ミ~ムミムミム! ミムは全身ネットミーム人間ミムよぉ!! 作:ヤチヨ 幸せ なれる 質問
感想お気に入り評価、どれも力になっています! もっとください!!!!
え!? 今日はいっぱい感想書いて良いのか!?
いいぞ、いっぱい書け――これより(ry
「ファ~~ゴミカス~~!! これだからMOBAは嫌いミムよォ~~!! LoLもユナイトも大っ嫌いミム!! くたばれヴァ~~カ!!」
キチゲ解放Fooooooooooooooo!! クソッタレボケカスMOBAがヨォ!! 誰だツクヨミにMOBAなんてもん実装したクソ野郎は誰だ!? 誰……誰……誰……
俺️!?
俺!!
俺俺俺俺‼️
Ahh~↑↑↑真夏のJamboree〜〜〜〜‼️‼️レゲエ砂浜Big Wave~~~~~!!
「ミム太郎は1ラウンドに1回は全方位に喧嘩売らなきゃ死んじゃう病気なの??」
「死んじゃう病気なんでしょ」
「あっ……そっかぁ……」
「やめるミムヤチヨ!! ――この流れ
まぁ、ネットミーム擦ってる奴なんて、自分が面白いと思ったネタを死ぬまで擦る悲しい生き物だから問題無いか!
「……自分で言っててなんか涙出て来たミムね」
「泣いてる暇なんてないんじゃないかな~?」
「第3ラウンドはどうするつもりなのか、早く共有してね~」
「クッソ身内が敵だ! 理不尽ミム!!」
わかりましたよわかりました! 現実逃避終了、ヨシ! それじゃあまず、今回の勝負に関しては色々と反省点がありますね?
まずは何よりこれはMOBA形式の試合であって、殺せば終わりの殺し合いじゃなかったこと! 1人ずつ殺すだけならいくらでも殺れる。だが、沢山殺したところで、全員の残機を潰す前に勝負が着くだろう。これに関しては完全に自分自身を過大評価していた。
「あとはまぁ……中途半端だったことだミムねぇ」
やるなら、
「だが、一石二鳥とも言うミムよねぇ?」
「お~すっごい悪い顔してる」
「ヤッチョの傘をトライピオにした時くらい悪い顔だね~」
UIを開き、
『さて、始まりました第3ラウンドはなんと全員がミドルレーンに集合!!』
『本気であの提案してたんですねミム太郎さん……』
第3ラウンド開始直前、ミム太郎はBlack onyX側にとある提案をした。
俺1人と、そっちの3人。ミドルレーン中央で戦おう。俺が死んだらその時点で降参する。だがそっち全員が死んだら、その時点でそっちが降参。
端的に言えばMOBAのルールを完全無視した決闘。多対一の状況であるためクソ不利ではあるが、ミム太郎にとってはMOBA形式の試合をする数倍は勝ち筋の多い選択肢。
つまり、
「それにしても、1対3の人数差で勝てるの? 結局隠密スキルでゲリラ戦も出来ないし」
「正直なところはかなりキツいミムよ」
「じゃあミム太郎、負けちゃう?」
ミドルレーン中央へと走るミム太郎の両肩に乗った2人のヤチヨが、心配そうに覗き込む。砲弾にされたりもしたが、それでもなんやかんやミム太郎の側に立ち続けてくれる優しさ。やはりヤチヨは天使。
――ヤチヨに言われた通り、負ける可能性が高いとミム太郎は考えていた。現実なら負ける気はないが、ツクヨミ内では皆が超人になれる。そんな世界で、俺が少しばかり強い程度では意味がない。
「でもま、勝つさ」
最狂の戦績、
「こっちの提案に乗ってくれてありがとミムな」
両肩からヤチヨを下ろしたミム太郎は、ミドルレーンの中央で待ち構えていたBlack onyXに感謝を伝える。
「でも良いミムか? ミムが言うのもなんだけど、こっちの提案に乗るってことは負け筋が増えるってことミム」
「かもしれねぇけど、こっちは第2ラウンドで近接勝負に乗って貰った上で、騙し討ちみたいな事までしてるんだ。ここで断るのはカッコ悪いだろ?」
「それに~ミム太郎は俺達のこと舐めてたみたいだし、ちゃんと解らせておかなきゃでしょ~?」
