「・・・・みなさん、ちょっとお話ししたいことが・・・」
「何あったの兄さん?」
オーダがちっこいタコになってどっかへ飛んで行ったのを見送り、元の世界に戻るエレベーターが現れて全員が乗ろうとした時、俺は覚悟して言った。
「実は・・・・この世界に来る前に俺、彼女できました」
「「「「「・・・・えええ〜〜〜〜〜っ!?!?!?」」」」」
オルタナでゾラと共にいた一同以外が大声をあげて驚く。
「すげーじゃねーか!」
「お、おめでとうございます!!」
「まさか・・・そんな短期間で運命度出会いがあったなんテ・・・・」
・・・どうした8号?何か不満でも?
「・・・・・私の兄さんを取るなんのてなかなかのやり手だね。気をつけないと・・・」
「え?え?え?」
「あ・・・その・・・とにかくおめでとう兄さん」
・・・なんかまた一波乱起きそうでなんか怖いが、とりあえず早く戻るとするか。
その彼女も今頃パニックになっているかもしれないし・・・・ね?
_______________________
「・・・ンパイ、センパイ!!しっかり!」
「・・・・なんだなんだ?うっさいなぁ・・・ってここはどこ!?」
「どこじゃないんですよ!急に消えてびっくりしたんですからねっ!」
ここは・・・ああ、ネリバースに行く前にいたホテルだ。
あのあとイイダさんが元の世界のこの位置に戻してくれたんだっけ?
「急に吸い込まれたかと思えば1秒もたたずしてみんな戻ってきて・・・もうどうなってんだかわかりませんよ・・・・ふぅ」
「え?1秒?数日の間違いだろ?」
「・・・センパイ、どっかで頭打ちました・・・?」
「打ってない!」
・・・ひょっとして『あっち』と『こっち』で時間の流れ方が違ってた?
てかイイダさんメール送っとくって言ってたよね?
3号何も知らなさそうなんだけど・・・?
ピピッ
「・・・今頃きてもおそいんだよ!!」
まぁしようがないことなのかもしれんがな!?
「全員いるか、お前ら?」
「はい」
「みんなピンピンしてるよ〜」
よし・・・・・それじゃ終わってすぐだが今度こそこのバンカラ街での旅行を満喫してやる・・・・絶対にだ・・・・
「二度あることは三度あるってよく言うけど・・・?」
「うっ!」バタッ
「やめろカービィ!?ゾラが疲れのあまりさっき言ったことで伸びてしまったぞ!?」
______________________
・・・ええ〜っと、いろいろありましたが、無事にのんびりすることができてハイカラスクエアに戻ってきました。
ただ・・・その・・・・
「「・・・・・・」」
「・・・母さんや、8号と3号の間に何があった?」
「ア〜・・・・・その、あれヨ。『リュウレイは誰にも渡さない』的なヤツ」
いや妹と恋人(?)とで俺を取り合いしないで?
「私はただ兄さんと一緒に過ごせなかった時間を取り戻したいだけです。こいつにやったらまた離れ離れじゃないですか」
「あっ!?言いましたね!?」
・・・8号、お前が原因だと思うのは俺の気のせいか・・・?
「そういえばリュウレイ、さっきイイダからテンタクルズの新メンバーを紹介したいって電話が来ていたわヨ?」
「本当か?それじゃ先にそっちへ・・・あの二人のこと任せたわ」
「りょーかイ」
ワールドツアー終わってハイカラスクエアに戻って早々スカウトするとは・・・でも大体の予想はつくな。
______________________
「・・・その様子じゃ無事メトロから出れたようですね?」
「本当に長かったヨ・・・ボク一人じゃ到底できなかっタ」
どうやらネリバースでの一件の後、ミズタさんは無事深海メトロから脱出、イイダさんからのオファーもあって無事テンタクルズの新メンバーとして正式決定したようだ。
「これからよろしくな!」
「期待しています!」
「こちらこソ・・・・・それとゾラ、今日からキミのこと先生って呼ばせてネ」
「・・・・ゑ?」
今なんつった?先生?俺が?
「・・・実はツアーの帰りにミズタがゾラさんの曲が気になったみたいで聞かせたんです。そうしたら・・・」
「みごとトリコになっちまったってワケだ。やっぱゾラ、お前センスあるなー」
いやまさかあんたにもツボってたんかい!?嬉しいからいいけど。
「・・・・でも演奏役は誰が?俺とミズタさんとじゃキャラ被っちゃいますよ?」
「そこについてなんだけど・・・」
・・・なるほど、どっちもダブルで出演か。
確かにキャラは被るが俺とミズタさんとではジャンルが全く異なるからね・・・それでいいか。
・・・え?人前に立つのがちょっと難しいからハイカラニュースは俺に任せた?
じゃライブの時はどーすんだよ?
・・・それとこれとじゃ話は別だって。
______________________
・・・そしてある日のフェス。
『え〜今度はこの人たちに来てもらいましょ〜!』
『カモン!!』
・・・ってことでフェス中のライブのため、俺たちがデカ・タワーで演奏することになりました。
まさかここまで上り詰められるとはな・・・思いもしなかった。
過去の自分はぜってぇに信じんだろうな。
『フハハ!!ブロリーと愉快な仲間たち、です』
『やめろブロリー!?俺たちにも自己紹介させるのです!』
『貴様ぁワシをコケにしているのかゾイ!?』
『国家反逆罪でゲス!』
『国家反逆罪ってなんだぁ?』
『えっと・・・みなさん?みんなの前ですよ?』
『そうだよ。もっとこう・・・楽しく行こうよ!』
そうだそうだ!
てかあの程度のペンギンにあの程度の煽りじゃ国家反逆にはならないから。絶対に。
・・・お、8号と母さんがこっちに手を振ってくれてる。おーい!
3号は・・・・・ちゃっかりよく見えるビルの屋上から見てたか。くれぐれも落ちるなよ?
・・・相変わらずマンホールから顔を覗かせるのが好きですねえアタリメさん・・・・・・現司令もいるみたいだけどキツくないのかなぁ?
今回はシオカラーズは忙しくて来れなかったみたいだ。
今度CDでも送っとこ。
さて、盛り上がってきたところなのでぇ・・・・・
『それではいっちょ行きます!!レディーーー・・・ゴー!!!』
暗い夜の中輝くハイカラスクエア。
この先ずっと、俺はこの街ではちゃめちゃな毎日を過ごして行くことになりそうだ。
FIN.
これにてイカとブロとエアライダーは完結です!今まで応援ありがとうございました!
この中で一番強いと思うキャラは?
-
ゾラ(ノワールデデデ)
-
ブロリー
-
カービィ