相変わらずすげぇ音量を出せるな。そのノドであんなに上手に歌えんのが不思議でしようがねぇぜ・・・・・さて。
「お前らもいい加減起きたらどうだ?」
「・・・あれ?何が起こったんだっけ?」
「なんなんだぁ今のはぁ?」
ブロリーとカービィが起き上がる。
すると急にオーダが踊り始めた。
「なぜダ?体が勝手に動ク・・・コンなものハプログラムにナイ!想定外ノエラー!!」
「まぁそうだろうな。いきなりこんなことになるとは誰も思っちゃいなかったからな・・・」
「へっ!プログラムされた世界なんざつまらねぇ!アタシらの色で塗りたく〜る・・・テンタクルズだっ!」
ヒメが飛び上がってドローンに変身した。
「兄さん行こう!あともうちょっとだよ!」
「ああ、わかってる」
「ググゥ・・・何度やろうと同じダ・・・!」
またポータルか、いい加減ほんとにしつこいやつだな。
・・・あれ、ポータルに入っているのは、まさか・・・?
「そいつはどうかなぁ?・・・やってみなきゃわかんねぇ!」
ものは試しだ、近くにあったポータルを殴り飛ばして破裂させる。
すると中からムーブ系統のチップが大量に出てきて8号のパレットに嵌め込まれていった。
どうやらあいつのパレット、さっきのオーダのプログラムの影響で空っぽになっていたようだ。ちょうどタイミングがよかったな。
「すごい、チップのパワーが一気にパレットへ・・・・」
「カラーチップがフィーバーしまくってんぞ!!」
「いいなぁ・・・俺もフィーバーしたイー、です」
「僕も僕も!!」
そう言ってブロリーとカービィも手当たり次第ポータルの破壊にいった。
今度はサポートとレンジ系統か、どんどん8号が強くなっていく・・・!
こりゃ一種の無双ゲームと化するな。
「一体何が起こってイル!今日今日を解析・・・エラー!」
そして残念なことにオーダの方はさっきのノンカラ処理ってのができなくなっているようだ。しめた、今度は勝てる・・・・!
「いくよ『ウルトラハンコ』!!」
「『ファイナルシャインアタック』!!」
そしてもう二つも破壊完了!!
お次はドローンとラッキーだったか、これであとひとつ!!
「処理が逆流していく・・・・バカナ!?」
「ふふ、よく頑張ったがとうとう終わりの時が来たみたいだな・・・ここがお前の死に場所だぁ!!」
ブロリーが最後の一つを壊してチップを8号に投げ渡す。
「よっしゃー!!ボルテージMAXだ!!アタシらのカラーチップの全部、あいつにぶつけてやる!!ハいくぞっ、メガホンセット!」
おお、あれは・・・いつぞやのセンパイキャノンじゃないか、懐かしいな。
「HAHA!スゴイナ、メチャメチャな出力ダ!」
「センパイ・・・お願いしますっ!!」
「おっしゃ、任せとけ!いくぜ!!
マ゛ーーーーーーーーーーーーーーーー!!!」
そして再びあの絶叫があたり一面に響き渡る。
超サイヤ人4ゴジータになっているオレにとっちゃこの程度どおってことないが・・・
「ンンンンンン・・・・・ン゛〜〜〜〜〜〜っ!!!」
「ウヒャァァァァァァァァァァァァァっ!?!?!?」
・・・どうやら被害を免れることができなかったやつがいたようだ。
「プログラムとはチガウ・・・・コレ、ハ・・・・・・!!」
「終わりだオーダ!」
トドメに向けてヒメがより一層メガホンレーザーの出力をあげた、その時だった。
「ググググググ・・・・・・『ダークエンジェル・モード』キドウ!!」
その瞬間、空から降ってきていた灰のような何かがオーダに集まってきた。
「・・・ヒメ!レーザーを止めろ!!エネルギーを吸い取られている・・・!?」
「なんだって!?」
そして大きな白い塊になったかと思えば、空高く飛び上がった。
すると、真っ白だったこの世界の空が、一瞬で闇に包まれる。
「何が起こった!?」
「・・・オーダが進化してしまった・・・・としか言いようがありません」
何、それは本当か!?
