…俺の言葉に答える暇なんかないようにそのタコゾネスは去っていった。
あいつやっぱりなんか隠しているな?
とにかく、せっかく味方してくれているんだからちゃんとクリアしようか!
「ブロリー!これを受け取れ!」
すぐ近くにあった『スプラッシュボムピッチャー』のカンズメをブロリーに投げ渡す。
「フハハハ!そうこなくては面白くない!」
そしてそのカンズメをキャッチし、すぐさま蓋を開けてスペシャル待機状態になる。
ブロリーとか原作がドラゴンボールのキャラだとスペシャルが溜まったらオーラを纏うんだよね。
インクリングと同じでひと目でわかりやすい。
ブロリーはボムピッチャー系統のスペシャルを使えるようになると、敵味方関係なくぶっ飛ばす『あれ』が放てるようになる。
でも本当に敵味方の区別なく攻撃するのでブロリーの近くに身を寄せないと危ない。
「俺のバリアの内側に入れば大丈夫だYO⭐︎だからさっさとしロットォォォォォ!!」
「わかったわかった!ほら、あんたこっちに!」
「・・・・」
相変わらず喋る気ゼロだなこいつ。
でも抵抗なしで俺に引っ張られるってことは反対はしないってことか。
・・・だがお相手も俺たちの自由な行動を許すことはできないようだ。
集中砲火が俺たちに襲いかかってくる!
「テメェらにはこいつで目眩しだ!」
そう言って俺は体を『闇の霧』に変化させた。
『うわっ、さらに変化してる!?すげー!!』
『・・・センパイ、ひょっとして変身もの系が好きなんですか・・・・?』
そしてそれをその場で俺と共に戦ってくれているタコゾネスを中心に高速回転、大きな竜巻となった。
無線の向こうでメタナイトが冷静に分析に入る。
『【シャドウラン】か。確かにあれならあの軍団に攻撃しつつ目眩し、さらに無敵で一切ダメージを受けずブロリーもの元に直行できるな』
俺の・・・ノワールデデデのスペシャル技は原作『カービィのエアライダー』では小型竜巻に変身して自分にとり近づいた敵の視界を闇で染めつつ無敵で走れてさらに体当たりで攻撃できる『シャドウラン』となっている。
しかし、俺は俺で独自の特訓をしておいたのでな、小型なんかじゃなくて大型の竜巻に変身できるようになったのだ!
・・・ただ竜巻なだけあって中心の真上はガラ空きなのでそこからの攻撃はネックレスくんになんとかしてもらおう。
とにかく、後ろからウィリーバイクも合流してブロリーのバリアの内側に味方は全員入り込むことができた。
「よし、ブロリー、いっちょやっちゃってくだせぇ!」
「気が高まる・・・・・溢れるぅ・・・・・ウォォォォォォ!!!!!」
俺たちのバリアがより濃い緑色になった途端・・・・そこから四方八方にマシンガンの如くブロリーのとてつもない破壊力がこもった気弾があちこちにばら撒かれた。
原作の映画でも使っていた『ブラスターメテオ』だ。
・・・こうやってみると本当に隕石が降ってきたみたいでもし自分が受けるとなると怖えぇ・・・
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「終わったな、所詮、雑魚が群がったところで俺を超えることはできぬぅ!!」
あ、今セリフが複数混じった結構珍しいのが飛び出たな。
そんなことを思っていたらもう時間が経過してクリアになっていた。
「これでひと段落だね!」
「そうだな・・・・・・さて」
俺はある方向に目を向ける。
すると、あのネックレスを付けたタコゾネスが前回同様に颯爽と姿を消そうとしていた。
「おい待てよ・・・・・・・・
・・・・・母さん」
「・・・・ヘアッ!?」
「え!?お母さんって、キミの話じゃ・・・・」
カービィとブロリーが混乱しているが今は目の前のやつの正体をはっきりさせたい。
「・・・・」
無言を貫き通すつもりか・・・・だがな、こっちは決定的な証拠を思い出したんでな!
「・・・・あんたのそのネックレス・・・・確か、それは俺の父さんが母さんのために特別に頼んで作ってもらった特注品だったはずだ。そんな世界でたった一つしかねぇネックレスを持っている可能性が高いってことは、俺が考えられるのは・・・・・お前が母さんかもしれないってことだ」
もうこれで逃げ場はないぞ・・・
ここだえ消毒されたタコゾネスはプログラムに従って行動している。
そんな奴らが無意味に他の個体の装飾品を盗むと思うか?
