緋弾のアリア 血濡れた銀狼   作:浅田湊

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衝突

 公安の展開が早い。開けた穴に対して即座に対応して来ている。

 背後から追っ手の気配。これは囲まれたか。

 

「先に行きなさい。貴女だと流石にこの数は辛いでしょう」

 

「でも、流石に十数人との戦いを一人ではきついんじゃ……」

 

 横目で確認して来る一里塚に小さく舌打ちする。

 確かにキツイ。相手もプロだ。連携も取れているだろう。それに対応するには数名で当たるべきだ。

 だが、それは状況が許すならば。この場ではその選択は間違い。

 突破口を作り、一里塚を先行させる。立ち止まれは物量で押し潰される。倒しても倒しても終わらない増援に。

 だが、一里塚を先行させてしまえば向こうもそれを無視できなくなる。

 恐らく公安側の指揮官はどうやってかは分からないが逐一戦場の情報を手に入れているようなだけに。

 

「問題ない。さっさと行け。それとも、貴女が残る?」

 

「流石にそれはご遠慮します。ご武運を」

 

 そう告げると一里塚はビルの壁を蹴り上げて屋上まで登って行く。

 何か隠しているとは思っていたが、やはりあちら側の人間だったのだろう。まぁ、それを咎める気も追及する気も今はない。今はただ目的の為に協力するだけだ。絶対的に足りない戦力を無駄には出来ない。

 それにしても、ここまでの戦力を動員しているとは一体、裏で何が動いているのだろうか。

 本来、公安0課は暗部に位置付けられている部署の筈だ。それ故に表だって動く事はない。

 だが、今回の騒動。あまりに表だって動き過ぎている。フィアナ=シュトレーゼ狙撃暗殺にしてもそうだ。

 証拠は何一つないが、何かがそこにいた事を匂わせすぎている。奴ららしくない仕事だ。

 何が彼らをそこまで駆り立てているのか。奴らの追っているモノに何の意味があるのか

 

「まぁ、『人形』さえ手に入れてしまえば流れは自ずと引き込める。そうすれば何か見えて来る筈」

 

 姿は見えないが周辺にはざっと十数名の殺意を持った人間の気配がある。

 恐らく、狙撃手も混じっているのだろう。随分と御大層な事だとナタリアは楽しげに頬を釣り上げて笑った。

 ここまで大々的な戦闘は久し振りだ。マフィアとの闘争でもここまでの戦力を投入する事は少ない。

 相手にとって不足はない。だが、同時にこちらが完全に押さえるだけでは事態は平行線を辿る。

 重要なのはこの状況に関わっている人間全てが最善の行動を行わなければ、公安0課を出し抜く事は出来ない。

 相手は強大な組織だ。一人の力で抗う事など不可能に近い。だが、一人でないのなら――。

 これまで一人で戦ってきた人間の言葉とは思えない考えに思わず苦笑いを浮かべてしまう。

 そんな思考からナタリアが現実へと帰還したのは一発の弾丸によってだった。

 威嚇射撃なのだろうか。銃弾はナタリアの後方1.5メートルの所に着弾する。

 

「まぁ、考えてても埒が明かないわね。さっさと片付けて私も先に進まないと」

 

 そう頭を切り替えると一歩前に足を踏み出した。

 こちらはスナイパーを常に警戒しなければならない。先程の一射で一人の位置は特定できた。だが、一人だけしかいないとは限らない。忍耐勝負だ。

 折れた瞬間、狩られる。幾らか対抗手段はあるのだが、公安0課が交渉に乗るとは思えない。構成員を盾にした所で容赦なく打って来るだろう。肉の壁にはならない。

 なら、常に不規則的に動き続けて照準を絞らせない。これ以外にはなさそうだ。

 地上に展開された公安の銃弾の嵐を掻い潜りながら距離を詰めていく。

 排除対象は八名。だが、脅威は感じない。こういう実戦は初めてなのだろう。そう。自分達が狩られる側に立つのは……。なら、崩すのは容易い。

 

