アストレア・ファミリアの盾使い   作:ナカタカナ

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 今回はあの神が登場します。


【迷宮】と【冒険】Ⅳ

 

 「ここがキャメロットか・・・」

 

 ギャラハッドが住んでいた孤島に一隻の船が着いた。

 

 「ヘルメス兄さん! 宝物はまだ残ってるかな!!」

 

 旅人風な男は神ヘルメス。【ヘルメス・ファミリア】の主神である。そして、ヘルメスの横に立つアッシュブロンドの髪を持つ、女性はリディス・カヴェルナ。Lv.4になったばかりの【ヘルメス・ファミリア】の団長を務める冒険者だ。

 

 彼らがこの島に来たのはウラノスから頼まれたからである。

 

 ギャラハッドから話を聞いたウラノスがヘルメスに、再び島を調査するように頼んだ。

 

 【ヘルメス・ファミリア】は探索系かつ、商業系のファミリアである。また、オラリオ外へ向かうことも多いファミリアなのだ。

 

 「ふぅ~ん、ここがかの騎士王が統治したキャメロットね・・・」

 

 リディスが風化した廃都を見て呟く。

 

 「俺たちが降りてくる前はきっと、多くの子供たちが暮らしていたんだろう。」

 

 つい二カ月半ほど前まではギャラハッドが一人で生活していた。しかし、今は正真正銘、人っ子一人いない島となっている。

 

 白い竜もまたアリーゼたちが討伐したため、島に住む生物は、ほとんどいない。

 

 「話に聞いていた通り、不思議だ・・・命の息吹を感じさせないのにも関わず、自然が生きている・・・」

 

 川に魚はいれど、虫が見当たらない・・・だというのに、島全体が美しい自然に囲まれている。

 

 「そんなことより早く宝探ししようぜヘルメス兄さん!!」

 

 「あ、あぁ・・・行こうかリディス。」

 

 この島にやってきていたのはヘルメスとリディスのみ、他の団員はオラリオにて待機している。

 

 オラリオにある【ヘルメス・ファミリア】の拠点、旅人の宿では・・・

 

 「またですかヘルメス様、リディス・・・私の書類仕事を押し付けて・・・」

 

 眼鏡をかけた水色のショートヘアーの女性、アスフィ・アル・アンドロメダが燃え尽きていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 島のあちこちを探索するヘルメスたち。宝も見つからず、ただただ自然を駆けまわっているだけだった。

 

 「おっ、あれが報告にあった少年が住んでいたという家か・・・」

 

 ヘルメスはギャラハッドが住んでいた村を発見した。建造物はまだ綺麗に残っている。白い竜は生物のみを襲っていたからだ。

 

 「こんなところで七歳の男の子が独りで、一年も暮らしていたのね・・・」

 

 リディスは孤児だ。両親の顔は知らない、生まれたところは肥溜めのようなところだった。盗賊として毎日を必死に生き延びていた・・・

 

 「私も酷いところで育ったけど、そう、独りで暮らしていたのね・・・」

 

 まだ会ったことのない少年に何を思ったのだろうか、それを口に出すリディスではない。

 

 二人は家へ入る。

 

 中は比較的綺麗だった、埃などは部屋の隅などに溜まっているが、とても綺麗だ。

 

 「確か、地下に部屋があるんだったな・・・おや、これは・・・」

 

 ヘルメスが机の上にある一枚の紙を発見した。

 

 それは、ギャラハッドがアリーゼたちに書き残した手紙だった。

 

 「すごいわね、七歳の子供なのに他人を思いやることが出来るなんて、私にはできなかったわ・・・きっと、ご両親に愛されて育ったのね。」

 

 「あぁ、今はアストレアたちと暮らしているというし、幸せになってほしいものだ・・・ん? この文字は・・・」

 

 ヘルメスは手紙の裏に書いてある文字に目を向ける。

 