「貴方が多対一を嫌う事は解っている。そう分の悪い勝負でもない」
全員が全員、やる気満々。そんなBlack onyXの3人を見て、これは判断ミスしたかなとミム太郎は笑う。
「はははっ……そうだよ、舐めてたよ、お前らの事も、この世界の事も……まったく、年取ったかな俺も、こうも相手を見誤るとは」
ミム太郎の雰囲気が変わったことを察して、2人のヤチヨが4人から離れる。とはいえ視界は通る位置、2人のヤチヨがコッソリ櫓を獲りに行ったり妨害する事が無いように、見えやすい位置に。
「……来るぞ、2人とも」
「了解。距離を離せ、乃依」
「はいは~い」
Black onyXも臨戦態勢。武器を構え、眼前の敵がどう動くかを窺う。
対するミム太郎は、振り切っていた。1対3の盤面さえ作ってしまえば、あとは殺し合い。超☆熱血ミム太郎も、月見万夜も必要ない。今世は――いや、こちらの世界で得た全てが今は邪魔だ。
振り切れ、削ぎ落せ。削ぎ落せぬのなら抑えつけろ。お前は人類帝国の超人兵士だ。お前は偉大なるグィリマンの子だ。お前は皇帝陛下の死の天使だ。
人格が変わる訳でもない。変身する訳でもない。ただ、思い出すだけ。8000年前の自分に戻るだけ――
「――
言語すらも8000年間へと戻した██が、帝と雷へ向けて駆け出した。
『ここでミム太郎一直線に突撃! さっきのラウンドまで多対一を恐れたとは思えない立ち回り!!』
『雰囲気が変わっているように思えます……本気、という事でしょうか!?』
「来たか!」
「気を付けろリーダー、様子がおかしい……!」
帝のハンドガンによる迎撃と、雷の錫杖モードによって分離した
「今度こそさせるかよ!!」
ハンドガンのマガジンを丸々使い切る連射。当てる事ではなく、雷を守るための射撃。しかし、連射可能な豆鉄砲の威力などたかが知れている。
「
左手にボルトガンを握った██が跳躍。空中で体を捻りながら帝へ2発。ついでに自身へと迫っていた乃依の矢を撃ち抜く。
「ぐっ!?」
ボルトガンの弾丸が帝の腕を捉え、ハンドガンごと右腕を吹き飛ばした。しかし脳天へと放たれたもう1発は、雷の芭蕉扇によって防がれた。
「
防がれたことに動揺はしない。よくある事だ。今の先決は今も██を射抜かんと弓を構える乃依。
深く踏み込んだ██が、駆け出した。フィジカルにモノを言わせた急加速。700kgを超える巨体が、あり得ない速度で地面を蹴った。
『迎撃だ乃依!』
「言われなくてもやってる……よっ!」
最速連射で、正確に矢が██へと向かう。第2ラウンドと違い、距離は十分近い。甲冑には弾かれることは――
「な、ん、で――弾かれるのか、な!?」
――放った矢が悉く弾かれる。本来ならば甲冑ごと射貫けるはずの矢が、素っ頓狂な音を鳴らしながら遥か彼方へと飛んで行く。
██のやっている事は至極単純、矢の命中角度を浅くして弾いているだけ。それでも距離が近付けば無理そうな矢も出てくる。そんな時はキャッチするかチェーンソードで切り落とすしかない。それでも、距離が縮まるほど選択肢は減っていく。
「
「なに言ってるか解んないんだけど~~!?」
一発弾かれる、距離が近付く。一発切り落とされる、距離が近付く。一発捕まれる――
「
「でも残念、ハーズレ」
『ここで乃依ちゃんのスタン矢が決まった~~!!』
『ミム太郎さんが必ず矢を掴むタイミングまで秘匿していたようです! なんてクレバーなんだ! 可愛いだけじゃな~~い!!』
乃依の眼前、あと少しの距離で、掴んでしまった特殊矢によるスタンで██が体勢を崩す。
――時に、██は改造人間である。身長2m30cm、体重は400kg近い。そこへ甲冑の重量まで加われば、総重量は700kgを優に超える。
そんな存在が、時速90㎞で走りながら、目の前でバランスを崩したのなら。それはもう高速道路を走る軽自動車に轢かれるようなモノである。
