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「んっ、む、あむ……」
唇と舌の感触が、逞しい胸板が、香澄の理性を犯していく。
ちゃく、ちゅぷ、ぢゅる、貪る唇が淫靡な音を奏でる。
それは彼女を興奮させ、秘部から愛液を溢れさえた。
脚を伝わり濡らしていく。
とうに出来上がっていた香澄は蕩けた顔で懇願する。
「私、もう――」
もどかしさで彼女は身体をよがらせた。
香澄の乳房が張っている事に気がついた。
ブラが内側から突っ張られている。
彼女は乳首を勃起させていたのだった。
彼女は口付けの動きに合わせて、乳房の先端を俺に擦りつけていた。
つど乳房が卑猥にたわみ、こすれ、ブラからこぼれ落ちそうになる。
「はっ、んむぅ、はぁん、んっ! あんっ!」
吐息に、喘ぎが混ざっていた。
右手の人差し指を香澄の背中に沿わせる。
腰から背中に掛けて、つーと指先を滑らせた。
「んはっ! あっ! っは、あぁぁぁ……」
彼女はぞくぞくという全身を走る快楽に身をよがらせた。
ふるふると身体を緊張させ、余韻に浸っている。
香澄が身を横たえる。
ブラも、ショーツもはぎ取り。
恥じらいを捨て去ったかのように、彼女はその淫靡な肢体を晒していた。
彼女が居るのはカーペットの上。
ベッドに連れていこうとしたら、そのまま腕を絡まれ引き寄せられたのである。
乳房は重力の影響でたわんでいるが、その美しさ厭らしさは失っていない。
目を引くのが乳首と乳輪、ともに大きめだ。五〇〇円玉では隠せまい。
ちょっとしたコースターは必要だろう。脇から乳房に続くラインは、乳輪で盛り上がり、勃起している乳首で尖っている。
その乳首は、豆と言うより、滑らかな円筒形だ。
小指の第一関節程の大きさで、先端がくぼんでいる。
色は浅黒く、とてもいやらしい乳首だった。
乳首、乳輪や外陰部の色は女性ホルモンの影響だという。
分泌量が多いほど浅黒くなる。
大きさと良い、色と良い、やはり香澄は激しくオナニーしていたのだ。
そんなことを考えつつ、女の脚を広げ、俺は身体を割り込ませた。
正常位だ。
彼女は腰を上げた。
ちゃく、鬼頭が膣口に触れる。
香澄が囁いた。
“貴方のおちんぽを私のおまんこに挿入〈い〉れて”
一瞬で理性の飛んだ俺は、ペニスを一気に突き立てた。
「かっ、はっ!」
香澄が悶える。
それは膣の奥にまで達し、彼女を突き上げた。
鬼頭が子宮口に当たっている。
「ふっ、ふ、く、苦し、い、ん、はぁっ」
腹をねじ上げられる様な苦しみと、全身を溶かすような快楽。
彼女の意識は蕩けていった。
「少し我慢してくれ」
ぬちゃっ、ぢゅぷ、ぬぷっ、俺はゆっくりとピストンし始めた。
たわんだ乳房が上下に揺れる。
「あ、はっ、あっ、んっ」
一度抜いては、また奥まで挿入する。
「はっ! ふっ、んっ!」
香澄はのけぞり、眼、口、から液をだらしなく垂らす。
身体全体を急速に支配しつつある快楽に身をゆだねた。
「あっ、はぁっ、ん、あはぁっ!」
俺は香澄の頬に指を添える。
その眉目秀麗な顔は快楽によがっていた。ぱくぱくと動く唇は言葉を発していなかった。
不安になったので聞いた。
帰ってきた声は、掠れていた。
「もっと、は、激しくして、わ、私、を、お、犯して」
リビングにはパン! パン!という肉同士がぶつかる卑猥な音と、香澄の切ない喘ぎ声が響いていた。
打ち付ける度、女の肉が上下に激しく波打つ。
乳肉など千切れてしまうのではないかと心配になるぐらいだ。
「あ、あんっ! あっ! あっ! あっ! はぁん! あっ! はっ! かっ! あひぃ!」
打ち付けるごとに結合部からぢゅぷぢゅぷと愛液が散った。
ここまでに至るまぐわいでカーペットの至る所に染みを作っていたが、お構いなしによがっていた。
彼女はカーペットを掴み、苦悶に任せてぷちぷちと引きちぎった。
俺に怪我が無いのが不思議なぐらいだ。
「あっ! あっ! あっ! あっくぅっ! あはぁぁぁぁっ!」
眉尻を下げ、嬌声を上げる。
涙を流し、突き上げられる喜びに浸る。
遠野香澄という女性はとんでもないな、と俺は思った。
いくら自己調教していたとはいえ、こんなにも乱れるとは思わなかったのである、正常位にもかかわらず、上げた腰を振り膣内のペニスをかき回す。
その腰技は二〇歳とは思えない。
ぐちゅっ! ぢゅぷ! ずちゃっ!
