ハイスクールD×D~HSSを持つ転生者~   作:あっくん

19 / 27
待ちに待った第二期のハイスクールD×Dがとうとう始まりました!

総督カッコいい! 朱乃さんがエロい!
二天龍の鎧がカッコいい!!

早く! 早く! 一誠vsヴァーリの戦いが見たい!!!!!



第17話~vs仁と部長へのお願い~

俺たちは旧校舎の裏にある広場に来ていた。

朱乃さんが強固な結界を張ってくれたおかげで、簡易な決闘場になっているこの場所で俺たちは戦うことになった。

ゼノヴィア対祐斗。

イリナ対一誠。

俺こと神矢クリス対荒神仁。

という感じで、戦闘を行うことになった。

緋色に染まっている十拳剣を構える仁。

「HSSを発動しているクリスは油断できんからな…。すぐに終わらす!」

「来いよ、仁。返り討ちにしてやるよ!」

ベレッタとデザート・イーグルの双銃(ダブラ)で戦うことにした。

 

近距離を得意とする仁は、銃との相性は悪いはずだ。ゼノヴィアに撃ったときも、仁は近くにいたしな。

(勝つ可能性は高くは無い…。だが、それがいい…!)

仁は十拳剣を強く握ると――消えた。

(くっ!!)

いきなり後ろに仁の気配を感じ、発泡するが――当たらない。

「亜音速如きでは、俺を捉えることはできん!」

…だが、そういう仁も俺を斬れないでいた。

それは仁が俺を斬ろうする瞬間には俺はもう、仁に発泡しているからだ。

接近戦では俺に触れることができないことがわかったのか、仁は俺から距離をとった。

「…HSSよりも反応が早い、か。強いなぁクリスは」

仁はベルセのことを知らない。普段のHSSならばさっきの接近戦で負けていた…。それは確実だ。

相手の情報を知らない。このことが戦いをほんの少しだけ有利に進めていると思う。

だが、その考えは甘いということを思い知った。

「 十拳剣よ! 俺に力を貸せ!」

仁がそう言うと、緋色に染まった十拳剣が光を放ち、その光が仁を包んだ。

ゾワッ!!

さっきの数倍ぐらいの怖気が全身を覆う。

緋色の光は収まり、仁の髪は緋色に染まってた。

さっきとは…別人のように荒々しいが、どこか超然とした雰囲気を纏った仁が言う。

「くはは、これが俺の荒神モードだッ! こっからは本気でいくぜ! ―――さぁ、死合いだッ!」

いつの間にか鞘に収まっていた十拳剣を抜く。

それだけで、俺は――圧されていた。

(鞘から抜くだけで、ベルセの俺が圧されているだとッ!?)

仁が十拳剣を横に一閃。

ただそれだけの挙動に、俺はほぼ直感で思いっきり上へ跳んでいた。

その瞬間――仁より数m離れた木々が斬れた!

これには他のみんなは唖然としていた。

「ちっ、このチート野郎がッ!」

「まさか『不可視の斬撃(インヴィジブル・ブレイド)』を躱すとはなぁ! さすがだぜ、クリスッ!! たが、空中にいる状態では『不可視の斬撃』は避けることはできねぇよなぁ!」

仁はすでに構えをとっている。

 くそッ! さっきの斬撃も俺を空中にいかすための罠だったのかよ…!

斬撃耐性、衝撃耐性、打撃耐性をつけているが、それでもやられる

武器を盾にしても、祐斗の魔剣より耐久力が低いから雀の涙程もあるかどうか…。

〔どうやら、絶体絶命のピンチのようだね〕

必死に対策をを考えていたときに、エリスが話しかけてきた。

―エリスか! こういうときにはなしかけてくるんじゃねぇ!

〔まぁまぁ。これから不可視の斬撃の対処方法を教えようと思う〕

―お前、あれの対処方法を知っているのか!?

〔まぁね。さて、時間が無いから一度しか言わないよ〕

―早く…!

〔まず、防具の耐性を斬撃のみにする。武器を日本刀を二本にして魔力を纏わせる。これで大丈夫だと思うよ〕

―サンキュー! これでやってやるよッ!!

