ハイスクールD×D~HSSを持つ転生者~   作:あっくん

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ありがとうございます! 皆様のお陰です!

これからもHSSの転生者をよろしくお願いします。


5月11日、大幅に修正しました。


第14話~殴りこみと不死鳥~

ライザーの『女王(クイーン)』が俺に向けて手を向けた。

直後、俺の目の前で爆発が起こる!

ドォォォオオォンッッ!!

「ぐぅっ!?」

それをまともにくらい、吹っ飛んだ。

頭を振り、意識をハッキリさせる。

……危なかった。爆発耐性にしていなかったら、皆みたいにリタイアになるところだった。

「…私の爆発をまともにくらい、生き残ったのはあなたが最年少よ」

どうやらさっきので決めるつもりだった彼女は、苦虫を潰した様子だ。

「………」

俺は牽制としてベレッタM92Fを発砲する。

だが、彼女はそれにビビった様子もなく再び俺に向けて手を向ける。

俺は瞬時に後退し、爆発から逃れた。

「なかなかやるわね、ボウヤ」

「それはどうも」

彼女の両方の翼に向けて、ベレッタとDEを撃つ。

パァンッ!!

ドォッ!!

二つの銃弾は正確に彼女の翼に命中した。

「っはぁッ!!」

翼を撃たれた彼女は、空中に滞空できなくなり、地上へ降りてくる。

「これで対等になったな」

「いい気に、なるなぁ!!」

 彼女は両手を俺に向ける。

…無駄だ。俺に一度やったものは通用しないッ!!

俺は全力で駆け出す!

「――ッ!? は、速い!」

爆発をはずした彼女は、俺の速さに動揺している。

一気に彼女との距離を詰めた俺は、意識を刈り取る為拳でアゴの先端を掠めた。

「…ぅ…」

彼女は糸の切れた人形のように倒れ、光に包まれ消えていった。

『ライザー・フェニックス様の「女王」一名、リタイア』

「……お前の敗因は、俺を完全に怒らせたことだ。精々、治療してもらうんだな」

既にいなくなった彼女に対して言葉を吐き捨て、部長達とライザーが戦ってる新校舎の屋上へ向かった。

 

 

 

 

 

 

 

◇◆◇

 

 

 

 

 

 

 

俺が屋上へ着いた頃には、ほぼこちら側が全滅に近かった。

「―ッ!? 一誠ッ!!」

部長に抱かれていた一誠は、血だらけのボロボロだった。

「……お、れ……部長を……勝たせて……あげ……ます……から」

もう動けないはずなのに、ライザーへ向かっていく一誠。

「この…さっさとやられろよッ!!」

ライザーが一誠に向かって拳を叩き込もうとしていた。

「やられるのは、お前の方だライザーッ!!」

HSSの状態でたまに、意識より体がさきに動く事がある。

それは30倍に跳ね上がった神経に、脳がついていっていない証拠だ。

俺にライザーに向かって『不可視の銃弾(インヴィジビレ)』を放っていた。

ベルセになっての『不可視の銃弾』は、並の悪魔には見えないはずだ!

バスッ!

銃弾はライザーの心臓部分を貫き、遠くへ行ってしまった。

「無駄だ。不死鳥である俺に、銃弾など効かんのだよッ!!」

貫かれた場所が再生していく…!