 「神聖文字(ヒエログリフ)じゃないな・・・見たことない文字だ。」

 

 「私も知らないわ。古代語かしら?」

 

 「一応回収しておくか、何かの役に立つかもしれない。」

 

 そういってヘルメスは手紙を丁寧に折りたたみ懐へしまった。

 

 「部屋にある本も見てみるか、この文字が書かれている本は回収しておこう。」

 

 ヘルメスとリディスは家中にあった本を探し回った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「ないな・・・」

 

 「じゃあ、どこからあの紙をちぎったの?」

 

 二人は家中を探し回ったが、本は全て共通語(コイネー)で描かれたものしか見つからない。

 

 ギャラハッドが手紙に使った紙は、何かの書物から引きちぎった跡がある、だから本も家にあるはずだが・・・

 

 「あとは地下の部屋か・・・」

 

 「なら、見に行ってみましょ!!」

 

 そして二人は地下の部屋に降りた。

 

 そこには燭台と机、椅子、寝具、そして本棚があった。

 

 「見つけた・・・これだ!!」

 

 本棚には数冊の本が並んでいる。背表紙にはどれも、先ほど見た知らない文字が描かれている。

 

 「ヘルメス兄さん・・・」

 

 「リディスも気づいたか。」

 

 「うん、この本棚の後ろに部屋がある・・・」

 

 「人の気配はないが、罠がある可能性がある気をつけろ。」

 

 二人は慎重に本棚を退けた。

 

 本棚の後ろには小さな扉があった。ドアノブは付いていない。

 

 「これどうやって開けるのかしら?」

 

 「どこかに仕掛けがあるんだろ、こういう部屋の定番さ! よし、リディス探すぞ!」

 

 散々探し回ったが二人は仕掛けらしい仕掛けを見つけられない。

 

 「となると、リディス、この燭台の蝋燭に火をつけてみてくれ。

 

 「任せてヘルメス兄さん!」

 

 そしてリディスは懐から魔道具(マジックアイテム)を取り出した。

 

 リディスとアスフィが共同開発した魔石式着火装置。大量生産できれば、オラリオで販売しようと考えている魔道具(マジックアイテム)の試作品だ。

 

 小さな火が蝋燭に火を灯した。

 

 「あたりだ。扉の側に燭台が現れた。そこにも火を灯してくれ。」

 

 蝋燭に火を灯したと同時に、小さな扉の横のタイルが消え、新たな燭台が現れた。ろうそくはかなり長い。ギャラハッドはこの仕掛けに気づかなかったのだろう。

 

 ちょうど本棚で隠れる位置に燭台が現れた。

 

 リディスが再び火を灯すと・・・

 

 ゴゴゴゴゴゴ

 

 鈍い音を響かせて扉が開いた。

 

 「入るぞ。」

 

 「気を付けてヘルメス兄さん。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「なっ!!」

 

 「な、に・・・これ・・・」

 

 奥の部屋はかなり広い。あちこちに怪しげな器具が置いてある。そしてなにより目を引くのが・・・

 

 「これは人間を産み出そうとしていたのか?」

 

 部屋の中心に水が張ったガラス張りの筒・・・そこに人間が浮いていた。

 

 「ギャラハッド・デカテーセラだと!? 少年の名前は確か・・・ギャラハッド・デカトゥリア!! 13番目のギャラハッド・・・なんてことだ!!」

 

 「へ、ヘルメス兄さん何か知ってるの?」

 

 リディスはあまりの光景に体が震えている。

 

 「これは禁じられた技術だ!! あの本は・・・」

 

 部屋の隅にある作業台に本があった。

 

 「これは手記か・・・駄目だ読めない。解読するのに時間が必要だ。」

 

 「この子は生きてるの?」

 

 「いいや、生きていない。人間の形をしているだけの肉塊だ。魂が宿っていない。」

 

 「そうなんだ、ホッとしていいの?」

 