「あちゃ~これじゃ逃げられないね……ならせめて――」
乃依が手に一杯の矢を握り、迫る巨体へと手を伸ばし――
『あ~~!? 乃依ちゃんを巻き込んでミム太郎が転倒!! 乃依ちゃん撃破~~!!』
『シンプル交通事故!?』
――轟音と共に、地面を巻き込みながら転倒した██が、道中の乃依を桜の花弁に変えながら地面を転がった。
「……
ハイパー人身事故キルではあったが、1キルは1キル。残りは帝と雷の2人――
「
甲冑の弱点である隙間部分に突き刺さった複数の矢を、██は一本ずつ引き抜く。最後の最後、死の瞬間に手に持った矢を██の甲冑の隙間へねじ込む――あの判断は敵ながら見事だったと言わざるを得ない。
傷は浅くない。しかし、敵は待ってくれやしない。痛みの残る体を無理矢理立たせる。そうして体勢を立て直した██は、自身へと向かって来る残りの2人を真っ直ぐ見据えた。
「随分良い姿になったじゃねぇか。ふざけてるよりもそっちの方がカッコいいぜ?」
片腕を失いながらも、瞳には闘志を宿している帝。ミム太郎は普段ふざけてるのに、たまにこうなるんだからカッコ良いんじゃないかと心の中で思う雷。
「……リーダー、俺が隙を作る。その後は任せた」
「了解」
1対2。こちらはすでに満身創痍、対して向こうにはほぼ無傷の雷が残っている。
「
しかし諦めはしない。皇帝陛下への信仰心を胸に██は駆ける。雷を動かすのはマズいとボルトガンで牽制、第2ラウンドの焼き直しと言わんばかりに帝へ切りかかる。
「っ……! さっきより軽いぜ、アンタの攻撃!!」
「
VRだというのに痛みと痺れが残る。片腕だけの帝を押し潰すことすら苦労する。
「ふっ!!」
「
帝を蹴り飛ばし、チェーンソードで雷の芭蕉扇を受け止める。その間に素早く片手でリロードしたボルトガンを帝へ連射。当てる事ではなく牽制を目的とした闇雲撃ち。
――その隙に自らの武器を捨てた雷が、██へと肉薄し、小さく口を開いた。
「試合を終えて家路へ向かうサッカー部員達。疲れからか、不幸にも黒塗りの高級車に追突してしまう。後輩をかばいすべての責任を負った三浦に対し、車の主、暴力団員谷岡に言い渡された示談の条件とは……」
「――ファッ!? 雷さん!?」
今この場で最も聞こえてはいけない、あまりにも馴染み深いネットミームの長文詠唱。その衝撃によって、無理矢理抑えつけられていた万夜が奥底から強制的に呼び起こされる。
驚愕と混乱、即ち隙である。
「獲ったッ!!」
「やっべしまっ――!?」
斬ッ、と。ウルトで加速した帝によって万夜の首が跳ね飛ばされる。
「……Black onyXは、ファンに夢見せなきゃなんでね……!」
「なるほど……俺も良い夢、見せて貰った、ぜ……」
――自爆のウルトは溜まっていない。
次の瞬間、ミム太郎の巨体は桜の花弁となって砕け散った。
ミム太郎の敗因は2つ。1つは、月見万夜を削ぎ落とすことが出来ず、仕方がなく無理矢理抑え付けていたこと。もう1つは――
「――まさか、本当に弱点だとは」
雷の予想していたあまりにも酷い弱点が、そっくりそのまま弱点であった事。
『ここでミム太郎が撃破! 同時に降参が選択されました~~!』
『という事はつまり~!?』
『今回のSENGOKUは、Black onyXの勝利~~!! いとアッパレ~~!!』
歓声が響く。観客席もコメント欄も大いに沸き立つ。その歓声の中で、自陣側のリス地に沸きなおしたミム太郎だけが未だに衝撃が抜けず放心していた。
「それで、良い試合だった……って言いに来たんだけど……それ大丈夫なの? ヤチヨちゃん」
「大丈夫じゃなさそうだからこうなってるんだよね~」
:まぁ、一番頑張ってたからな……
:煽るだけの実力はあった
:ワンチャン勝てたの頭おかしい
:初見殺しとはいえコールド勝ちしてる時点でおかしい定期
:タイマン最強は伊達じゃなかった、よくやったミム太郎!
