アドシアード開幕も間近に迫っていた。
部屋には神崎アリア、星伽白雪、粉雪の三名が増え五人。
食事のとき以外はリビングに出ない為殆んど顔を合わせないが、随分と色々な対策をしているようだ。
そんな中、私は一人。最近の国内情勢の動きを懸念していた。
表向きな情報としては出回っていないが公安0課課長の更迭はその筋では大きな話題になっている。
しかも、後任として予想されていた立花繚乱ではなく、主任と呼ばれる過激な思想の持ち主を選んだ事も相まって今後の動向が見通せない事態になっていた。
特に主任は成果の為の犠牲は仕方なし。そういう思想の持ち主だ。
そして、現与党――アメリカにアイツを売り渡す可能性が高い。そうなれば、確実に私を消しに来るだろう。
いや、逆かもしれない。今だからこそ、か。
既に人質として死んでいる人間を生きている風に装っている可能性も高くなってきた。
だとすれば、一体俺は何をしているのだろう。
ここで何をしようとしているのだろう。
いくら考えても答えは出ない。
「才能、か」
人は才能に縛られている。
確かにそれなりにそつなく熟す人間もいるが、最終的に一つの物を頼ってしまう。
それが人間だ。万能になれる人間などいない。いるとするならば、それはただの人形だ。
人としての理性すらも剥ぎ取った。憐れな人形。きっと、それがアイツだったのだろう。
作られた無能。剥ぎ取られた人格。常に死と隣り合わせの現実。
つくづく羨ましい。リビングで騒いでいる人間が。もしかしたら、彼女もこんな気持ちだったのかも知れない。
手を伸ばせば届きそうな位置に絶対に届かない物がある。
そんなものは生き地獄でしかない。そんなもの、苦行でしかない。
私はPCの電源を落とすと椅子から立ち上がった。
「静かにして貰えませんか? 騒ぐなら追い出しますよ」
リビングに顔を覗かせると、そこには白雪と神崎が鍔迫り合いをしていた。意味が分からない。
どうして、依頼人とそのような状況になっているのだろうか。頭が痛い。
私は関わらず、珈琲でも淹れてまた自室へと戻ろうと考え、キッチンへと向かうのだがそれを遠山に呼び止められる。出来る事なら、もめ事に巻き込まれたくないのだが。星伽粉雪に警戒されている事もあるので……。
「お前も占って貰ったらどうだ? 将来のこととか興味あるだろ?」
興味ありませんよ。職業柄、明日死ぬかも分からないのがこの世界ですから。
そう言いかけたのだが、それを飲み込むと小さな溜息を吐いた。
睨まれている。星伽粉雪だろう。ここで占いを拒絶したら面倒な事になりそうだ。
「そうですね。私がどの程度、長生きできるのかでも見て貰いましょうか?」
「いや、そこは普通は恋愛運とか、健康運とかじゃないのか?」
「えぇーと、人それぞれだもんね。ちょっと待ってね」
カードをめくった瞬間、明らかに顔色が変わった事を見逃さなかった。
恐らく、次に出て来る言葉は嘘の占い結果なのだろう。まぁ、最初から興味がないだけにどうでもいいのだが。
「総運は――」
「さっきの表情から見てあまりいい評価ではなかったのでしょう。なら、その結果はあなたの胸の内に秘めておいて下さい。私は間食が切れていたのを思い出したので少しばかり買い出しに行ってきますから」
口を濁しながらも迷っている事を考えると相当な結果だったらしい。
私の受け答えに星伽粉雪は相当なご不満な様子だが、気にしない。恐らく、一人になれば自然と星伽白雪は結果を話しに来る筈だ。そこまで最悪な結果だったとするならば。
マンションを後にし、マンション下のコンビニに入る事無く、海辺へと足を運ぶ。
時間が時間だ。人気もない。そして、予想通り。星伽白雪が現れた。
「それで、どんなご用件ですか?」
「占いの結果だけど、大切なモノを失い、数日後に生死を彷徨うって出てたから」
「生死をさまよう。つまり、死ねないって事ですか」
