特別武力武装機動隊第四番   作:YUKI@0620

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始まり編
File1 始まり


始動2週間前

 

駐屯地での演習前俺はいきなり上の人物、ハヤタ将のもとに呼ばれていた。

 

「カザミ・ヨシカズ、いきなりの呼び出しですまない」

 

「はい、構いませんが…どう言っだご用件で?」

 

「カザミ3尉単刀直入に言おう、君2週間後特別武力武装起動隊に新しくできる第四番の隊長になる、いきなりで申し訳ないがな」

 

噂の特装隊ね、うんうん。え?は?

 

「ハヤタ将、特別武力武装隊って、密かに存在が噂されてるあの隊ですか?」

 

「そうだ、まぁ半ば都市伝説扱いされてるしな、ほとんど表舞台には立たない国家公認の裏組織って噂されてるイメージが強いか?」

 

「はい、おっしゃるとうりで」

 

「そのイメージは我々も十分認知している、意図的にそうしているわけではないのだがな…だが最近はよく出撃しているぞ、街中にも出ている。」

 

「その分対応しきれない件数が増えている、だから隊を増やすということですね」

 

「勘がいい、成績トップは伊達じゃないな」

 

「もう何年も前のことです。で、2週間後に移動ということは本日から動くということでよろしいですね?」

 

「そのとおり、この書類と君の荷物全部移動させてね今日中に!」

 

そう言われて封筒に入った書類が渡された

 

「分かりました、行き先の住所などもこの書類に?」

 

「もちろんだよろしく頼むぞ、カザミ第四番隊長」

 

「はい!」

 

さて…まぁいきなりこんなこと言われてびっくりだ、特装隊存在していたんだな、さて、専用車があるからそれで移動しろって言われたな、ブレスレット型のキーが一番いい。荷物を詰めて移動しよう。

仲間達は、そっか演習だっけ、あいにく時間がないハヤタ将からは伝えておくとは言われてるけどいきなりでなんだか申し訳なさがあるな。

ダンボール2箱に収まる荷物、今まで長いことありがとうこの部屋。かれこれ自衛隊に入って7年くらい経つのか…いや、それ以上?今俺33だし

 

車に荷物を詰めて移動する。検問は何も言われず通されたこんなことなかったのに。

かれこれ7年以上いたこの駐屯地ともさよならか、遊びに来て良いならまたあいつらに顔を出しに来たいな。

指定の住所まで車を走らせて1時間とちょっと

 

「ここか」

 

指定された住所だ。なんか一軒家みたいなのがある封筒の中に入ってた鍵ってここで使うのか 

荷物詰めたダンボールは、後でいいかいつものバッグだけ持ち込むか

鍵穴に鍵を差し鍵を開けドアを開けて中に入る

 

「どうもこんにちは〜」

 

玄関に靴は…一人分ね

 

「あなたが隊長…?」

 

そうするとリビング前のドアから顔を覗かせ癖ひとつないストレートな長髪が特徴的な人がこっちを見て発言している。

 

「そうです、カザミ・ヨシカズと言います。」

 

その人はこっちまで歩いてきて

 

「ホシノ・アスカです。よろしく」

 

そう言って手を差し出す

 

「あぁ、これからよろしくホシノさん」

 

しっかりと握手をした

 

「星ちゃんで良いです、星空とかの星」

 

「分かったじゃあ、星ちゃん」

 

「はい、ほか3名は近くのコンビニまで買い出ししてくるとかなんとか言ってました」

 

「え?もう全員いるの!」

 

「はい、一番最後はあなたですよカザミ隊長」

 

「えぇ…ほんと…なんかショック」

 

「と言っても私がきたのもつい3日前ですし、バラバラに伝えられて集まってるみたいですよ」

 

「上は何考えてるんだか、」

 

「えぇ、さっぱりです」

 

そんな話をしながらリビングに来た、マジで家だここで生活できるのか…?駐屯地よりも快適だ

 

「コーヒー淹れていたのですが…飲みますか?」

 

「飲むよブラックで」

 

「分かりました」

 

手慣れてるな、

 

「星ちゃんここに来る前はどこにいたの?」

 

やっべ、つい口走った

 

「警視庁の機動捜査隊です」

 

即答!めっちゃ即答!機動捜査隊聞いたことないけどなんだかすごいな!