「銃ってのは確かに一撃は痛いけど、当たらなければどうということはないのよね」

 

 一番手前にいた男の前でそう告げると力一杯に男を殴りつける。

 技術も減ったくれもない。純粋な暴力だ。その顔は男の返り血で紅く染まっていた。これが深紅の異名の由縁である。立花繚乱の矯正でその暴力に技術が合わさり拘束する事を覚えたのだが獰猛さは変わる事ない。

 牙がただ隠されるようになっただけだ。一里塚には悪いが、動けないと思っていた人間に不意を突かれるなどという事にはなりたくない。ならば、確実に息の根を止めるのが正解という物だろう。

 

「もうお終い? 私を殺すんでしょう? もっと楽しませなさいよ」

 

 ナタリアの言葉に彼女を殺そうと思って動いていた人間は恐怖した。

 一対多。数では有利。スナイパーもいるのだ。人形を抱える謎の部隊とやりあうよりは気が楽だと考えていたのだ。だが、実際に蓋を開ければ目の前にいるのは――獰猛な肉食獣。

 そこから先は蹂躙だった。拳銃の狙いを定めるより早く仕留められていく。また一人、また一人と。

 スナイパーもその光景に動揺したのか、照準が定まらない。そうなってしまえば、もはや脅威にはなり得ない。

 残ったのは血に染まるナタリアと地獄絵図のような路地だけだった。

 

「まぁ、手加減してあげたから死にはしないでしょう。戦場には立てないでしょうけどね」

 

 血の池に蠢くのはボロボロになった敗者。

 腕はあらぬ方向へと折れ曲がり。ピクリともしない。中には背骨が折れているモノもいるかも知れない。

 だが、殺そうとしたのだ。公安の人間としては死んだかもしれないが、生きているだけマシだろう。

 この先に待ち受けているものが更に地獄かもしれないが、それはナタリアの気にする事ではない。

 それよりも問題はこれからどう動くかだ。恐らく、ここにさらに増援が送られる筈だ。

 壊滅したとなれば、それを行った人間が本隊や本陣に突入されたリスクを考えれば作戦に支障を来たす。捨て駒を使ってでも足止めをする。だとすれば、こちらが一度姿を消した場合はどう動くか、

 考えられる選択はその戦力を本隊と本陣の防衛に回す。もしくは此方への牽制で周囲を探索させる。

 ここは一度、姿を晦まし一里塚の援護へ向かうべきか。ここにいる連中の保護、もしくは処分には時間も要するだろうし。そうナタリアは結論付けると動き出そうとするのだが、何かが迫るのを感じ取り咄嗟に背後へ跳んだ。

 

「流石はSランク武偵――神崎と違って猛突猛進って訳じゃないみたいだが、あのバカと違って単純」

 

 そう告げると目の前の襲撃者は口に咥えた煙草を人差し指と中指で挟み、口から放すと紫煙を吐き出した。

 先程の公安の人間とは明らかに纏っている雰囲気が違う事をナタリアは感じ取る。

 目の前の女は別格であり、一筋縄ではいかない相手だと。

 

「なるほど、私の事を知っているようですが貴方。何者です」

 

「名乗る程の人間じゃない。私なんざ時代の闇に埋もれた敗残兵に過ぎない。だが、いいのか。そんなに悠長に構えていて――戦いは既に始めっているんだぞ」

 

 ナタリアがその言葉に何かに気付いた時は既に遅かった。

 ここにきて初めてナタリアは自身の血を辺りに飛び散らせた。

 

 

 

 

 

 

 

「状況から考えて本陣はこちらで間違いはないか。だが、なんだ。守りが薄い」

 

 本来、司令部は守りを厚くして敵からの攻撃に備えるべきなのだが明らかに薄い。

 防衛網を突破した何者かがいる事を知っている筈なのにこの対処。まさか、ハメられた?

