もう書くのが難しくてなかなかうまくいかないこの頃。
がんばってはいますが、もしかしたら誤字脱字等あるかもなので
見つけられたらご指摘お願いいたします
閣下官邸。
もうその雰囲気は感じられず、風穴が開いた廃墟のような状況下で。
火柱がいくつも立っていた。
「ふむぅ…?なんだ、かなりひょろひょろなガキじゃなあ。もう少しこう、がっちりとした男を予想していたんだが」
「アンタ、その刀をどこで」
「んん?トツカのことか?がっはっは、Xの名を持つものが神刀を持つのは常識!そして定めよ!」
「そんなことを聞いてるんじゃない!どうやってあの封印式を解いてのかって聞いてんだ!!」
「決まっておろう、神刀が導いたのだ。ワシに所持して貰うためにな」
なんてこった…。神刀自らが持ち主を選んじまった、とは…。
「ならもう一人の男もXの名を受け継いでんのかよ」
「あ奴は違う。ワシの血を体内に取り込み、無理矢理神刀を顕現しとるに過ぎん。ま、それでも十分じゃが」
「なっ…!!」
もう一人のあいつはどうやら神刀を完全に飼いならしてるわけではないらしい、が…。
それでも、Xの血を体内に入れるだけで神刀を扱えるなんて聞いたことも無い。
「さて、話す時間は終わりじゃ。刀を抜けい。トーリ・X・アイゼンブルグ。お主の神刀、見せてもらおう!!」
「っち…!」
『神刀権限!!』
その言葉を発した瞬間、辺りに激しい光が広がる。
片方は炎、もう片方は影を纏い、その刀を握る。
神刀・トツカノツルギと神刀・フツノミタマが世に顕現される。
「おいフツ!コガラスは起きてねぇのか」
「うむ…まだ充電中じゃ。力の解放にはまだ時間がかかる」
「しかたねぇ、か…。まずは、こちらから攻める!」
俺は神刀と普通の刀を構え、相手に走り出す。
「天ヶ瀬弐閃流、天羣雲!」
二本の刀を逆手持ちで首、胴を切り抜ける技。
大抵の標的ならこの技で一撃で仕留めきれる…が
「どうした、二本目の神刀は出さんのか?」
「く、お…か、硬い…!」
刃の軌道を全て炎で防がれた。
しかもその炎はまるで意識を持ってるかのように自律して動いている。
俺の影のようなものか…!
「次はこちらからいくぞ!」
その言葉を聴いた瞬間、足元から殺気を感じる。
後ろに飛び退くと、俺が立っていた場所に火柱が立っていた。
「灼熱の支柱」
次々と襲い掛かってくる火柱
ちっ…、攻撃範囲が広すぎる…。まるでマクバーンを相手にしてるみたいだ。
「ほらほらどうした!目の前ががら空きじゃ!」
「ぐっ!?」
足元に意識を向けた瞬間目の前に現れる大男。
腹を殴られ、そのまま壁に激突する。
息が肺から無理やり出され、呼吸が出来ない。
加えて、この灼熱の空間。恐らく酸素が奪われている。
動き回る俺には相性最悪だ。
「厄介だなこいつは…」
「うむ!実に手に馴染むぞ!やはりトツカノツルギはワシが持つことこそ究極にて当然!」
「うるせぇ口だ、な!」
今度は刀を二本地面に差込み、そこから影が広がっていく。
八影縫。影が相手の身体を縛り、動きを封じる。
それはたとえ炎に邪魔されたとしても、炎ごと縛れば問題は無い。
「むう、動けんな…」
「お前たちの目的はなんだ」
「ワシとM等は目的は違う。たまたま過程がかぶったに過ぎん」
「なら、お前の目的は?」
「ワシはこの世の神刀全てを集め、顕現させる。そして、この世を作り変えるのだ!」
「…!神刀を全て顕現、だと…!」
「そうだ、その為には神刀、そしてXの血を持つ人間が必要だ。普通であれば、神刀は一人一つしか持つことは出来んからのう。その為にトーリ・X・アイゼンブルグ」
「ワシに協力せい」