エリスに言われたとおりに武装を変える。

俺の行動だけで何をするかわかったのか、仁は笑みをこぼす。

「これを止めようとしているんだな! いいねぇ…! こういうのは俺ぁ好きだぜ!!」

仁は十拳剣を常人では見えない速度で十字に振るった。

反射的に魔力を纏わせた日本刀をX字に構えた。

ドンッ!!

「ぐぅッ!!」

思わず、手から落としてしまいそうなほどの衝撃が俺を襲う!

なんて…威力だ…!! 圧されていく…!

ピキピキピキィィ…

魔力を纏わせた日本刀に亀裂がはいる…!

「おおおおおぉぉぉぉぉおおおッッッ!!!」

常人の約50倍に強化されているベルセの力を使って、斬撃を上に弾き飛ばした!

それと同時に手元にあった日本刀が壊れた。

不可視の斬撃を弾いたのを見て、仁は笑い出した。

「くはは!! あれを弾くとは、さすがだよクリスぅ!」

「はぁ…はぁ…、くそっ! 仁のやつ完全に殺す気で放ちやがったな…!」

「あぁそうだ! 殺す気でいかないとお前の実力がわからないと思ったからな! だが、クリスの実力はもうわかった。お前は強い! しかもまだ伸びしろがあるときた! これ程、いまの俺にとって嬉しい事は無い!」

「この、戦闘狂が…!!」

「今のクリスも同じだろうがッ!」

「―ッ!?」

 あいつ、もうベルセの事を見抜いたのかよ…!

「さぁて、このモードもそろそろ終わる頃だしな…、ちょっとだけ本気を見せてやるよ」

仁は眼帯を取り、金色の瞳を晒す。

〔ッ!? あ、あれは…!〕

エリスが珍しく動揺していた。

―どうしたんだ? 何があった?

〔気をつけたほうがいい。あの眼は危険だよ〕

―危険って何が―

エリスと話しているときに視界に入っている仁が動き出した。

「くそッ!」

コルト・ピースメーカーを呼び出し、『不可視の銃弾(インヴィジビレ)』を放つが、仁はそれをわかっていたかのような動きで避け、十拳剣の刃を俺の首元に突きつけた。

「なっ!!」

詰み(チェックメイト)だ。クリス」

「……わかった。降参だ」

「…うん。それでいい」

 通常の戻ったらしい仁は、いつの間にか鞘に収まっている十拳剣を仕込み杖にしていた。

やっぱりか。十拳剣の一つ目の能力は擬態。

だが、イリナが持っている『擬態の聖剣』よりは性能は劣っているようだ。刃物系統にしかなれないと見た。

 

…次戦うときは、絶対に負けないからな。仁

「…どうやら、俺達の勝ちのようだな。これは」

周りを見ると、ゼノヴィアとイリナが勝ちで決着がついたようだ。

「…俺ら悪魔は完敗、か。それより、仁は強いなぁ。……亜音速で移動とか意味が分からん」

「……身体能力の強化も十拳剣の能力の一つだ。荒神モードの状態になると、最高で超音速の一歩手前まで速くできる。まぁ、そのかわり足がつるんだけどね」

照れくさそうに笑う仁。…超音速で動いて、代償が足がつるだけって……本当にチート野郎だな。仁の野郎。

 

〔それにしても。君はよく『不可視の斬撃』を日本刀だけで弾いたね〕

―正直、俺もできるとは思わなかった。

俺の本音に、エリスは少し驚いている様子だった。

―それより、何で防具の耐性を斬撃だけにしたんだ?

〔それはね。この『武装創造(アメント・イマジン)』は耐性を少なくすればするほど、耐性は上がっていくんだ。……あの斬撃に対して、僕の考えとしてはまず、魔力を纏わせた日本刀であれを防ぐ。もちろん、木々すらも一瞬で切り裂いたあの斬撃だからね。魔剣騎士の剣よりも脆い武装創造の武器では完全に防ぐとは思っていない。そこで斬撃耐性のみ使用した防具の出番さ。無傷ではないにしろ、クリスなら耐えてみせると思ったからね〕

―なるほど、そうなのか。ありがとう、エリス。

〔いやこれくらいはね。……HSSによる身体能力強化の凄まじさを…僕は甘くみていたということだね。――なら、後は劇的な何かがあれば、クリスは至る可能性があるということかな?〕

―誰が何に至るって?

