仮面ライダージオウ 番外編 ULTRAMANとの邂逅   作:RE・RIDE

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第二章 かつてのULTRAMANたち

 

 

 

Side 進次郎

進次郎:俺の名前は早田進次郎。現在、光の巨人記念館で働きながら生活してるごく普通のサラリーマンだ。

 

進次郎:「ふぅ~やっと終わったぁ⋯次のイベント案、明日には提出しなきゃだから、今日中に終わらせられて良かった~」

 

弾:「進次郎」

進次郎:「うわぁっ!も、諸星さん⁉」

 

進次郎:この人は諸星弾さん。俺の上司だ。

 

弾:「今日ジャックの店に行くがお前もどうだ?」

 

進次郎:「えっ…それってまさか⋯!」

 

進次郎:(諸星さんがおごってくr)

弾:「もちろん割り勘だ」

 

進次郎:「ですよねー⋯でもまぁ行きます!そうだ!北斗も呼んでおきます!」

弾:「あぁそれは別に…」

進次郎:「もしもし北斗?今日ジャックさんの店に諸星さんと飲みに行くんだけど…」

弾:「…」

 

 

 

 

 

進次郎:「あっ」

 

弾:「どうした」

 

進次郎:「いえ、レナさんからメールが来てて…」

弾:「噂のアイドルか」

 

進次郎:「そうなんですよ~!まさか俺なんかがお近づきに、しかも日常的にメールをするまでになるなんて夢にも思いませんでしたよ!」

 

弾:「確かお前がストーカーを撃退したんだろう?」

進次郎:「ああ、はい。これでも父親が元科特隊なんで。確か俺が始めて諸星さんと…ってあれ…?」

 

進次郎は何故か今一瞬だけ、諸星やレナといつどこでどう知り合ったのか、記憶にモヤがかかった感じがした。

 

弾:「どうかしたか」

進次郎:「い、いえ…確か俺が始めて諸星さんと出会った年と同じだから…6年前ですかね」

 

弾:「そうか。もうそんなに経つのか…出会ったばかりのお前はシャバっ気たっぷりの小僧だったな」

 

進次郎:「それを言われると耳が痛いというか…」

弾:「それより…着いたぞ」

 

 

進次郎:俺達はのれんをくぐる。

進次郎:「こんばんはジャックさん!」

ジャック:「おう進次郎君!諸星の旦那まで!」

 

進次郎:この人はジャックさん。諸星さんと俺の行きつけの居酒屋の店主だ。

 

弾:「僕はいつもので」

進次郎:「じゃあ俺は…とりあえずビールを!」

ジャック:「はいよ!」

 

 

すると

光太郎:「よう!」

星司:「お邪魔しまーっす」

 

進次郎:「あっ!光太郎さん!北斗!」

 

進次郎:この2人は東光太郎さんと、北斗星司。光太郎さんは記者をしていて、北斗は高校時代の俺の後輩だ。

 

 

弾:「なぜお前たち二人が一緒に?」

 

星司:「ちょうど入り口前で出会ったんですよ」

 

進次郎:「光太郎さんは取材の帰りですか?」

 

光太郎:「ああ!最近はこの町中を駆け回ってたからね。久しぶりにジャックの店に来ようと思って」

ジャック:「あんまり遅くに帰るなよ?嫁さんが待ってるんだろ?」

光太郎:「分かってるって!」

 

 

しばらく飲んでいると、突然北斗がこんな話題を切り出した。

星司:「そう言えば先輩、知ってますか?最近隣町で怪物が出るって…!」

 

進次郎:「怪物ねぇ…昔いた怪獣とか異星人ならともかく怪物かぁ…」

 

星司:「何ですかその微妙な反応はぁ」

 

弾:「実際、未確認生物の目撃情報など腐るほどある。そのすべてが見間違いかフェイクだ」

星司:「まぁ僕も信じてないんですけどね」

 

 

進次郎:そんな話をしつつ、皆で楽しく飲んで俺たちは帰路に着いた。

 

