「うわぁっ!?」
ゾラたちが地上でマルクソウルの襲撃を受けているその頃、宇宙では3号とクマサンの戦いはついにクライマックスを迎えていた。
途中からタコワサ将軍が助っ人にきてくれてさらに、コジャケが伝説の『オオジャケ』に変化したところまでは良かったが、クマサンの妨害トリックがあまりにも凄すぎてコアに思うように近づけれていなかった。
それどころか3号が乗っているタコツボキングのハッチにタコ軍団が大量に攻めてきてクマサンについているコアを吸おうとしても操縦できない状態にまで陥っている。
『3号、急いで!もう時間が・・・・!』
「それができたら苦労はしませんよ!?」
ヒーローシューターでタコを片付けるも、どんどん現れて手がつけられなくなっていく。
「さすがだと褒めたいが、どうやら君たちはここまでのようだね」
・・・そしてついにクマサンから大量のケバインクが地球に散布されてしまった。
青くて丸かった地球が、あっという間に半分以上が毛玉と化していく。
『ああ、そんな・・・』
『エイ・・・(全部遅すぎたんだ・・・)』
「イカモ、タコモ、全テガオワル・・・・」
するととうとう地上からの無線の声も聞こえなくなってしまった。
「そんな・・・やっとここまできたのに・・・」
「案ずることはない。君もすぐにみんなところに送ってあげるさ」
そう言ってタコツボキングに大量のゲバインクが放たれた。
(ああ・・・これで終わりか・・・)
体が異様なモノに変化していくのを実感する。
そしてとうとう、3号は3号ではない『モノ』と化・・・・・・
「危ねぇ危ねぇ。全く、お前諦めが悪いんじゃなかったのか?」
・・・しなかった。
もふもふとした感触が、3号を包む。
「・・・セン・・・パイ・・・・?」
「そうだよ。マルクのことは他の連中に任せてこっちに飛んできたんだ。全く、俺に告った時のあの態度はどこに消えたのやら・・・」
そう言って3号の目に映っているゾラ・・・超サイヤ人4ゴジータは、抱えている3号をそっとハッチの上に寝かせた。
ハッチの上にはさっきまでいたタコ集団がいなかった。
十中八九ゴジータが片付けてしまったのだろう。
ゴジータはその3号を見て、言った。
「こりゃひでぇな、ゲソと肌の半分以上に毛がびっしり生えてやがるぜ。あとちょっと遅かったら完全にたわしになるとこだったようだ・・・クマサンのやろうひでぇことやりやがるぜ、こんな可愛くて美人なガールになんちゅうことすんだ・・・!」
「え?・・・か、かわ・・・いい・・・?」
「・・・どうした、顔が赤いぞ?まぁいいや。ちょっと手をかせ」
自分が結構やばい爆弾発言を投下したことに全く気づいていないゴジータ。
そして3号の右腕を取ると、自分の気を送り込んだ。
するとどうだろうか、3号に生えていた毛が、引っ込んでいくように消えていく。
「これは・・・!?」
「以前科学者は俺を治した薬は抗体を作らせた上で治療させると言っていたようだな?その時の抗体が俺の中にまだ残っていたらしくてな・・・それを気に変換して、お前に送りこんだんだ」
そして、今度は地球に振り返って右手をかざした。
「その力でケバインクを消し去る気かい?それは見過ごせないね」
だがさっきの光景を見ていたクマさんがそれを許すこともなく、ゴジータに向かって『メガホンレーザー』のような光線を放つ。
だが、それは球型の緑色のバリアに阻まれて届かなかった。
「ブロリーにカービィ!ちょっとだけそいつを抑えていてくれ」
「はい」
「うん!」
そう言って二人はクマサンに向かって飛んでいった。
するとオオジャケとなったコジャケもまた向かっていく。
どうやらさっきケバインクをばら撒かれた影響で吹っ飛ばされていたようだ。
そして邪魔者がいなくなったことで、ゴジータは改めて行動に出た。
(今の俺の持つ抗体は、GTでいう『プラスエネルギー』のようなもの。ならその反対である『マイナスエネルギー』に当たる存在であるケバインクは、抗体を持つ俺しか浄化できない!!)
かざした手に緑色の光が集まっていく。
そしてゴジータの掛け声と共に、それは放たれた。
「『ファイナルシャインアターーーーック!!』」
その光線は、見事に毛玉と化した地球に直撃した。
すると、みるみるうちに地球を覆っていた毛が、光の粒のようになって消えていく。
『!?今何が起こったの!?』
『幻覚かの・・・?にしてはちょっと現実味がありすぎたようじゃが・・・?』
「幻じゃねぇよ」
『あ、4号!そっちについたの!?』
「ああ、今から俺はこの大熊を駆除する。邪魔になるから無線の応答には詳しく答えんぞ。わかったな?」
そう言って無線を切ったゴジータ。
「さてクマサン・・・とうとうこの俺を、本気にさせちまったな・・・・!」
すると、ゴジータからものすごい量の黄金の気が溢れ出した。
ブロリーたちとは違い、体からではなく、地面から湧き出るように燃え盛るオーラを纏っている。
「グギギ・・・何ガオコッタ?」
「お、気が付いたかタコワサ。悪いがもうちょっとだけ続投だ。頼んたぜ?」
「チョットマテ、オマエゾラカ!?ソノ姿ハ、一体・・・!?」
それに応える間もなく、ゴジータは飛んでいってしまった。
「センパイ・・・よし!」
そう言ってハッチの操縦部分に再び乗り込んだ3号。
クライマックスシーンは、これからだ。
続く
ゴジータになっている間はいつものギャグ要素は控えめなゾラくん
この中で一番強いと思うキャラは?
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ゾラ(ノワールデデデ)
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ブロリー
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カービィ