「ここからはこちらも本気で行かせてもらう・・・君たちも本気でかかってくるんだな?」
「・・・も、ものども怯むなぁー!!」
ワドルディ軍団が迫ってくるがノワールデデデは相棒のウィリーバイクのグリップを思いっきり蒸す。
その瞬間、ワドルディ軍団はワドルドゥを含めて全員中を舞っていた。
それを目に止めず、ノワールデデデはクラッコと交戦中のブロリーたちの方へと向かう。
『何が起こったでしか!?』
「ワドルドゥたちにも見えないようなスピードで全員にクイックスピンを当てたんだ。ノワールデデデはエアライドマシンに乗ることで本領を発揮できるからな・・・やっぱりすごいや。ゾラさんは」
「トランクス、そこでぼさっと実況してる暇あったらさっさとこっちにきて援護してくれ!クラッコのやつ、前回俺のアパートに来た時よりも何故かスピードが段違いに上がってやがる!!」
「わ、わかりました!すみませんがここで一旦無線を切ります!!」
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「・・・チッ!死に損ないめぇっ!」
『ダブルイレイザーキャノン』が軽々と避けられて怒りが募るブロリー。
先ほどノワールデデデが言ったようにデデデ大王がアパートから出て行く前まではクラッコもアパートに一緒に住んでいたのだが、その時よりも断然にスピードが上がっている。
しかしブロリーは変だと感じていた。今のクラッコから放たれる気の量ではこんなに素早く移動することはできないはずなのだ。
(あのクズめ、何か隠しているな?)
そんな呑気な考えを浮かばせているうちに今度は大きな雲に変化したクラッコから凄まじい電圧の雷が落とされた。
「あばばばばばば!?」
油断して近づきすぎたナックルジョーが感電してひっくり返ってしまった。
「ブロリー!ベジータ!俺の後ろに隠れろ!」
プラズマウィスプにそう言われてブロリーとベジータはは急いでプラズマウィスプの後ろに隠れる。すると、不思議なことに雷は彼らには落ちてこなかった。
いや、正確には落ちてはいるのだがどうやら電気特効であるプラズマウィスプが雷を浴びてそのエネルギーを溜め込んでいるらしい。
「ベジータ、チャンスだ。あいつをここからデデーンにしてやるYO⭐︎」
「この場もろとも、宇宙のチリになれーッ!!」
(もちろん宇宙のチリにはしません)
ブロリーの『スローイングブラスター』とベジータの『ファイナルフラッシュ』がクラッコに放たれる。
「うわっ!?ヤベェ!!」
それに気づいたクラッコはすぐに元のサイズに戻って高速移動で回避してしまった。
結局デデーンになったのはそのクラッコの背後にあったステージ外の壁である。
「なにぃ!?なんてやつだ・・・・!」
「殺される・・・みんな、殺される・・・!」
「へっ!そんなへっぽこ攻撃、今の俺に当たるはずが「スパーキングプラズマだん!!」なっ!?」
油断しきって上空に浮かんでいた無防備なクラッコに容赦なくプラズマウィスプのもう一つの必殺技『スパーキングプラズマだん』がクリーンヒットする。
「テメェら!いい加減にしやがれぇぇl!!」
また目玉から電撃弾のマシンガンが放たれようとしていた。が、
ドガァン!!
