"""ピピッ"""
「んー…?また指令かぁー、今月なんか多いなぁどれどれ?」
"""今日の髪型をツインテールにしろ"""
「…。なんか珍しくわかりやすいな。まぁたまにはこんな時もあっていいか…」
ツインテールなんてどうやってセットするんだよ、ネットで調べたらでてくるか?まったくこんなしょうもないことまでやらせるとかほんとに指令様はいったい何が目的なんだかなぁ。まぁとりあえずセットしたら今月中の司令達成のための見回りでも行きますか。確か"""ヘイローのない人間の大人を見つけ味方する"""だっけ。今のところヘイローのない大人を見かけても大体がロボットか獣人かのどっちかだ。そんなことを考えていると急に大きな音が響いた。
「また抗争か?最近多くてやんなっちゃうねー」
ここ最近連邦生徒会長が行方不明になって治安が悪化しているらしい。まぁあんまり興味はないがこれで流れ弾などで目的の大人が撃たれて指令不履行などで罰をくらったらたまったもんじゃない。
「まぁ、いつも通り軽く行こう」
「ん?あれは…」
4人の少女と大人が戦っている。もしやあれが指令対象か?ともあれ人数差で行けば負けることは目に見えている。中には正義実現委員会の制服のものやミレニアムのセミナーの制服の物まで見える。ついでに参戦して恩を売るのもそれもまた良しか。つけている黒い仮面を付け直しツインテールが解けないよう注意して中に入り込む。
「大丈夫ですかー?」
「なんだ!奴らの援軍か!?」
「あの娘は…?」
周りにいる不良どもを持っているハンドガンで一掃する。このくらいのやつなら弾一発で気絶くらいには持っていけるだろう。
「ありがとうございます、助かりました」
「んー君はゲヘナの風紀委員会の娘かな?すごい謎メンツですねぇ」
「まぁなんと言うか突発的なチームだしね」
「"君はいったい誰なのかな?"」
大人の人が尋ねてきた。うーん女性…?だよねだいぶ身長大きいなそれに雰囲気がキリッとしていてなんかカッコ良くも綺麗にも見えるな。と、そんなことより質問に答えなきゃね。
「どうもー名乗るほどの者でもないのですが、私は松草キサメ。苗字でも名前でも好きに呼んでいいよー」
「"キサメねさっきは助けてくれてありがとう。"」
「どういたしましてー、それで君たちはどんな目的でここで戦ってるのー、」
「今私たちは先生…この大人の人をシャーレというビルに連れて行くために護衛…している感じかな?」
「そこで不良たちが暴れていたので鎮圧をしつつ送り届けていたという訳だ」
なるほどねあそこ異様に不良たちが漁ってるしなんか宝物でもあるのか…?まぁとりあえず指令を達成するためだし私も手伝おう。
「もしよかったら手伝いますよ、今見た感じ4人だけで進むのはちょっと厳しいものもありそうだしね」
「それはいいんですけど、その失礼ながらどこの学校の何年生でしょうか?」
「んえ?所属してる学校は…ない?かな」
「はぁ?じゃああなたも不良とほぼおんなじじゃない!?」
「いや!でも年齢的に学生でもないような…」
一気に不信感のある目で私のことを見てくる5対の目。うーんあんま事情説明したくはないんだけど…。どもっていると白色のトリニティの制服を着た娘がふと聞いてくる。
「ちなみにおいくつなんでしょうか…?」
「たしか28かな?」
「「「「はぁ!?!?」」」」
失礼だなこいつら。まぁなんとなくで勘違いしている理由もわかる。なぜなら…
「あなた身長いくつよ!?下手したら中学生よりも小さいじゃない!?」
「うるさい!!!こちとら3年前から145cmじゃ!!!」
まぁ本当は141cmだけど。しょうもないプライドだけど140前半はなんかすごいうん。悲しくなるからやめよう。多分髪型が悪いねたまたま今日ツインテールだったせいで余計に幼女みたいに幼く見えたからこんな誤解になったんだよねそうだよね?誰が幼いだよぶっ飛ばすぞ!