 「今はな、その子に魂が入れば命となる・・・ギャラハッド君は・・・」

 

 どうやら、廃都に眠るものは宝ではなく、もっと危険な何かだったようだ・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 闇派閥(イヴィルス)との戦闘で負傷したネーゼ達の傷が回復したあとも、ギャラハッドと輝夜の朝の鍛錬は続いていた。

 

 輝夜だけではなく、他の団員もギャラハッドの鍛錬に付き合っていた。

 

 今日はリューも参加していた。

 

 「輝夜に鍛えられて、随分強くなりましたね。」

 

 木刀でギャラハッドを攻撃し続けるリュー。並行詠唱も使っているあたり、かなりガチでやっている。

 

 「リューお姉さんの動きについていくので、精一杯!!」

 

 盾を構えてじっと攻撃を受け続ける。スキルも使っているため、なんとかリューについていけている。しかし、攻撃は当たらない。

 

 リューはLv.2の中でも上位に位置する、偉業さえ達成できればLv.3になることもできる。Lv.2になったばかりのギャラハッドではついていくので精一杯だ。

 

 「はあッ!!」

 

 リューの木刀を大きく弾いて掌底をリューの腹部に放った。

 

 「うっ!」

 

 リューの口から空気が漏れる音がする。

 

 「はあッ!!」

 

 回し蹴りを放つギャラハッドだったが、リューの腕に阻まれた。

 

 弾かれた足はリューに掴まれてそのまま叩きつけられる。

 

 なんとか受け身を取ることに成功したギャラハッドはリューの足に蹴りを放つ。宙返りで回避されるとそのまま・・・

 

 「星屑の光を宿し敵を打て【ルミノス・ウィンド】!!」

 

 詠唱が完成した魔法が放たれる。

 

 盾で全てを受けきる。

 

 しかし、そうするとリューの次の攻撃が来る。だったら・・・

 

 ギャラハッドは盾を構えたままリューに突進する。

 

 「なっ!」

 

 まさかの行動にリューは少し動揺を見せた。

 

 しかしそれだけでリューをどうこうできるわけもなく、突進は跳躍にて回避された。

 

 「そこだ!!」

 

 空中に浮いている状態のリューに盾を投げつける。

 

 木刀で受け止めるが衝撃はそのまま伝わり大きく吹き飛ばされた。

 

 空中で留まっている盾を踏み台にして、リューの元まで跳躍。

 

 一回転し踵落としをぶちまけた。

 

 ドゴオオン!!

 

 リューが強く地面に打ち付けられた。

 

 「はぁ、はぁ、はぁ、やりますね。」

 

 派手な音がしたが、大したダメージは負っていないようだ。流石はLv.2の中でも上位の冒険者。

 

 「そこまでだ!!」

 

 二人の間に輝夜が割って入った。

 

 「最後の一連の攻撃は良かったですね。」

 

 「あぁ、あそこで盾で受けるだけの選択をしていたら、このポンコツエルフが背後から迫ってやられていただろうからな。」

 

 「なんとかなりました。」

 

 「私がいった一手先、二手先まで読むことが着実に出来ている。いい成長だ。」

 

 「はい、既にLv.2の冒険者の大半に勝てるでしょう。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 Lv.2

 

力: 93 I → 434 E

 

 耐久:141 H → 626 C

 

 器用: 75 I → 361 F

 

 敏捷: 70 I → 331 F

 

 魔力: 54 I → 307 F

 

 

 スキル

 

 【正義誓盾(アストライアー・オルコス)

 

 ・誓いによる行動での経験値上昇

 ・誓いの丈により効果向上

 

 【誇り高き正義の盾】

 

 ・戦闘時、力と耐久のステイタス上昇。発展アビリティ【対魔力】、【耐異常】が発現。

 ・守護対象の側にいる際、全ステイタス上昇。守護対象の数に乗じて上昇。最大12名

 ・周囲にいる守護対象の耐久ステイタス上昇。

 

