なんかえっぐい角度のバニーにTS転生したけどこれ主人公の性癖大丈夫? 作:フォイオ
「Solのマザーコンピューターと繋がったぞ」
「……何故、ゴーストガールはこのデータを渡してくれたんだ?」
「何言ってんだよ?お前が勝ったからだろ?」
「例えそうだとしても、ゴーストガールは自分のメリットにならない事をしない。奴は何を知っている?何故、このタイミングで賭けデュエルを挑んできた?」
「あぁ、もうめんどくせぇなぁ」
「慎重に越した事はないんだよ」
「じゃあ、草薙さん行って来る」
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『くっ?!侵入がバレたぞ!』
草薙さんの焦った声が通信で伝わる。Solテクノロジー社のデータバンクの抜け穴を進む俺たちはセキュリティプログラムに引っかかり危機を迎えていた。
「デュエリスト?!」
「コイツら、100%AIのデュエリストだ!」
「「これよりPlaymakerをデュエルで排除する」」
『ゆーくん!来るよ!』
「2対1かよ?!卑怯だぞ!」
Solテクノロジー社の侵入者排除用のAIデュエリストが2体俺たちを挟み込むように接近する。先に進むためにはSolの刺客を倒すしかない。やれるか?
「新しい力を試す時だ。まとめてかかって来い」
「「デュエルを開始します」」
「「「スピードデュエル!!」」」
先行はAIデュエリストたちから始まる。
2体1の変則デュエル。ルールとしてAIデュエリストたちはそれぞれ最初のターンは遊作に攻撃できずドローもできない。遊作は最初のターンにドロー可能でAIデュエリストに攻撃ができる。
「すまねぇ、Playmaker。俺のハッキングでもこのくらいのルール変更しか出来なかった」
「十分だ」
『フルパワーマリスに不可能はない!』
AIデュエリストaのターンが始まり、AIデュエリストaのテンタクラスター・ドリルワームのコンボによって遊作の手札が破壊される。
「テンタクラスター・ノーチラスの起動効果。1ターンに1度、このカードのリンク先にモンスターが存在する場合に発動できる。このカードのリンク先のモンスターを全て破壊する。破壊されたドリルワームの効果、攻撃表示のこのカードが効果で破壊された場合に発動できる。自分は相手の手札をランダムに1枚選んで墓地へ送る」
「手札破壊か。俺は墓地に送られたドットスケーパーの効果を発動!墓地より甦れ、ドットスケーパー!」手札4→3
「げっ!手札減らされてんじゃえねか!」
「黙れ」
遊作の初期手札は3枚。AIデュエリストの猛攻は止まらない。AIデュエリストbのターンが始まる。
「ワタシのターン。フォッシル・ダイナ パキケファロを通常召喚。さらにカードを3枚伏せてターンエンド」
『げぇっ!パキケじゃん!しかも3伏せとかメタビかよ!』
「これじゃリンク召喚できねぇじゃん!どうすんだよ、Playmaker?!」
「……この程度で俺を止められると思うな!俺のターン!ドロー!」手札3→4
AIデュエリストたちによるハンデス、特殊召喚封じのロックを受けるも遊作は一切動揺を見せない。むしろ、口角を釣り上げてニヒルに笑ってみせる。あかん、惚れてまうやろ。
「俺は手札からM∀LICE IN THE MIRRORをパキケファロを対象に発動!自分の手札・フィールド(表側表示)から「M∀LICE」モンスター1体を除外し、対象のモンスターの効果をターン終了時まで無効にする!俺は手札からM∀LICE<P>Dormouseを除外する!」手札4→2
「これで厄介なモンスターは封じたぜ!」
「除外されたM∀LICE<P>Dormouseの効果!300ライフを払い特殊召喚!起動効果でデッキからM∀LICE<P>White Rabbitを除外!そして、White Rabbitの効果で300ライフをさらに払い特殊召喚!効果でデッキよりM∀LICE<C>GWC-06をセットする!」LP4000→3700→3400
『いい調子だよ!ゆーくん!』
「リバースカードオープン。速攻魔法サイクロンで今伏せた罠を破壊します。続けてトラップを発動、自業自得、チェーン3で連鎖爆撃を発動。合計2200ダメージを与えます」
「くっ!」LP3400→LP1200
「もう後がねぇぞ!どうするPlaymaker?!」
AIデュエリストによる激しい妨害とバーンが続く。……なんかコイツら原作より強くね?え、てかもうライフ1200しかないの?!このままじゃ本当にやばいって!なんとかしろ!遊作!
