リリカルなのは~赤鬼転生記~   作:コントラス

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第十一鬼~赤鬼と大食い、説明会~

side~宏壱~

 

 食堂に着き菫が日本円からミッド通貨へと両替した金で食券を買う。

 

 

「………あんた、そんなに食べれんの?」

 

「ん?」

 

 

 券売機のタッチパネルのボタンに写っているカツ丼ぽいやつを押していると、後ろからそんな声がかかる。

 

 

「腹減ってるからな」

 

「いや、それにしても買いすぎでしょ!――ピッ――って話してるときぐらいこっち向きなさいよ!」

 

「「「あ、あははは」」」

 

「宏壱くんはぁ~、よく食べるんですねぇ~」

 

 

 アルと会話しながら食券を買っていると怒られた。解せん。

 

 食券を厨房から顔を出しているおばちゃんに渡し食堂内を見渡す。すると数人の人だかりが見える。ちらっと見えたその中心、白髪ロングの美人さん、菫が数人の局員に囲まれていた。どれも男の局員で聞こえてくる会話によると、これから外で茶でもどうか、と誘っているらしい。まぁ、所謂ナンパってやつだな。相手が菫だからなぁ、気持ちは分からなくもねぇが、勤務中に外部の人間それも一般人を誘うってのはどうなんだ? しかも堂々とサボりを公言してやがる。

 

 

「あ、あの~グランガイツ試験官、あの人は?」

 

 

 俺の視線の先を追ったレイがゼストさんに尋ねる。

 

 

「ふむ、おそらく今回の試験の受験者の付き添いだろう。この食堂は待合室としても使われているからな」

 

「へぇ、そういえば何人か管理局の制服を着ていない人もいるわね」

 

 

 アルの言葉に周囲を見れば、確かに何人か魔力を持たない、或いは体を鍛えていないであろう人物がちらほらと見える。 まぁそれに関しては非魔導師だって可能性もあるけど、まさか制服を着てないってことはないだろ。

 

 

「はいよ」

 

「ああ、ありがとう」

 

 

 菫がナンパを無視しているのを眺めていると俺の分の料理が出来上がる。

 

 

「凄い量ですね」

 

「本当に食べれるの?」

 

 

 台に置かれたトレイは五つ、それぞれトレイの上には六品の料理、その何れもが器から溢れんばかりの大盛りときたら俺でも驚く。この体やけにカロリーを消費しやがる。魔法を使った後は特にな。と言っても食わないと動けなくなるなんてことはねぇけどな。

 

 

「運ぶの手伝いましょうか?」

 

「いや、大丈夫だ」

 

 

 レイが手伝いを申し出てくれたが運べないこともないので断る。

 頭に一つ、両肩に一つずつ、最後に両手に一つずつ持って人だかりの方へ歩いていく。

 

 

「器用ですねぇ~」

 

「本当に凄いです!」

 

 

 落とさないように歩いていると、追い付いたリッシュとニッツが声をかけてきた。周りからも視線を感じる。女性局員はなんか心配そうにはらはらと見ているが。

 

 

「それで、どこに座るの?」

 

「あそこだ」

 

 

 ルーヤにどこに座るのか?と聞かれたから素直に視線で目的の場所を示す。

 

 

「あの人のところ、ですか?」

 

「ああ、俺の家族だ」

 

「頭と肩と手に料理の乗ったトレイ乗せてそんなキリッとした顔で言われても、可笑しいだけよ」

 

「うるせぇ」

 

 

 他愛も無い会話をしながら菫のいる所まで歩いていくと、菫もこっちに気づいたようで目が合うと座っていた椅子から立ち上がる。

 

 

「お、やっと行く気になってくれたの? いや~粘ってみるもんだね」

 

「ホントホント、こんな美人さんが一人でいるなんて勿体ないよな」

 

 

 等々聞くに堪えない勘違いを起こしているバカ共を無視して、菫は真っ直ぐこっちに向かってくる。まぁ、後ろにそのバカ共を引き連れてるんだけどな。

 

