「いい加減にしてください!!」
声を荒げて同級生が生徒会室を出ていく。
残るのは気まずい沈黙と、ビリビリに破かれたアビドス砂祭りのポスター。
「……怒らせちゃった」
自分の非を認めるように先輩が呟く。
個人的にはそれについて否定したい。先輩は悪くないと。
もちろん、同級生も悪くなんかない。ただ、何もかもが嚙み合わなかっただけだ。
「……気にしなくていいっすよ。アイツも明日には戻ってきます」
地面に落ちたポスターの残骸を集める。
きっと、あの生真面目な同級生はこれを拾うだろうから。今のうちに全て集めておこう。なくさないように。
「アキラくん……」
「先輩のポジティブさは長所っすよ。誰がなんて言おうと。それに救われてる自分がいるんだから……そうに決まってます」
もっと気の利いたことを言いたかったけれど、これ以上の言葉は捻っても出てこなかった。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
キヴォトスという街がある。
いくつもの学園が集結して成り立つ、いわゆる学園都市というやつだ。
そこに住む生徒は銃を日常品として携帯している。
これだけ言うと子供が武装するただの危ない街のように聞こえるけど、生徒の小競り合いで死人は出ない。
キヴォトスの生徒には「神秘」という力があるからだ。
全ての生徒には例外なくその証である光輪、「ヘイロー」が頭上に煌めいている。
生徒たちの体は銃撃程度では怪我を負わない耐久力が付与されている。死人が出たなんて話は都市伝説くらいのものだろう。
どこよりも争いが身近なのに「死」という概念が極端に薄い街、それがキヴォトスという街だった。
そんなキヴォトスの中にアビドス高等学校はある。
かつては繁栄を極めた大きな学校で……今は見る影もなく過疎化した学校だ。
その原因は度重なる砂嵐だろう。元々砂の多い土地柄だったが、砂嵐の悪化、オアシスの消失によりアビドスは徐々に衰退していった。
生徒も住民もアビドスを見限って立ち去り、残ったのは3人の生徒と、学校が砂嵐対策と衰退を止めるために行った事業に投じた多額の負債。
そんな限界学校に通う3人のうち1人が俺、「鳩川アキラ」だ。
「今日の会議内容は……ざっくりでいいか。まるまる残すわけにもいかないし」
アビドス生徒会の書記として、記録を残す。
元々、同級生である「小鳥遊ホシノ」はこのところ打ち出していた借金対策の失敗で苛々していたところがあった。
そこに先輩が追い打ちをかける形になってしまったのが、先ほどの事態の顛末である。
希望という名のガラスを砂漠のど真ん中で探している最中に、かつてのアビドスの栄光の証である砂祭りのポスターを見せられたのだ。
それで「こんな風になればいい」と希望的な言葉を投げかけられた神経質な同級生が、冷静でいられるわけがなかったのである。
生徒会の定例会議は中途半端な形で終わることになった……が、こんな会議でも、きっと入ってくるであろう後輩たちの役に立つと信じて書く。
……入ってくるかな?
いや、弱気になるな。入ってくると信じて書くのだアキラ。
「いつもありがとうね」
「これが俺の仕事ですから」
ありがたい言葉を投げかけてくれたのは、アビドス3人衆のうちの2人目である「梔子ユメ」先輩だ。
腰まで伸びた長い緑の髪とモデル顔負けのプロポ……ではなく、どこか抜けているが、底なしの明るさを唯一無二の武器として振るう頼れる……頼れる先輩。
「さっきは役に立たなかったので、罵ってくれてもいいんですよ?」
「そんなことできるわけないよ~!」
「冗談です。罵らないでください、普通に傷つきますから」
「もう、また人をからかって……でも、ありがとね」
……いつもほんわかしている癖にこういうところは鋭いんだよな。
いつもこれくらい鋭かったら、全幅の信頼を置けるのに。
「よし……私も先に帰るね!」
「おい待て……待ってくださいユメ先輩」
「なに?」
「今のよしってなんです?」
「……ナ、ナンデモナイヨ~」
「噓こけ」
この先輩、行動力だけはあるがその実、戻り時を知らないというかなんというか……突っ走って行った切り戻ってこないことが多々ある。
その時は大抵、自分かホシノが肩をひっつかんで連れ戻す。
いつものことではあるが──なぜか今回だけは一人で行かせるべきではない気がした。
「べ、別になんでもないよ~」
「俺、一人で突っ走る先輩より、一緒の歩幅の先輩のほうが安心するんですよ。なんでだと思います?」
「……な、なんで?」
「先輩が一人で走りきれた試しがないから」
