ミ~ムミムミム! ミムは全身ネットミーム人間ミムよぉ!!   作:ヤチヨ 幸せ なれる 質問

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脅威の一日3本投稿
やるね、俺(自画自賛)

感想、お気に入り、評価、全てとてもありがたく栄養分にさせて頂いております!

感謝です!! ありがとう!!


第十三話 俺は・・・勉強が嫌いだああああ!!! でも・・…絶対……合格してやるぞおおおお!!!(流れ始めるおジャ魔女ド〇ミ)

「ねぇ、起きてる?」

 

 銀髪? 白髪? 葦毛? とにかく綺麗な長髪が月明り(ミラーボール)に照らされてキラキラと光る。世が世なら歌を詠まれたり絵に描かれたりしていそうな絶世の美女――常世の月夜見の唯一神(管理人)に覆いかぶさられているこの状況――

 

「――これすっげぇデジャブ」

「うん、おはよう万夜」

「ようやく起きたかよ!」

 

 FUSHIもヤチヨもモーニングコールありがとうな。なんか当たり強い気がするけど。

 

 えっと、なにがあったんだっけか……あぁ、そうだ、Black onyXとのKASSENだ。第3ラウンドが始まってその後は……この調子だと、負けたかな。

 

 いやぁ、にしてもどうやって負けたんだろ。なんか今思い出そうとしたらスゲェ頭痛くなって思い出せなかったんだよな。俺ってそんな思い出すのが苦痛レベルで酷い負け方したんか?

 

 ま、どんな負け方したにせよ負けは負け。大人しくヤチヨに絞られよう。

 

「はぁ、イテテ……ごめんなヤチヨ、お前をぶん投げたりしたのに結局負けちまったよ」

 

 痛む体を起こす。そんで俺の隣でチョコンと座っていたヤチヨの頭を撫でる。やっぱり可愛いなぁコイツ。こんな子に好かれてるんだから、まだ見ぬイロハが羨ましい。

 

 そういえばそんな可愛いヤチヨを人間砲弾としてぶん投げた奴が居るらしいっすよ! 最低だなそいつ! なお俺である。

 

「ま、お説教でも何でもドンと来いミム! 正直そういうの全部覚悟してやったミムだし!」

 

 さぁなんでも来い! 高校に行かされるハメになった時点でもう怖いもの無しや!! 極論転生者掲示板のスレ民共に助けを求めれば原作崩壊はしないだろうしな!!

 

 それに人間1人が何したって変わらないのが運命ってもんだし。うん、だからどんな無茶振りにだって答えてやろう! ……やっぱり苦しかったり面倒くさかったりするのは勘弁して頂けると助かる。

 

「……じゃあまずは、ヤッチョの事をいっぱい撫でて欲しいな!」

「なるほどなるほど……当然、良いミムよ!」

 

 そんな事で良いのか、と思わず拍子抜けしてしまう。

 

 さっきも撫でていたが、ご要望とあらば再び撫でる! ……昔に比べりゃ、撫でるのも慣れたもんよ。やっぱり力加減を間違えても殺しちゃう心配が無いって言うのは良いね。

 

 ……ツクヨミには触覚が無い。だから、ヤチヨはこうして撫でられても何も感じることが出来ない。まぁ、俺の下手くそな撫で方のせいで痛みを感じることが無いってのはメリットかもしれないがな?

 

 でも、寂しいと思う。

 

 いつかヤチヨがイロハと再会した時。抱きしめても、手を繋いでも、何も感じられない。

 

 ……そんな再会、ちょっと寂しすぎるだろ。

 

 だから俺は、どうにかしてやれないかと考える訳です。今の所は何も進展してないんだけどね。

 

「よ~しよしよしよし」

「ふふん」

 

 ……こうして撫でてると、こんなに小さい子が8000年間も頑張って来たという事実の重みを感じる。隣で見続けたから、彼女の辛さは誰よりも知っている……と思う。

 

 会いたい人と再会できるかどうかも解らないというのに、ただひたむきに生き続けた。沢山の出会いがあった。沢山の別れもあった。

 

「……もっと強く撫でて」

「しょうが無いミムねぇ……」

 

 俺に何が出来ただろうか。隣に居ただけだ。イロハの代わりには当然なれなかったし、戦う事しか出来ない俺が、彼女のために何かを出来たことも少ない。結局の所、ただヤチヨの隣に居続けた独活の大木が、俺だった。

 

 それでも、俺が居た事でちょっぴりくらいはマシになったのだろうか、彼女の8000年は。もしそうだったら、これほど嬉しい事はない。

 

 でもまぁ、こんなよくある転生者(テンプレオリ主転生)をしているからには、もうちょっとくらいマシにしてあげたいな……と俺は思うワケ。

 

「……次は沢山、たっくさん褒めて」

「褒めて、ミムねぇ――」

「口調も普通にして」

「――毎日頑張ってて偉い! ツクヨミの管理人の仕事をしてて偉い! それに――」

 

 言われてしまっては仕方がないので、大人しく口調を戻す。ミムミム言ってない俺はただの陰キャになっちまう気がするが、お姫様からのご要望なので仕方がない。変に機嫌を損ねてお仕置きとか無茶振りとかは極力されたくないしな!

