イカとブロとエアライダー   作:誰だ?

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ボスステージ3 みなぎるくちびる#タコツボックス

さてさて、俺たちが2ステージを攻略中、ついてこなかった連中はちゃんと他のヤカンでデンチナマズを集めてくれていたのですぐにボスヤカンに挑むことができた。

 

「やっとか・・・やっと俺もボスヤカンデビューか・・・」

 

「フン、今まで空気と化していたお前なんぞすぐにボスにやられるのがオチだ」

 

「ブロリー、ベジータを岩盤の刑にしてやれ」

 

「はい」

 

「フォォォォっ!?」

 

今回ばかりは陰でなんなくデンチナマズを取り返してくれていたトランクスにも感謝するべきところがある。こいつは他の仲間と違って一人活動することが多かったからな。

 

そんな息子を褒めないベジータ、いけなイー、です。

 

「はいはい!!やっぱりこのイケメン「変なこと言うと完全に空気にしてやるからな?」ハアッ⭐︎」

 

・・・ったく、調子に乗るとすぐこうなんだから。

 

___________________

 

「・・・なんだいあの顔面箱野郎は?」

 

『アタシあいつを知ってる!タコツボックス!!』

 

『でも確か二年前3号さんが破壊したはずでしが・・・?』

 

「そうなの?そんな撃破されるようなやつどうして復活させたんだろ?」

 

「フハハハ!!いくら復活したとて、この俺たちを超えることはできぬぅ!!」

 

真正面から突っ込んでくるタコツボックスをブロリーは伝説の超サイヤ人に変身して片手で受け止めてしまった。恐るべし伝説のサイヤ人・・・

 

しかし、タコツボックスは足をジタバささせるだけで背中に生えたタコ足を守る

 

手段を持っていなかった。

 

「どもはどうあれトランクス!あいつのタコ足を刺身にしてやれ!!」

 

「はぁぁぁぁぁぁ!!」

 

超サイヤ人に変身して素早く剣を引き抜いてみじん切りにした後に気功波で完全に消し去ってしまうトランクス。

 

するとタコツボックスがブロリーに掴まれた状態で飛び上がった。

 

「ヘアっ!?」

 

タコツボックスの巨体の着地の轟音と衝撃で手を離してしまうブロリー。

 

するとタコツボックスの表面が銀色の包装紙に包まれた。

 

「あいつ、保冷バックを被せてきやがったか・・・・・でもなんで保冷バッグ?普通にタコツボベーカリーみたいに鎧着せればよかったじゃん」

 

「・・・多分鎧じゃ重いからじゃねーか?」

 

なるほど、納得したわナックルジョー。でもどうしよう、あの保冷バッグが邪魔でタコ足も狙えん。

 

『真正面のロックを狙うでし!壊せば多分あのバッグは外れるでし!』

 

確かにタコツボックスの正面によくリュックとかについているロックがついていた。よくみるとあのバッグに繋がっているから確かにあそこを壊せばワンチャンあるな。

 

「ブロリー!一発よろしくお願いしますわ」

 

「スローイングブラスター!!」

 

タコツボックスがすごい勢いで近づいてくると同時にブロリーの砲丸投げで投げられた気弾がロックを破壊。さらにその破壊力と爆風の余波でタコツボックスをステージの隅に吹っ飛ばして距離をとった。

 

またまたタコツボックスが同じ動作で俺につっこんでくるが、どうってことはねぇな。

 

こちらはさっきブキチのリクエストでヒーローマニューバーにチェンジしていた。

 

高速移動できる『スライド』で横によけつつタコツボックスの正面以外の側面を塗りたくっていく。

 

スタンプ攻撃をしてきたタコツボックスだが、誰にも当たらず空振りに終わった挙句、また立ち上がれなくなっていた。

 

そいつの側面をさっき塗っておいたので、俺はその側面を上がっていく。

 

「今度はインク漬けでもいかがかねっ!」

 

そのままタコ足2本目も無事破壊。スーパージャンプで距離を取る。

 

すると今度はまた保冷バッグを纏ったかと思うと、今度は顔が三つに増えた。

 

おまけにさっきのロックがその顔の表面に一つずつほど越されている。

 

「何ぃ!?なんてやつだぁ・・・・!!」

 

「あの野郎考えやがったな・・・!!」

 

もう真横には避けられんな。よし逃げよう・・・って今度は保冷バッグの上から

 

マシンガンを打ってくるタコトルーパーまでいやがる!?

 

さすがに先輩の3号にやられてから学習したらしいな、あいつめ!