 

「本当に綺麗な人ですねぇ~」

 

「あれがあんたの家族? 全然似てないわね」

 

「う~ん、私もそう思うよ。あ、ごめんね」

 

「み、皆さん失礼ですよぉ」

 

「でも似てないのは本当ですよね!」

 

「なかなか言うね、お前も」

 

「強いな」

 

 

 菫を見たルーヤ達の様々な反応に苦笑しか出ないが、ニッツの言葉が一番傷ついた。いや、血は繋がってねぇし、性格も殆ど違うから似てなくて当然なんだけど、断言されるとこう、意味もなく傷つくと言うか、そんな感じだ。あと一人、全く違う視点から見ているのが一人居るがこれは無視だな。

 

 

「宏壱様、一つお持ちします」

 

 

 俺の前で止まった菫を怪訝に思ったバカ共が驚愕の表情になる。こんな美人が俺みてぇなガキを様付けだもんな。後ろでも息を飲んだ音が聞こえるしな。

 

 

「ああ、助かる。頭に乗ってるやつ持ってくれ」

 

「御意、です」

 

 

  礼を言いながら頼むと、さっきまで殆ど動かなかった表情が笑顔に変わる。と言っても周囲には微笑み程度にしか見えてねぇんだろうが、俺からすりゃあこれは菫が魅せてくれる最大限の満面の笑みだ。

 

 

「へぇ~このお坊っちゃまがさっき君が言ってた――「では行きましょう、宏壱様」――ってちょっと無視はひどいんじゃない?」

 

 

 バカが何やら菫に話し掛けるも、それを無視して菫はさっきまで自分が座っていたテーブルへ歩き出す。

 

 

「ちょ、待てって言ってんでしょ」

 

 

 流石にしつこく感じた俺は魔力弾を撃ち込んで黙らそうとブレイク シューター(魔力変換無しの魔力弾(弱))をいつでも放てるように準備する。ちらっと見えたルーヤ達五人の口元が引きつっているように見えたが、気のせいだろう。

 

 

「待つのはお前らだ」

 

「あ゛あ゛!? 誰だよ! 俺たちはあのび…じ…んと」

 

 

 ブレイク シューターを撃つ前にゼストさんが声を掛ける。それが癇に障ったのか菫に声を掛けていたうちの一人が、誠意一杯の凄味を利かせて振り向くが、声を掛けたのがゼストさんだと知り固まる。

 

 

「あ、早く食わねぇと料理が冷めちまう」

 

 

 この場はゼストさんに任せることにして、準備したブレイク シューターを消し菫の後を追う。

 

 

「い、いいんですか?」

 

「ま、いいんじゃない? 試験官に任せた方が後腐れ無いでしょ」

 

「腹へったしなぁ~」

 

「はふぅ~、なんだかわたしもお腹空いてきましたぁ~」

 

「「あ、あはは」」

 

 

 そんな他愛も無い話をしていると、菫の待つテーブルに着きトレイをテーブルに置き椅子に座る。四人座れるテーブルを二つ繋げて八人座れるようにしてある。因みに席順は右から菫、俺、ニッツ、アル、向かいの席に菫の前が空いて、ルーヤ、レイ、リッシュだ。

 

 

「んじゃ、いただきまーす」

 

 

 手を合わせた後、料理を口に運ぶ。

 

 

「お~、うめぇ!」

 

 

 ポテトサラダは絶品だな。他にも旨そうなもんがいっぱいだ。

 

 

「管理局は料理にも気を使っているからな」

 

 

 そう声を掛けてきたのは、ナンパ野郎共の相手をしていたゼストさんだった。空いている席、菫の向い側の席に座る。

 

 

「料理にですか?」

 

 

 聞いたのはルーヤだが、レイ達も頭に?が飛んでいるのが幻視できる。

 

 

「確かに栄養補給は大事ですが、口にするものが不味ければ今後の士気、モチベーションに関わってきますからね」

 

