暗黒の破壊者になりたくて!   作:淫神リリム

23 / 23
タイトルモチーフ「第39話 ガッチャ完了!クライマックス101」


第20話 準備完了!クライマックスgardens

日が完全に沈んだ頃。

黙々と先輩が調整をしている。そして……。

 

「出来ました!」

 

例のものが光った。調整が終わったのだ。

 

「これで魔力を封じてる『強欲の瞳』を制御できます」

 

「ようやく生徒たちを助けられる」

 

「それで、隠し通路は?」

 

「はい。お父様が言うには……」

 

部屋の本棚をいじる。すると、それが動き、通路が現れる。

 

(おー、俺やシド、いいや、男の子が大好きな仕掛けだ)

 

「じゃあグレンさん。マルコ先輩。作戦通り俺たちは」

 

作戦とはこうだ。

 

シェリー先輩が隠し通路を行き、大講堂の2階にスタンバイ→そして俺たち3人は、裏口から1階へ突っ込み『強欲の瞳』を奪取→先輩に制御装置を投げてもらい、吸収を停止させる。

 

ちなみにシドは、傷を負っておる(フリ)ため、ここで待機(本人は「モブっぽい」と喜んでたけど)。

 

「今度は私が、お父様を助けるんだ」

 

先輩がランタンを持ち、入っていった。

それに合わせ、俺たちも移動を始める。

 

 

◆〜side痩せ騎士〜

黒い甲冑を纏い、静かに佇む者が一人ーーーー痩せ騎士と呼ばれてる者だ。

その者の手には、『強欲の瞳』が握られている。

 

「まだか。……レックスは何をやって」

 

「そこまでだぜ。『ディアボロス教団』!」

 

裏口が開き、3人が入ってくる。

すぐに3rdが向かうが、斬り伏せられる。

 

「何をしている。やれ……!」

 

「はっ!」

 

2ndもそいつらに向かう。

 

「ふっ!」

 

マルコが1人を刺し。

 

「はっ!」

 

グレンも1人を斬る。

 

「でりゃっ!」

 

銀眼の少年が10人ほど刺し殺し、こちらに向かってくる。

 

「チッ」

 

剣を抜き、薙ぐ。が……。

 

「よっと!」

 

それを避け、瞳を奪われる。

 

「先輩、投げて!」

 

 

◆〜sideデュール〜

「先輩、投げて!」

 

「はい!」

 

身体を乗り出し、装置を投げた。

填まった瞬間、光り輝く。

 

(練れる。普通に魔力が練れる)

 

「魔力は解放された。反撃の時だ!」

 

ローズ先輩も気付いたようで、3rdから剣を奪い、皆に指示する。

 

「よっしゃ!これで」

 

「返せ!」

 

「うわっ」

 

2ndに瞳を奪われ、黒甲冑へ渡される。

 

「やべっ。まっ、いっか(小声)。反撃じゃいボケナス!」

 

皆も剣を奪い、応戦していく。だが……。

 

「グアッ!」

 

「アガッ!」

 

少しずつ、生徒が斬られていく。それもそのはず、あくまで解除したのは吸収。魔力が戻ってくるわけではない。こちらが不利なのは変わりない。

 

(さぁ、そろそろだ。シャドウ、シュヴァルツ!)

 

パリィィィィィン!

 

天井のガラスが割れた。

 

 

◆〜sideシュヴァルツ〜

シャドウと共に天井を割り、大講堂の中心へ着地する。

 

「見事だ。美しき剣を振るう者よ」

 

ローズ先輩に向け、シャドウが言う。

 

「フン」

 

パチン!

 

俺は指を鳴らし、白の魔力を全体に降らせる。生徒達の血が止まり、傷が塞がっていく。

 

「これは……」

 

「「我らは『シャドウガーデン』」」

 

「「「「「「「「「「陰に潜み、陰を狩る者」」」」」」」」」」

 

俺たちに続き、後続の者たちも発する。

剣を下ろし、戦闘の合図を送る。

 

「……」

 

黒甲冑は手を伸ばし、応戦の指示を出す。

 

キィン!キィン!キィン!

 

「ぐわっ!」

 

「のあっ!」

 

次第に陰が、やつらを切り裂いてゆく。

 

「今のうちに講堂を出るんだ。意識のない者を運び出す」

 

(流石ローズ先輩。的確な指示だこと)

 

チラリと前を見た。黒甲冑が消えていた。

 

《シャドウ》

 

《ああ。分かっている》

 

だが次の瞬間……。

 

ボワァァァァァァ!!!