「・・・ゾラさん、前に一度、ゾラさんのパレットにはゾラさんの魂の一部が入っているって言いましたよね?」
ああ、確かに言ってたな・・・それがこれと関係してんのか?
「この最上階に着く前に、一度ハチさんが使っているあなたのパレットを念を入れて点検していたんです。そうしたら、ハチさんが使う以前に誰かがパレットに残っていたあなたの記憶を見たようで・・・」
まさか、オレの記憶を、あいつが見たのか!?
「オーダは現実の世界で世界最強にふさわしい力を持っていたゾラさんの記憶から、自分の進化の可能性を探していたんです。そして、その理想の完成形が、あなたの記憶にあったために、あんなことに・・・」
完成形?オレの記憶のどこに、あいつは惚れたんだ?
するとカービィが言った。
「光の一筋さえ通さない闇の雲・・・・・これじゃまるで『リップルスター』の時とおんなじだね」
「・・それだ!!」
「え?なになに?」
「そうかあいつめ、まさかオレの前世の記憶から『ゼロ・ツー』を・・・・」
通りで現象が似ているわけだ。
まずいな、このままじゃ帰れんどころか確実にヤバイ。どうするべきか・・・
「・・・カービィ、そのクリスタルが光っているゾ?」
「え?」
すると、さっき集めたクリスタルが眉ばい光を放ち始めた。
五つのクリスタルが空中で合体、ひとつの銃のような見た目になる。
・・・これ『星のカービィ64』でゼロツー戦で出てきたやつじゃね?
「なんなんだぁこれはぁ?これからたくさんのイカやタコの気を感じる・・・」
・・ほんとだ、サイヤ人になっている今のオレでも確かに感じる。
これは・・・『心』か?
「なんだかあったかいね」
「これは・・・・・ひょっとして」
「どうしたイイダ?」
「・・・やっぱり!これはオーダによってノンカラ処理でこの世界に飛ばされた現実世界の人々の魂の一部です!どうやらゾラさんのようにパレットにしてしまうと利用されることを恐れたオーダが無理やりひとつにまとめた結果が・・・」
クリスタルはほのかに光を放っている。
そして、カービィの手に握られに行くように動いた。
「・・・そうなんだね。君たちも手伝ってくれるんだね・・・よしわかった!行こう!」
「あのクズを今度こそ血祭りにあげてやる・・・・」
「あの往生際のわりぃヤローにうまくいかないこともあるってことを教えてやるか・・・・お前ら!」
すると今度はオーダのプログラムで停止したかと思われていた伝説マシン2機が空中で合体を始めた。
不死鳥のようにも見えるが、若干カブトムシも入っている究極の機体。
伝説を超えて幻となったと言っても過言ではない機体。
その名は・・・『ハイドラグーン』。
「なんかうまくくっつけちゃったみたいな名前だね」
「そこはいうなや・・・カービィ、これを使え」
「わかった!よろしく!」
カービィの声に反応して、ハイドラグーンが軽くエンジンを蒸してロケットノズルから多少の炎を吹いた。
「お前らはここにいろ。大丈夫、すぐ終わると思うぜ」
「あとは任せロットォォォォォ!!」
「行ってくる!!」
二人が黒い雲に突っ込んでいく。
最後にオレがついていこうと飛びあがろうとした瞬間、
バッ
・・・っと8号に抱きつかれた。
「無事で帰れるおまじない」
・・・って言っているが、もっとこう・・・スキンシップ以外の方法はなかったのか?ないなら場所をせめてわきまえようや?
「そうじゃない・・・・・その言葉が怖いだけ」
あー・・・そういうことか。
「・・・心配すんなって。オレはもう約束を破ったりなんかしねぇからよ?」
「ほんとに?じゃ嘘だったら・・・・・私とずっと一緒にいて」
・・・・いかん、マジでブラコンになってやがった。
そりゃまあ会える機会が少なかったとはいえ、流石にそれはやめろや?
「へっ・・・・・・じゃ、行ってくる」
そう言って逃げるように飛んでいくオレ。
さて、待ってろオーダ・・・・いやゼロ・ツー。
このオレと仲間がお前を浄化してやるからな・・・・!!
続く
次回真のラスボス戦
この中で一番強いと思うキャラは?
-
ゾラ(ノワールデデデ)
-
ブロリー
-
カービィ