「ガーン……」
口で出すか普通。
いや、それはいい。問題はこの放っておけない先輩が、何をやろうとしているかを聞きださなければならない。
主に戦闘面で頼れるホシノは戦線離脱中。今この先輩の面倒を見れるのは俺だけだ。
「なんでドアのカギを閉めたの!?」
「先輩を出さないためです」
「なんで!?」
「逃がさないためです」
「答えが重複してるよー!!」
「さあ───キリキリ吐けぇ!!」
「わーー!?」
この後、一人で宝探しのために砂漠に向かおうとしたことが判明した。
俺は怒った。
ーーーーーーーーーーーーーー
アビドス砂漠。
アビドスの代名詞と言われる広大な砂漠。
そのど真ん中を俺とユメ先輩は歩いている。
天気はすこぶる悪い。
砂嵐こそ起こっていないが、吹き付ける風は砂を巻き上げ、容赦なく俺たちの体を打ちつける。
「天候最悪ですけどー!」
「善は急げだよー! アキラくーん!」
風が強すぎて声すら聞こえずらい。
「この状態で本校舎に行こうとか正気ですかー!」
「いいものがあるとしたらそこら辺しかないよー! 砂漠化で埋まっちゃって以降は誰も探しに行ってないからねー!」
「答えになってませーん!」
なんでこの悪天候で砂漠を横断するのかを聞いたのであって、本校舎を目指す理由なんか聞いていない。
とはいえ、いちいち聞き直すのも面倒だからもう放っておこう。
……本校舎。
かつて、アビドスが大手の学校であった時に使われていた校舎は、今は砂漠化の影響でアビドス砂漠に埋没している。
俺たちが今使っているのは元々別館だったところなのである。
お宝探しに埋もれた校舎に向かうのは、過去の栄光に縋るようでなんとも言えない感覚ではあるが、掘り出し物がある可能性はないとは言えないのが辛いところだ。
この負債だらけの状況をひっくり返せるものがある可能性が少しでもあるのならば、それに縋りたくなるのが人間というものなのだろう。
ユメ先輩も大丈夫そうに見えて意外と追い詰められているのかもしれない……ともかく、風と砂粒に撃たれ続けるこの状況から一度抜け出すためにも建物を見つけなければならない。もうこの際少しでもこの風を凌げるならなんでもよかった。
視線を遠くに飛ばしている……まさにその時だった。
「──あったー!」
「え! 何か見つけたのー!?」
遠くに学校の校舎のようなものが見える。
その周りには埋もれてしまったであろう住居の数々。間違いない、あれが本校舎だ。
一階部分は完全に砂に埋もれているが、二階部分はまだ無事だ。窓を割れば中に入れる。
「とっとと行きますよー!」
「待ってよー!」
悪天候と戦い続けること数分。苦労して辿り着いた本校舎の窓を叩き割って中へと入る。
「ちょっとアキラくん!?」
「この際、細かいことは抜きで行きましょう。どうせ鍵かかってましたから」
「いいのかな……」
戸惑いながら校舎の中に入ってくるユメ先輩。
校舎の中は所々が砂に覆われているものの、放置されていたわりには綺麗だった。
「じゃあ、宝探しを始めましょう」
「うん! レッツゴー!」
ーーーーーーーーーーーーーーー
結果から言えば、一発逆転に繋がるものはなかった。
学内の資料や物品は回収すれば使えそうだが、何億もの負債を返すことはできないだろう。
しかし、長期的な目でみれば実りはある探索であった。
特に弾薬の類が多く保存されていたことは喜ばしい。毎月の出費を抑えるのに一役買ってくれそうだ。
それとこれも……
「へへ、ドラゴンボール全巻とはたまげたぜ……」
小学生の頃、リサイクルショップで発見した漫画「ドラゴンボール」。
主人公「孫悟空」がドラゴンボールというなんでも願いを叶える7つの球を巡って冒険を繰り広げる物語だ。
キヴォトスでは驚くほど知名度が低い漫画だが、男の俺にとっては熱くなるシーンが満載なのだ。
特に必殺技の「かめはめ波」。今でも撃てないかひっそりと練習していることは誰も知らない……あの夜、ホシノに見られてしまったのは想定外だったが。
まさかこんなところで会えるとは……
「とりあえず今日回収できるぶんはこれくらいか……」
大きめのボストンバッグに探索の戦果を詰めるだけ詰め込む。
次は車を持ってきてもいいかもしれない。たしか不良からかっぱらったジープが一台残っていたはずだ。
「ユメ先輩。そろそろ出発しますよ」
「…………」
「……ユメ先輩!」
「はうっ! ご、ごめん! なに!?」
「帰りますよ。風もようやく収まってきましたし」
「そ、そうだね……帰ろっか」
「……ホシノは、きっと喜ぶと思いますけど」