驚嘆すべきは彼女の膣だ。焼けるほどに熱く、搾り取ろうと胎動する。
抜く時など、そうはさせじと収縮した。
なにより良いのはその感覚、相性だ。
香澄の膣は、俺のペニスにそうそうに馴染みつつあった。まるで俺のために用意されたかのよう。
「いっ! くはっ! んひぃっ! それいいっ!」
しかもこの乱れようはどうだ。
再会したばかりの時に見せた、凜々しさなど全くない。
快楽を貪るその姿は女と言うよりただの雌である。
「く、くるっ! のぼってくるっ!」
香澄の絶頂が近い。
突きと、回転を織り交ぜる。
俺の激しい腰の動きに負けじと彼女も腰をぐりゅぐりゅと動かした。
子宮と膣肉が精子をもとめて激しく胎動しだす。
膣肉など、内壁が蠢き、射精させんとペニスをしごくほどの勢いだ。
「と、とまらない! 腰が、腰が止まらないぃぃ!」
彼女の腰は一滴でも搾り取ろうと激しく揺れていた。ならばと一際強く押し入れた。鬼頭が子宮口に当たる。
「ひっ! ひぃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
オーガズム。
のけぞる香澄に構わず俺は何度も子宮口に突きつけた。
突きつける度にコツッ、コツッと音をさせ、香澄の芯をかき乱した。
絶叫に近い嬌声を上げる、ブシュと潮を吹いた。
そろそろ終わりにしよう、と機関銃の様に突きつける。
「ん”っ! がっ! ぐっ! ん”はっ! あ”ぁっ!」
香澄の子宮はぱんぱんに腫れて、子宮口が降りてきた。産みたい産みたいといいだした。
子宮に命じられるまま、彼女は髪を振り乱し、激しくよがった。
全身に浮いた玉のような汗が飛び散った。
「え、エロっ、エロくなるっ! わたし、い、淫乱になるっ! あ! あ、あんっ! い、いいっ! 感じ、感じるっ! あっ! だめっ! くるっ!」
「香澄、エロすぎ」
「いいっ! いいのっ! いっ、いくっ、いっちゃっ、いっっ、イクぅぅぅぅぅぅぅっ!!!!」
オーガズム。
目を大きく見開き、のけぞった。
プシッとどこから出ているのか不思議になるぐらいの潮が飛び散った。
ぶるぶると絶頂の余韻に浸る香澄。
未だ快感治まらぬ女に精液を掛け、尻餅をつく俺であった。
果てたばかりの妻を見て恐れを抱く。
「つ、つかれた……取りあえず、水でも―」
立ち上がったところで足首を掴まれた。
凄まじい力で、引けど捩じれど、びくともしない。
恐る恐る振り返る。
そこには香澄が居た。足腰は健在で四つん這いに手を伸ばしていた。
振り乱した髪はそのままに、はーっ、はーっと息荒く、恍惚とした表情の中に鬼気迫る物があった。
女の掴み手に力が籠もる。
俺は思わずたじろいだ。
「な、なに?」
「膣内〈なか〉に射精〈だ〉しなさい。じゃないと許さない……」
彼女は素っ裸。
正座で、両手を太ももに挟んでいる。
両腕に挟まれる乳房は官能的だが、その姿は何故かしら、彼女を幼く見せた。
「さて、私の旦那様。貴方の妻はまだ安心していません。言葉だけでは足りません。まだ、満足していません」
気恥ずかしさのあまりポリポリと鼻先を掻く。
「……わがままで、可愛くて、エロい妻を持つと夫は大変だ」
「エロい妻はお気に召さない?」
嬉し恥ずかし、香澄は両手で乳房を持ち上げた。
手からこぼれ落ちる乳肉は張りも弾力も失っていなかったが、艶めかしいほどの柔らかさを醸し出していた。
餅のように肌に吸い付き、指で押せば深く深く包み込む。
男の理性をそぐには十分な乳房だった。
乳房だけでは無い、全身も柔らかく、放つ色気は魅惑の魔法。
まっとうな男ならむしゃぶりつきたくなるだろう。
久しぶりのまぐわいでこの変わりようだ、これから人妻として年月を重ねていったら、どうなるのだろうか。
髪を手櫛で流し、尻を振りながらキッチンに向かう香澄をみて、頭が痛くなる。
大奥じゃ無いけれど、家から出さないようにした方がいいかもな、そんなことを考えた。