大切な半身を失ってまで生き延びて。その先に何があるのだろう。
ただ、この結果でようやくまとまった。その結果が間違っているとか、外れるとかはどうでもいい。
こっちにも矜持がある。もしも、そうなったならば――。
「えっ? どうして、そんな風に何でもないかのように言うの!? だって、数日中に……」
「いや、だってそういう物でしょう? それとも、自分は絶対安全とか思ってるんですか?」
しかし、生死をさまようといっても度合いがある。
半身まひとか、右腕が無くなるとかその手の症状が残った場合は最悪だ。
目もきつい。いや、ここはある程度は割り切るべきところかもしれない。きっと、そうだ。
生きていれば、両腕が動けば人は殺せる。両腕がなくとも身体が動かせればどうとでもなる。
「で、でも……そんな風な考え方なんて普通は!!」
「なら、私が狂っているだけなんでしょう。凄く、羨ましいです。そういう風に見れるのは」
彼女は箱入り娘だというのなら、それはそれでいい。だが、もしも私を憐れんでいるのだとすればそれは許容できない。誰もがそういう風に生きられる訳ではないのだ。
私は苦笑いを浮かべるとこう付け足した。
「でも、本当に狂っているのでしょうか? 案外、狂っているのはそちら側かも知れない。結局、一般的という線引きそのものがあいまい過ぎて、どうしようもないんですよ。どうしようもね」
私達は銃を持つ。人殺しの為に生まれた道具を持つ。
それを携帯し、撃つという事は撃たれる覚悟をするという事。死ぬかもしれない。殺されるかもしれないという覚悟をしているという事だと捉えている。
もしも、それで自分が死ぬことを考えていないならソレは傲慢だ。
「だから、私はそういう未来を提示されてもこう……あぁそうなのかとしか思えないんですよね。残念ながら」
「大切なモノを失うって言われても?」
「それは人それぞれでしょう。貴方にとってソレは遠山キンジのように人間かも知れない。でも、私にとってのソレは人とは限らない。ただ、それだけの差異ですよ。ただ、それだけのね」
我ながらよくこんな大嘘がつける物だと思う。
私の大切なモノ。アイツだ。アイツの為に私は公安に尻尾を振っている。
でも、ソレが失われたとしてもあぁそうかとしか感じられないのだと思う。
それは冷たいとかそういうのではない。私としては生きていて欲しかった。でも、死でしか救われない人間も確かに存在しているのもまた事実だ。
行き着く先は地獄かも知れない。でも、それでもそうすることでしか止まれない人間もいる。
それに大切なモノを失っても、胸にぽっかりと穴が開くだけなのだ。
それでも、人は生きていく。その喪失感に苦しみ、その代用品を求めて。渇きを覚えながら。
「納得してくれなんて言いません。人それぞれですからね」
「人それぞれ、か。生粋の殺し屋の言うセリフは違いますね。ミスフローレア」
その言葉に振り替えるとそこには金髪の女性が立っていた。胸には学校の校章らしきものが刻まれている。
まさか、魔剣? いや、ここでわざわざ私に声をかけて来た時点で別の筈だ。奴の目的は星伽白雪。しかし、何が目的だ。私の本当の名前を知っているとなると、公安が動いた?
だが、どうみても日本人には思えない。アメリカ方面の諜報員だろうか?
「何の事を言っているのか理解出来ませんね。私はシュトレーゼですから」
「ふーん。まぁ、いいわ。戦えば分かるでしょう」
背後には星伽白雪がいる。まずは彼女を逃がす事をと考えるが、別働隊がいる可能性も捨て切れない。
そうなると、引き離されれば対処が難しくなってしまう。ここは逃げに徹するべきか。
見る限り、目の前の女性は只者ではなさそうである。一筋縄でいくと思えない。
距離を詰めて来る。拳が付き出される。
それを片手でいなそうとするのだがその瞬間、背筋が凍った。
何だ。今の感覚は。柔術使い?