 

「そういう隊長はどこから?」

 

「ここから1時間ほど離れた自衛隊駐屯地からだ、3尉だったよ。」

 

「おぉー!階級はかなり上の方でしたよね?」

 

「まぁそうだね、レンジャーとかも一応取ってる」

 

「あの過酷と言われるレンジャー!?それはすごい」

 

「と言っても俺の同期の大半がやるって言うからそれにのっかっただけ、やるのは自由って言われてた。」

 

「それでもやり遂げているのは素晴らしいことですよ!」

 

「ありがとう嬉しいよ」

 

そして星ちゃんと雑談をする、ここに来る時どうやってきたのか、その他のメンバーの話、好きな食べ物とか趣味とかの話もした。

星ちゃんは電車と徒歩でここまで来たと言っていた。ここに来ると気になっていたメーカーのコーヒーメーカーが置いてあって嬉しかったと。

そんな感じで話に花を咲かせていたら

 

「ただいま帰りました!」「あれ?靴増えてる!」「そうですね、隊長が来たのでしょうか」

 

玄関先から元気のありまくる声が聞こえてくる

 

「帰ってきましたね」

 

「そうだね」

 

中身がたくさん詰まっているエコバッグを2つ持った青年と、コンビニで買った何かが入ってるであろうレジ袋を持った俺と歳が近そうな人、ドアを開けた身長がめっちゃでかい若手。

あれ…もしかしてみんな年下?

 

「あの…お三方コンビニに行くのはなかったのですか?その量の荷物買い物でもしてきたのですか?」

 

その問いに身長が高い人が答える

 

「お!星ちゃん勘がいいねぇ、晩御飯の材料買いにスーパー行ったの、帰りはコンビニ」

 

「どうりで、車で行ったから気になりましたがなるほど買い物に。」

 

そうするとエコバッグを置いた青年が

 

「隊長さんだよね?」

 

「そうです。カザミ・ヨシカズと言います」

 

「サトウ・ユウと言います。これからよろしくカザミ隊長」

 

「うんよろしく」

 

「カザミ・ヨシカズさん、初めましてキヨミ・ハルです」

 

レジ袋の人が挨拶に来た。

 

「よろしくハルさん」

 

「ハルさんなんて硬いですよ、ハルで構いません」

 

「分かったよハル、レジ袋に入ってるアイス早く冷凍庫に入れてきたら?溶けちゃう」

 

「あぁ!そうですね入れてきます」

 

あと1人、身長の高いあと人は…

 

「こんにちは隊長さん。」

 

「!」

 

背後に居た!

 

「びっくりさせちゃいました?」

 

「いや、大丈夫だよ、カザミ・ヨシカズです。」

 

「シノノメ・ショウと言いますよろしくお願いします」

 

「よろしく、気軽にカザミとか下の名前でも良いよ」

 

「ではカザミさん、僕のことはショウって呼んでください。」

 

「分かった」

 

なんだかみんな個性豊かだ、楽しくなりそうだ

 

「そういえば何買ってきたの?」

 

「魚が安かったので真アジを」

 

「アジ?」

 

そう言って冷蔵庫内の真アジを春が出してくれた

 

「まるまるあるやつだな、下処理もなしね」

 

「隊長魚捌けますか?」

 

「ん?捌けるよ?」

 

「本当ですか!」

 

こう見えて実家はレストランだ、しっかり捌けるし、軽くだがイタリアンも作れる。

 

「捌ける人他にいないの?」

 

全員に聞く、全員首を横に振る、え?どうするつもりだったの?捌けなかったヤバいよ!

 

「聞いちゃうけど…どうするつもりだった?」

 

「ネットで調べて!捌こうと思ってました!」

 

「ショウ、偉いよ、挑戦心が素晴らしいよ。ちなみに魚捌いたことは?」

 

「無いです!」

 

「無いか!分かった一緒に捌くよ!」

 

「ありがとうございます!」

 

かなり立派な真アジだし、定番のアジフライにしようかな、余ったらなめろうにでもしよう。

 

「アレルギーは資料に目を通してるから分かってるけどもう一度聞くよ?食物アレルギーみんな大丈夫だね?ないね!」

 

「「「「アレルギーないです!」」」」

 

元気ある返事だ、若者ってすげぇ

 

「苦手なものある?」

 

「私、辛いの無理ですピリ辛とかならギリギリいけます」

 

「僕苦いの無理です」

 

「それ俺も」

 

「パクチー無理です」

 

「星ちゃんが辛いのダメで、ハルとショウが苦いの、ユウがパクチーね。分かった」

 

パクチー苦手なのわかるなぁ、俺だって無理だ

確か幼少期に見ていた特撮ドラマでパクチーをなんでもたくさん盛って食べるキャラクターいたな

あれはよく記憶に残ってる

ハル共にキッチン移動中春からこんな発言が

 

「そういや隊長、車止めてましたよね?荷物入れっぱみたいですけど…大丈夫なんです?」

 

「あ、やっちゃった、ありがとうショウちょっと自分の部屋に置いてくるよ。」

 

「分かりました」

 