「まぁそういうことだから君たち私よりも年下なの。わかる?だから協力するよ」
なんとなく不服そうな雰囲気を感じるがどのみち協力は絶対だ何故なら指令があるからね。あと若干青髪のやつの目が怪しいなんか合法みたいなこと言ってるけど怖いよ最近の若者は恐ろしいね本当に。
「"私よりも年上の人に助けてもらえるのなら心強いよ"」
「ふーん?そこまでいうなら私も全力で助けようかなー…なんて。へへっ」
「「「「(チョロいなこの人)」」」」
なんかいまものすごい馬鹿にされた気がしたけどまぁ許してやろう私は大人だからな。うん。まぁそんなこんなで特に特筆する戦闘もなく無事にシャーレについた。
「じゃあ先生よかったら私たちの学校にもぜひきてくださいね?」
そんなことをみんな言いながら解散をする。
「"キサメはどうするの?"」
「んーまぁ助けることもできたし、私も解散しよかなー」
「"そっかここまでありがとうキサメまた何かあったら頼るね"」
そこで私たちはモモトークを交換して解散した。どのみち機密情報とかもあるだろうし多分大丈夫だろう。さぁそろそろ端末機から終わりの連絡でもくるかなー """ピピッ""" 話をすればだね、どれどれ…?
"""シャーレの先生と共に行動をしろ。信頼を得ろ"""
は?なんだこれまぁ行動を共にするまではわかるが信頼?どういうことだ敵対しないほうがいい存在だから全ての手の内を晒して味方に下らないといけないと言うことか?なんにしても指令は絶対だ…。まぁそれはそれでこれはこれだ。とりあえず中に入るか。
ん?なんかあいつ七囚人の一人じゃないか?なんでシャーレの中から…?戦闘音とかは聞こえてないが一応急ぐか…
上に登って部屋を見て行くとシャーレと書かれている部屋を見つける。そこでノックを何回かすると入っていいと声が聞こえる。
「"キサメ?何か忘れ物?"」
やばい共に行動すると言ってもただついて行くだけでもいいがそれはそれで動きづらいし怪しまれて排除されても面倒だな、…どうするべきか。
迷っていると先生から声がかかる。
「"そういえばキサメは今どこかで働いているのかい?"」
「???。いや特にはその日その日で適当に暮らしているだけだけど」
「"ならちょうどいいや、このシャーレ職員が私一人なんだよかったら私と一緒に働かないかい?"」
願ってもいない頼みだが、それをしてこの人になんのメリットがあるんだ?とても怪しいが今は断る必要性もない…。ならば…
「あぁ、わかった私がここで手伝おう、ただ時たま個人で行動する場合もあるんだが、有給はどれくらいあるんだ?」
流石に指令の問題で出かけれないとこちらとしても困ることはある。だからできるなら自由時間もなるべくあると助かるのだが…
「"………わかんない…"」
「へ??」
「"休みってあるのかな…?"」
不安しかないんだが?
どっちにしろ最悪勝手に出ていけばいいが共に行動するという指令がどこまで続くかによる。これが続くかぎりかの範囲内でしか指令は出ないと考えられるし別に大丈夫か…?。普通に休みがないのはブラックではあると思うけど。
「まぁいいよ、んじゃこれからしばらくの間よろしく先生?」
「"あぁ、よろしく。キサメがいればとても安心だよ"」
すごいさらっと勘違いしそうなこと言うなこの人。こうやっていろんな女の子をたぶらかして来たんだろうなぁ…まぁおじさんにはそんなものもうわかんないけどさ。
「あぁそれとこの仮面についてとかも説明しないとね」
「"そういえば年齢の話とかで有耶無耶になってたけどその仮面について何も聞いてなかったね"」
「まぁそうだね。若干そういう機能もついてんのさこれをつけていると存在がぼんやりとして意識から離れるんだ。色々とやることやってるからさ一応顔を隠してるんだ」
「"そうなんだ、もしかしてその仮面の下は絶世の美少女だったり?"」
「見たいのか?」
「いいの!?!?」
声でか。まぁ別に知ってる人と顔合わせのが気まずい人がいるから着けてるだけで別に先生に見せたところでだしね。ただそんなに期待はして欲しくないかな何故なら…