 そう考えてしまいたくもなる。だが、罠であったとしても前に進む以外に道はない。

 こちらが攻撃を仕掛けなければジャンヌが不利になる。アイツには少々荷が重い。

 いくら、剣士の道を歩み始めたと言っても日が浅い。真正面からでの戦闘。一対多での戦闘に必要な経験が明らかに足りていないのだ。恐らく、不測の事態に対応できない。

 ビルの屋上を駆けると縁から命綱なしで跳んだ。

 窓ガラスを割るとそのまま室内に転がり込む。当然、想定されていた本来のルートとは違う為に一瞬だけ反応が遅れる。それだけの余裕があれば数名を片付けるのは容易い。

 項羽の実力を持ってすればこの距離など目と鼻の先に等しい。一瞬にしてアサルトライフルを装備していた人間は肉塊に変わる。だが、明らかに本陣に残すような戦力ではない。

 立花繚乱クラスの人間がそう何名もいるとは思えないが、それにしても手薄過ぎる。

 陽動? なら、どこに本陣が……。

 

「敵を捕捉。一名。取り囲んで一気に叩く。後方支援を忘れるな」

 

 数名の公安0課の人間が流れ込んでくる。やはり、罠か。だが、無意味だ。

 その程度の数など脅威に値しない。雑兵に等しい。

 武勇に目がくらんだのだろう。このチームの司令塔らしき人間の首を通り抜け様に落とすと後は簡単だった。

 統率がとれない部隊などもはや意味をなさない。次に進むか。そう考えていると何かが部屋に飛び込んでくる。

 無意識のうちに柳葉刀が動いていた。長年の経験という奴だろう。

 だが、一撃だけでは終わらない。悪くない。即座にこれでは取れないと判断し、姿を目視される前に距離を取った。気配を完全に断ち、世界と同化する。なかなか出来る事ではない。どこからくる。

 ならば、こちらも。項羽は目を閉じると深く息を吸い込んだ。

 僅かな物音も敏感に感じ取れるように頭を切り替える。

 先に動いたのは襲撃者だった。

 一撃の重さで言えば、ナイフと柳葉刀では後者が勝る。

 だからこそ、動いたのだろう。先手を取る以外に勝つ術はないのだから。

 だが、それを読んでいない項羽ではない。勝負は一瞬でついた。

 襲撃者の首筋には柳葉刀が突き付けられる。だが、襲撃者のナイフは項羽には届かなかった。

 

「腕をあげたようだな。一里塚。だが、お前の目的は私の首を取る事ではないだろう?」

 

「はぁ、もう一方の襲撃者は薄々気付いてましたけど、やっぱり項羽さんたちでしたか。で、項羽さんが本陣を叩きに来たと。考える事は同じでしたけど、どうやら外れですね」

 

 室内は肉塊が溢れかえっているが、そこにアドシアードで目撃したあの男の姿はなかった。

 現在の公安0課のトップである主任と呼ばれる男の姿が……。

 あの時感じた感覚はまだこの身に残っている。それ故に一里塚は人形確保よりも主任暗殺を優先したのだった。

 現在の公安はあの男が消えれば烏合の衆になる。そう判断して。

 だが、結果は空振り。完全に此方の動きを読まれて出し抜かれた。

 

「えっ!?」

 

 一里塚を項羽が突き飛ばした。突然の行動に反応が出来ない。

 項羽のわき腹が朱色に染まる。そこで初めて何が起こったか理解した。

 

「おいおい、戦場のど真ん中で気をぬくたぁいい度胸だなぁ。おい……」

 

 一里塚が声の方を向くとそこには標的である主任が立っていた。

 持っている拳銃の銃口は此方を向いている。つまり、油断していたこちらを撃って来たのはこの男だ。

 

「まぁ、一番厄介そうなやつを先に潰せた事だけは礼を言わせて貰わねェとなぁ。三下風情がのこのこ戦場を歩いてた所為でとばっちりで項羽が動けなくなっちまったんだもんなぁ」

