「ついに手に入れたぞ・・・最強のサイヤ人の圧倒的パワーをな・・・」
そう言ってベジータの体で高笑いするベビー。
「今更なんのようだベビー?まさか俺を吸収しに来たんじゃあるまいな?」
「よくわかっているじゃないか・・・・そうだ、この世に俺はただ一人でいいのだ!!二人もいらん!!」
ベビーは神様がミスって俺を転生させる際に俺と分別させてしまった俺の『悪』の部分が具現化してしまった存在。
『ドラゴンボールGT』で見せた凶悪さとサイヤ人に対する憎しみと怒りをそのままコピー、そして再現してしまった面倒なやつだ。
そしてベビーはその自分と裏表真逆でありながらもう一人の自分・・・つまり『ゾラ』である俺が気に入らないようで、以前俺を吸収して真のこの世の帝王ような絶対的パワーを得ようと襲いかかって来た時があったのだが、それにいち早く誰よりも動いたブロリーによってボコボコにされて呆気なく敗北。
そのまま消息をくらませていたが、まさかお前も?
「いきなりこの地下実験場に送られた時は怒り狂ったぜ・・・この俺様をこんな場所に閉じ込めてもいいのかとな・・・・でもこうやって再びチャンスが来たのだ、今度こそ俺にその体も力も譲ってもらおうか!?」
「こりねぇやつだこと・・・・みんな、いけるな?ベジータには悪いがボコさせてもらおうぜ?」
「クズがぁ・・・・まだ生きていたのか」
「いいぞぉ!今度こそ消し去ってしまえー!!」
「反逆罪で極刑ゾイ!!」
「陛下やっちゃってー!!」
意識を封じられているベジータには本当に申し訳ねぇが、こっちは普通に戦わせてもらう。
あいつも元々やられ役だからな・・・仕方がない。
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・・・って思っていた時もありました。
何こいつ!?ブロリーMADに進出していないせいでお笑い要素なしで全力で原作同様に殺しにかかってきやがる!!
「ビックバン・アタック!!」
超巨大な気弾がスレスレを掠めた。あっぶねぇ・・・ゲソに当たったらどう責任取ってくれる!?
「この俺にそこの筋肉ダルマたちのようにMADのお笑い要素はない・・・つまり、俺を縛るルールなどないのだ!いい加減諦めて俺に吸収されろ、ゾラァァァァァ!」
ベビーが突っ込んでくる…
…が何かあいつは間違えている。
「・・・確かにお前にMADのルールは通用しない・・・が、『その体』にはMADのルールが通用するよな?」
「何?・・・・・・!?しまっ・・・」
「イェイ⭐︎」
「ふあぁぁぁぁぁっ!?」
キーーーーーーーーン・・・・・・ドガァン!!
あ、いつもの岩盤だ。ここ機関庫っぽいのに何でここにあるんだ・・・?
でも結局ベジータはどこにいても岩盤の運命からは逃れられないんだな・・・
その肉体に原作の流れで乗り移ったのが運の尽きだったな?ベビーちゃん?
「う、ぐぐぐ・・・クソッたれ!!」
岩盤の際に巻き上がった砂埃から銀色の液体のようなものが出てきたかと思うと、一瞬で人の形をとった。
肌が銀色、目が青一択のでとても生き物とは思えない姿。
・・・こいつこそがベビーの本来の姿なのだ。
「なんだ?威張ってた割には大したことなかったでゲスな?」
「言いやがったなカタツムリめ・・・いいだろう。その言葉すぐに訂正させてやる!!これをみよ!!」
するといきなりベビーの体が液体に戻って四つに分断して飛び散った!?
そしてそのうちの二つはどこかに飛んでいく。
なにをしたんだ・・・・!?
「おおすばらしい・・・・!盗んだ甲斐があったというものだ」
その液体がまた人の形をとって実体化したと思うと、そこにいたのはさっきベビーに寄生されていた時のベジータ・・・『ベジータベビー』がいた。
「ば、バカな!?どうしてお前単体でその姿になれる!?」
「ふおおっ!?こっちのもあの忌々しい赤ちゃんがございます⭐︎」
パラガスのいる方向には・・・・またベビー…
…って『スーパーベビー1』!?
ベビーは原作ではベジータに取り憑いた後、さらにベジータの体を自分の使い勝手の良いものに変形、変身しもはやベジータとかけ離れたようなヤベェ奴になっていった。
目の前にいるのはベジータベビーから変化した形態の一つ・・・強いて言うなら『スーパーベビー1』と言おうか?