「……そう、かな」
本当にこの人は……へこんでることもわかりやすい。
「いいですか先輩。今回の宝探しは長期的な目で見れば大きな戦果を挙げたんです。うちは金欠なんですから、物品を取りに来れる倉庫があるってわかっただけでみっけもんでしょ」
「アキラくん……うん、そうだよね! 今回の宝探しは初の成功! 胸を張って帰ろうか!」
まったく世話が焼ける。
気を持ち直したユメ先輩と共に先ほど叩き割った窓から外に出る。
「よっと……」
外の地面に足をついた瞬間、グラっと足元が揺らいだ気がした。
「……」
地震ではない。
ユメ先輩も同様に外に出てきたが、揺れには気づいていないようだ。
ならばいったい──そう考えた時、先ほどよりも強い揺れが俺たちを襲った。
「うおお!?」
「ひぃん!?」
──
はるか遠くでミミズのような地面から飛び出し、シルエットが身じろぎするのを……周りの家屋が吹き飛ばされていくのを確かにこの目で見た。
「先輩! 走りますよ! バッグは置いてってください!」
「え!? でもこれは──」
「あとで取りにくればいいです! どうせこんな所にくる物好きは俺たちだけですよ! なんかデカいのがいるんです! 離れているうちに逃げますよ!」
「う、うん。わかった」
俺たちは走り出した。
「マジかよ…!」
──遠くにいたはずのヤツがこっちに向かってくるのが見えた。
「な、なにアレ!?」
「なんでもいいです! 足を動かして下さ───」
瞬間、熱と光が俺たちを圧倒した。
「うおおおおお!?」
「きゃああああ!?」
まだ遠くにいたはずの敵の先端が光ったかと思えば、数秒前まで俺たちがいた場所が
「ビーム!?」
「ふざけんな!? オーバーテクノロジーにもほどがある!」
科学の学校であるミレニアムサイエンススクールですら高出力のレールガンがやっとだというのに、こんな出力の熱線を放つヤツがいてたまるか。
「■■■■■■■■■■■■■■■■!!」
機械と機械が刷り合わさる音が獣の咆哮のように聞こえた。
「こっち来たーー!!」
「あれは……ドラゴン!?」
「なんでもいいよーー!!」
近づいてくるにつれてその全体が明らかになっていく。
それは白い巨大な蛇だった。先ほどの熱線が出たと思われる口の部分は鯨のようにも見える。
白蛇はその巨体を砂に潜らせると滑るように俺たち目掛けて突っ込んでくる────
「ユメ先輩!」
「きゃあ!?」
間一髪、あわや正面衝突しかけた所でユメ先輩を抱えて白蛇の進行方向から飛び退いた。
その判断は正しかった。白蛇が通り過ぎたあとは恐ろしい破壊の跡。
建物は原型も留めずぐちゃぐちゃだ。いくら弾丸や爆発に耐え切れる頑丈なキヴォトス人でも、あんなものを真正面から喰らったらひとたまりもない。
「……やるしか」
逃げられない。スピードは向こうが完全に上だ。突っ込む速さはミサイルといい勝負ができるだろう。
あれと追いかけっこがしたいのならば、F1カーでも持ってこなければ話にならない。
「やるしかねえ……ユメ先輩、残念だけど戦うしかないみたいです」
「あ、あんなのと……勝ってこないよぉ……」
「やらなきゃ俺たち、あいつの餌食です」
あまり、こういうことはいいたくないけれど。
「……ホシノを一人にする気ですか」
「!」
ユメ先輩の怯えた表情が一気に引き締まる。
さすがはユメ先輩だ。決めるときはきっちり決めてくれる。
「倒す必要はないです。生きて逃げられればいい──相手は機械仕掛けみたいですから、センサーを壊しさえすれば!」
「……わかった! やろう、アキラくん!!」
右太もものホルスターからベレッタを引き抜く。
「■■■■■■■■」
白蛇の次なる行動は突進ではなかった。白蛇は身じろぎしたかと思うと、そのボディから幾つもの物体を射出する。
「ミサイル!?」
こちらに飛来する物体は間違いなくミサイルだった。直撃すれば大ダメージは免れない。
俺とユメ先輩は二手に分かれ、手に持つ拳銃で6つのミサイルの迎撃を試みる────
一発、二発、三発と放たれた弾丸が飛来するミサイルを空中で爆発させるが、1つのミサイルを落とし損ねた。
──爆発。
「うぐッ!?」
直撃は避けた。しかし爆風に打たれた俺の体が宙を舞い、地面を何度もバウンドする。
「アキラくん!!」
ユメ先輩の方は無事なようだ。
俺は痛む体を強引に起こし、白蛇の頭部目掛けて発砲する────
「■■■■■■■■」
──効果が、ない。
「くっそッ!! 火力が足りねーー!!」
あの装甲どころか、センサーにすら歯が立たない。