これが、不死鳥の再生能力か…。

確かにこれは…、精神的にくるな。心臓の部分を的確に狙っても、再生できるなんて。

 

一瞬動きを止めたライザーだが、また一誠を殴りとばそうとしていた。

奴の拳が一誠に当たる瞬間ーー

投了(リザイン)します」

部長のその言葉に、ライザーは動きを止めた

「聴こえなかったの? ライザー。なら、もう一度言うわ。投了します」

『リアス・グレモリー様の投了を確認しました。ライザー・フェニックス様の勝利です』

毅然とした態度で、負けを認めた部長。

……正直言うが、今俺は部長を殴りたい。

俺がいるから部長はまだ、詰んではいない。まだやれた。

だが、部長は一誠の為に投了した。

でも、あのままやっていれば俺達は一誠を失っていたと思う。

俺は…はこの敗北を絶対に忘れない。

これを糧とし部長の為、皆のために強くなってやる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◇◆◇

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あの敗北から二日経った。だが、未だに一誠は目を覚まさない。

「…今日こそ、目を覚ましているか…?」

今はアーシアがつきっきりで看病している。…アーシアの為に、目を覚ませよ親友。

一誠の身を心配しているとき、突如リビングに魔方陣が現れ、そこからメイド服を着た銀髪の女性――グレイフィアさんが現れた。

「ここにいましたか」

「…グレイフィアさん?」

「…お嬢様とライザー様の婚約パーティーには行かれないのですか?」

単刀直入に訊いてくるグレイフィアさん。

「…少し、あのゲームについて考え事をしていましてね」

「……納得されてませんか?」

「いや、こうなる事は予想していたので。でも、部長がライザーと結婚するのだけは納得できていませんので、パーティーを潰そうかと」

…俺の体はあのドス黒い血が流れ始めている。今は抑えているからいいが、ライザーを見た瞬間、一気に体中に回るだろう。

「そうですか。…ではこれを」

グレイフィアさんは懐から魔方陣が描かれた紙切れを取り出した。

「これは、グレモリー家とフェニックス家の婚約パーティーの会場へ転移できるものです」

…成程。これで行けと。

「サーゼクス様からの伝言です。『妹を助けたいのなら、それを使い会場に殴りこんできなさい』とのことです。因みに、一誠様には渡しました」

一誠の奴、目覚めていたか…!

思わぬ朗報に、笑みがこぼれた。

「では、私はこれで」

グレイフィアさんは魔方陣で俺の家を後にした。

「………」

俺はグレイフィアさんから渡された紙切れを見る。

…これで部長を助けに行ける。一誠も同じ事を考えているに違いない。

俺は自分の部屋に行き、このときのために用意していたあるものをとり魔方陣で会場へ向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◇◆◇

 

 

 

 

 

 

 

魔方陣で見知らぬ場所へ転移した俺は、辺りを見渡す。

奥から賑やかな声が聞えた。あそこが会場か。

会場へ向かって歩き出したとき、俺の隣に魔方陣が現れた。やっと来たか、一誠。

「ん? おぉ! クリスか…!」

「よぉ、一誠。――ん? お前ッ! その左手はどうした!? 何があった!?」

俺の左手はドラゴンの腕になっていた。

動揺している俺に対して、一誠は冷静だった。

「……ちょっと、左手を代償に部長を救えるほどの力を得たよ」

「代償に…!? 一誠、これは一生ついてくるぞ!」

これは勘だが、一誠の手は一生ドラゴンのままだ。何かをしない限り。

「あぁ、知っているよ。でも、部長を助けるためなら足や目を代償にしてもいい」

「…そうか」

俺はこれ以上言うのをやめた。きっと平行線になるに違いない。

こいつは意外と頑固だからな。

「クリス行こう。部長を助けに」

俺は無言で頷き、先へ行く一誠の後をついていった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◇◆◇

 

 

 

 

 

 

会場の扉の前に来た俺達。

「一誠、覚悟はできているか?」

俺の言葉にニッと笑い、

「覚悟なんてこの手を差し出す前には決まっていたさ!」

「そうか。じゃあ、行くぞ親友!」

「ああ!」

 バンッ!!

俺達は扉を勢いよく開いた。

「部長ォォォォォォォォォォッッ!!」

一誠が大声で部長を呼んでいた。部長がこっちに気づき、一筋の涙を流したのが見えた。

ライザーはタキシードを着ている。ホストにしかみえねぇな、オイ。

ドックンッ!!

