遊戯王DMT―転生したら城之内だった件―   作:Laginera

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第20話「究極の一撃」

遊戯と海馬の宿命のデュエル。

最高攻撃力の〈青眼の究極竜〉を召喚した海馬は〈守備封じ〉で〈岩石の巨兵〉を攻撃表示にし、遊戯にとどめの一撃を与えた。

 

「ふははははは! 遂にオレは遊戯を倒した…! オレは遊戯を超えたのだ!!」

「そんな…遊戯!」

「くくく…城之内では相手にならんだろうが、ペガサスを倒しオレは最強のデュエリストになるのだ!!」

 

海馬は勝利を確信して高笑いをあげる。しかし…

 

「海馬…。まだデュエルは終わっちゃいないぜ!」

「何!?」

「オレは手札から〈クリボー〉の特殊能力を発動した! このカードはオレが戦闘ダメージを受ける時、手札から捨てる事でその戦闘ダメージを0にする!」

「バカな…! 〈究極竜〉の一撃をかわしたというのか!?」

「海馬。デュエルはモンスターの攻撃力だけじゃ決まらないぜ!」

「おのれ遊戯! だが次のターンには決着を着けてやる! ターンエンド!!」

 

海馬瀬人 LP:1160

手札:4

デッキ:22

墓地:14

除外:0

融合デッキ:0

 

モンスターゾーン:

〈青眼の究極竜〉 攻撃力4500

 

 

「遊戯…! 流石だわ!」

「何とか〈究極竜〉の攻撃をかわしたけど…。遊戯の不利には変わりないわ」

「いや、大丈夫だ。今の遊戯は負けやしない」

 

城之内は遊戯が絶対に勝つという確信があった。

 

(海馬が〈究極竜〉を召喚した。それは海馬の原作での負けフラグだ!)

 

「オレのターン! ドロー! いでよ、〈ブラック・マジシャン〉!!」

 

〈ブラック・マジシャン〉☆7 攻撃力2500 守備力2100

 

「ここで〈ブラック・マジシャン〉を召喚して何になる!? 〈ブラック・マジシャン〉では〈究極竜〉に傷1つ付けられぬわ!!」

「誰が〈究極竜〉に攻撃すると言った?」

「何? …遊戯貴様!」

「バトルだ! 海馬の右端の手札を攻撃するぜ!」

 

〈究極竜〉は倒せなくても海馬の手札にあるモンスターカードに攻撃すればライフを削ることが出来ると考えた遊戯は〈ブラック・マジシャン〉でバトルを仕掛ける。

 

「罠カード〈攻撃の無力化〉! 〈ブラック・マジシャン〉の攻撃はこれで無効になる!!」

「そう簡単にはいかないか。オレはこれでターンエンドだ!」

 

武藤遊戯 LP:1200 

手札:4

デッキ:26

墓地:9

除外:0

融合デッキ:1

 

モンスターゾーン:

〈ブラック・マジシャン〉攻撃力2500 

 

「オレのターン、ドロー! 攻撃表示で出したことを後悔してくれる! 〈究極竜〉で〈ブラック・マジシャン〉を攻撃! アルティメット・バースト!!」

「焦るなよ海馬。罠カード〈六芒星の呪縛〉を発動! 〈究極竜〉の攻撃を封じ、攻撃を700ダウンさせる!」

 

〈青眼の究極竜〉攻撃力4500-700=3800

 

「くっ…! オレはこれでターンエンドだ!」

 

海馬瀬人 LP:1160

手札:5

デッキ:20

墓地:15

除外:0

融合デッキ:0

 

モンスターゾーン:

〈青眼の究極竜〉 攻撃力3800

 

 

「オレのターン、ドロー! 〈ブラック・マジシャン〉を守備表示にしターンエンド!」

 

武藤遊戯 LP:1200 

手札:5

デッキ:26

墓地:9

除外:0

融合デッキ:1

 

モンスターゾーン:

〈ブラック・マジシャン〉守備力2100 

 

「オレのターン、ドロー! 魔法カード〈罠はずし〉! このカードは表側表示の罠カードを破壊する! よって〈六芒星の呪縛〉を破壊!」

「くっ…!」

「更に魔法カード〈死者蘇生〉! サブカードに〈青眼の白龍〉を復活! 〈ブラック・マジシャン〉もろとも貴様のライフを0にしてくれる! 行けブルーアイズ! 〈ブラック・マジシャン〉に引導を渡せ!」

 

〈青眼の白龍〉が〈ブラック・マジシャン〉に攻撃を放つ。

 

「海馬、どれほど力を束ねてもその力は脆い! 罠カード〈聖なるバリアーミラーフォース―〉発動!!」

「何!?」

 

〈青眼の白龍〉の攻撃がバリアに跳ね返され、海馬の〈青眼の白龍〉と〈究極竜〉を破壊した。

 

「オ.オレの最強のモンスター達が全滅…!」

「このカードは相手モンスターの攻撃宣言時に発動し、相手の攻撃表示モンスターを全滅させる。よって〈青眼の白龍〉と〈究極竜〉は破壊された」

「バカな…! …オレは〈ミノタウルス〉を守備表示で召喚…」

 

〈ミノタウルス〉☆4 攻撃力1700 守備力1000

 

(勝負は決まったようデース。〈究極竜〉が消滅した時、海馬ボーイの戦意が完全に無くなりました。ですがデュエリストとしての最後のプライドがサレンダーを許さないようデース。遊戯ボーイ、彼に引導を渡すのデース)

 

ペガサスは千年眼で海馬の心を見て勝負の行方を見た。

 

海馬瀬人 LP:1160

手札:4

デッキ:19

墓地:18

除外:0

融合デッキ:0

 

モンスターゾーン:

〈ミノタウルス〉守備力1000 

 

 

「オレのターン、ドロー! これが最後のターンだ海馬! 魔法カード〈死者蘇生〉! 海馬の墓地より〈青眼の究極竜〉をオレのサブカードに復活させる!」

「ぐ…〈究極竜〉…!」

 

自身の最大の切り札が敵となり、海馬は屈辱に震える。

 

「〈ブラック・マジシャン〉を攻撃表示に変更! バトルフェイズ、〈ブラック・マジシャン〉で〈ミノタウルス〉を攻撃!」

「くっ!」

「そしてこれで終わりだ! 〈青眼の究極竜〉で海馬の手札を攻撃! アルティメット・バースト!!」

 

〈究極竜〉は海馬の手札にある〈ランプの魔精・ラ・ジーン〉を撃ち抜き、とどめをさした。

 

「バカな‥‥っ!」

 

海馬:LP:1160-(4500-1800)=0

 

「勝者、武藤遊戯!!」

 

「海馬。究極の力はそれ自体が弱点になりうる。力に頼る事に拘るのをやめるんだな」

「くっ…!!」

 

「やったー! 遊戯の勝ちよ!!」

「ふふ…流石ね」

「ああ…!」

 

決闘王国準決勝が終わり、ついに決勝戦が始まろうとしていた。

 

 




究極竜は海馬に敗北を与え、遊戯に勝利を与える。
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