銃社会で少年は苦労する   作:コンクリートを流し込む男

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不定期な投稿ですがよろしくお願いします


第1幕、嵐の前の優しさ

「お前なんか来るんじゃねぇよ!」ドガッ

 

「あはは!ひっでぇ!」

 

「何とか言ってみろよッ!」

 

「・・・」

 

いきなりですが、十束 ランタはいじめられている。

 

どうしては僕は虐められているんだ?

 

誰も助けてはくれない、見てみぬ知らんぷり。

 

早く放課後にならないかな。

 

早く

 

早く

 

早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く早く

 

ようやく放課後になった。

 

「どうしてなの?」

 

「どうして僕が虐められなきゃならないの?」

 

嫌になる。

 

もう、飛び降りようかな。

 

「次は優しい世界に生まれたいなぁ」

 

十束 ランタは飛び降り自殺をした。

 

 

 

 

 

 

 

朝が来た。

 

「・・・知らない天井だ」

 

体を起こす。

 

「僕は、どうして知らない場所にいるの?」

 

カレンダーを見る。

 

「登校日?」

 

「四月?七月じゃなくて?」

 

「登校日って書いてあるよね?」

 

「遅刻?」

 

 

 

「あれ?もう1人の子は?」

 

「遅刻なんじゃないですか?」

 

「お、遅れました!」

 

あれ?なんか武装してる?

 

「大丈夫!ギリギリセーフだからね!」

 

「良かったぁ」

 

「それじゃあ自己紹介しよっか!まずは私からね」

 

「私の名前は梔子 ユメよろしくね」

 

「次は私が」

 

「小鳥遊 ホシノよろしくお願いします」

 

「最後は僕だね」

 

「僕の名前は十束 ランタよろしくお願いします」

 

「ランタ君って言うんだ!」

 

「自己紹介も終わったし、校内を案内するね!」

 

「「はい」」

 

どうやらこの学校は僕を合わせて3人しか居ないらしい。

 

「そういえば、ランタは何故学校に入学することを決めたんですか?」

 

「え!?」

 

どうしよう、自殺したら別の世界に居ましたなんて言えない・・・

 

「お、親が勝手気に決めてたから!」

 

無理があるかな?

 

「親が勝手に?」

 

「でも、キヴォトスで男性を見たのは初めてですね?」

 

「確かに!どうやって来たの?」

 

「あ、えーと、イジメられてて知らない人だらけの環境に行きたくて」

 

「すいません、辛い事を思い出させてしまい「大丈夫だよ」そうですか」

 

「?」

 

「どうしたのランタ君?」

 

「生徒って僕達3人だけですよね?」

 

「そうだけど、どうかしたの?」

 

「いや、なんか外に人が居る気がしまして」

 

「いやいや、見てもいないのに何でわかるの?」

 

気のせいだったかな?

 

「いえ、ユメ先輩、居ました」

 

「嘘!?」

 

「数はざっと、20人あたりです」

 

「ランタ君はここに居て!」

 

「え?」

 

「ランタはヘイローがありませんから、戦う事が出来ないでしょう?」

 

「あ」

 

2人が行ってしまった。

 

「数が多いですねッ!」

 

「大変だね」

 

僕は何も出来ない。

 

「増援!?」

 

「物資が足りないかもね」

 

ただ見守る事しか出来ない。

 

「体力は問題ありませんが、数が」

 

「どうしよう、このままじゃ」

 

何か、サポートすることが出来たらいいのに。

 

いっその事祈りが届けばいいのに

 

2人共!頑張ってくださいッ!

 

「ランタ!?」「ランタ君!?」

 

「なんで、目が光って?」

 

「あはは、でも、応援されちゃったね」

 

「ユメ先輩、気のせいですかね?」

 

「?」

 

「なんか、疲れが消えたと言いますか、何なら力が漲ってきた感覚が」

 

「ランタ君の応援の力?」

 

「なんだこれ!?急に力が、入らなくなって」

 

「大丈夫か!?くそッ私もだッ!」

 

「すいません、僕は戦う事はできません、でも!サポートは任せてください!」

 

「あれ?弾が、装填されてる?」

 

「もしかして・・・ちゃんと撃てるね」

 

「ランタ君!前は任せてね!」

 

「その代わり後ろからの援護を頼みます!」

 

「はい!」

 

初めて、人の役に立てたかもしれない。

 

嬉しい。

 

人の力になるのがこんなにも嬉しいの事だったんだ。

 

戦闘が終わった。

 

「凄いね!ランタ君!」

 

「まさか、あんな事ができるなんて、驚きました」

 

「あはは、僕自身も驚いてるよ」

 

「でも、ここキヴォトスって銃が合法なんだね」

 

「銃が合法じゃないところから来たの?」

 

「はい、なので銃を持ってないんですよ」

 

「あ!でもさっきの人達の残骸がありますし、そこから拝借してもいいですか?」

 

「いいんじゃないかな?置いて行ったし」

 

「お、重たい・・・」

 

「ユメ先輩、重いです」

 

「言い方悪くないかな!?」「ランタ、それはちょっと言い方が・・・」

 

「え?あ、ごめんなさい!」

 

こうして新しい世界での一日が終わった。




主人公の情報は次回載せます。
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