イカとブロとエアライダー   作:誰だ?

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見覚えのある姿

「はぁ・・・・・・はぁ・・・・・」

 

『大丈夫か、ハチ!?』

 

・・・まさかここまで強いとは思わなかった。

 

危険な処理施設などをゾラたち抜きで地上に繋がるエレベーターまで来れたところまでは良かった。

 

だが、そこになぜかあの時私が憧れていた3号さんが敵として立ちはだかったのだ。

 

指令曰くどうやらデンワに乗っ取られたらしい。

 

(全く・・・最後まで邪魔をする気ね・・・・!)

 

相手の猛攻が続いて私の攻撃できる瞬間はない。

 

さすが一度は将軍を破った相手だ、強すぎる・・・・!!

 

「きゃっ!?」

 

3回連続のスーパーチャクチを避けきれず、吹っ飛ばされてスーツも剥がされる。

 

ここにはチェックポイントもなければリスポーン地点もない。

 

つまりここでやられれば命は・・・・

 

もう息絶え絶えな私を確実に仕留めようと、3号さんは載ってきたUFOに乗って上からハイパープレッサーを構えて私に放った。

 

(ああ・・・最後に会いたかったな・・・・『兄さん』)

 

私には年上の双子の兄がいる。

 

生まれてきたのがたったの一ヶ月の違いで、兄さんが先に生まれてきた。

 

そして兄は・・・私をみたこともない化け物から守るために囮になった。

 

あの時助かってから真相を暴くために特訓を繰り返してオクタリアンのある部隊のリーダー格直前まで登り詰めたんだっけ・・・・

 

で、そこで指令と今私を殺しかけている3号さんと戦って記憶を失って・・・

 

このメトロを散策中に徐々に記憶が戻ってきた。

 

(でも・・・・結局は儚い夢だったのかなぁ・・・・)

 

 

 

 

 

 

 

ガシッ!!!

 

 

 

 

 

 

「・・・・・え」

 

「何ぼさっとしてんだ、危なっかしいやつだな!?」

 

ハイパプレッサーから私を救ったのは・・・・ゾラだった。

 

ゾラは私をエレベーターの片隅に寝かして3号さんに向かい合う。

 

「なんでセンパイがああなってんかはしらねぇが・・・・俺のダチを殺しかけたんだ。タダで済むと思うなよ・・・!!」

 

そう言ってゾラはあの黒い形態・・・・ノワールデデデだっけ?それに変身した。

 

「8号、お前はここにいろ。大丈夫、すぐにカタをつける」

 

「でも、でも・・・・」

 

「8号」

 

そして私に向かって一言。

 

 

 

「大丈夫だから、ちょっと待っててくれ」

 

 

『必ず迎えにいく。だから、ちょっとだけ・・・・』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・・・その時、私の頭の霧が晴れた気がした。

 

 

______________________

 

・・・全くセンパイも操られているとはいえ、手加減もしないで殺しにかかるとは・・・大人げねぇな。

 

「お前ら、フルパワーで戦うんだ!どうやらセンパイ、リミッターが外されてるらしい!!」

 

「任せロットォォォォォ!!」

 

「早く元に戻さなきゃ!!」

 

「「それじゃいっちょ行くか!!」

 

そう言ってブロリーは伝説の超サイヤ人に、ベジットは普通の超サイヤ人になった。

 

カービィもスターロッドを構えて突撃していく。

 

他の連中も白い気のオーラを纏ったり超サイヤ人になったりなどフルパワー状態に移行したようだ。

 

・・・あれ?なんかこういうのカービィシリーズ定番な気が・・・・

 

・・・ともかく、それでも操られてるせいなのかセンパイの表情は揺るがない。

 

UFOらしきものの上から『ロボボムピッチャー』と『マルチミサイル』を大量に放ってくる。

 

地上はパラガスとモアが一生懸命に8号を守ってるので問題ないが、あのUFO、自由に高度を変えられるらしく、全く攻撃が届かないのがもどかしい。

 

こうなったら『あれ』を呼ぶか・・・・

 

 

ドガァン!!

 

 

「・・・!?その暇は作らせないってか!?」

 

今度は『クイックボムピッチャー』で襲ってくる。

 

くそっ、あれを呼ぶ時間が作れん!!

 

「お前の相手はこの俺だぁ!!」

 

「「デンワ、貴様を地獄に送ってやるぜ!!」」

 

ベジットとブロリーが突撃するが、すばしっこく動くUFOに翻弄されてうまく攻撃を与えられていない。

 

第一によくあんなに動き回ってるものに乗っかって振り落とされないセンパイ、すげぇな・・・・

 

・・・じゃなかったこれでも普通にめんどくさく攻撃してくる際で全く呼べん!!

 

「しまった、前からくるか!?」

 

『バブルランチャー』にまた『クイックボムピッチャー』というすぐに起爆できる爆弾セットで襲いかかってくる。

 

まず、避けきれ・・・・

 

 

パァン!!!

 

 

すると突然、そのバブルが弾けて割れた。

 

あれは・・・8号か!?

 

どうやらピッコロが仙豆を食わせたらしく、怪我も治ったようだが・・・

 

「ようやく・・・・ようやく見つけた・・・・・・・

 

 

 

 

・・・・・兄さん」

 

 

 

「・・・・は?」

 

思わず口からそれが飛び出た。

 

何、俺が8号の兄さん?そんなはずは・・・・・!!!

 

 

『青』と『水色』のオッドアイの母。

 

 

家族が別れた時に俺が庇った妹。

 

 

そして・・・・自分と瓜二つなその顔立ち。

 

 

・・・確かに証拠となるものは今までに飽きるほど見てきた。

 

だがそれでもま俺には自覚がない。

 

まいったな、どうやって答えようか・・・・・・?

 

「ゾラ、その場からすぐにひ、避難だぁ!!」

 

何?・・・・・マズッ!?

 

「ナイス玉は放ってくんなァァァァァァ!?!?!?!?!?」

 

 

ガァァァァァン!!!!

 

 

しまった・・・・柱に頭をぶつけて・・・い、意識が・・・・

 

『・・・・・私、将来はお兄ちゃんみたいな頭脳派になりたいな』

 

 

・・・何だ?

 

 

『お兄ちゃんって気を抜くとすぐこうだよね〜油断ん大敵とか言いながら結構・・・』

 

 

ウルセェよ!!!・・・・でも、どこか懐かしい・・・・・・

 

頭のモヤが晴れ晴れしていく気がする。

 

 

『・・・だめだよ、一緒に逃げようよ!!』

 

 

・・・この瞬間、見覚えがある。妹と約束したあの夜の・・・・

 

 

『大丈夫だ、きっと迎えにいく。だから、ちょっと待っててくれ』

 

 

 

 

 

 

 

『・・・・・・わかった』

 

 

 

 

 

 

 

・・・・・あの顔は・・・・・!?

 

 

 

続く

 

 

この中で一番強いと思うキャラは?

  • ゾラ(ノワールデデデ)
  • ブロリー
  • カービィ
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