「ほう、貴女は何者だ? 立ち居振舞いが並の者とは違うようだが」

 

「申し遅れました。私、宏壱様の従者筆頭兼今回の付き添い役の任を与っております、菫と申します」

 

 

 菫が椅子を引いて立ち上がり、真名を名乗り深々とお辞儀をする。その姿勢は様になっていて違和感も嫌味ったらしさもなく、相手を敬っていると思わせるものだった。まぁ、実際に敬ってるんじゃなくて、敵をむやみに作らない処世術みたいなもんだけどな。

 

 菫達には真名を名のってもらっている。地球で『我は、関雲長也!』何て言われても、周りには頭がおかしい人認定されて終わりだからな。確かに魏の絡繰り師『李典』が天の御遣い『北郷一刀』の持つ未来、現代(現代と言っても一刀の居た世界、天の国なんて呼ばれてたが、その天の国じゃあ曹操や劉備、孫権といった名立たる王、武将、軍師の殆どが男らしいから、あいつの言葉を借りればパラレルワールド、平行世界なんだろうって話だけどな)の知識をもとにカメラが開発され、開発した魏は勿論、俺たち蜀、蓮華(孫権)が治めていた呉にも出回っていた。まぁ、そんな2000年前の写真なんざ残ってねぇらしいが、その写真を基に人物画は描かれている。そうは言っても歴史上の人物、偉人に似ている奴なんて幾らでもいる。 人物画である以上絵の描き手によって捉え方が違うからな、見た目の印象、持っているイメージ、それらが違うだけで目付きや鼻立ち他にも違ってくる所はあるだろう。何が言いたいかって言うと、2000年前の英雄、英傑達の名を使うには色々と問題があるから真名を名乗ってるって話だ。

 

 閑話休題

 

 

「ほへぇ~、宏壱くんって地元ではお金持ちさんなんですか?」

 

 

 菫が椅子に座り直すと、俺の横に座っているニッツが聞いてくる。

 

 

「あー、んーっと、菫これ言ってもいいのか?」

 

「いずれ知られることになりますし、構わないかと」

 

 

 どう説明しようか、言ってもいいものだろうかと悩むが答えが出ず、菫に聞く。

 

 

「あー、そうだな。どうせ申請とかしなきゃならんだろうし、早めに誰かに知っておいてもらう必要があるか」

 

「はい」

 

 

 俺と菫の会話の意味が分からず首を傾げているルーヤ達に説明しようと、手に持っていた茶碗を置いて手を合わせる。

 

 

「ごちそうさまでした」

 

「「「「早っ!!?」」」」

 

 

 ルーヤ、レイ、ニッツ、アルの四人が声を上げる。リッシュとゼストさんも目を見開いている。菫は手早く食器とトレイを重ね厨房の方へ返しに行ってくれた。

 

 

「さて、じゃあ説明しようか。まずは菫の事からだな」

 

「いやいやいや、それより気になることができたんだけど!!」

 

「そうよ! なんであの量をこんな短時間で食べれたのよ! まだ五分も経ってないんだけど!!」

 

「菫はな俺の持つレアスキルの一部みたいなもんなんだ」

 

「「無視っ!?」」

 

「レアスキルですかぁ~?」

 

「お、お二人ともマイペースすぎます」

 

「そのレアスキルとはなんだ?」

 

「試験官まで……はぁ~、気にするのやめよ。疲れたわ」

 

「「「あ、あはは、はぁ~」」」

 

 

 なんか騒がしかったのが静かになったな。そんなことを考えながらテーブルの上に乗せた掌を上に向けて開き、魔力を集める。

 

 深紅の魔力が集まり始め形をなしていく、魔力光が収まると、六法全書並の大きさと分厚さの深緑色の本が出来上がっていた。表紙には金刺繍で大きく円が書かれ、その円の中には劉の文字が描かれていて、裏表紙にもデカデカと同じ金刺繍で蜀の文字が描かれている。

 

 

「ああ、これだよ」

 

「本、ですかぁ~?」

 