「俺はDormouse一体でリンク召喚!来い、リンクデコーダー!そして、手札のM∀LICE<P>March Hareの効果発動!墓地のM∀LICE IN THE MIRRORを除外し自身を特殊召喚!この時、除外されたM∀LICE IN THE MIRRORの効果で墓地のDormouseを除外し、デッキからM∀LICE<P>Cheshire Catを加える!」手札2→1→2
「いいぞPlaymaker!その調子だぜ!」
「White Rabbitとドットスケーパーでリンク召喚!現れろ、スプラッシュ・メイジ!俺はメイジの効果で墓地のWhite Rabbitを蘇生!」
フルパワーマリスはまだまだこんなもんじゃない。
「俺はメイジとMarch Hareでリンク召喚!来い、M∀LICE<Q>RED RANSOM!このカードが特殊召喚した場合に発動できる。デッキから「M∀LICE」魔法カード1枚を手札に加える。俺が手札に加えるのはM∀LICE IN UNDERGROUND!」手札2→3
「ワレワレの計算が間に合わない?!」「ソ、想定を遥かに超えている?!」
遊作の怒涛の連続リンク召喚の膨大な情報量にAIデュエリストが悲鳴を上げる。
「フィールド魔法M∀LICE IN UNDERGROUNDを発動!このカードの発動時の効果処理として、自分の手札・デッキ・墓地から「M∀LICE」カード1枚を除外できる。俺が除外するのはM∀LICE<P>Cheshire Cat!除外されたCheshire Catの効果で300ライフを払いフィールドに特殊召喚!」LP1200→900 手札3→2
「ここまでで4体のモンスターが並びやがった!インチキすぎるだろ!」
「俺はCheshire Catの起動効果発動!手札からM∀LICEカード1枚を選んで除外する。その後、自分は2枚ドローする!俺は手札の2枚目のCheshire Catを除外する!ドロー!」手札2→1→3
盤面にモンスターを並べただけではない。手札の交換 補充も完璧だ。
「俺はデコーダーとWhite Rabbit、Cheshire Catの3体でリンク召喚!現れろ、M∀LICE<Q>HEARTS OF CRYPTER!」
『まだまだショーは終わらないよ!』
「俺は手札のサイバネット・ロールバックを発動!除外されている自分のサイバース族モンスター1体を対象として発動できる。そのモンスターを特殊召喚する。俺は除外ゾーンのDormouseを特殊召喚!そして、CRYPTERの効果!自分・相手ターンに、自分の除外状態の「M∀LICE」カード1枚を対象として発動できる。そのカードをデッキに戻し、フィールドのカード1枚を除外する。俺はM∀LICE IN THE MIRRORをデッキに戻しフィールドのテンタクラスター・ノーチラスを除外!」手札3→2
「ワタシのモンスターが?!」
CRYPTERのリンク先にモンスターが存在する場合、この発動とこの効果は無効化されない。女王の命令は絶対だ。
「俺は限界を超える!スキル発動!StormAccess∀!」
「風を掴め!Playmaker!」
遊作が吹き荒ぶデータストームに突貫し手を入れる。荒れ狂う暴風に耐え、遊作は新たな力を手に入れる。
「俺はRED RANSOMとDormouseをリンクマーカーにセット!サーキットコンバイン!まだ見ぬ世界へ繋がる風を掴め!リンク召喚!リンク4!アクセスコード・トーカー!」
「これが人間の限界値のリンク4!とうとうここまで来やがった!」
『やったー!……ってあれ?アクセスコードがなんで今手に入るの?!』
おかしい。アクセスコードはAIとの最後のデュエルで手にしたカードのはず。この間、StormAccessのプログラム勝手に弄ったのやばかったか?やべえよやべえよ。原作崩壊にも程がある。
「このカードがリンク召喚した場合、そのリンク素材としたリンクモンスター1体を対象として発動できる。このカードの攻撃力は、そのモンスターのリンクマーカーの数×1000アップする。RED RANSOMのリンクマーカーは3つ。攻撃力は5300までアップ!」
アクセスコードは召喚条件が効果モンスター2体以上と緩い召喚条件のため、あらゆるデッキのフィニッシャーになり得る。だが、アクセスコードの恐ろしさはこんな物ではない。
「アクセスコードの効果!自分のフィールド・墓地からLモンスター1体を除外して発動できる。相手フィールドのカード1枚を破壊する。墓地のRED RANSOMを除外し、パキケファロを破壊!アクセス・インテグレーション!」
「ワタシのモンスターが?!」
「これでアイツらのフィールドはガラ空きだ!」
「俺は除外されたRED RANSOMの効果発動!900ライフを払ってフィールドに特殊召喚!」LP900→?
「何やってんだよ?!お前のライフは900しかねぇんだぞ!セルフジャストキルじゃねえか!おえ〜ん!俺たち負けちまったぁ!!」
「胡散臭い芝居はやめろ」
「あ、バレてた?」
「スキルStormAccess∀の発動後、マリスモンスターの除外された場合に自己特殊召喚するためのコストを3度まで0に出来る」
「こんなスキルはアリエナイ!」「ナニがオキテル?!」
AIデュエリストたちが遊作の圧倒的な展開について行けず演算処理がオーバーヒートを迎え壊れた機械のように繰り返しアリエナイを連呼する。
「バトルだ!俺は攻撃力5300のアクセスコードでデュエリストaにダイレクトアタック!残ったデュエリストbはCRYPTERとRED RANSOMの2体で総攻撃だ!」
「「グァアァアアアア!!!」」LP4000→0
「どんな障害であろうと俺たちは全てねじ伏せて必ず真実を見つけだす」
「よっ、Playmaker!」
『ゆーくん、素敵♡』
サイバースリンクモンスターたちの総攻撃によりAIデュエリストたちのライフが0になる。Solの刺客を排除した俺たちはデータバンク最深部へと進みようやく目的地のコアにたどり着く。
「Playmaker。ここから先に君を行かせるわけにはいかない」
「財前!ゴーストガール!何故お前らがここに?!」
「やっほー。久しぶりね、Playmaker」
「俺たち騙されたのかよ」
『……』
事件の真相を……その黒幕を知る時が来た。