パワーで捩じ伏せて、魔法少女!   作:あああ

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第2話

 

 

深夜1時半に目が覚めた私は妙に目が冴えてしまったので、部屋にある服を探して短パンと半袖しかない自分のセンスに絶望しながら着替える。散歩をするために財布と鍵、スマホとタオルを持って公園まで出かける。

 

最近は不眠症なのかわからないが、よく目が覚めてしまう。だから、医者に診てもらうかと考えた。ふと、公園の隅に目を向けてみると、乳白色の液体が公園の端っこで広がっていた。

 

私はそれが汚らしいと感じたので、場所を変えるためにベンチから立ち上がる。そのままここを去ればよかったのに、私は気になってしまう。

 

その吐瀉物?に近づくため、恐る恐る歩き出した。木の養分になりやすいようになのかわからないが、穴が掘ってあることに気がつく。そんな余裕があるのなら、そこにあるトイレで吐けよ、と呟きながら踵を返すと足首に嫌な感触を。

 

反射的に手で足首を叩いた。べちゃっと音を立てて、液体は踵に垂れていく。そんなわけが無い、そんなわけが無いんだ。私に限ってそんなこと、アレに殺されるだなんてこと。

 

意を決して足元を覗き見るようにゆっくりと。見たと同時に私の手は、直ぐにポケットに突っ込んで、警察と機関に電話をするために動いている。冷静な行動を心の中で賞賛と恐怖しながら、這うように逃げた。

 

 

はぁはぁ、と呻いて逃げる為には足を切り落とさなければいけないと駄目な段階まできてしまう。しかし、そんなことはできない。ノコギリでもチェンソーでも何でも、私は持っていない。持っていた……としても私はその覚悟は出来ないはずだ。

 

だから、私に出来るのは一つだけ。早く来……、

 

 

 

 

通報者は死に、アレは玉虫色に例えるのが1番いいだろう。見る場所、時によっては白にも黄色にも、青にも赤にもみえる。だが、匂いだけに関しては例えなど要らない。あれはゲロだ。

 

この場にいるのも、戦うのも億劫だ。しかし、今出れるのは私だけ。他メンバーはメンテ中。私は嫌いな人がいたので、それをサボった。Y地区には昨日、3体も出現し10分の7が負傷をし、10分の2が死亡した。残りの1は私だ。

 

あの人ももっと情報をくれれば、私はここに行かなかった。だから、教えなかったのだろうけど。頭の中でアイツら雑魚への詫びとして何を貰おうか考えながら、ステッキを伸ばした。

 

対空手段を持っていないのか、戦いはスムーズに進んだ。適当に振り回しているだけでアレは身を削っていく。負けてしまうかも〜、私の口から出たのはガキっぽい煽り。アレは活動停止に近いのか、動きが鈍くなっていた。しかし、アレは元人間。私の煽りにキレたのか最期の力を振り絞って突進をしてくる。

 

私は最後の最後に、街を破壊する程の大きさの輝く弾をミュータントの眼前に出現させ、燃やし尽くした。

 

 

 

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