生徒の弾丸は使う生徒の神秘の強さによって威力が決まる。生徒の神秘が弾丸へと流れ込み、その力を強化するのだという。
俺の神秘は平均より少し強い程度だとあの「黒服」とかいう大人は言っていたが、俺では役不足ってわけか。
「当たって!!」
ユメ先輩の銃撃。放たれた弾丸は白蛇のセンサーと思われるオレンジ色に発行する目へと吸い込まれた。
「■■■■■■■■■■■■■■■■!!」
白蛇は一瞬だが怯んだ。効いている。
ユメ先輩の神秘は通じる────
「■■■■■■■■!!」
白蛇もそれに勘づいたのか、その巨体を持ってユメ先輩を押し潰そうとする。
「させるか!」
ピンの抜いた手榴弾を投擲。
爆発と共に白蛇の攻撃の軌道がユメ先輩を外れた。
「わっ!?」
白蛇が地面を叩きつけた衝撃でユメ先輩は体制を崩してしまうが、すぐに立ち直ると俺の方へと走り寄ってきた。
「アキラくん!!」
「援護します。奴の目を!」
「了解だよ!」
次々とユメ先輩は白蛇の目を射撃する。
そのたびに火花が散り、白蛇はビクビクと痙攣するような動きを見せる。
しかし、すぐに起き上がるとその口からオレンジ色の光を零し始めた───
「ビームが来ます!」
ビームを防ぐ手立てがない以上、手榴弾を頭部に投下することで射線をずらすしかない。
俺とユメ先輩は頷き合うと共に手榴弾を白蛇の頭部目掛けて放り投げた。
ビームが放たれる、が。
「■■■■■■■■■■■■■■■■!!」
連鎖する2つの爆発が白蛇の頭部を僅かだが下げさせた。
ビームは俺たちの手前の地表を焼き払う。
「いける……いけるよ、アキラくん!」
「油断しないで! ミレニアムの兵器が霞むほどの相手なんです! 何をしてくるか───」
──風が吹いた。
「「!!」」
体を打ちつける砂。起こったのは強風を超えた──砂嵐。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「ぐ……ああ」
……背中が痛い。
砂嵐に巻き込まれた俺たちの体は遥か上空まで巻き上げられ、とんでもない勢いで地面に叩きつけられたのだ。
地面がサラサラの砂でなければ骨が折れていたかもしれない。
「……ユメ、先輩」
暴威がくる。
白蛇はその口から再びビームを放とうとしているようだ。連続で何度も撃てるわけではないらしく、少し時間がかかっている。
狙われているのは────
「ユメ先輩ッ!!」
崩れ落ちそうな体を引きずって倒れ伏したユメ先輩の元へなんとか辿り着いた────
「アキラ!!」
それはホシノの声だった。
そうだった。俺はユメ先輩の予定を聞きだした後、ホシノにそれを教えた。
いいタイミングで来てくれたよ、ホシノ。
「おおおおおおおお!!」
こちらに走り出そうとするホシノ目掛けて、ユメ先輩を投げつけた。
「──アキラくん!!」
白蛇がゆっくりと開口する───
「アキラ!!」
ホシノが俺の名前を呼ぶ。
「うおお……」
「■■■■■■■■■」
「うおおおおお!!」
限界を迎えた体に鞭を打って立ち上がる。
体中を熱いものが流れる感覚があった。
「か……」
両手首を合わせて手を開き、体の前方から腰へ。
「め……」
「なにを───」
「は……」
体の奥底から沸き上がる力を両の手へ集約させる。
「め───」
「■■■■■■■■■■■■」
「波ァアアアアアアアア!!」
白蛇の熱線。それの発射と同時に俺の手から蒼い輝きが放たれる。
「アキラアアアアアアアア!!」
そして────
ーーーーーーーーーーーーーーーー
……それが、二年前の出来事。
「……」
D.U自治区内の病院に、彼の姿はある。
「うへへ。今日は顔色がいいね~、アキラ」
「……」
返答はない。この2年間、彼自身から声を聞いたことなどない。
あの巨大な敵を撃ち破り、撃退してみせた一撃を放ったアキラは、まるでその代償を払ったかのように昏睡状態に陥った。
怪我はとっくに治っていて、身体的に異常は見られないのに……なぜか、目が覚めない。
「ねえ、聞いてよ。私たちとうとう銀行強盗しちゃってさ……」
いつのもように近況を報告する。
壁に向かって喋るような虚しいことだとわかっていても、私は言葉を止められない。
いつか目を覚まし、再びその声が聞こえる日が来ると信じて、私は毎日通い続ける。
「今日はここまでかな。少し忙しくなりそうなんだ。アビドス砂漠に行くことになっちゃったから……今度はもっといい報告ができるといいけど」
その顔に触れる。
「次はみんなで会いに来るよ……またね」
いつか、二人でアビドスを卒業するために。
私、小鳥遊ホシノは鳩川アキラを待ち続ける。