暗黒の破壊者になりたくて!   作:淫神リリム

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いよいよ学園編です。

タイトルモチーフ「第6話 超A級☆ねじれスター」


第7話 特待生☆学園スター

学園入学の日。プラン通り、俺は特待生で。シドはモブとして入学した。

アルファ達が旅立ち、この入学までの間に色々あった。

一つ目、ドレッドが参式まで扱えるようになった。と言っても、今から1ヶ月前。つい最近に。しかも『オーバーカタストロフィ』を撃つと、ちときつい。

二つ目、『レプリケミートレカ』が94種まで錬成できた。残り6種は、ドラゴナロス、ガイアード、レンキングロボ、スマホーン、クロアナ、テレヴィだ。

三つ目、『シャドウガーデン』が新たな拠点を得た。その名も、『古都アレクサンドリア』。『霧の龍』とやらを倒して(正確には違うが)、訓練場や他の構成員達の家として使っている。

四つ目、アルファ達以外のメンバーが増えた。当然と言えば当然だが、その数実に300越え(増えすぎだろ)。そしてアルファ達は『七陰』と呼ばれ、その下を『ナンバーズ』、さらに下を番号で呼んでいる。

 

(本当、色々あったもんだな)

 

シド共に廊下を歩く。

 

「ねえ見てよ。あれが今年の特待生の一人」

 

「キャー!超イケメン。でも隣の地味顔は?」

 

「噂だと、クレアさんと関係があるらしいぜ」

 

「嘘だろ!あのクレアさんと!?」

 

「デュールすごい目を向けられてるね」

 

「ああ。ちょっと驚いてる」

 

(本当に驚き。ここまで注目されるとは……。

まっ、シドは「特待生の親友で、金魚の糞的存在でいいモブ具合」って、嬉しそうだしいっか)

 

親友がハッピーだと、俺もハッピーってもんだ。

 

 

1ヶ月半後、王都ブシン流と言う剣術の第1部教室に、俺はいた。ちなみにシドは、最下位の第9部だ。

夕方、そこで自作のレイピアを振るう。壱式で扱う『ブラッディーUC』の訓練だ。

 

(ーーーーまだまだだな。この出来じゃ、真に壱式を扱えない)

 

もう一度、突いた瞬間……。

 

ツルン!

 

「あっ!」

 

レイピアが手を離れ、運悪く窓から外に出てしまった。

 

(やっべ!力入れすぎた。誰かに当たってないよな?)

 

すぐ確認しに行くと……。

 

「これ、貴方のレイピア?」

 

ツインハーフの白髪に切れ長な赤眼を持った、クール系美少女がいた。

 

「仰る通りです。えっと……アレクシア王女……ですか?」

 

アレクシア・ミドガル。この王都ミドガルの第二王女にして、俺と同じ特待生かつ、1部だ。

噂では、この1ヶ月半で様々な貴族からのプロポーズを、冷たくあしらってるらしい。

 

「ええ、そうよ。確か、デュール・ホロブアークだったかしら?」

 

「仰る通り、自分はデュール・ホロブアークと申します」

 

「へぇ〜そう。実はさっき、危うく刺さりそうになったのよ。これが飛んできて」

 

わざとらしく強調した言い方をする。

 

「は、はい」

 

(あれぇ〜、これ嫌な予感がするなぁ)

 

「もしこれを言いふらされたら貴方、どうなるでしょうね?」

 

微笑みのまま、聞かれる。

 

(怖い怖い。目が笑ってない。

つかこれ、まずくね?社会的にも、肉体的にも死ぬ。

卒業も出来ないし、シドにも『大罪人の親友』の烙印が押されて迷惑がかかる。あれこれ、詰んだ?)

 

顔からサッーと血の気が失せる。

 

「死にたく、ないわよね?」

 

ブンブンブンブンブンブンブンブン!!!!

 

頷き、いやヘドバンの如く頭を振る。

 

「そうよね。いやよね。でも、一つだけ条件を呑めば、黙っていてあげるわ」

 

「そ、その条件とは?」

 

「私の、恋人になりなさい」

 

「ーーーーーーーーーーーーーーーーえ?」

 

今世一、素っ頓狂な声が出た。




どうしてもおうにょ好きだから、付き合わせたかったんです。「おうにょこんなことしない!」と言う方々、すみません。これがこの世界のおうにょです。
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