おいおい、話したりあれやこれやしてたらこんな時間に17時回ってるし、車からダンボール2箱にギチギチ煮詰まった荷物を下ろす。

書類に確か2階に部屋あるって書いてたな

レッツ移動

 

「隊長!?ダンボール持ちますよ!」

 

星ちゃんが気を利かせて声かけてくれた

こんな時はありがたく頼るのが一番だ

 

「ありがとう、上のやつ持ってもらったら助かるよ」

 

「分かりました」

 

自分の部屋は2階に上がってすぐだった、ドアにカザミと名前が記されていた分かりやすい助かる

 

「星ちゃんありがとう助かった」

 

「いえ、これくらい朝飯前です」

 

ケロッとしてる…すげぇこれが若手の力か

 

「星ちゃんひとつ聞いて良い?嫌なら答えなくて良いから」

 

「はい、どうされました?」

 

「今、何歳?」

 

「…え?24ですけど」

 

「若い…」

 

「そういう隊長は?」

 

「33」

 

「十分若いですよ」

 

さて作ろうか晩御飯、キッチンへ急ごうショウが待ってる。キッチンに行くと

 

「カザミ隊長準備できてます!」

 

「よし!やろう!」

 

人に魚の捌き方なんて教えるの初めてだ、分かりやすくできたら良いんだけど

いざ、教え始めると飲み後が早いのかすぐ覚えていた、骨抜きが格段に上手だった小骨をしっかり丁寧に抜いていた。

 

「カザミ隊長、タルタルソースとか作ります?」

 

「良いねそれ!作ろう!」

 

下処理はできたゆで卵作りながらした味付けよう塩胡椒振るだけだから簡単だ

 

「いぶりがっこ入れても良いです?」

 

「いぶりがっこ良いじゃん入れちゃいな」

 

これからたくさんかかっていく部下の素晴らしい提案、ありがたい。てか初めて部下持つことになるななぜだ、緊張してきた

 

なんやかんやありまして

 

「ショウ、よくてきたじゃないか!」

 

「ありがとうございます!」

 

「さて、さっさとフライにしますか」

 

「ですね」

 

ショウの手際が良すぎる、なんだか、もうパッパッパ!ってやっていくんだ。いざ出動となったら光るだろうな。

アジフライも上がり皿に盛り付ける、後たくさん炊いた米と味噌汁。

さて、テーブルに並べたところだし呼ぶか、確か時計下のスイッチだっけ?これで招集かけるのね、これ晩ご飯で使っていいやつ?でも大声で呼ぶのも違うかも、押すか

ボタンを押すと「リビング集合」という音声が流れる便利だ。

 

「来ました」「集合と聞いたので」「集合!」

 

全員すぐ来た光のスピードかな?

 

「ご飯だぞ!!!ショウが腕を振るったアジフライだ、1人二匹米はたくさん炊いてあるから自由にお代わりしていいから味噌汁もね」

 

「おぉー!これショウが捌いたの!すごい!」

 

ハルが目を輝かせながら言う、星ちゃんはすぐ席に着いてユウはいぶりがっこ入りのタルタルを物珍しそうに見ている。

 

「ユウ、タルタル気になるの?」

 

「はい、いぶりがっこというものを初めて食べるので」

 

「いぶりがっこはいいぞ〜カリカリしてる食感が良い、少し塩味よ」

 

「そうなのですね、いただきます」

 

ユウがタルタル取る用スプーンで自分の皿に運ぶ、そこから箸で少し取ってタルタルだけくちに運ぶ。

 

「!!おいしい!」

 

お、食いついた

 

「では、私もいただきます」

 

星ちゃんもいった!

 

「カリカリ、おいしい、サクサク、最高」

 

めっちゃ笑顔!口角上がりまくり!好評でなにより!!

俺も食うか

 

「「「いただきます」」」

 

「3人合わせて言った!」

 

「すっかり仲良しさんですね」

 

なんだろう、今までご飯を渡されたらすぐ食べてて味わう時間なんてなかったからな、こんなにゆっくり食事を取るのは久しぶりだ

そのあとはみんなで談笑しながらご飯を食べた

食事ってこんなに楽しかったかな、みんなのことを大切にしていかなくては

 

File1 END

 




あとがき
最後まで読んでくださりありがとうございます!作者のYukiです。
初オリジナル作品でございます!現状この作品には完結というものが存在してないです。彼らの終着点すらまともに思い浮かんでないのが現実です、私の悪いところが出ました見切り発車で始まった作品と言ってもいいです

かなり個人的な話をするとこの作品かなり1話1話な長くなりそうです、やりたいことを詰めたらこうなる、キャラクターがどういった経緯で配属されたかもしっかり描きたいです!(もしかしたらあとがきで出てくるかも)ゆっくり楽しんでください!Yukiでした!
この物語はフィクションです。
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