星司:「じゃあ僕こっちなんで、また会いましょう先輩」

進次郎:「ああ、またな」

 

 

進次郎:俺は北斗と別れ、家に帰る。

 

進次郎:「ただいま~」

進次郎:一人暮らしを始めてまだ数年。疲れていた俺はそのまま眠りについた。

 

 

 

 

 

 

 

 

進次郎:「うん…?あれ?ここって…」

 

気付けば俺は燃え盛る街に立っていた。

 

進次郎:「ええっ⁉ええええ⁉」

そして目の前には、巨大なロボットがいた。

 

 

進次郎:「なんだよ…あれ…!」

そのとき、ある言葉が俺の口からこぼれた。

 

進次郎:「黄金の…城塞…」

 

それが何を意味するか分からなかった。

 

そしてロボットはこちらに気付き、光線のようなものを発射する。

進次郎:「う…うわあぁぁぁぁ!」

 

そのとき、何者かが俺の前に立って、光線を防ぐ。

 

進次郎:「え…?」

それを防いだのは、見たこともないスーツを着た謎の人物だった。

 

進次郎:「あなたは…」

その人は少しこちらに振り返ると、またロボットの方を向いて腕を十字に組む。

進次郎:「まさか…」

 

 

 

 

 

 

進次郎:「ウルトラマン!…ってあれ?」

俺が目を覚ますとそこは何の変哲もない俺の部屋だった。

 

進次郎:「ん?何これ?」

俺は手に違和感を覚えて自分の手を見る。するとそこには、赤の額縁と本体が銀色の、時計のようなものがあった。

 

進次郎:「…まぁいっか」

俺は着替えて、ポケットにそれをしまう。

 

進次郎:「ふわぁ~。ん?」

俺はふと目覚まし時計に目をやる。

 

進次郎:「………遅刻だぁぁぁ!!

俺は食パンを飲み込んで急いで支度をすませる。

 

進次郎:「マズイマズイマズイ…!遅刻なんてしたら諸星さんに殺される!」

 

弾:(いい度胸だ

ジャキン(※日本刀を取り出す音)

 

進次郎:(ギャアアア!)

※↑脳内イメージ

 

 

 

俺は急いで家を出て、全速力で走って電車に飛び乗る。

 

 

 

数時間後

俺はモップを持って記念館の入り口を掃除していた。

 

進次郎:「ハァ…なんとか生き延びたはいいけど、今日一日記念館の掃除なんて…」

 

 

すると

 

???:「お邪魔しま~す!」

 

進次郎:「あっ受付はあちら…って!」

俺は入ってきた人の顔を見て驚く。

 

 

進次郎:「レナさん⁉」

レナ:「フフッ、久しぶりだね、進次郎くん!」

 

進次郎:この人は佐山レナさん、本名は遠藤レナさん。俺が応援しているアイドルだ。

 

進次郎:「なんでこんなところに?今日はお仕事お休みですか?」

 

レナさんは楽しげに肩をすくめる。

 

レナ:「うん!今日は久しぶりの休暇ですよ~。久しぶりにここに来たくなっちゃって。でも珍しいね、進次郎くんが記念館の方にいるなんて」

 

進次郎:「いや~それが実は寝坊しちゃって…」

 

レナ:「あちゃ~、諸星さんに怒られちゃった?」

進次郎:「まぁ命があっただけマシっていうか…」

 

レナさんは首をかしげ、茶目っ気たっぷりに返す。

レナ:「何それ~?」

 

俺はモップを置き、軽く手を振る。

進次郎:「それじゃあまた後で、楽しんできてください」

レナ:「は~い!行ってきます!」

 

 

レナさんは敬礼をして奥に進んでいった。俺は肩を落とし、小さくつぶやく。

 

進次郎:「…はぁ~。こんな情けないところ見られるなんて…恥ずかしい!」

 

そのとき、一人の青年が記念館に入ってきた。

???:「こんにちは!あの…ウルトラマンさんって…ここにいますか?」

 

 

進次郎:「…はい?」

 

 

 

 

 




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