 

 確かに、今回に関しては”覚悟してきてる人”な俺ではあるが、それはそれとして嫌なモノは嫌なのだ。いくら大量の形だけ作った武器モデル死蔵してるからって、意味解らん納期で大量の武器を意味解らん仕様で実装要求されるのマジでキツいんだからな(死んだ目)。

 

「――8000年頑張って来て偉い。生きてて偉い。ヤチヨは偉いぞ~世界で俺の次にな~!」死に損ないの何が偉いと?

「ふふっ、そこは一番って言う所でしょ?」

「人の身でありながらそっちと仕事量が変わらない日がある俺の方が偉いに決まってる」

「そっちの無茶苦茶のせいで、こっちの仕事も増えてるんだが~?」

「奇遇だな、俺もそっちの無茶振りのせいで仕事が増えてるんだ」

 

 ヤチヨがケラケラと笑う。そういえば、最近はあまりこうして2人でゆっくり話す時間を取って無かった気もする。ツクヨミが発展してきた大事な時期、というのもあり2人とも忙しかったから。

 

「……彩葉も、ヤッチョのこと褒めてくれるかな?」

「……知らねぇよ、そんなこと」

「ちょっと~! そこは褒めてくれるって言う所じゃない!?」

 

 少しだけ考えて、出た言葉がこれだ。我ながら空気読めてねぇなとは思う。

 

 ブーブーと抗議の声がヤチヨから飛び出る。いやいやでもですよヤチヨさん? 「雰囲気(くうき)読んでよね~」と文句を言って来るがね。俺は思う訳ですよ。

 

「結局のところ、俺はイロハの事をお前伝いでしか聞いたこと無いからさ。お前が解らないことは、俺も解らないよ……つまりまぁ、ヤチヨの思うイロハは、お前のこと褒めてくれそうか?」

「そうだなぁ……多分、最初は怒るかな。でも、沢山褒めてくれると思う」

「なら俺も前言を撤回しよう。イロハはお前のこと褒めてくれるよ」

「そっか……そうだと、嬉しいなぁ」

 

 まぁ、もしもこれで褒めてくれない様だったら俺が一発ぶん殴って――いや、そんな仮定は要らないな。ヤチヨが褒めてくれるって思ってんなら、俺もそれを信じるのが筋ってもんだ。

 

 なんてたってヤチヨは俺の妹分で、俺はヤチヨの兄貴分なんだからな。

 

 グレンラガン方式だ、お前が信じるなら俺も信じよう。

 

「……それはそれとして、ヤッチョは万夜に思うところがあるのです」

「なんだ? 何でも言ってみ――」

 

 今の今までヤチヨを撫でていた手が掴まれる。指と指の隙間から、真黒な瞳がこちらを覗いている。深淵を覗く時、深淵もまた覗いているのだ(ニーチェ.1886)。

 

「最近、ヤチヨ以外の女の子と距離近くない?」

「そっ……んな事は無い、よぉ↑?」

 

 クッソ最近はヤチヨの湿度も落ち着いてると思って油断してた!! どうしてだよお前にはイロハが居るだろうが! どうしてこっちにも執着してくるんだよ!! 俺みたいな代替品はそろそろ捨て時ですわよ~~!?

 

「ファンの子達にキャーキャー言われて嬉しそうにしてるよね? ファンサも随分しっかりしてるみたいだし」

「俺のファンほぼ男だろうが!?」

「1割は女の子でしょ? アナリティクスこっちからも見れるんだからね?」

「くっそ管理者権限の濫用しやがって……!!」

 

 じぇらっとした視線が突き刺さる。おかしいなぁ、さっきVRだから痛みも無いって言ったはずなのに掴まれてる手がスゲェ痛い気がする! タシケテー!!

 

「ファン格差の無いファンサってのは良い事だと思うよ? でも男の子と同じノリで女の子にもファンサするのは、ダメだと思うなぁ~~?」

「……良いだろ別に! 俺だって男なんだからそりゃ女にチヤホヤされたら嬉し――」

「私が居るのに?」

「それとこれとは話が別だろ……!?」

 

 可愛い妹分と! 俺の事が大好きな女の子はちょっと別枠と言いますか!