一番厄介なタイプの人間が相手。気を抜けば、一気に組み伏せられる。
特に一対一の場合、組み伏せられれば終わる。だから、厄介極まりない。
「咄嗟に引いたって事は――少しは戦いがいがありそう」
「やれやれ、一筋縄ではいきそうにありませんか」
背後には星伽白雪がいる。全力を出す訳にはいかないが、負けるわけにもいかない。
星伽白雪がいない状況に気付けば、遠山か神崎が現れるだろうが期待をかけるには望みが薄い。
一か八か電話で連絡を! そう思い、懐に入れていた携帯を取り出すのだが、それを蹴りで弾かれてしまう。
「お仲間は呼ばせないわよ」
「星伽さん、どうにか二人に連絡取ってくれませんか? 流石に私もこの女性を抑えられるか分かりませんので」
ただ、唯一の救いはまだ星伽白雪が自由だという事だ。
まさか、機械音痴とは思えない。いや、箱入り娘だという話から推測するに携帯を使えない。訳はないか。そうであると信じたい。この状況、星伽白雪だけが頼りなのだ。
星伽白雪が行動を起こしたのに合わせて、女への距離を詰める。
罠の可能性が高いのは分かっているが、それでもこの女を止めなければならない。
恐らく、主な戦闘技術は合気道系。下手に手を出せば、持っていかれる。
絶妙な距離を取りつつ、攻めず離れずで時間を稼ぐのがベストだろう。
そう思っていたのだが――。
「えっ!?」
星伽白雪のその驚愕の声に振り向くとそこには仮面で顔を隠す人間がいた。
手には僅かばかりに血の付いた針。毒針か。どうする?
「何か、そっちは大変そうだけど、よそ見していてもいいの?」
脇腹に拳を叩き込まれる。
合気がメインなのかと思っていたのだが、どうやら読み違えていたらしい。
咄嗟に防ぐ事も出来たのだが、それを敢えて受けるとコンクリートを転がって行く。
そして、近くの自転車へと突っ込む。
完全なミスだ。最初から逃げに徹していればよかった。
起き上がると、額の血を拭った。どうやら、自転車にぶつかった際に切ったらしい。
第一目標は星伽白雪の奪還。この場からの撤退。
だが、礼を言わなければならない。これで本気を出せるのだ。
袖口からナイフを取り出すと、それを女の方へと投げると同時に星伽の方へと走り出す。
当然それに気付いた影は星伽を背負って逃げられない。こちらへ針を投擲してくる。
「悪いけど、その娘は返してもらうわよ」
毒が塗ってあるであろう針をぎりぎりで躱すと両腕が届く間合いへと入り込む。
目的は誘拐だ。そこまで強毒のものはないだろう。それに、手加減している余裕はない。
即座にそう決定すると顎に向かって拳を叩き込んだ。
これで脳震盪をと思ったのだが、どうやら僅かに入り方が甘かったらしい。
無力化できずとも、一時的に体勢は崩れてしまう。そして、体勢を直す為に必ず隙が生まれる。
「終わりだ」
仮面野郎の首に回し蹴りを叩き込む。片手で防ごうとしたのだが、それも巻き添えにしてだ。
飛んで行ったのは砂浜の方だが、首の骨が折れた感触はなかった。生きてはいるだろう。砂もクッションになっている筈だ。残りは金髪の女の方なのだが、何故か仕掛けて来ない。
「凄い凄い。隠さなくても解るよ」
「何が解るんですか? 仕掛けて来ないなら、私は依頼人を連れて引かせて頂きますが」
拍手を送って来る金髪の女が何を考えているか分からないだけに不気味だ。
戦闘終了したと思い込ませ、安堵した瞬間に襲い掛かって来るつもりなのだろうか?
