飛び出せ秘封倶楽部!~adventure of another world~   作:るうみゃー

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1話よりちょっと長めかな(もっと長い方いますが
だいたい誰がしゃべっているかわかるようにしてますが
蓮子は基本敬語を使いません。
メリーは敬語を使います。
あと途中で視点が変わります。


2話 まだ見ぬ世界

ここは博麗神社。幻想郷の境界に立つ神社である。

そしてその神社の巫女である私、博麗霊夢は

「怠惰な生活を送りながら妖怪をシバくのが日課だ。だろ?」

「なんでナレーションに入ってくんのよ魔理沙!メタいわ!」

こいつは霧雨魔理沙。私と同じ数少ない妖怪と渡り合う人間よ。

「なあ霊夢。腹が減ったからなんかくれよ~」

「悪いけどこっちも食べてないのよ」

「ついに異教徒になってしまったか・・・霊夢よ」

「断食なんてしてないわよ!」

そう、私はお賽銭がもらえないので、毎日貧乏なのだ。

「お茶出すから我慢して」

「紅茶がいいぜ」

「爆ぜたいの・・・?」

「・・・お・・・る」

「?」

私の勘が言っている!上を向けと!そしてその上には、人間がいると!

「霊夢、危ないぜ?」

やはり私の勘は当たっていた。フッ・・・待て。危ないだと?まさか!

「お~~~ち~~~る~~!!」

私の上にきれいに二人の少女は着地した。

「さすが霊夢だぜ。自分の体を使って、落下の衝撃を吸収するとはww

 やっぱ世界1位は違うんだぜww」

「地面の気持ちがわかった気がするわ…」

 

「ここが幻想郷・・・」

「私たちのいる世界よりかなり昔な感じだね」

というより・・・まさか・・・

「この森って自生してるの?」

「ええ、そうよ。けどなんでそんなことを?」

「えええええ!?マジですか?」

蓮子が霊夢さんに食い入る。

「何をそんなに驚いてるんだぜ?」

「私たちの世界では自生してる森はもうないんです。今は植林した森しかありません」

蓮子を引き戻しながら、説明する。

「それに食べ物だってほとんどが合成でできているの。

 だからこのお茶はすごく素朴な感じ」

魔理沙(霊夢。ちゃんとした客には20番茶なんて出すなよ。)

霊夢(仕方ないじゃない。今手持ちこれしかないんだもの。)

「蓮子って言ったけ?その合成ってどうやってやるんだぜ?」

「えーっと物質をクォーツレベルまで分解して・・・」

また蓮子の物理大好きが始まったわ・・・

「はいはい。蓮子ストップ」

「…私たちには理解できないわ。それよりどうやってここに来たの?」

「神隠しのことを調べてたんですが、しゃべる狐が出てきたんです」

「そしたら境界の裂け目が出来て、入ったらここに飛ばされたの」

「あー、きっと紫のせいね」

「呼んだかしら?」

霊夢さんの後ろに突然女の人が現れた。

「いきなり現れんじゃないわよ紫ぃいぃぃぃ!!」

霊夢さんの強力なコースクリューが紫という女の人にガッツリ食い込む。

「霊夢今のはやりすぎよ。ゆかりんちょっと痛かったぞ☆」

今のでちょっとなのか…

「あんた…わかってるの?こんなとこに忘れられてもない人間なんか呼んで!」

「わかってるわよ。メリーと蓮子。私は八雲 紫。先ほど私の式神が言ったように

 神隠しの真相について教えてあげる。その代わり私たちに協力してほしいの」

もう新しいことが多すぎて疲れてきた・・・

「つまり私やメリーの力がそれを解決するために必要と?」

「ええ。飲み込みが早くて助かるわ♪」

さすが蓮子ね。超統一物理学主席なだけあるわ。

「でも私たちそろそろ帰らないと…」

「メリー達は外の人間だからな」

「じゃあ、そちらの好きな時間にまたあの神社においでなさい」

「わかりました!」

紫さんは指で縦に空を切るとそこに境界の裂け目が出来た。

「ここをくぐったら貴方達の家の近くに着くわ」

「えっ、すごっ」

ありえない…こうも簡単に境界の裂け目を作れるなんて…

「これもおいおい説明するわ。また今度来て頂戴」

「霊夢さん、魔理沙さん、紫さん、さようなら!」

「また会おう!」

二人はそう言ってスキマの中に入っていった。

「紫」

「いないぜ?」

逃げたか・・・

「でも皮肉だよな。文明が発達すれば、うまいもん食えなくなるなんてな」

「そうね。とにかくあの子たちから目を離さないようにしなくちゃ」

私はお茶をすすりながら、これからめんどくさくなることを予感した。

 

「はあ、着いた。」

「でもほんとにメリーの家の前に着いたね」

なんで私の家を紫さんは知っていたんだろう…

っていうか情報が多すぎて、整理しきれない。

「明日は大学があるから、終わってから行こう」

「そうね。蓮子今何時?」

「んー、七時四十六分だね」

どうやらあちらとこちらの時間は共通ではないようだ。

「まあ、明日に備えて今日は寝ましょう」

「お休みメリー」

「お休み蓮子」




ちょくちょく説明しながら進んでいきます~
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