 

 主任が撃った銃弾はわき腹を貫通している。出血も酷い。手早く治療しなければならない。

 だが、そんな事を言って項羽が止まる人間ではない事を一里塚は知っている。

 ならば、何をすればいいか。早急に目の前の男を排除すること以外にない。

 

「無茶しないで下さいよ。項羽さん……」

 

「何を今さら……目の前の男が逃がしてくれると思ってるのか?」

 

 項羽が憎々しげに主任を睨み付けながら、柳葉刀を構えると一気に距離を詰める。

 

「おうおう、怖い怖い」

 

 即行で蹴りをつける。その為に自分は出来る事を……そう考えたのだが、何かがおかしい。

 強敵と相対している感覚がまるでないのだ。圧迫もなければ恐怖もない。

 捉えた。そう感じたのだが、柳葉刀は宙を斬る。回避されたのだ。

 

「確かに俺はあの女程、強くねェけどな。弱者がこんな場所に立てると思ってるのかねェ」

 

 先程貫通した銃創をナイフで抉られる。全身に激痛が走る。だが、その程度で止まる項羽ではない。

 腹筋に力を籠めてナイフを固定すると柳葉刀を主任に向けて振り下ろそうとする。

 

「無駄無駄。イ・ウーの中で五本指って言うからどれ程の奴が出て来ると思えば、この程度とはねェ」

 

 地面に転がっていたのは項羽の方だった。片腕を掴まれ投げられたのだ。厄介な相手だ。

 その性格の悪さばかりが前面に押しでているが、そもそもの能力も立花に匹敵しかねない。二枚看板扱いされていたその実力は伊達ではなかったという事だ。

 

「で、次はどっちが相手してくれるんだぁ? おい」

 

 主任はそう告げると不敵な笑みを浮かべた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 看病をしてくれていた女性から装備一式を受け取ると身体に鞭打って病室を後にする。

 どれだけ眠っていたか分からない。だが、状況は常に最悪の方向へと動いている筈だ。

 携帯は壊れており、撫子とは連絡が取れない。ここがどこかも分からない。

 イ・ウーの拠点という話だったが、ただで帰してくれるとも思えないのが……。

 壁に寄りかかりながら必死に歩いていると、目の前に男が立っていた。

 

「やれやれ、騒がしいと思って来てみれば君達一族はいつもそうだね」

 

「誰だ……アンタ……」

 

 イ・ウーでもそれなりの地位がある人間なのだろう。

 男の後ろにいる女らしき人間を手で制した事から考えるに中枢に近い。

 

「すまない。君があまりに似ていてね。名乗ったつもりになっていたよ。僕は教授と呼ばれている。シャーロックホームズと言えば、分かるかな?」

 

 思わずその言葉に黙り込んでしまった。

 シャーロックホームズを名乗るおたくがイ・ウーのトップにいるのかと頭が痛くなったからだ。

 しかも、本人は至って真面目なご様子。それが余計に哀れに思えてしまうのだ。

 しかも、本物のホームズの血統はアレだ。あの血の気盛んな餓鬼。

 

「あー。一度、病院に行く事をお奨めします。きっと……治るか……な?」

 

「なるほど。一字一句同じ問答とはね。あの時の彼女は今の君のように満身創痍ではなかったけど、気品の中に強さと凛々しさ。そして、確固たる意志を保持していた。もしも、私が同じ時代を生きていたのなら惚れ惚れしてしまう程に美しい女性だったよ」

 

「ついでに眼科と脳神経外科も通院したらいいと思いますよ」

 

「す、凄まじい評価だね……。まぁ、雑談はさておき、本当に行くつもりかい?」

 