分からない。分からないだけに動けない。
「日本の武装探偵は平和ボケした連中ばかりかと思ったけど、少しは骨のある相手がいそうで良かった。人を殺した経験があるとなしじゃ、気迫が違うものね」
「何を言っているのか分かりませんが」
「だって、さっき本当はあの仮面。排除するつもりだったんでしょう? まぁ、分かるよ。私でもそうするもの。この状況、依頼人を守る事を第一優先するならその行動は正しい」
言葉を信じるならこの女は武装探偵であり、魔剣とは無関係。
なら、どうして仕掛けて来たのだろう。試す為? それに、フローレアを探している風だった。
「まぁ、君が誰であろうといいや。今年のアドシアード、少しは楽しめそうだからね」
「アンタ、だいじょ……。なんで、アンタがここにいるのよ」
気になって様子を見に来たのだろう。神崎アリアと遠山キンジだ。
少しばかり遅いご到着なのだが、まぁいい。どうやら、襲撃者の方にも逃げられたようだし。
しかし、その言い方だと神崎の知り合いなのだろうか?
「随分とぬるま湯に浸かっていらっしゃるようね。神崎アリア――武偵殺しを取り逃がしたそうじゃない」
「知り合いですか? この人?」
「アメリカ国籍のSランク武偵――ナタリア・スティールよ」
ナタリア。あまり、そっち方面に詳しくないだけに聞いた事のない名前だが、随分と厄介そうな人間である。
ただ、敵意がない事、神崎アリアがいる事でもう私の出る幕はないだろう。
「まぁ、知られていないのも無理ないか。アメリカには私より上の武偵がいるし、私の方も二つ名の方――深紅といえば聞き覚えがあるかも知れないけど」
紅色。それは血。それは他者の血なのか、己の血なのか。
どちらにしろ、厄介な相手である事には変わりない。そして、私を何故か追っているという事も。
「久しぶりね。高天原」
東京武偵校の教務課へ入ると、目的の人物へと目を向けて手を振る。
当然、その声の主に高天原は驚きを隠せない。自分の頭を寸分違わぬ精度で撃ち抜いた相手が目の前にいるのだ。声も出ないのも仕方ない。全てを奪った相手なのだ。
「久瀬……さん」
「あれ、再起不能になったって風の噂で聞いたけど、違った? まぁ、別にいいけどさ。それに、さん付けなんてしなくてもいいよ。お互い、そんな仲でもないでしょう?」
戦場で互いに敵同士。殺し合った仲だ。
最終的に勝ったのは久瀬であり、負けたのが私だ。しかも、最初から殺す気などなかった。
依頼通り、殺さずに無力化する。それを完璧に達成して見せたのだ。
そうでなければ、私は今この場にない。目の前の狙撃手に殺されていただろう。
「まぁ、あの時は高天原を潰せって依頼されてたわけだしさ。死ぬよりはマシでしょう? 二度と戦場に立てない身体の方がさ。それとも、殺して欲しかったかな?」
「あの……今更、何の為に私の前に現れたんですか?」
様子から考えてトドメを刺しに来たわけではなさそうだ。
てっきり、噂を聞かなくなっていただけに死んだと思っていたのだが、まさか生きていたとは。
そんな私の疑問に彼女は笑いながらこう答える。
「ヒ・ミ・ツ。まぁ、近々私もこっちで仕事するからさ。そのついでってわけ」
「日本で仕事ですか……。確か、す、スナイパーでしたよね」
狙撃暗殺でもするつもりなのだろうか?
でも、この人は依頼された仕事は完璧にこなすし……止めるべきなのだろうか?
「そうそう。しっかし、下ってのは大変だわ。上のごたごたに巻き込まれてさ」
「ん? ん?」
言っている事がよく分からない。下? もしかして、久瀬さんは今どこかの組織に所属しているのだろうか?