血流は中心・中央に集まった。俺は準備いいぜ? 一誠。

「上級悪魔の皆様。それに主様の兄である魔王様。俺は駒王学園オカルト研究部でリアス・グレモリー様の『兵士』神矢クリス。こっちは同じく『兵士』の兵藤一誠。――ライザー」

俺はライザーを指差し、言った。

「我が主――リアス・グレモリー様を取り戻しにきた」

「……ッ!! 神矢クリスゥッ!!」

肩を怒らせながら、唸るような声で俺の名前を言うライザー。

衛兵がこっちに来るが、祐斗、小猫、朱乃さんが抑える。

「ありがとう」

「済まない」

俺達は小さく礼を呟き、ライザーの元へ向かう。一誠は面と向かって言い放った。

「リアス・グレモリー様の処女は俺のものだ!!」

「お前……ッッ!!」

形容しがたい表情で一誠を睨むライザー。

 

「どういう事だ、ライザー?」

「リアス殿。これはいったい?」

会場の皆は落ち着かない様子でガヤガヤと騒ぐ。

「私が用意した余興ですよ。ドラゴンの力がみたくてね」

紅髪の男性がこっちに歩み寄ってくる。紅髪、部長に似ている顔。間違いない、この方が魔王サーゼクス・ルシファー。

「私は可愛い妹の婚約パーティーを派手にやりたいのですよ。ドラゴン対フェニックス。伝説の生き物同士で会場を盛り上げる。これに勝る演出はないでしょう」

魔王様の言葉に全員が黙る。魔王様が俺達へ視線を向ける。

「ドラゴン使いくんに銃士くん。お許しは出たよ。ライザ-、リアスと私の前で今一度見せてくれるかい?」

ライザーは不敵に笑い、会場へ聞えるほどの声で言う。

「いいでしょう。このライザー、身を固める前の最後の炎をお見せましょう!!」

奴はやる気だ。ふはは、これは楽しみだ…!!

「ドラゴン使いくんに銃士くん。キミ達が勝った場合の代価は――」

「失礼ながら。代価は、主様を帰してほしい。ただ、それだけです」

魔王様の言葉を遮り、言葉を紡いだ俺。魔王様の言葉を遮るなんて、気が強くなるベルセじゃないと無理だな。

だが、魔王様はその答えに満足したような笑みを浮かべた。

「わかった。キミ達が勝ったら、リアスを連れて行けばいい」

「ありがとうございます!」

会場の奥へ消えていく魔王様に、俺達は頭を深く下げお礼を言った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◇◆◇

 

 

 

 

 

 

 

 

 

会場に作られた空間。

一誠はライザーと対峙していて、俺はレイヴェルを除く、十三人のライザーの眷属と対峙していた。

一誠は既に『赤龍帝の籠手(ブーステッド・ギア)』を出現させ、俺はコルト・ピースメーカーを二挺。

「まさかまたあなたと戦うことになるなんてね」

ライザーの『女王』が呟く。俺が一方的に倒したのは記憶に新しい。

「……五秒で全員斃す。覚悟しろ」

「ッ!! 舐められたものね、私達も!!」

ライザーの『女王』以外の眷属は俺に向かっていく。

対する俺は無形の構えをとった。

いくぞ、俺の中で最速の銃技。

――『不可視の銃弾(インヴィジビレ)』――

『不可視の銃弾』の六連射、片方のピースメーカーで六連射。空中リロードした最初のピースメーカーで四連射。計十六発の銃弾が彼女らを襲った。

「な、何だ今のは…」

「見えなかったよ…」

彼女らは見えない速度で向かっていく銃弾をくらい、倒れていく。

空中にいる『女王』だけは翼に二発、頭部に銃弾を掠めた。

「くッ! でも、はずしたのが失敗だったようね」

地上へ降りてくる彼女は掌を俺に向けた。

「いいや、狙い通りだ」

不敵な笑みを浮かべる俺に、彼女の爆発は―当たらなかった。

「…???」

疑問符を浮かべる彼女は俺の斜め上に手を向けていたのだ。

その後、彼女はふらふらと動き、倒れた。

 

こっちは片付けた。一誠の加勢のため、ピースメーカーからベレッタM92Fとデザート・イーグルに変え、先生からもらった特性の銃弾を装填する。

「一誠。こっちは終わ――」

ゾワッ!

