よくある巻き込まれ転生……ってアルセウスじゃねぇか!!〜転生したらダンデとソニアの同期だったのでソニアちゃんとイチャイチャします編〜 作:五十嵐まな
夜中、まだ月も高い時間に目を覚ました。
「あんぎゃ(ゆめ......)」
「あー、あうぁ(あー、夢じゃないんですね)」
「あうあー、あぅう(せめてもうちょっと大きな身体にしてくれないかな、くっそ)」
「どうしたのマサルちゃん、お腹すいたの?」
クソ邪神に文句を言っていると同じ部屋で寝ていたらしい女性に抱き上げられた。
「あーう」
別にそんなことはないと首を振る。
特段ガクつくこともなく首が振れるのか、もう1歳くらいか?
「そう?じゃあねんねしましょうか」
背中をトントンと寝かしつけられる。
いしきが、とおのく……
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
そんな目覚めの夜から早数年。
「マサルー、おばあちゃんがトラクター出してくれるって言ってるわよー」
「はーい、すぐ行くー!」
マサル少年は元気に5歳になりました。
この世界は子供の発育も早いみたいで、元の世界の7歳くらいのスペックは出てる気がします。
とはいえ、田舎町のブラッシータウンからさらに田舎のハロンタウンは成人男性が徒歩で1時間かからないくらいの僻地にある。
ので、移動手段を持った大人にくっつくのがベター、それでも10分くらいかかるけど。
ばーちゃんといいつつ別に血縁はない。ウチ以外は皆ジジババなので便宜上じーちゃん、ばーちゃんと呼んでいるだけなのである。
てか、ゲームだと30秒くらいの道なんだけど、ここでコレってワイルドエリアとかどうなってるの?
今日の目当ては取り寄せをお願いしてたポケモン図鑑!町で唯一の商店で受け取りました。あと、きのみ類と減ってた消耗品の買い足し、ここで全部買えます。
クソ田舎の限界集落すぎるだろ……あ、一応は酒屋らしいです。
トラクターの荷台、荷台?
座席の後ろのスペースに本以外の荷物を積み込んで、ばーちゃんが戻ってくるまで早速ポケモン図鑑を読むことにした。
ポケモン図鑑と一口に言っても、コレはナックルユニバーシティの研究発表的なやつ。
いわゆるガラルジグザグマが遺伝子的に原種じゃないかって話から、ほかのリージョンはどうなんだ?って研究してるやつ。
ガラルバリヤードとバリコオルはマッスグマとタチフサグマの関係に似てるからそうなんじゃないかとかとか
「なにを読んでるの?」
トラクターの座席でそんな内容を読んでいたら突然声をかけられた。
そちらをみればオレンジブラウンの髪にワンピースの少女が居る
「ねぇ、なによんでるのー?」
いやまさか、そんなと思っていたら少女に再度声を掛けられる
「えっと、ナックルユニバーシティの出してるリージョン種をまとめた図鑑だけど」
「! ソニアもいっしょに読みたい!」
「えぇと、うん。どこか座れるところある?」
はいー。ソニアさんでした。
「おばあさまの研究所いこ!」
「うん。あ、ちょっとまってばーちゃんに伝えてからいかないと」
「着いてく!」
さすがに置いてかれるのは困る。
いや置いていかれはしないだろうけど、探させるのもなんだし。
数分探して、お友達の家でお茶してたばーちゃんに研究所にいると伝えて、
ソニアちゃんに手を引かれて研究所にお邪魔した。
マグノリア博士は歓迎してくれて、お茶とケーキが出てきた。やたら美味しい。
壁に掛けられたガラル地図と図鑑の分布を重ねる研究ごっこをした。
ソニアちゃんが楽しそうで何よりです。
後で知ったけど、ソニアは同い年らしい。
ブラッシータウンの子供達に比べてとても賢くて、まわりから煙たがられてボッチしてたらしい。
まぁ、うん。みんながかけっこ かくれんぼしてる時期に一緒に本を読もうと誘ってたらそうなる。
そりゃマグノリア博士も歓迎するよ。ボッチの孫娘が友達(仮)連れてきたんだから。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
そんなこんなでソニアと出会って、ほぼ毎日のように一緒に遊ぶようになって数年、マサル少年が7歳になった年。
限界集落ハロンタウンに新参者がやってきました!