【騎士の名乗り】

 

 ・恐怖耐性を獲得。

 ・怪物(モンスター)からのヘイト獲得

 

 魔法

 

 【いまは願う正義の盾(ロード・アストレア)

 

 詠唱

 

 「神名、拝借──この身は正義の席に立つ……

 

  其は全ての罪、全ての罪禍を正す我らが天秤──顕現せよ!」

 

 ・魔力障壁展開、あらゆる攻撃を隔絶する。

 ・発動後一定時間、発動範囲内にいる全てに力、耐久、器用のステイタス大幅上昇。

 

 トータル上昇値1600オーバー・・・ぶっ壊れているとしかいいようがない。

 

 最後に更新してから二週間も経っていないが、もう既にCに至っている基礎アビリティがある。

 

 やはりこの成長速度はおかしい。

 

 『ネーゼたちが負傷したことで、より誓いが強くなったのでしょうね・・・』

 

 実際、輝夜との鍛錬でノインやアスタを倒している。イスカにもいいところまで持ち込んだが、あと少しというところでイスカの拳がギャラハッドの顎をかすめ、脳震盪を起こして終わった。

 

 ネーゼにはまだ相性が悪いのか勝ち越すことは出来ていない。

 

 「相変わらずすげぇ伸びだな。」

 

 「私たちなんてとっくに追い越されちゃってるね・・・」

 

 「うぅ、頼もしくなる弟分が嬉しい一方で、負けたくない姉心が・・・くぅ、複雑。」

 

 「これは、いよいよ私も負けちゃうわね。」

 

 「後衛職の私は、もう絶対に勝てない。魔法も盾で防がれるし・・・」

 

 ライラ、アスタ、ノイン、イスカ、セルティの言葉である。

 

 「ガルはとっても頑張り屋さんだから。」

 

 「このまま逞しく成長していくのか、そのうちお姫様抱っこしてくれたり・・・」

 

 「それいい!!」

 

 マリュー、リャーナ、ネーゼが続く。

 

 「ふふん、私も負けてられないわね。」

 

 「あぁ、対人戦の経験で今は勝てているが、私もいつまでガルに勝てるか・・・」

 

 「私も今日はヒヤッとさせられました。恐ろしい成長速度です。やはり成長に値するヒューマンだ。」

 

 アリーゼ、輝夜、リューの三人も更新されたガルのステイタスを見て頷く。

 

 「ふふふ、それじゃあ今日も一日頑張ってみんな。」

 

 「「「「「「「「「「「「「はい!!」」」」」」」」」」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 今日の巡回メンバーは、ギャラハッド、ネーゼ、イスカ、リャーナだ。巡回する場所は、オラリオの南だった。

 

 あれほどまで、ギャラハッドに南側を巡回させることを嫌がっていた姉たちだったが、もうオラリオに来て二カ月以上も経っているため、ついに巡回してもらうことにした。

 

 大変不服であったが・・・

 

 「ねぇ、そろそろガルにオラリオの南側全域の巡回に参加してもらってもいいんじゃないかって思ってるの。」

 

 アリーゼが提案した。

 

 「まじでいってんのか?」

 

 「えぇ、私も嫌だけど、あそこには歓楽街だけじゃなくて、ダイダロス通りがあるわ。ガルも立派な戦力になってくれているし、闇派閥(イヴィルス)と戦うことも増えるわ・・・」

 

 「いいたいことは分かった。私も団長の意思を尊重する。」

 

 輝夜もアリーゼに賛同した。

 

 毎日鍛錬をしている輝夜が一番、ギャラハッドの力を知っているからだ。

 

 「いいか、イスカ! 戦闘娼婦(バーベラ)が来たら容赦なく返り討ちにするぞ!!」

 

 「えぇ、もちろんよ。リャーナも戦闘娼婦(バーベラ)の姿を見かけたらすぐに詠唱の準備をしてね。」

 

