ひろぷり全て終わらせたと思ったら今度はタイムスリップだった 作:真夜月
私はなんでヒーローになったんだっけ?
私はなんでプリキュアに憧れてたんだっけ?
私はなんでいい人であろうとしたんだっけ?
私は
私は
私は
私は
考えて考えて考えて考えて
ぐるぐるぐるぐる頭が回って
そんな時だった!
あのお方が、私のことを見つけてくれた
助けてくれたっ!
魔女なんかにも、プリキュアなんかにも負けないようなっ!
『あなたの好きなようにしていいんですよ』
初めて言われた言葉だった
転生者だから
プリキュアだから
止めないと
私がしないとって
考えてたのが馬鹿みたい!
これが!
これこそが本当の僕の力!
私が
私が一番強い!!
…のハズだったんだけどなぁ…
なんで邪魔してくるのかなぁ
「由花っ」
「由花ちゃん!」
「…たまきっ、ち、りっか、ちゃん」
なんで来るの?
なんで呼び止めるの?
なんで?
なんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんでなんで
帰ろう?
何言ってるの?
チームメイト?
なら辞める
もういい
なんなの?
なんで追いかけてくるの?
なんで私なんかを助けようとするの?
だってヒーローでもプリキュアでもなくなった用済みだよ?
なん、なの?本当
「「プリキュア!ヒーローメイクアップ!」」
なにそれ、
ヒーローって
「輝いてないッ!」
「ヒーローだろ!?」
うるさい!!!
うるさいうるさいうるさい!!
ヒーローなんかじゃないッ
私はッ
私はッ
[本当に?]
なんだよ
[あなたは本当にヒーローが嫌いなの?]
うるさいッッ
[あの時エルちゃんとソラと交わした約束は嘘だったの?]
そんなの知らない!!!
[嘘]
嘘じゃないッ
[ほら、あの2人も優しくあなたを包み込んでくれてる]
うるさいうるさいうるさいうるさいうるさい
知らない!
そんなの知らない!
だってあのお方が!!
[あいつは嘘つきなんだよ?]
違うっ!
[そうだよ]
[本当はわかってるハズなのに]
知らないッ
[本当は…言って欲しかったんじゃないの?]
[ありがとう、大好き、親友だよって]
知らない!
知らないのッ!
あの方に仕えること!
それが私の幸せ!
私の願い!!
[逃げるの?]
逃げてなんかない!!
[じゃあなんで…なんでそんな助けてって顔するの?]
してない!
[してるよ]
うるさい!
[ほら、また]
[都合の悪いこと言われるとうるさいだの知らないだの]
[立花と環は知ってるよ]
[あなたのことを、あなた以上に]
そんなワケ…!
何処の馬の骨とも知らないやつのこと知ってるわけない!
[知ってるよ]
[だってあなたが2人を助けてたんだから]
[その過程、忘れたの?]
[自分で教えてた、好きなもの、嫌いなもの]
ただの自己紹介だよ!!!
[じゃあ…じゃあなんであんなこと言ったの?]
うるさい!知らない!覚えてない!
わた、私はっ
ヒーローなのっ
[ヒーローが嫌いなのに]
ちが……ぁ
[やっと気づいたの?]
違う!
違う違う違う違う違う違う違う違う
[違うくないよ]
[あなたはいつだって心の奥底で]
[ミランみたいにひとりぼっちだった]
[最終的にあなたを助けるのはあなたしかいないよ]
うるさい…
しらない
ヒーローなんて、、
ぷり、きゅあ、なんて、、、、、