もちろん、若い男手は片付けに呼び出されます。
口元をタオルで覆ってハタキでバサバサと<はたきおとす>。威力65くらい。
濡らした新聞紙を放ってホコリが巻き上がらないようにしたらチリトリとホウキで<お片付け>。
ガラルのポケモンは<お片付け>覚えないとか知らぬぇ。だって人間だもの まさる。
そんなこんなしているうちに引っ越し業者がやってきました。
ちなみに最寄りの業者はエンジンシティなのでいくら掛るのかは……ニッコリ
「はじめまして、だな!俺はダンデ!よろしくな!!」
「はじめまして、マサルです。ハロンタウンで唯一の若者だったから仲間が増えるのはうれしいよ。よろしく」
と、いうことでダンデくんと赤ん坊なホップが引っ越してきました。
原作通りだとすると、ソニアさん(原作)は7歳までボッチやってたのか……
物心ついたころからボッチだった陰キャ女子が距離感バグのポケモンバカに脳みそ焼かれて……
そりゃダンデに執着もするか。今も若干俺に執着?依存?してるし。
それに良いこともあった。
ダンデが越してきて数日、荷解きも落ち着いたからと一緒にポケモン研究所に遊びに行った。
それを見たソニアが"マサル"にくっつき虫になった。
どうやらダンデ(同年代の男の子)に俺を取られると思ったらしい。
別にロリコンじゃないつもりだけど肉体に精神がひっぱられるのは自然な話だよね。
うん。
かわいいなぁ。
□マサル
転生成り代わり主人公。
前世のポケモン知識を使うために小児向け図鑑から学術論文まで読み漁っていた。
ハロンタウン育ちだけどチャンピオンはピオニーさんだし、ダンデも居ないし、ダンデポジションか?と思っていたらダンデが引っ越してきた。開き直ってソニアちゃんとイチャイチャ√を目指すことにした。
バトルは嫌いじゃないけど、ガラル式の興行バトルはそんなに興味がない。あと殿堂入りシステムがないのもしんどい。
□ダンデ君
無敵のダンデ(若干弱体化)
本来の歴史ではボッチ陰キャのソニアと知り合ってポケモンバトルに勝つためのイロハを教わるはずが、ソニアの興味がマサルに向いているため原作ほど強くない。
それでも無敵のダンデとして10年間君臨出来る程度の地力はある。
レベル技のフルアタ構成という年相応の男の子な育成。
鋼の大将大好き少年!大将が引退後はカブさんが好き。
□ソニアちゃん
今作ヒロイン。
原作ではダンデに執着していて「ダンデくんとのバトル」でしかダンデの幼馴染であることを証明できなかったのに、ファイナルトーナメントで負けちゃってバトルを引退して自分が何をしたいのかわからなくなっちゃったかわいそうな人。
本作ではボッチを拗らせるまえにマサルと出会ってしまい、「マサルの友人」という立場に執着するようになるかわいそうな子。
▽簡単な年表(妄想)
92年
マクロコスモス社設立(9月)
95年
マクロコスモス社がガラルリーグのスポンサーになる(9月)
96年
第1回ジム間交流戦(後のガラルプレミアムリーグ)開催(9月~翌5月末)
ソニア誕生(9/19)
マサル誕生(11/15)
97年
ダンデ誕生(3/23)
<鋼の大将>ピオニーがガラルチャンピオンに就任(8月末)
第2回ジム間交流戦開催(9月~翌5月)
98年
第3回ジム間交流戦エキシビジョンマッチオープンでダイマックスがお披露目される(8月末)
第3回ジム間交流戦開催(9月~翌5月)
00年
ガラルプレミアムリーグ00開催(9月~翌5月)
01年
ガラルプレミアムリーグ01開催(9月~翌5月)
マサルがソニアと出会う(11月末)
02年
<鋼の大将>ピオニーがチャンピオン引退を表明(5月末)
新チャンピオン誕生(8月末)
(ダンデがチャンピオンになるまで1~2年でチャンピオンが変わる激動期が始まる)
マクロコスモス社ローズ代表がガラルリーグ委員長に就任(9月)
ガラルプレミアムリーグ02開催(9月~翌5月)
ガラルプレミアムリーグにダイマックスが正式導入される(9月)
03年
第1回ジムチャレンジが開催(6月~7月末)
ガラルリーグ刷新、四天王制度廃止、チャンピオンズトーナメント開催を発表(9月)
ガラルプレミアムリーグ03開催(9月~翌5月)
ホップ誕生(10/9)
04年
第2回ジムチャレンジが開催(6月~7月末)
第1回チャンピオンズトーナメント開催(8月)
ダンデがハロンに越して来る(8月末)
↑いまここ