飛び出せ秘封倶楽部!~adventure of another world~   作:るうみゃー

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久しぶりに小説投稿です。お待たせしてすいません。色々手を出すとやっぱり何かがおろそかになってしまいますね。
今回は紅魔勢です!


5話 紅魔館

足場があるのかないのか、わからないスキマ空間。

終わりのないような道を進む私と蓮子と紫。

「紅魔館ってのはどういうところなの?」

蓮子は退屈を紛らわすように聞く。

「あら、私に聞くより、自分の目で確かめた方が好みなんじゃないかしら。

宇佐見さん?」

意地悪そうな笑いを浮かべながらふよふよと動く金髪の妖怪。

「直に着くわ。着地の準備をなさい」

そう言った途端、私達の足場がパックリ割れ空へと放り出された。

「また落ちるの~!!」

「メリーさん。私達落下死ってことはないよね?」

「うーん、どうだろ・・・5メートルはありそうだけど?」

「秘封倶楽部の結末は落下死ですwwとかありえない!」

そうこう言ってるうちにも地面は近づいて来る。

「きゃああああああ!!」

「・・・はあ、全く、来客が多いと大変ですね」

地面の上では一人、ぼやく人間がいた。

 

ーザ・ワールド

 

あれ?何が・・・起こったの・・・?

「わー!落ちるー!死ぬー!」

傍らで蓮子が地面でひっくり返っただんごむしのような動きをしていた。

私達は無傷で地面に着地したのだ。

「これも紫さんのドッキリみたいなものなのかな・・・」

「そんなわけないでしょう。あのBBAは物事を愉しくしようとしてるだけですよ」

そこにはナイフを持ったメイドがいた。

「じゃあ貴方が私達を?」

メイドさんは一歩下がり、

「はい、紅魔館のメイド、十六夜咲夜と申します」

すると後ろから紫が現れ、

「メイドというより、殺人時計でしょ?」

「黙れ、スキマ妖怪。ミンチになりたいのか?」

「おお、怖い怖い」

やがて、メイドの咲夜は諦めたのか、私達を屋敷の中へと案内した。

「ここどこー!?助けてメリー!」

「いつまでだんごむしやってんのよ。行くわよ、蓮子虫」

「蓮子虫は酷いよー」

 

「家の中も真っ赤っかなのか・・・」

絨毯から装飾品まで赤で統一されている。

「この屋敷はあのメイドの能力で見た目より広く出来てるのよ」

確かに言われてみればもう屋敷の横幅の2倍は歩いていると思う。

「へー。私の時間や場所がわかる能力よりずっと便利じゃない」

蓮子は子供のように目をキラキラさせている。

「そういえばこの屋敷には吸血鬼がいると聞いたんですが」

「ええ、この屋敷の当主、レミリア・スカーレット様です」

咲夜がそういうと、前から数人の叫び声が聞こえてきた。

「レミィ!いたわ!そこよ!」

「ナイスよパチェ!サーチアンドデストロイ!あたかも我が眷属のように振る舞う虫風情が!消し炭にしてくれる!」

紫色の長髪と青のショートの女の子が蚊を追いかけながらこちらに突撃して来る。

「死ねぇ!3点張りぃ!スカーレット・ジャベリン!」

青髪の少女は驚くべきスピードで壁や天井を跳び回り、手に持った蝿叩きで一撃を繰り出した。

だがしかし、蚊は通常の人間レベルが予測される動き方をすることが出来る。

案の定少女の攻撃は外れてしまった。

「んなっ!この・・・蚊畜生があああ!!スペルカード!スピアザグングニル!」

青髪少女の右腕が空を掴んだ瞬間、紅い焔の槍が発現した。

「おいおい、まさかこっちにぶっぱするの!?あんなの死ぬとかの問題じゃないよ!消し炭すら残らないよ!」

紅の槍が放たれんとしたとき、咲夜が突然現れ、蚊を叩いた。

「あ・・・」「え・・・?」「うふふ」

「何をしてるんですか・・・お嬢様」

 

「というわけで、こちらの方がレミリア・スカーレット様です」

まるで、当主には見えない。青い髪の子供という印象だ。

「これでもあなたたちの20倍は生きてるわよ?吸血鬼だから、簡単には老いないのよ」

なるほど。背中にも翼が生えている。

「ふーん。ただのお子様かと思ったけど、伊達に当主はやってないのね」

蓮子がたしなめるように言う。

「誰がお子様だっ!」

「お嬢様は十分お子様だと思いますが?」

「ほら、駄メイドもその辺に。私はパチュリー・ノーレッジ。よろしくね」

紫の髪にピンクのふんわり服、こちらは吸血鬼ではないようだ。

「さっきスペルカードって言ってたけど、あれは?」

「ああ、あれは博麗の巫女が作った、決闘の技だ」

「へー。決闘かー」

また、蓮子の目がキラキラ光る

「もしかしてやってみたいの?」

「そうだね、私もレミリアみたいにかっこいい技を使いたい!」

かっこいいと言われたのがうれしいのかレミリアは

「なら私が教えてあげるわ!」

と息を巻いて言った。

「咲夜、一応霊夢と魔理沙も呼んどいた方がいいわよ」

「そうですね」

咲夜はそういって消えた。

「さあ楽しい弾幕のまくあけよ!」

 

「ふふ、面白い子達ね。まるでチェス盤のように動く。これからが楽しみだわ」

彼女は不敵な笑いを浮かべながら、スキマの中に消えていった。

 

 

 

 

 

 




なにかと紅魔館って打つんですが、“こう“で紅が変換されなくて困ってますww
あと、蓮子たんのキャラがかるーく崩壊してるかなーと思ったりもしてるので、
次の話では、しっかり今までの話も踏まえた感じで行きたいです!
スペルカードかぁ!がんばるぞい!
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