「この本『蜀伝の書』には様々な人物のプロフィールが載っている。菫もここに載ってるんだよ」

 

「見せてもらっても良いか?」

 

「ああ、構わねぇよ」

 

 

 ゼストさんの要求に応えテーブル越しに『蜀伝の書』を手渡す。ゼストさんはペラペラとページを捲っていて、その後ろにはルーヤ達が覗き見ている。

 

 

「女の人ばっかり」

 

「はい、皆さん綺麗な人ばっかりです」

 

「何これ、何て読むの?」

 

「あ! 菫さんです!」

 

「本当ですねぇ~」

 

「ふむ、ここで終わりか」

 

 

 最後のページまでいったようだ。最後と言っても実は『蜀伝の書』は完成していない。王の桃香を始め蜀の武将、軍師の死ぬまでの人生録が簡潔にまとめられ記録されているが、一人10ページ程度しかない。全員で合わせても10×22の220、何千ページとある『蜀伝の書』を満たすには足りない。その先は白紙で何も書かれていない状態だ。ただ貂蝉の話だと『蜀伝の書』には蒐集能力があるらしい。この能力は死んだ者の魂を吸収しデータ化するというもので、生前時『蜀伝の書』に血判を押すことで血の契約を結び、死亡後『蜀伝の書』に蒐集される、というものらしい。もしページが足りなくなった場合、勝手に増えるんだそうだ。相手が人外で悪魔や天使、妖怪とかの場合も同様って話だ。ページ数は蒐集した魂が生前どれだけの密度の人生を送ったかで決まるらしい。契約した奴が20で死んだとしても5ページを超えることもあれば、70で死んだ奴が3ページにも満たない可能性だってある。まぁ、俺と契約を結ぶような奴が3ページにも満たない、何て事はあり得ないらしいが。(貂蝉談)

 

 閑話休題

 

「要は、その本に載ってる奴等を呼び出せるんだよ」

 

「それって凄いんですか?」

 

「彼女、菫といったか。彼女でどれ程の実力だ?」

 

「え?」

 

「どういう事ですか?」

 

 

『蜀伝の書』をこちらに差し出しながら、ニッツの疑問に被せぎみに問うゼストさん。リッシュ以外は頭に?を浮かべている。

 

 

「何でそんなことを聞くんだ?」

 

 

『蜀伝の書』を受け取りながら素っ惚けて質問の意味を問う。

 

 

「立ち居振舞い、一瞬だけこちらに向けた観察するような視線、複数の男に囲まれても動じない胆力に対処できるという自信が見えた。それなりに場数を踏んでいるのは分かる」

 

「「ほへぇ~」」

 

「す、凄いです。そんなところを見てたんですね」

 

「これが地上本部のエース。こんな食堂でまで気を張ってるのね」

 

「……」

 

 

 ルーヤとニッツはぽけーっとしてるな、レイは驚き、アルは感心、リッシュは……大体分かってるみてぇだ。戦闘面はともかく観察力、頭の回転の早さは五人のなかじゃ一番だろうな。

 

 

「そこのデリッツシュ・マッサロは分かっていたようだが?」

 

「え? 本当? リッシュちゃん」

 

「はいぃ~、宏壱さんの護衛のようにも見えましたからぁ~」

 

「へぇ~、そうなんだ」

 

 

 このまま放置すればどんどん関係ない方向に行きそうだ。ここいらで話を戻させよう。

 

 

「ちょっと話が逸れてきてんぞ」

 

「ああ、そうだったな。それで彼女はその書の中で言えばどれ程の実力になる?」

 

「そうだなぁ」

 

 

 思案しながら『蜀伝の書』を開きパラパラとなんとなしに見ている。特にこの行動に意味はない。

 

 

「この中で言えば中の上、その時のコンディションが良ければ上の下辺りは確実だろうな。まぁ、菫自身は戦闘面よりも謀略に長けてるからな、相性にもよるさ」

 

「謀略ですか?」

 