 

とにかく、この猛攻撃の雨を避けるためにステージに縁取られるかのようにあった窪みに逃げこむ俺たち。

 

ちょっと顔を出せば頭の横や上を敵のインクがスレスレで飛んでいく。

 

「どうしようかねぇ・・・お、そうだ。トランクスがトランクスルーであのロックぶっ壊しにいけないの?」

 

「あ、確かにそれは一理ありかもですね」

 

早速消えてロックの破壊に向かうトランクス。三つのうちの一つのロックを破壊してくれた。

 

だが同時に制限時間付きだったのもあって姿を晒してしまったトランクスはマシンガンの餌食になってしまった。

 

「ギヤァァァァァ!?!?!?」

 

「トランクス・・・お前の死は無駄にしないからな」

 

「オーイ!俺も復活できることを忘れちゃいませんかってんだ!」

 

何やらスタート地点で騒いでいるが無視⭐︎(ハアッ⭐︎)

 

でも残りのロックとマシンガンはどうしよう・・・このままじゃ迂闊に近づけないぞ・・・?

 

だがその時、起点は訪れる。

 

 

ズギュン!!

 

 

一つの閃光が走ったかに思ったらロックの二つ目を見事に破壊していた。

 

「電力管理で雇われて何かうるさくて駆けつけたら・・・そう言うわけだったのか」

 

 

『プラズマウィスプ(通称ウィスプ)』

 

 

「ウィスプ!?どうしてここにいるんだ!?」

 

「アルバイトでオクタリアンと名乗るとこから依頼受けてこの配送センターの電力管理を任されていたんだ。でも最近急に電力が落ちてきておまけに普段開いていないこのボスヤカンまで開いていたからなんだと思ってパトロールに来たら・・・」

 

「こうなっていたのを発見したってことか」

 

「全くだ!まだ電力仕事だけじゃまだしも、それを利用して俺の仲間をぶっ飛ばそうだなんて許すわけにはいかない!!」

 

バチバチッ・・・とウィスプの体が激しい電気を放つ。こいつを怒らせたら拉致のあかんことになるのに・・・終わったらタコツボックスさんよ?

 

雷の閃光ように高速移動する『電光石火』でマシンガンを打つタコトルーパーをインクと電気が混じった『プラズマレーザー』で場外に吹っ飛ばすウィスプ。

 

さっき登場した際に使ったのはこれか!

 

タコツボックスは空をふよふよと飛ぶウィスプに腹を立てたのか追いかけ回しているが、その判断は甘かった。

 

ウィスプの能力『プラズマ』は動き回った分だけ電気を発電して自動的にその分大きくなるバリアを自身の周りに展開する。さらにそのバリアを消費してその分派手でメチャクチャ強い技を放てるのだ。

 

追いかけっこをしている間にも、ウィスプをまとう電気のバリアは巨大化していくことに相手はいずいていない。

 

そしてそのウィスプから、プラズマ能力最大の必殺技が放たれる!!

 

「プラズマはどうだん!!」

 

ウィスプの手から巨大な電気の球が発射される。その大きさゆえ、残り二つのロックを同時に破壊してしまった。

 

最後の悪あがきかのようにタコツボックスがスタンプ攻撃をしてくるが、もう見切っているので軽々と避ける。

 

そして動けなくなったところを誰よりも早くタコ足の元に登ったナックルジョーがとどめの一撃!

 

「ライジングブレーイク!!」

 

炎とインクをを纏ったジャンピングアッパーを喰らって最後のタコ足を破壊された

 

タコツボックス。

 

ナックルジョーが飛び降りると足をダイヤルロック式の金庫みたいに高速で回した後にあたりにインクを撒き散らして消えていったのだった。

 

___________________

 

「ふぅ〜、一件落着っと。早いところデンチナマズをもらって行こう」

 

マニューバーでデンチナマズのバリアを割ってゲットしようとする俺。

 

しかし、その時

 

 

カッ!!

 

 

と言う音と共に俺のいる場所に何かが落ちてきた。

 

「!?」

 

幸いすぐに気づけた俺はスライドでその場所を離れる。

 

俺のいた場所はインクもろとも真っ黒焦げになっていた。

 

「これは・・・あたりに炎がないってことは電気で焼けこげたのか?でもデンチナマズじゃこんなことできない・・・ウィスプ、お前か!?」

 

「まさか!?今の俺はさっきのプラズマはどうだんを打ったせいで溜め込んだ電気は空になってるんだぞ!?そんな強力な電撃を打てるはずがない!!」

 

「・・・それはそうか。じゃ、いったい誰が?」

 

「・・・クズがぁ、またペンギンの部下がきたようだなぁ・・・?」

 

「何・・・?」

 

ブロリーが何かの気を察知して天井を見上げる。そこには・・・雲?

 

「室内じゃ雲は出ないぞ・・・まさか!?」

 

『そのまさかだゾラ!久しぶりだな!』

 

雲が目の前に降りてくる。

 

雲のくせに棘を生やしていて中心には大きな目玉が一つ。

 

「大王様の命令だ、このデンチナマズは貰っていってもいいよな?」

 

 

グランドウィリーに引き続き、『クラッコ』が目の前に現れた!!

 

 

 

続く

 

 

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