真っ赤の鎧を着ている一誠を見て、鳥肌が立った。

な、なんだあれは…! 一誠なのか?

「おう、クリス。もう終わったのか」

「あ、あぁ。一誠、その姿は…」

「これの事は後で話す。だから、焼き鳥を斃すために手を貸して欲しい」

思わぬ一誠からの申し出に多少驚いたが、

「ああ。焼き鳥を――ライザーを斃すぞ」

「おう!」

俺と一誠は、挟み撃ちする形でライザーへ向かっていく。

「く、挟み撃ちか! なら、こうするまでだ!」

ライザーは俺達に向けて、炎を放った。

「おおおおぉぉぉぉぉおおおおおッッ!!」

一誠は炎にものともせずににライザー向かっていく。

俺は即座に炎耐性をつけ、紙一重で避ける。

チリチリ、と耐性をもつ駒王学園の制服が焼けていく。

あいつの炎に耐性は無意味かよ…!

〈不死鳥の炎はとても危険でね。避けるなら紙一重じゃないほうがいいよ〉

―ありがとな、エリス。

俺はエリスの言葉を信じ、ライザーへ向かってベレッタM92Fとデザート・イーグルを発砲する。

パァンッ!

ドオンッ!!

異なる質量の銃弾が、ライザーの腹部と肩を貫いた。

「神矢クリス。普通の銃弾は俺に―――」

ゴハッ! とライザーは大量に血を吐いた。

「な、何故だッ!? 俺に銃弾は効果がないはずだ!」

動揺するライザーに不敵な笑みを浮かべる俺。

「それはな。今俺が装填しているのが銀化銃弾(ホーリー)だからだ。それに聖水に浸けていたしな」

でも、おかげで手は荒れ放題。今後の生活にも支障が出そうだ。

「…で、ライザー。余所見をしていていいのか?」

「何を言って――ごはっ!?」

「うおぉぉぉぉおおおぉおッッ!!!!」

一誠の渾身をストレートがライザーの顔面に直撃。

ライザーが吹き飛んだのと同時に一誠の鎧が解除される。

 

「このくそガキがぁ…!」

よろよろと立ち上がるライザーは、再生していく。

「…一誠」

「な、なんだ? クリス」

「ライザーの再生する時間が遅くなっている。あと少しでこの戦いは終わるぞ」

「ほ、本当か!? よしこれで終わりにするぞ!」

一誠は十字架を巻きつけている左手にアーシアから譲り受けたであろう聖水を被せる。

『Transfer!!』

一誠の新しい能力である『赤龍帝からの贈り物(ブーステッド・ギア・ギフト)』で十字架と聖水に譲渡したらしい。

「奴を仕留めるぞ」

「おうよ!」

一誠は全速力でライザーに向かっていき、俺は『不可視の銃弾』でライザーへ発砲する。

バスッ!

ドオンッ!!

「ぐはぁッ! ……このやろうがぁああぁぁぁっッ!!」

ライザーは聖水につけていた銀化銃弾を二発ともくらいながらも、俺に向かって炎を放つ。

炎を避け、今度はライザーへと向かっていく。

「かかったな、ライザー! お前を斃すのは俺じゃなくて――」

俺に意識を向けていたライザーは一誠には気づかなかった。

「くらえ、ライザー!!」

「なっ! 小僧、いつの間に…!」

ドゴンッッ!!