「あー、別に説明してもいいけど時間なくなるぞ? さっきの実技試験のときに使った魔法の説明とかいいのか?って言うかお前ら早く食わねぇと冷めんぞ」

 

 

 俺のその言葉に慌てて食事を再開するルーヤ達、ゼストさんは話してる間も手は動いていたからもう料理も殆ど残っていない。

 

 左手の親指と中指を合わせ弾く、パチンと小気味良い音が鳴る。すると開いてテーブルの上に置いていた『蜀伝の書』が赤い光の粒子となり霧散していく。それを確認し、食事中のルーヤ達を見て。

 

 

「食いながら聞いてくれ。俺が何をしたのか」

 

 

 それから説明を始め、暫くしてから菫が戻ってきて、菫を交え説明する。

 

 俺の相棒の一人、刃には炎熱変換機能が付けられていること、グロウとギア ムーブ(ファースト、セカンド、サード、さらに上の二段階フォース、ファイナルと続くこれらの身体能力向上魔法を総称してギア ムーブと名付けた)のこと、ルーヤとレイの合成魔法・トランスペアレント チェーン(ルーヤのチェーン バインドとレイの幻術魔法・トランスペアレントを合わせた魔法。チェーン バインドは発動するとき、発動箇所に魔法陣が発生する。それではゼスト・グランガイツ相手に有効打には成り得ない。そこで宏壱が考えたのが、レイの幻術でどうにかしてチェーン バインドの発動を隠せないか?というものだった。{この時には既にゼストに打ち勝つことは不可能だと考えていた}座標の確定、動くものに対しての幻術魔法の行使、極めつけは複数、とレイの負担が並大抵のものではなく発動に時間が掛かるため時間稼ぎが必要だった)のこと、それらの説明を終えたときに丁度ゼストさんにメガーヌさんから念話で最後の受験者の試験終了の連絡が来た。

 

 メガーヌさんから連絡が来た後ブリーフィングルームに戻り今後の話を聞く。連絡先、住所の登録を行い解散となった。隊舎前で待たせていた菫と合流し、そこでルーヤ達と別れる。次に会うときは合格者説明会で、と言葉を交わし其々の世界へ帰るために歩き出す。

 

 

「合格しているといいですね」

 

 

 地球に帰ってきて家路を歩く最中、菫が聞いてきた。

 

 

「お前は俺が落ちると思ってんのか?」

 

「いえ、微塵も疑っておりません」

 

 

 菫の言葉にそう返すと特に慌てた様子もなく言い切る。

 

 

「じゃあ、なんでそんなこと聞くんだよ?」

 

「お約束かな、と思いまして」

 

「ドラマの見すぎだ」

 

「くすくす、そうですね。でも、面白いですよ?」

 

「そうかい」

 

 

 他愛もない会話を楽しみながら帰る家路は、ひどく平和を感じさせる。この平和を壊してまで進むべき道があるのか、悩むところではある。あるが、刺激のない道はひどく退屈なものだ。どうせなら凸凹(でこぼこ)で、細くて、坂があって、石ころが転がっている。そんな道をコイツらと手を引いて、時には引かれて、支え合っていけたら、なんて思う。

 

 

「宏壱様」

 

「ん? どうした?」

 

 

 少し感傷に浸っていると菫が声をかけてくる。

 

 

「今日は宏壱様の好きな唐揚げにしますね」

 

「おお! ホントか!?」

 

「はい。先ほど優雪さんに念話で下拵えを頼んでおきましたから」

 

 

 取り合えず今考えることは晩飯をたらふく食うことだな。




試験編終了!

はい、やっと終わりましたね。まぁ、まだまだ原作は始まりませんが。もう少しやりたいことがありますから、お付き合い下さい。

さて、今回はちょっとした説明会ですが解りましたでしょうか?解りづらいでしょうか?何かしら疑問があればご質問下さい。

次回少し時間が進みます。そこでとある少女に出逢う事になります。その少女を元気付けるお話。

では、次回にて会いましょう!
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