「立希さんが可愛いすぎる」「えっ?」   作:Tmouris_

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パンダで限界オタク化するりっきー


立希さんは趣味も可愛い

「そよさん、立希さんって何が好きなんですか?」

 

「……急だね」

 

偶然カフェにいたそよさんに声をかけて、相席をさせてもらってる。

 

「せっかくの機会だし、もっと立希さんのこと知りたくて」

 

Mygoメンバーと関わりはあるけど、そんなに仲がいい訳じゃないから。こういう機会は滅多にない

 

「抹茶」

 

「楽奈ちゃんいたの?」

 

楽奈ちゃんとはたまにじゃれて遊んでる。立希さんと仲がいい……?らしい。

 

「抹茶好きなのは楽奈ちゃんでしょ」

 

「燈」

 

たしかに、立希さんは燈さんのこと大好きだよな。

燈さんの名前を出すと明らかに機嫌が良くなるし。

 

「あと、パンダも好きだよね。グッズとかよく集めてるの見るよ」

 

「なにそれ、趣味まで可愛いじゃん」

 

パンダを見てはしゃぐ立希さん……うん、可愛いに違いない。

 

「動物園のペアチケット持ってるけどいる?」

 

「いいんですか!」

 

「立希ちゃんのことを大事にしてあげてね」

 

俺はチケットを受け取って、立希さんにメッセージ送ると、数秒で行くとメッセージが返ってきた。

 

『行く』

 

本当にパンダ好きなんだな……可愛い。

 

「そよさんありがとうございます。会計は俺が持ちますよ」

 

「そう?ありがとう」

 

「ありがと」

 

楽奈ちゃんには自分で払って欲しかったんだけどな。

 

お出かけ当日、集合場所に行くと、立希さんが私服姿で待っていた。

いや、私服なのは当たり前なんだけど。滅多に見ないせいでめっちゃ可愛く見える。

 

「めっちゃ可愛いですね」

(おはようございます)

 

「お前、朝からうるさいんだけど。さっさと行くよ」

 

おっと、どうやら心の声が漏れていたらしい。

 

パンダを見る立希さんは年相応の女の子みたいな表情でめちゃくちゃ可愛かった。

 

「パンダ見てテンション上がってる立希さんも可愛いなぁ……」

 

ていうか、立希さんってこういう顔もするんだな。

今まで知らなかったことをしれて非常に満足だ。

 

「あぁ、パンダ可愛い。本当に可愛かった」

 

動物園帰りのカフェで、立希さんは完全にパンダの限界オタク化を迎えていた。

 

「俺からしてみれば、パンダより立希さんの方が何倍も可愛かったけど」

 

「お前さ!ちょくちょく私の顔みてニヤニヤしてなんなの!?あとパンダの方がかわいいから」

 

「いいや、立希さんの方が可愛いです」

 

「パンダ」

 

「立希さん」

 

この後何十分も話し合いになったけど、結局は好みという形で落ち着いた。

立希さんは不服そうだったけど、そんな立希さんもやっぱり可愛かった。

 

「うん。やっぱり立希さんは可愛いですよね」

 

「っお前!人前でそういうこと言うな」

 

「じゃあ人前じゃなきゃいいんですか?」

 

「黙れ!もういい帰る!」

 

俺のことをガン無視する立希さんを追って、俺は一緒に帰り道を歩いた。

 

 




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