 「えぇ、私たちのガルには指一本触れさせないわ。」

 

 とっても過保護な姉たちだった。

 

 戦闘娼婦(バーベラ)とは、【イシュタル・ファミリア】の眷属のことを示す。様々な種族で構成されているが、大半がアマゾネスである。

 

 名前の通り戦える娼婦・・・やり逃げする冒険者はあえなくボコボコにされる。また、気に入った客を力づくで連れ込むこともあるため、恐ろしい・・・

 

 「その、アマゾネスの方を見つけたら近づかないようにしたらいいんですよね。」

 

 「そうよ!! 絶対に近づかないで。私たちを守ってくれるのは嬉しいけど、アマゾネスとの戦闘は私たちが守るわ!!」

 

 「そこまでですか?」

 

 「えぇ、それだけ恐ろしいのよ・・・」

 

 ギャラハッドには歓楽街に存在するアマゾネスはみな、男性に対して特攻できるスキルがあると嘘の説明をしていた。それ故、ギャラハッドはアマゾネスを大変恐れていた。

 

 「イスカお姉さんと同じ種族なのに・・・怖い!!」

 

 「よしよし、私たちが絶対に守ってあげるからね。」

 

 そういってイスカはギャラハッドを抱きしめる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 昼ということもあり、歓楽街は人が少なく戦闘娼婦(バーベラ)の姿は見当たらない。周囲には風俗帰りの冒険者か、飲み潰れて眠っている冒険者だけだった。

 

 「なんか変な匂いがしますね。」

 

 「ガルも苦手か。私も苦手でな。」

 

 歓楽街はいつ通っても香水の匂いがしている。獣人のため、他のメンバーよりも鼻が利くネーゼはいつも苦労していた。

 

 では、なぜネーゼが南側を巡回しているかというと、逆に鼻が良いことを利用するためだ。もし、戦闘娼婦(バーベラ)にギャラハッドが連れ去られたとしても、ネーゼいわく・・・

 

 『私、絶対にガルの匂いだけは嗅ぎ分けられる自身がある』とのことだからだ。

 

 ギャラハッドとネーゼは相性が良いのだろう。ネーゼはギャラハッドの匂いが大好きである。ギャラハッドも本人には伝えていないが、ネーゼの匂いが大好きである。

 

 「おやぁ、正義の眷属【アストレア・ファミリア】が昼間から男連れてるのかい?」

 

 戦闘娼婦(バーベラ)に見つかった。アマゾネスらしい露出の多い恰好をしている。髪は青く、瞳は琥珀のように美しい。

 

 「私らは巡回中だよ。この子は私たちの弟なんだから、手出したら許さない。」

 

 「おぉ、怖い怖い。捕まりたくないから去るよ。じゃあね、坊や。怖いお姉さんたちが嫌になったら、いつでも遊びにおいで。」

 

 そういって戦闘娼婦(バーベラ)は去っていった。

 

 「ふぅ、話が分かる相手で良かった。」

 

 「えぇ、ムカつくけど!!」

 

 「ガ、ガル、私たちのこと嫌いになったりしないよね?」

 

 今回は力づくでも男を奪うような相手じゃなく一安心・・・去り際に放った言葉はいただけないが。

 

 「大丈夫だよ。僕はお姉さんたちが大好きだから。」

 

 「「「私たちも大好きだよ!!」」」

 

 ギュッと三人から抱きしめられるギャラハッドであった。

 

 

 

 

 





 さてさて、不穏な空気が漂ってきましたね。ギャラハッド君は人造人間(ホムンクルス)なのでしょうか?それともヒューマンなのでしょうか・・・

 そして後半のイチャイチャで温度差が激しくて風邪ひきそうですね。

 今回は短いですが、キリがいいので次回に回します。

 誤字・脱字報告ありがとうございます。感想も楽しく読ませていただいております。

 次回、【女神】と【女神】
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