかしいよね?わざわざ嫌われ者にしてさあ。たぶんこれも四代目火影の子供だから恐れたんだな。火影候補になっちゃうしね。九尾さんだけじゃないと思うよ。
だから、俺は木ノ葉が嫌いなのよ。本当は何もかも捨てて一人になりたかったけど…まぁ、無理だよね。ネジもサスケもナルトも大切だったから…皆をホッポリ出す訳にはいかんだろう。
それで、せめてこの忍界で行き場を失った者の居場所が欲しかったんだよ。大蛇丸さんも協力してくれたしね。
まぁ、サスケや皆を騙してるのには変わりない…サスケ。俺を好きにしていいよ…その権利がサスケにはある。(ネジやナルトにもだが)
「ヒカゲ…兄さんは…アンタは…アンタはぁぁぁぁー!!」
サスケは俺らにひしと抱き付いてきた。サスケ…俺らを…俺をゆるして…
「「アバババー!!」」
アバー、雷遁が流れてますよ!千鳥流し?そりゃそうだー。肉が焼ける!焦げる!死んだか……
「オレはアンタにヒカゲ兄さんに恩がある…でも…オレやネジ、ナルトも騙してたのには変わりはない…殺しはしない。できる訳がないだろう…だから、これでチャラだ!!」
ウガー、電圧を上げてきました!!さしずめ強力スタンガンにやられてる感じかな?強力なね。痺れて動けない!
サスケは優しいな…このまま雷遁で殺すこともできるのに…
一通り雷遁責めにあったがようやく解放された。
「本当にヒカゲ兄さんそのものなんだな…分身なのかわからない。オレの雷遁でも消えない影分身?意味が分からない!そもそも影分身使えたんだな…」
少し焦げてプスプスいってる俺達二人。正座してます。コントみたいな状態…口から煙を出して頭はアフロ…いやスゲー痛かったんだよ?
「影分身は習ったことはあるけど……使えはしない事にしてた……からね……」
これはナルトに影分身教えた時にも言ってある。
研究室の扉がノックされた。師匠が入んなさい。と許可する。
「大蛇丸先生。サスケくんの部屋が準備でき……何をやってるんだい?君達は…」
カブト先輩の視線が痛いです…しょぼん…
闇落ちサスケなら殺ってたね