クラッコの後方から5本の『ホーミングミサイル』が飛んできて全弾命中した。
「・・・!?誰だ、後ろからミサイル撃ち込んできやがったのは・・・げっ!?」
攻撃してきた相手の姿を見てクラッコは固まってしまう。
ミサイルを撃ち込んできたのはノワールデデデだ。
「くそっ、ワドルドゥ隊長らはしくじったってわけか・・・!」
「そういうことだ。さて、さっきまではよくも容赦なく追い打ちをかけてくれたな?」
「それはワドルドゥ隊長たちが「お前が連れ込んだんだからお前が責任とれ」うっ・・・・」
正論パンチで言い返せなかったクラッコ。
ノワールデデデの目から光が放たれた。
その光は、地面に青くて丸い物体を生成していく。
「ノワールデデデの『演算対抗システムか』!」
「トランクス、いきなり出てくるな。あと、演算対抗システムとはなんだぁ?俺は聞いたことがないぞ、あいつにそんな能力があるなんてな?」
「ブロリー、演算対抗システムはノワールデデデの体に仕込まれているスーパーコンピュータでどう戦ったら相手に勝てるか計算して弾き出した後に目に組み込まれている立体投影ホログラムシステムで自分に有りな物体をステージを生成する能力のことですよ」
「全くわからぬぅ!!要するにどうなのか説明しロットォォォォォ!!」
「・・・つまり、自分に有りな状態を作り出すってわけです。けれどこれは内蔵しているホログラムシステムは愚か、目にもかなりの負荷が与えられるのであまりつかわないと以前俺は彼から聞きました」
「そんなところ見たことないぞ?よっぽど目立たないのかスルーされてんだな」
「所詮、陰キャは陰キャなのだぁ・・・」
「ハアッ⭐︎」
せっかく『モア』の如く一生懸命に話したのに全く褒められていないどころか親にまで馬鹿にされるというこの始末⭐︎を受けるトランクス君。
その間にノワールデデデとクラッコの戦いはクライマックスを迎えていた。
先ほど演算対抗システムで生成した『スーパージャンプ台』から高く飛び上がっている。
「くそっ!いきなり武器を生成してきやがって!生意気な!」
「それが俺の専用能力なんでな」
ゾラの変身したノワールデデデには『演算対抗システム』のほかにも『アイテム能力』というものがある。
『カービィのエアライダー』に出てきた全てのアイテムを空間に生成して扱うことができる能力だ。
先ほどクラッコを攻撃したホーミングミサイルもこれを使っていた。
ウィリーバイクにアイテム能力で『ファイアウィング』を生やしてクラッコに襲いかかる。
ウィリーバイクは地上特化型だが、ノワールデデデの乗るものはノワールデデデによって特別改造されていて空中に飛び出てからの飛行速度が格段にアップしている。
おまけに『ファイアウィング』でエアライドマシンの飛行性能と攻撃力が上がっていた。
弱点の目玉を炎を翼で焼かれたクラッコは空中をめちゃくちゃに暴れ出した。
「うわぁぁぁ!?あっつ!あっつぅぅぅぅ!ちくしょー!これじゃまともに戦えねぇ!覚えてろ!」
クラッコが泣き叫びながら遥か彼方へ消えていく。
「あ!?ちょっと!?置いていくなー!!」
その後を追ってワドルドゥたちもステージ外に落下していく。
しかし、そこから何かが走る音が聞こえるので、無事なのは間違いない。
「・・・ったく手間暇かけさせやがって・・・うん?」
クラッコが去って行った後にノワールデデデが何かを見つける。
ウィリーバイクから飛び降りて拾い上げてみた。
小さな何かの部品だ。白と赤のカラーリングで両橋に鋭い爪が備わっている。
「なるほどあいつめ、ドラグーンのパーツからエネルギーを引き出していたのか。通りであんなに早わけだわ・・・」
ドラグーンは飛行特化の伝説のエアライドマシン。
空に飛び立てば空を切り裂き飛翔して、あらゆるものを貫通してしまうほど早くなる。
「イカサマだったってわけか。結局もの任せだったとはな」
「所詮、クズはクズなのだぁ・・・」
「僕もそう思います」
「ううん・・・体が痺れる・・・ってもうおわっちまったのかよ!?」
「遅いぞナックルジョー。全部ゾラが片付けちゃったよ?」
この後無事にデンチナマズも取り返せたし、ドラグーンも後ちょっとで完成するところまで来れたので最終的にラッキーだったと一件落着で終わることができたのだった。
続く
オクト・エキスパンション編も見たい人!
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は~い!
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ウ~ン…