・・・え?どの形態も想像がつかない?
だったら自分で調べてもらうことを推奨します。
・・・・ってディスプレイの前にいる君たちにこんなこと説明してる暇なんかなかった!!
同じ存在で尚且つ、別形態がどうしてこの空間に二人いる!?
「どうした?なぜそんなにおどいている?」
「・・そうか分かったぞ!研究室から薬を奪ったのは、お前だったのか!ベビー!」
「その通り!全く、この薬はすごいな?ベジータに寄生していた時とほとんど変わりなく戦えることに加えて、別形態を分身として呼び出されるんだからな・・・・ククククク・・・・」
・・・あの薬の作用は4体までだったはず・・・まさか、さっき飛んでいったあれが後二体と言うことなのか?
お前にこの場にいる形態があの二体なら、残りは『あれ』と『あれ』と言うことになる。
これはまずいぞ・・・どうしよ?
「ではそろそろ反撃させてもらおうか?いくぞベジータベビー!」
「そちらこそ足を引っ張るなよ?ベビー1!」
あ、お互いのことは形態呼びで区別するんだ。
・・・って考えてる暇なんかねぇ!!!
助けてぇぇぇぇぇぇぇ!?!?!?!?!?!?!?
『ホワァァァァァァァァァ!?!?!??!?!?!?!?』
「ぐわァァァァァァァァ!?!?!?!?な、なんなんだこれはァァァァ!?!?!??!?!?!?」
「み、耳が・・・は・れ・つ・してしまいそうだァァァァァァ!?!?」
…なんで破裂のとこだけ区切って言った!?
でもこの声は・・・モアか、助かったぜ!!
「先ほどから妙な感じがしたので一生懸命にここまできてみたのです」
なるほど、流石の寄生生命体でもモアが新しく覚えた超音波攻撃には弱かったか。
「よし、岩盤できないのならあれの出番だ。ブロリー!!やってしまえー!」
「はい」
ブロリーがベジータベビーを蹴り飛ばしてその先にいつの間にかパラガスが設置していたいつもの一人用のポッドに突っ込んだ。
「あれは・・・まずい!!」
「あー!?逃げるな!にがさんゾイ!」
なにをされるか悟ったスーパーベビー1だがデデデがハンマーで殴ってポッドに送り込んだ。
「この俺から逃げられると思っていたのか?血祭りにあげてやる・・・」
ベビー共は何とかポッドから脱出を試みたが、慣れてるパラガスでも逃げられない宇宙一環境の整った素晴らしいロック機能でどうにもならない。
「ま、待て!そこにある『アレ』とやらだけは絶対にデンワに渡すな!!俺様は世界征服の野望を達成するべくこれの破壊のためにもここにきていたのだ!」
「さっさと退場しロットォォォォォ!!!!!」
「ギヤァァァァァァ!?!?!?!?!?」
ベジータベビーが潰されて遥か彼方まで吹っ飛んでいく。
そして、ブロリーの獲物は次に移った。
「ま、待て!話せばわかる!交渉を・・・」
「と思っていたのか?」
最後まで一人用のポッドの中で喚き散らかしていたスーパーベビー1だが、ポッドに入った地点でもう何もかも、おしまいだぁ・・・
そのままさっきのベジータベビーの二の舞のようにポッド潰しされて遥か彼方へ吹っ飛ばされていった。
・・・第一原作に則ってベジータに寄生してしまったことが間違いだったな。
言っとくが俺らのベジータブロリーMADの方だから。
そうなるとあいつ、ベジータのお約束から逃れられない運命もコピーしてしまったのか。気の毒だなぁ・・・(煽り)
「・・・でもあいつ最後になんか言ってたゾイ。『アレ』を絶対にデンワに渡すなって・・・」
「どうせ悔し紛れの一言ゲショウね」
「そうなのかゾイ?」
・・・なんか胸騒ぎがするがなぜだろう?
ベビーの言ってことは正しいような気がする・・・
・・・ともかく、お邪魔虫は追っ払ったしとっとと『アレ』を回収するか。
続く
岩盤の運命を体に刻んでしまったかわいそうなベビーちゃん
この中で一番欲しい能力は?
-
インクリングのような身体能力
-
カービィのようなコピー能力
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ブロリーmadの破壊✩し尽くす力