 

「火だ!火が回るぞ!」

 

(っ、あの甲冑野郎、やりやがった!)

 

「シュヴァルツよ。この場は任せる」

 

「ああ。行け」

 

シャドウが消える。

 

《さて、彼女の方は頼むよ。デュール(本体)》

 

《ああ、指示は任せた。シュヴァルツ(分身)》

 

 

◆〜sideシェリー〜

「お父様、どこなの?」

 

燃え盛る炎の中、一心不乱に走る。そこへ……。

 

「見つけましたよ。シェリー先輩」

 

「デュールくん……」

 

いつになく真剣な顔つきのデュールが現れる。

 

「副学園長を捜しているのでしょう?」

 

「はい」

 

「ーーーー貴女の選択肢は二つ」

 

「え?」

 

「真実を知らずに副学園長を捜し続けるか、俺と共に残酷な真実を見届けるか。決断してください」

 

彼が何を言っているか、分からなかった。

しかしはっきりと分かることは、前者を選べばきっと後悔すると言うこと。

 

「ーーーー見届けます。お父様の真実、なんですよね?」

 

「ええ。きっと残酷で、救いのない真実です。それでもですか?」

 

「はい」

 

「分かりました。俺につかまって下さい」

 

彼の腕を掴む。

 

「それじゃ」

 

『WARPTERA』

 

『ドレイン』




おそらくスチームライナーの次くらいには消費してるであろうワープテラ。能力便利すぎますね。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。


  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

読者層が似ている作品 総合 二次 オリ

夢のエージェントとなって(作者:RE・RIDE)(原作:陰の実力者になりたくて!)

無敵のエージェント:ゼッツに憧れる少年は陰の実力者とともに異世界で夢を叶える⋯▼Become your dream agent "ZEZTZ’’▼I'm on it⋯


総合評価:263/評価:9/連載:10話/更新日時:2026年09月07日(月) 22:30 小説情報

アルカナ・シャドウは仮面の戦士の夢をみるか?(作者:ほろろぎ)(原作:名探偵プリキュア!)

 有森恭司(ありもり きょうじ)はキュアット探偵事務所に居候(いそうろう)中の、どこにでもいる記憶喪失の青年だ。▼ 事務所をたずねてきた二人の少女──あんなとみくるとの出会いで彼は、夢の中で戦う戦士『仮面ライダーゼッツ』の力を手にする。▼ ゼッツの力を危険視する謎の少女、『キュアアルカナ・シャドウ』は恭司のことを知っているような様子で……。▼※たんプリ本編2…


総合評価:276/評価:9/完結:9話/更新日時:2026年08月22日(土) 22:01 小説情報

ブルアカに転生したんでアウトローになります(作者:如月トッポ)(原作:ブルーアーカイブ)

▼自分は光になれない事を悟ったオリ主君がいっそのこと闇の方の人間としてハッピーエンドを目指すついでにムカつくやつらをボコっていくお話です。▼なお、本人は目立たないようにはしてる模様……、できるとは言っていない。▼作者がブルアカにわかなのでかなり独自解釈や独自設定、それに解釈不一致が起きるかと知れませんので注意です。


総合評価:19/評価:-.--/連載:1話/更新日時:2026年09月08日(火) 22:46 小説情報

ゼンレスゾーンゼロ 〜夜明けの虚狩り〜(作者:アキ1113)(原作:ゼンレスゾーンゼロ)

 今から約100年前、7人の人物が初代虚狩りの称号を得た……が、それとは別に歴史には記されていない1人の番外の虚狩りが存在した。▼ 一方で現代――――プロキシのパエトーンとして、様々な出来事に巻き込まれていたアキラとリンの2人は、ある時『ジーク』という青年に出会うことになる……。▼ どうも、作者のアキ1113です。この小説ではゼンゼロと仮面ライダーゼッツのク…


総合評価:235/評価:7.67/連載:6話/更新日時:2026年08月22日(土) 22:00 小説情報

ハイスクールD×Z(作者:攻月レイド)(原作:ハイスクールD×D)

ゼッツ.......それは夢を叶える力▼ゼッツ.......それは悪夢を叶える力▼ゼッツ........それは守る力▼ゼッツ........それは壊す力


総合評価:281/評価:7.14/連載:17話/更新日時:2026年08月07日(金) 08:00 小説情報


小説検索で他の候補を表示>>