「はい、これが私の素顔」
「"メカクレ…!?"」
まぁ元々ロングで腰につくぐらい長いんだから前髪も伸ばしているのを察して欲しいものだが今日はツインテールだもんなあとなんか興奮してないちょっと怖いんだけど。
「"ちなみにその下の目を見ることは…?"」
「先生それはねスカートを捲るぐらいえっちな行為なんだよ。今私は上司からセクハラをされているってわけ。」
個人の感想だけどね。なんか落ち込んでんのか興奮してるのかわかんないなこの人。本当に信用していいんか?見た目クールの残念美人感がひしひしと伝わってくる。
「"それは置いといて服装黒のスーツだったんだね"」
あーそっか仮面つけてたから服装もぼんやりとしか見えていなかったのか。そう私の服装は黒のスーツに黒手袋をつけた黒髪のツインテールのチビ。なんとなく思ってたけど。
「めっちゃ私ゴキ◯リだね格好」
「"!?!?!?!?"」
めっちゃ吹き出してるし。だって全身黒光の触覚のようなツインテールってまじまんますぎない?いや黒の仮面も着けてるしほんと二つ名黒光の暗殺者みたいになりそう。それは流石に萎えるな…
「"そういえば持ってた銃ってどこにやったの?スーツの内ポケットにしては膨らんでなさそうだし"」
「あー鋭いですね先生それは…。」
黒色の手袋を使い異次元空間に収納していたハンドガンを取り出す。
「このように手袋で異次元空間にしまって必要な時に取り出すって感じです。」
「"すごい装備だねどこで手に入れたの?"」
「んーそれはちょっと秘密ですね、もう少し好感度を上げないと解放されない情報ですね」
「"そっか、それにしても厨二心が燻られる装備だね…"」
「まぁ、全部完全には使いこなせてないんですけどねー」
さて残るは端末機についてだが。出来れば聞いて欲しくはないが、いやある程度説明して納得だけでもしてもらいましょう。
「そしてこの端末機について教えます」
「"これは、ディスプレイがついてる…?"」
「これで私は指令というものを受けてそれをクリアすると私自身の力が強くなります。」
「"なるほどじゃあ今日助けてくれたのもこの機械に命令されたから?"」
この人鋭いな流石先生と言ったところか、これからしばらく行動を共にするんだなるべく信用は得たいのだが…。
「そうですね、基本的にはこの指令に従って行動はしていますね」
「"それはなんで?"」
嫌な質問だ。
「それを聞いてどうするですか先生は…?」
「"もし嫌なのであればこれがなくてもキサメが生活できるように助けるつもりだよ"」
「………ふふっ、余計なお世話ですよ。どのみち達成出来なければただ弱くなるだけでこの世界ではそれが致命的だからやっているだけですよ」
これは本心だ。ただこの人を信用するには十分すぎる質問であったのも事実だ。
「ねぇ、先生はなんでそんなにも優しいんですか?」
「"キサメもこの世界にいる生徒も全員私の大切な人だからかな?"」
「そうなんですね。では先生これで私から話せる内容は以上です。面接はこれで十分ですか?」
「"キサメなら面接も履歴書もなしで雇っちゃうよ!"」
「それはそれで危機感が足りず怖いんですけど…でもありがとうございます。これからよろしくお願いします!先生!」
「あっ、それと先生、私もともと男の人なのであんまり無防備だと襲っちゃうかもしれないですよ?」
「"………TSメカクレ合法ロリ厨二病不思議っ娘つよつよ年上同僚って…こと!?!?"」
なんかめちゃくちゃ盛られたないか?てかさらっとTSを受け入れないで欲しい。めちゃくちゃ動揺させようと開示したけどなんか興奮を後押ししただけな気がする。本当にこんな人を信用していいのかとても不安であるが。まぁそれはそれでこれはこれだ。彼女ならこの世界を救ってくれる気がする。
それはそれとしてちょっと目が怖い。
見切り発車なので設定甘いところが何箇所かある気がする。あと属性盛りすぎて絶対そのうちどっか忘れそう。ただ属性を盛るのは止められねぇんだそのうち絶対追加してやります。