・・・もちろんプログラムにはないから、絶対に出来ねぇはずだ。
だから、あのネックレスは母さんから奪ったものだとは考え難い。
従ってやつの正体は・・・・
「・・・・・・・久しぶりネ、見ないうちに大きくなっテ・・・・・」
「・・・・・やっぱそうだったか」
やっと口を割ってくれた。
・・・・うん、間違いない。俺が幼いときに聞いたあの声と同じだ。
・・・ただ消毒されたのもあってちょっと話し方がカタコトだがな・・・
「でも、悪いけど今はまだゆっくり話せないノ・・・・・あなたならわかるでしょウ?ネル社が私をつけまわしているノ・・・・イレギュラーな私を排除するためニ」
・・・確かに、消毒してなおまだ意識がある兵器はこの会社にとって不要だからな。
だからこの駅を攻略し始めたときには現れなかったのか。
「・・・・・今度はいつ会えるか?」
「さぁネ・・・でも、そう遠くはないはズ・・・」
そう言って目の前のタコゾネス・・・・・・否、母さんは俺に近づいて、自分のサングラスを俺に渡してきた。
「・・・お守りとして受け取ってちょうだイ。また会えるように・・・・ってネ?」
顔をあげると、そこには笑みを浮かべた母の顔。
・・・そういや母さんは『水色』と『青色』のオッドアイだったな。
「それとこれを・・・これはあなたを求めていたようなノ」
そう言って次に渡してきたのは・・・・・・・
「・・・・なんで伝説マシンのパーツを持ってんの!?」
「・・・ずっと前ニ。職場からの帰り道で拾ったノ。なんだか捨てようにも捨てちゃいけない気がしてならなくてネ・・・でも今わかったワ。これはあなたをさがして彷徨っていたのネ・・・・」
そういうと、母さんは再び俺から離れていく。
「・・・そろそろ追っ手がくる頃合いのようだワ・・・・また会いまショ」
そう言ってステージ外のはるか彼方へスーパージャンプで消えていった。
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「・・・・・コンピューターが弾き出した計算によりますと、それは伝説のエアライドマシン、『ハイドラ』のパーツで間違いありませんじゃ。それに、どうやらそれからは破壊の力が放たれているようですじゃ」
「・・・・なるほど、そのパーツから放たれていた『破壊の力』が働いた結果、ネル社の意識を奪う力をうまく『破壊』してゾラ、お前のお袋は体こそ消毒されたが意識と心を奪われずに済んだ、というわけだぁ!」
・・・結果的にはどうやらあの後この実験施設に連れて行かれて一回消毒されたようだが、心までは消毒されなかったのか。
『ハイドラ』は原作では『破壊の権化』呼ばれた伝説のエアライドマシン。
そんな現象起こっってもおかしくはないな・・・
『・・・ちょっとまってください?ゾラさんのお母さんってまさか、 【アカツキ=ソウカ】なのでは・・・?』
「何いいくるまった言い方してんですかイイダさん?・・・そうですが、何か?」
『ウソ!?まさかあなたアカツキセンパイのお子さんだったんですか!?』
「母さんのこと知ってんのか!?・・・・って前に一緒に働くことになってとは言ってたが、センパイってなんです!?同僚じゃなかったんですか!?」
・・・どうやら話を聞いてみると、オクタリアンの兵士だった頃、母とイイダさん、どうやら最初は同僚としての中だったようなのだが、後々母がイイダさんよりもいい功績をもらって立場が上になったらしい。
それでも『親友の仲』として結構楽しんでたみたいなのだが・・・?
「・・・でもあくまで立場の問題でしょ?歳は同じだったのはずなのに、どうしてセンパイ呼びを?」
『だって上の人って大体そんな感じじゃないですか?それに・・・私以上にいろんなことを知っていて本当にセンパイみたいだったんです』
『ゾラ、オメーのカーチャン結構いいやつだったんだな!』
「そりゃそうでしょ!?じゃないとこんなふうに育ちませんって!?」
・・・ともかく、母さんが結構な有名人とダチだったってことはよぉ〜くわかった。
続く
この中で一番欲しい能力は?
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インクリングのような身体能力
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カービィのようなコピー能力
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ブロリーmadの破壊✩し尽くす力