飛び出せ秘封倶楽部!~adventure of another world~   作:るうみゃー

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少し間が空いてしまいました。すみません。
今回は大学が舞台です~


3話 普段の日常

大きな講義室に響く一人のしわがれた声をBGMに私は記憶を整理していた。

「あー、この講義暇だなー。教授の言ってることわかんないし。」

この教授はロシア語を話すため、ほとんどの人が言ってることを理解できない。

しまいには講義を翻訳したノートがキャンパス内で売られる始末である。

「うーん、イレギュラーすぎるわ。」

私は昨日のことがいまいち夢のようで、信じられなかったので霊夢さんに頼んで、

お金を土産にもらった。そしてそれが今ここにあるのだ。

「夢じゃないとすると…異次元?いや、でも私は…」

私には何故か幻想郷がどこか懐かしく…知っているような気がしたのだ。

「ハーンちゃん?行こうよ」

いつも蓮子と講義が合わないときに仲良くしてる子が話しかけてきた。

どうやらボーっとして随分時間がたっていたらしい。

「ハーンちゃん蓮子にまた振り回されてるんじゃないの?」

講義室から出て広い廊下を歩きながら、私たちは研究室へと足を運ぶ。

「そんなことないよ~」

他愛もない話をしながら研究室のドアを叩く。

「岡崎教授、入りますよ~」

「あいよ~」

少しして奥から柔らかな声が返事をしたので私たちは、ドアを開けた。

 

「あー今日は何して暇をつぶそうかな…」

私のキャンパスライフは光輝いてなんていなかった。

この超統一物理学という分野に主席で入ったが、教授は面白くないし、講義も自分の知ってることばかりだし…

私は大学の中庭のベンチに腰掛けながら時間を持て余していた。

「やっぱりメリーがいないと、しっくりこないわね。今メリー何してんだろ?」

知りたいという探究心が湧き出るが、講義が終わるまであと30分はある。

「んー。メリー昨日のこと混乱してたみたいだし…そうだ!」

私は名案を思い付き、急いで研究室へ走った。

 

「夢美。入るよ~」

「ん。その声は蓮子?今は講義中じゃ?」

「そんなことはどうでもいいの」

ドアを開けると赤髪の教授、岡崎夢美がいた。

「で、なんでまた来たのさ?」

夢美は教授なのに18という若さなので、とてもフレンドリーなのだ。

メリーが学んでいる学問の教授だが私は普通に出入りしている。

「昨日秘封倶楽部の活動で神隠し調べてたんだけどいろいろあって、メリー困ってたから…」

空いている椅子を持ってきて、背もたれに顎をつけて説明する。

「普段ふざけてるようにしか見えないのに、あんたそういうこと考えるのね。」

夢美は数少ない秘封倶楽部を理解してくれる人物だ。

「それは…」

「岡崎教授、入りますよ~」

誰かが来たようだ。

「ヤバヤバッ」

「・・・。あいよ~」

夢美は呆れながらも少し時間を稼いでくれたようだ。

その隙に私は近かったロッカーの中に隠れた。

 

ガラガラッ

「教授。言ってたレポートできました!」

「どれどれ。見ようじゃないか」

友人がレポートを見せている間、私は教授が戯れに作ったものを見ていた。すると…

ガタッという音が聞こえてきた。

「え?何?」

友人が恐怖で顔を染める。

「…ネズミでもいたんじゃない?」

教授が適当に答える。

「教授、今の音の大きさからしてネズミではないと思います」

そして、音は…

「この私のロッカーからです!!」

と言い、勢いよくロッカーを開けると蓮子がいた。私の下着を手に持って。

「メリー…あのね…」

私は黙ってドアを閉め、鍵をかけた。

「ちょ、メリー鍵はひどいって!開けてよメリー!」

「教授いるの知ってましたよね?」

「あはは、ごめんごめん。でも蓮子はあんたに伝えたいことがあってここに来たみたい だよ」

心の中で溜息をつきながらも鍵を開ける。

「ごめんメリー」

「もういいわよ。で、用件は?」

「うーん。ここだと話しにくいから私の家に来ない?」

どうせ秘封倶楽部のことだろう。全く…

「わかったわよ。後で行くわ。」

「じゃ、あとでね!」

蓮子は走って研究室から出て行った。

「もう、あのバカは…」

「メリー。蓮子はただのバカじゃないよ」

「教授、それはどういう意味で?」

「いずれわかるさ」

 




日常っぽくないですね。
本当は紅魔館に行く予定だったんですよ。
なので次回は行きたいですね。
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