 肯定。それ以外に返答はない。

 フィアナの中の時間はあの時から止まり続けている。これを逃せば、凍り付いた時間は動く事はない。

 例え、どちらかが死ぬ結果になろうとも、それでも行かなければならないのだ。

 前へと進む為に。人形との決着を着ける為に。

 

「教授! 無理です。この怪我では……」

 

「カナ君、それを決めるのは君じゃない。彼だよ。君にもあるだろう? そうまでして守りたいものが。それと同じ。彼にとってそれが『人形』と呼ばれた少女との繋がりだったという事だけだ」

 

 カナと呼ばれた女らしき人間は腑に落ちないながらも引き下がる。

 その様子に教授は苦笑いを浮かべると少し残念そうに溜息を吐いた。

 

「忠告しておくよ。もしも、『人形』を救いたいと思う気持ちがあるのならば躊躇わない事だ。そして、どんな結果になろうともソレを受け止めるだけの強い心を持って欲しい」

 

「そんな事、最初から分かってますよ。もう掛け違えてしまったボタンを直せない場所まで来てるんですから」

 

 全てはIFの話だ。それを語る事に意味はない。

 分かっている。人形を殺した所で何一つ解決しない。プログラムも止まらない。深部へと潜り、動き続けるだろう。だが、それが彼女なりのケジメなのだ。だからこそ、行かなければならない。

 他の誰かにその役割を譲る訳にはいかないのだ。

 

「そろそろ、準備が整う頃だね。急ぎたまえ。この先に直通の道を用意してある。リサを連れていくと良い。君の力になってくれる筈だ」

 

 教授が指差した先には先程、看護してくれていた少女がいた。

 つまり、医療方面の人間という事だろう。無茶をしないようにという監視の意味合いもあるのかも知れない。

 だが、ここはイ・ウーの内部。それを承諾すれば道案内をしてくれるというのなら、それを受けない訳にはいかなかった。着いて来るモノが何であってもだ。

 

「向かう先が地獄でもいいっていうならね。死んでも文句は受け付けないがいいのか?」

 

 明らかに戦闘要員ではない。恐らく、主任も何らかの形で動いている筈だ。闘争になっていてもおかしくはない。そんな中に介入するのだ。並大抵の奴では生き残れない。守ってやるような余裕など持ち合わせていない。

 そんなフィアナの問いに教授は一言、こう答えた。

 

「君にもサポートしてくれる人間は必要だろう? 装備、情報。全てを一人でこなすのは不可能に近い。少しくらい、その身を預けられる人間を見付けるべきだ」

 

「ホームズで言うワトソンというなら、随分と嫌な相棒ですね」

 

 教授の横をフィアナが通り過ぎようとしたとき、彼は耳元でこう告げた。

 

「期待しているよ。君には」

 

 教授のその言葉にどのような意味が込められているのか。フィアナに知る術はない。

 だが、今はそれを詮索するよりもすべき事がある。時間はあまり残されていない。

 今はその言葉の真意を確かめるよりも先にすべき事がある。

 そう考えて教授に示された道を進むのだが、言葉を失った。

 目の前にあるのはミサイル。それ以外に乗り物らしきものは見当たらない。

 つまり、これに乗り込み直接送り届けるといっているのだろう。そんな事をしてしまったら、色々と大問題だ。

 そんなフィアナの心配を感じ取ったのか、リサはフィアナにこう告げる。

 

「安心して下さい。目標地点までのルートは確保済みです。ついでに先んじて参戦された項羽様とジャンヌ様を回収する予定ですので軍用車両を利用しようかと……武器商人から既に鍵は受け取っております」

 

 それならばと思うのだが、予想以上に色々とアレだったイ・ウーの内部に苦笑いが隠せない。

 そして、明らかに一人用のそれに二人で乗り込むと扉を閉められ発射されるのだった。




ようやく、今回の話の主役たちが出そろった形になります。
主任VS項羽、一里塚
鬼塚VSナタリア
?VSジャンヌ
次の更新も時間がかかると思います
気長に待っていただけると幸いです
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