一誠の拳がライザーの腹部へ深く鋭く性格に抉り込んでいた。

「こ、こんなことで、お、俺が……」

一言だけ漏らすと、ライザーは倒れた。

 

 

 

 

 

 

 

◇◆◇

 

 

 

 

 

 

 

何かを訴えるような目をしているレイヴェルに頑張れよと言い、部長の父親から部長を返してもらった。

そのときに一緒にいた魔王様がいないのが気になったが…、気にしてはいられない。

一誠は魔方陣が描かれた紙切れをとりだし、魔方陣からはグリフォンが現れた。

「部室で待っているからな!」

ベルセが治まり、通常状態になった俺は、幸せそうな顔をしながらこちらへ手を振る一誠を見送った。

「さて、俺達も帰りましょうか」

と締めくくったときだった。

「クリスくん? 少し訊きたい事が」

朱乃さんから聞きたいこととは…? いったい何だろうか?

「クリスくんの性格と纏っている空気の変化ですわ」

「…朱乃さん。それには答えることはできないです」

「あらあら、そうですか。残念ですわね」

 一瞬、朱乃さんの瞳に獰猛な肉食獣と同じ目が見えたのだけど…気のせいか。

「…行きましょうか。クリス先輩」

がすっと蹴りながら俺を引っ張っていく小猫。

「おいこら! そこは引っ張るな小猫!」

こうして、部長を取り戻す事の出来た俺達も部室へと向かっていった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◇◆◇

 

 

 

 

 

 

後日談。

部長はアーシアのように一誠の家に住むことになった。

でも部長。いくら好きな人と一緒にいたいからって、一誠の両親に悪魔のちからを使うのはダメじゃないのか?

 

後、一誠にあの鎧のことを訊くとあの鎧は『赤龍帝の籠手(ブーステッド・ギア)』の禁手(バランスブレイカー)、『赤龍帝の鎧(ブーステッド・ギア・スケイルメイル)』とかいうものらしい。

でも一誠の能力が低すぎて今はたった十秒しか使えない。しかも使用すると、三日は神器が使用不可になるらしい。デメリットでか過ぎだろ。

 

閑話休題。

 

婚約騒動の一件以来、俺の環境も変わった。それは――

「クリスくん、小猫ちゃん。お世話になりますわ」

朱乃さんが我が家に住みはじめた事だ。

だけど空き部屋がないので、朱乃さんには元母親の部屋に荷物を置いてもらう事にした。

ここに初めてきた朱乃さんにいろんな場所を教えている間、何故か小猫が不機嫌そうな表情をしていたのかはわからなかったが…。

そんなこんなで朱乃さんの引越しは終わり、朱乃さんも我が家の一員になった。

家族が増えていくのは嬉しいが、HSS的にはちょっと辛い。

しかも、朱乃さんは何かと俺に迫ってくるので、常時ヒスる可能性が出てきたって訳だ。

しかも、朱乃さんは小猫がいるときにも迫ってくるのでいつも小猫の鋭い毒舌が襲ってくる。…何気に心に刺さるんだよなぁ、小猫の毒舌。

 

まあ色々とあったけど、今回もこの一言で締めくくろうか。

 

これにて、一件落着。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆◇◆

 

 

 

 

 

 

 

「ったく、どこにいるんだ? あいつは」

黒い短髪で眼帯をしている少年は周りをキョロキョロしながら歩いていた。

「早いとこ見つけないと、親父にまたどやされる…」

どうやら探し物をしているらしいが、未だに見つかっていない。

「後はここだけか。――そういやアイツ。どうしているかな」

少年は考え込んで、やめた。考えることは苦手らしい。

「しゃーない。ここの管轄であるリアス・グレモリーに訊いてみるか」

少年は駒王学園へ向かう。日本刀を腰にぶら下げながら。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




今回で第二章は終わりです。

第三章からは何名かオリキャラをだします。
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