 

 ちょっ、FUSHI助けてFUSHI! そんな置物みたいに見てないで俺を助け――

 

「へんっ! クソボケには良い薬だな!」

「FUSHI!?」

 

 Oh my emperor……俺に味方は居ないのか……!?

 

 苦し紛れにUIを開いても、相も変わらずログアウトは規制されている。ワンチャン内かとヤチヨを見ても、ただ深淵がこちらを覗き込む。

 

 やめてヨ! 俺その目のヤチヨ苦手なの! 初回のアレとか前世のアレで割とトラウマなの!!

 

 しかし、必死の抵抗虚しく掴まれた腕を軸にクルンっと投げられ、組み伏せられる。すっごい、もうすっごいデジャブです!! ヘルプミー!!

 

「帝様から助けてくれた時はちょっとキュンっとしたのに……その後投げてくるし。オタ公ちゃんみたいなナイスバディの若い子じゃないとダメですか。しわしわおばあちゃんのヤッチョには興味ありませんかそうですか……!」

「め、めんどくせ~~……!」

 

 と、軽く絶望していた所でヤチヨがコテンと俺の胸に倒れてく――っぶねぇ! 俺が支えてなかったらヤチヨが甲冑に頭ぶつけるとこだったぞ……!?

 

「ネムッテ! ネムッテ!」

「んぅ……ふわぁ~ぁ……ざ~んねん。お説教もしなきゃだったのに……すやぁ」

 

 FUSHIの言葉に合わせて、ヤチヨが欠伸を……あぁ、そうか。スリープの時間か、助かった。

 

 ヤチヨと何故かFUSHIも残念そうだが、スリープの時間が来てしまった以上はスリープしない訳にはいかない。一瞬にしてヤチヨは俺の上で眠り始め、FUSHIは「運の良い奴め!」と言ってどこかへと去っていく。いや、置いてかないでよ……。

 

「……とりあえず、寝かしておくかな」

 

 仕方が無しだ、起きるまでは布団になっててやろうかね。寝心地も悪いだろうし甲冑も脱いでやろう……筋肉しかないからどっちにしろ寝心地は悪いか。まぁ、マシにはなるだろの精神で。

 

 あ~もう、受験勉強もしなきゃならんってのに。すやすや寝やがってこんの我儘お姫様がよぉ……!

 

 彼女も可哀そうだ。貴様がいなければもっと幸せを得れたものを。

 

 

 


 

 

951:ネットミーム人間

……ってことがあったんだミムよ

 

952:名無しの転生人(てんせいんちゅ)

おう、死ねよクソボケ

 

953:名無しの転生人(てんせいんちゅ)

7000年付き添ってんのにちょっとなわけあるかよクソボケ

 

954:名無しの転生人(てんせいんちゅ)

Black onyXってゴリゴリ原作の中心にいるぞ? お前はもう原作から逃げられない

あとクソボケだから死ね

 

955:名無しの転生人(てんせいんちゅ)

どうしてこんなに自己肯定感低いんだコイツ……

 

956:名無しの転生人(てんせいんちゅ)

転生チート貰ってるのに現地人に負けるとかマジ??

それはそれとしてクソボケ死ねカス

 

957:ネットミーム人間

暴言が過ぎないミムか??

 

958:名無しの転生人(てんせいんちゅ)

妥当だろ……

 

959:名無しの転生人(てんせいんちゅ)

原作キャラにガッツリ関わるわクソボケるわでもう死んでくれ

いやまぁ死んでるんだけどさ一回

 

960:名無しの転生人(てんせいんちゅ)

そうだわこいつ一回死んでるやん

やっぱ死ぬな、ヤチヨを幸せにしろ

 

961:ネットミーム人間

お前らに言われなくても幸せにするミム

 

962:名無しの転生人(てんせいんちゅ)

本当か? お前も一緒にハッピーエンドに行かなきゃだからな??

 

963:名無しの転生人(てんせいんちゅ)

ま、まぁ超無理限界ギリで自己肯定感死んでたいろPもヤチヨ(かぐや)セラピーで何とかなってたし!

こいつもどうせ原作に関わる以上はセラピー受ける羽目になるだろうし!!

 

964:名無しの転生人(てんせいんちゅ)

てかヤチヨがこのクソボケの事原作に関わらせに行くの意外だよな

輪廻を壊すのを恐れてるイメージがあったんだが……

 

965:名無しの転生人(てんせいんちゅ)

この感じ見れば分かるだろ。十中八九こいつは輪廻に関わってるよ

だからヤチヨはその輪廻を守るために動いてるんだろ

 

966:ネットミーム人間

いいや! ミムは原作には関わらないミムよ!

少なくとも必要以上には!!