その割に今現在闘争している組織はない。公安方面で動きが……ま、まさかね。
「あぁ、世間話に来たんじゃなかった。そっちでさ、外の連中に何か動きあるか分からない? 今、こっちの情報網使えなくてさ。もしも、横やりを入れられる可能性があるなら、用意しないと不味いでしょ?」
「わ、わたしにはちょっと」
「穴倉は日本から手を引いたみたいですよ。ただ、上層部が数名入国したようですが……」
「へぇ。わざわざ、緑松さんが教えて下さるとは思わなかったわ」
緑松武尊――東京武偵校校長。見える透明人間の異名を持ち、声を出した瞬間に気付いたのだが――久世さんはそれよりも先に銃を抜き、セーフティを外して引き鉄に手をかけていた。
相変わらずの早業だ。校長の不意打ちにここまで即座に対応出来る人間はそういない。
「確か、公安0課に所属していたんでしたよね。是非とも、家にスカウトしたかったのですが」
「公安0課……確か、近々解体されそうな気配があるって」
武装探偵の間でも話題になっている。
あそこが解体される事で治安が悪化するのではないか。国際的な犯罪に対処できなくなるのではないか、と。
現状、水際で食い止められていたのはあそこの抑止力があったからという事もあるだけに。
「最悪そうなって無職確定ってね。まぁ、そうなったらそうなったでフリーでやっていくだけだけどさ。私には誰かに教えるようなガラでもないし、性に合っているのって大事ですからね」
「しかし、随分と彼女は優秀な人材を集めたようですね。それも全て、善意ある国民の手によって滅茶苦茶にされてしまったようですが……」
「あの人、転んでもただでは起きなさそうですからね……。あぁ、そうだ。高天原先生」
校長と話していると思って、耳を傾けていなかっただけに急に話題を振られてしまい驚いてしまう。
「アメリカで面倒を見ていた子がアドシアードに参加するみたいだから、よろしくね」
「えっと、確か出場名簿にあったナタリア・スティールさんでいいのかな? でも、あの子って確か近接メインで狙撃なんかはしないタイプだったと聞き及んでいたんだけど……?」
ナタリアが深紅の異名を持っているのは単に近接メインで戦い、いつも赤いコートを着ているからに他ならない。本来なら、そんなコートは自分がここにいると示しているだけに過ぎず、はっきり言って不利にしかならない。しかし、それでも返り血をまったく浴びる事無く制圧して見せる。
時に敵を排除する為に殲滅も辞さないその姿勢とその蒼然たる姿から深紅の異名を持っているのだが、どうして日本に来日したのだろう? 神崎アリアさん関係? うっ、胃が痛い。
そんな事を思っていたのだが、どうやら違うらしい。
「まぁ、私は何も教えてないけどね。実際、模擬戦を行って私の百戦錬磨だったし、一撃必中で潰してたから随分と悔しがってたよ。それがあって、久し振りに出場するつもりになったみたい。まぁ、私らが帰国する理由にする為に出場させたってのもあるんだけどね」
「なるほど。彼女の教師なら同行して帰国しても問題はない。むしろ、そこで口を挟めば国際問題になりかねないから、公安としても犯罪者でないのなら手を出せない、と」
公安0課課長はあまり表で活躍は聞かない上に輝かしい経歴も目立った功績もなく、謎の多い人物だ。
その人物をまるで知人のように語る校長に驚きを隠せない。
しかし、もしもの話だが私が昔のままだったならば、どうなっていただろう。
久瀬さんと肩を並べられただろうか? いや、考えるだけ無意味か。
私はそう結論づけると、小さくため息を吐いた。
「ところでさ、こっちのセーフハウス全部引き払っててさ。高天原の家に間借りしていい?」
「えっ? 」
私はその要求に何を言っているのかすぐには理解できなかった。
ヒロインをそろそろ決めなければ……
簡単なそれぞれの動きを挿んで次次回からアドシアードの開幕です。
ジャンヌさんの出番だ!