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「…なんだと?」
突然の勧誘。
それは、共に神刀を顕現させ、世界をぶち壊せという。
「馬鹿げたことを、協力するわけないだろ」
「うん?こちらとて別に手がないわけじゃあない。確か…クレア・リーベルトだったか?」
「…!」
「ワシは卑怯な手は好きじゃないんだが。悲願を達成させるには仕方の無いことよ…のう?」
「お前…!!」
思わず刀を振りぬき、切りかかっていた。
何度も斬りつけるが、炎に邪魔され通らない。
「縛られてる炎だけが全てではないぞ」
「…っく!」
そのまま距離をとり、もう一度距離を詰める。
そのまま多方向に動き回りながら斬りつけるが、それも防がれてしまう。
「主様!落ち着け!落ち着くのじゃ!」
フツノミタマの声が耳に入るが、無視する。
今の俺はこいつを斬りたい。
殺したい。
「神刀顕現!」
「主様!!」
「コガラス!!」
その刹那、辺りは黒い霧に覆われた。
「ねぇ…私まだ眠いんだけどぉ…?」
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「ほう、それが二本目の神刀、か」
俺の手には、黄金色に輝くフツノミタマと、漆黒で鈍い光を放つコガラスを手にしている。
「ねぇ、主さまー。きいてるー?」
「…聞いてるよ。昼寝のし過ぎは身体に毒だぞ」
「もー、主様のために寝てるのになー。今じゃお姉さまに譲渡できないよー?」
「…十分だ。弐閃流で決着をつける」
「そんなこと言ってー。…斬りたいんでしょ?そう思ったから、私を呼んだんでしょ?」
「…黙って集中してろ。相手も神刀だからな。手を抜いたら折る」
「おーこわ。それじゃ黙ってまーす」
コガラスが黙ったのを確認しもう一度相手の姿を見る。
二メートルはゆうに有る身長に、筋骨隆々な身体。
そして握られている大太刀、神刀・トツカノツルギ。
炎を操り、攻撃にも防御にも使える便利な能力を併せ持つ。
「天閃・禍螺雲」
影を纏いながらすばやく距離を詰め斬る。
炎で防がれるが、その上から影刃による攻撃で炎を切り裂く。
「ぬぅ!」
やっと刃が通り、相手の右腕を斬り付けることが出来た。
切り落とすまではいかなかったが、かなり深く切り込んだため、もう使えないだろう。
「クレア姉に手を出したら……コロスぞ」
「ふむ…右腕が使えぬか…」
相手は傷口に炎を纏っている。
どうやら炎で焼いて消毒と止血しているのだろう。
「主様!コガラスをしまえ!今の主様はアヤツに飲み込まれかけておるぞ!」
「…うるせえよ」
「主!」
響く声をシャットアウトし、相手の出方を見る。
「あいわかった。トーリ・X・アイゼンブルグ。お主は強い。恐らく、ワシよりもな。だが…」
「その状態では、勝てんな」
距離を詰められる。
そのまま、斬られる。
影の守りを…越えられた!?
「ふむ…浅いか」
「がっ…」
「さて、お主は今、神刀を顕現しとるわけじゃ。だが、その一歩先がある、としたら?」
「顕現の、一歩先…?」
「しかし、ワシもこんな状態じゃ。ここは退くとしよう」
炎が巻き上がり、大男を包み込む。
「逃がすか!」
「主様!いい加減にせぬか!」
「また会おうぞ、トーリ・X・アイゼンブルグ!」
大きな笑い声と共に炎が消え、姿も消えていた。
「顕現の、その先…?」
そんなことを思い浮かべるが、あることを思い出し、思考を止める。
「…クレア姉!」
俺は走り出した。
久々の戦闘描写。難しすぎるy
へんな書き方になってしまった・・・orz
クレア姉のアンケートはまだまだ続いております。
是非お待ちしております。