 

967:名無しの転生人(てんせいんちゅ)

お前もう無理だよ

 

968:名無しの転生人(てんせいんちゅ)

チョロミムがヤチヨに勝てる訳無い

 

969:名無しの転生人(てんせいんちゅ)

どうせおねだりされたら一発です

 

970:名無しの転生人(てんせいんちゅ)

フィジカル最強の癖にチョロすぎて心配になる

 

971:名無しの転生人(てんせいんちゅ)

ヤチヨがお願いしたらギリギリNTRれそう

 

972:ネットミーム人間

NTRもクソもミムは2万年間家族無し彼女無しだミムよ!!

リア充爆発! くたばれ!!

 

973:名無しの転生人(てんせいんちゅ)

おおう……

 

974:名無しの転生人(てんせいんちゅ)

こいつも大概クソな人生送ってんな……

 

975:名無しの転生人(てんせいんちゅ)

少なくとも1万年は前線兵してた人間だ、面構えが違う

 

976:名無しの転生人(てんせいんちゅ)

1万年前線兵ってすげぇよな、どうして指揮官にならなかったんだ?

 

977:ネットミーム人間

ミムは普通に馬鹿だからなれなかったんだミム

だからヤチヨに言われた高校に行くために死ぬ気で受験勉強してるミム

微分!積分!二次関数! 微分!積分!二次関数! 俺は!やれば!出来る子だ! 俺は!やれば!出来る子だーーー!!! 俺はやればあああああッ 出来る子なんですううううう!!!!

 

978:名無しの転生人(てんせいんちゅ)

うわぁ!? 急に狂うな!!

 

979:名無しの転生人(てんせいんちゅ)

まぁ、いろPの居る高校かなり頭良さそうだもんな

ネットミーム擦る事しか出来ないミーム野郎には厳しかろう

 

980:ネットミーム人間

おかしい……行くにしても名前書けば受かるレベルのFラン大学にしようって思ってたのに……

 

981:名無しの転生人(てんせいんちゅ)

お前はもう終わりです

 

982:名無しの転生人(てんせいんちゅ)

がんばれスレ主、ヤチヨの為や

 

983:ネットミーム人間

ミムミムがんばりゅ!!

 

……それはそれとして今気付いたんだがBlack onyXって原作に関わってんの?

 

984:名無しの転生人(てんせいんちゅ)

原作に関わってるどころかゴリゴリメインメンツって言っても良いレベル

 

985:名無しの転生人(てんせいんちゅ)

そもそも帝がいろPのお兄ちゃんだしな

 

986:名無しの転生人(てんせいんちゅ)

百合に挟まるようで挟まらなかった全力で鬼いちゃんを遂行する超人だぞ

 

987:ネットミーム人間

マジ? 兄妹そろって超人って遺伝子ヤバくね?

 

988:名無しの転生人(てんせいんちゅ)

まぁ、母親がバケモンだし……

 

989:名無しの転生人(てんせいんちゅ)

色々とアレだけど間違いなく優秀な母親だからなぁ……

 

990:名無しの転生人(てんせいんちゅ)

タレ目好きといい有能さと言い遺伝子が濃い

 

991:ネットミーム人間

あ~……なるほどタレ目好き、だからミムか

 

992:名無しの転生人(てんせいんちゅ)

何かに納得するな一人で、なんだよ

 

993:名無しの転生人(てんせいんちゅ)

スレも残り少ないんだから吐け!

 

994:ネットミーム人間

いや、ヤチヨが俺にもうちょっとタレ目になれない? って言ってきた理由がなんとなく解ったミムなって

終わりだ……(サスケ)

 

995:名無しの転生人(てんせいんちゅ)

草

 

996:名無しの転生人(てんせいんちゅ)

ヤチヨがスレ主も挟んでめでたししようとしてる……

>>1000ならスレ主は原作に関わる

 

997:名無しの転生人(てんせいんちゅ)

>>1000ならこいつらEx-Otogibanashiするんだ!!

 

998:名無しの転生人(てんせいんちゅ)

8000年も頑張れる子が1番だけじゃ満足する訳もないんだよなぁ

クッソ羨ましいぞスレ主!!

>>1000ならスレ主は爆発する

 

999:

>>1000でなくてもスレ主はやり遂げる

 

1000:名無しの転生人(てんせいんちゅ)

>>1000なら我儘怪獣ヤチヨにミムトラマンは勝てない

 




月見万夜:自己肯定感はそこまで高くない。男女関係なく距離感の近いファンサをしているので色々とヤバい。そこまでタレ目ではないが、表情によってはっぽく見える。頭はそこまで良くないので、フィジカルにモノを言わせた長時間勉強法で受験勉強頑張ってる。

月見ヤチヨ:全てを自分のものにしようとしている我儘お姫様。それはそれとして変わってしまった自分を彩葉が受け入れてくれるかはずっと不安に思っている。万夜の事を彩葉並みの完璧超人だと思っている節がある。
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