〔ッ!? い、いや! 何でもない。ただの独り言だよ〕

……エリスの野郎。何か隠しているな、絶対。

まぁ、本人おから話しかけてくるだろ。その時まで放っておこう。

それよりも――

「ん? 何だクリス。俺の顔に何かついているのか?」

仁の用件を、部長に話をしないといけないな。

さっきの戦闘で体のあちこちが少々痛むが…、歩けないこともない。

俺はゆっくりとした足取りで、部長のところへ向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◇◆◇

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「クリス、一誠。無事でよかったわ」

部長は俺と一誠の頭を撫でる。部長は瞳が少々潤んでいた。

―心配だったのだろう。目の前で自分の眷属が傷つかないのかと。

俺はほぼ無傷だとはいえ、今の俺の全力を相手に仁は圧勝。

一誠も聖剣の一撃をもらっていた。――いまはアーシアに治療してもらって傷は塞がっているが。

どうやら一誠は、倍化を止めるタイミングをしくじったようで…、それが原因で聖剣の一撃をもらったのだとか。

ここにはいない祐斗は……、聖剣への憎しみで自分の利点を潰したことで敗北したらしい。

…祐斗よ。憎しみに捕らわれて、自分を見失っては負けるのは当たり前だと思う。

戦いのほぼ初心者である俺が言う言葉ではないけどな。

「リアス・グレモリー。少し、話があるんだが」

仁が部長に話しかけてきた。…とうとうあの事をいうのか?

「ええ、いいわよ。―それで、話とは?」

一誠から離れた部長はそのまま仁と話し始めた。

名残惜しそうに部長をみている一誠を説得してから、俺も話しに加わる。

 

「――一生のお願いだ、リアス・グレモリーッ! どうか、どうかッ! 俺のたった一人の妹を一緒に探して欲しい…! このとおりだッ!」

『ッ!?』

なんと、仁は俺達が見ている前で土下座をしたのだ!

さすがの俺もこれにはびっくりした。小さい頃の仁は、簡単には他人に頭を下げなかった。

{だって、あいつが悪いのに、何でおれがごめんなさいしないといけないの!}

とか言って絶対に頭を下げなかったあいつが…!

――あいつも、離れている間に成長したんだろうな。

俺と一誠の間にいたアーシアが「これが日本の土下座(ジャパニーズ・ドゲザ)…!」と言って少し感激したような表情をしているし。

「お願いです、部長! こいつの妹を探してやってはくれませんか?」

俺も仁のように土下座……ではなく、普通に頭を下げる。

部長ははぁ…とため息をつく。

「…仕方ないわね。祐斗の件であまり手伝うことはできないと思うけれど、私の管轄内にいるのなら、すぐに連絡するわ」

「ッ?! ありがとう、ありがとうッ!!」

仁は涙を浮かべながら、何度も何度も部長にお礼をいっていた。

ていうか仁。お前って妹がらみになるとすぐに泣くよなぁ。

そこだけは、昔と全然変わらないよな。

 

泣き止んだ仁は、俺の隣に来ると――

「愛華を見つけて、また三人で遊ぼうなっ!」

――ニッと人懐っこい笑みを浮かべた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




今回で初めてクリスが負けました。
ベルセの状態でも勝てない…仁はとてもチートな奴です。
色々制約がついているのですが、それでもチートな野郎です。
最後の金色の瞳は……分かる人には分かります!

さて話は変わりますが、これを見てくださっている皆様に質問します。
この作品に出てくる敵――曹操やコカビエルなどを原作より強くしたいのですが、よろしいでしょうか?

原作より強くしてほしいと思う方はAを、
そのままでいいやと思う方はBを選んでください。

締め切りは、来週の7月21日までにします。

も、もちろん。味方の原作組も少しは強くしますよ?

感想評価誤字脱字お願いします。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。