あしたのジョーの最終回かのように真っ白に燃え尽きたミム太郎が、ヤチヨに引き摺られながらBlack onyXの元へ合流する。
なんやかんや言って第3ラウンドまでもつれ込んだ大接戦。しかも最後のラウンドは1対3という不利条件を背負いながらも、Black onyX側を半壊まで持って行く強さをミム太郎は見せつけた。
本当に、色々と(主にミム太郎が)やらかしたが、コラボとしてみれば大成功。
「なのに肝心のミム太郎がこれじゃあね~……うわ、鎧なのにプニプニしてる、おもしろ~い」
「こら乃依ちゃん。あんまりミムミムに触ってるとネットミームが感染しちゃいますわよ!」
「おっとっと……こわいこわい」
乃依に突っつかれようが、ヤチヨに酷い事言われようが、乃依に蹴り飛ばされようがミム太郎は動かない。
「燃え尽きミムミム自体は珍しい事でもない。ヤチヨに振られたタスクを終えた後は大抵こうなっている」
「お前本当にミム太郎のファンなのな……」
「あぁ、ファンクラブ会員番号9番だ」
「思ったよりもガチだ!? ミムミムのファンが増えてヤッチョが感動なのです~~」
:ガチ勢すぎだろ!?!?!?!?
:前に参加型に来てたのって本物だったんだ……
:おもしれー男過ぎだろ
:雷のこと推すわ。おもしれー男が過ぎる
:ミムカスに一杯食わせるおもしれー男、雷
今回のコラボで常に良い空気を吸い続けた男である雷。今は周囲の目があるためにクールキャラ状態だが、きっと終わった後は大喜び――
「と、言う訳でそんな雷くんにはこれを差し上げよう!」
雷の目の前に現れるUI。
「実は第2ラウンドの後にミムミムから言伝があったのです! 君にこれをってね!」
ボルトガン。ミム太郎によって作られた射撃武器。いくつかのシリーズがあるが、そのどれもが非売品。
つまりこれを受け取れば、唯一無二の推しとのお揃い装備となる訳で――
「――ぐっ!?」
「あちゃ~流石にセリフ集じゃ対応できないレベルの喜びかぁ~……」
仲間キャラが役目を果たし、消える直前のような笑顔のままフリーズする雷。
乃依プロデュースセリフ集には、”推しに認知されてた上に個人的にプレゼントを貰った時の喜び”を表すセリフは無かったから仕方がない。
「そして、こっちはBlack onyXの3人への言伝――”GGNF”だってさ! それじゃあヤッチョはこれからこのバカにお説教しなきゃなので、2人揃ってさらば~い!」
「じゃ~ね~」
「南無南無……」
「……っし」
ヤチヨに連れ去られる真っ白ミム太郎。それに対して可愛くお別れする乃依に、せめて安らかにと手を合わせる帝。そして我慢出来ず小さくガッツポーズをして喜ぶ雷。
「タシケテ……」
小さくミム太郎の口から漏れ出たヘルプコールは、虚しく虚空へと消えて行った。
月見万夜(ミムミム)(超☆熱血ミム太郎):名付けられた名前は、たとえ2万年抱き続けた忠誠心であってもかき消す事は出来ない。戦闘中にもネットミームに反応してたら、エグい核弾頭食らって勝ち確覚醒から敗北した一応本作の主人公。
月見ヤチヨ:カッコいい万夜も見れたし! 砲弾にされたりしたけど一緒に遊べたから満足! それはそれとして大義名分を得たので拉致して帰った。自分の知らない所で万夜の交友関係が広がってる気がして、ちょっとモヤモヤしてるかもしれない。
帝アキラ:今回の主人公。絶対に倒すという強い意志で万夜の隙を見逃さず倒した。気持ち良く勝てたので最初の舐めプは水に流した。それはそれとして雷は何を言ったんだ?
乃依:相性負けしたが、ただでは転ばぬ可愛いだけじゃない男の娘。
雷:最初から最後まで良い空気を吸ってた男。推しからプレゼント貰えて脳内祭り状態で思わずガッツポーズをした。最後に何を言ったか? ……なんだったかな……覚えてないや()。
忠犬オタ公:やり切った。しかしこの後ミム太郎がやらかしても問題なく仕事が出来る枠として酷使されることになる……かもしれない。
チェーンソード:万夜が前世で使っていた武器の再現品。刀身部分がチェーンソーになっている大太刀のような見た目をしている。峰はチェーンソーじゃないのでちゃんと峰打ちできる。
ボルトガン:.75口径ロケット炸裂弾を撃つイカレたハンドガン。ツクヨミ内ではSTRを極振りした上でジョブでSTRに最大限補正をかけて、さらに現実でも大会に出れるくらい筋トレをしないと撃つだけで反動で腕が無くなる。これを2丁同時に連射するバケモノが居るらしい。
お気に入り2500件記念ということにしておく番外編のアンケート
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話の間の補間短編集
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ヤチヨを甘やかす万夜の話
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ミム太郎の配信短編集
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ヤチヨが万夜にアピールする話
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万夜の過去をヤチヨが聞く話